2009年01月18日
空気読めないかぁ~お隣のマナブくんのブログ良かったですね。デトロイトのKY合戦の話題ですが。
「KY」空気読めない、漢字読めない。オレの事務所ではカズオ読めないなどとも言われてますが、そう言えば事務所のビル名もKYビル!(ホント)
今回のまなブログ、考えさせられます。日本メーカーは空気は読んだのだけど、つぎの行動が間違ったのかも。ドイツはアメリカの応援団にまわりましたよね。でも、90年代に日本メーカーは徹底的に貿易摩擦でバッシングされたことがありました。無理矢理GMのキャバリエを国内で売らされたり、、、。その時のことがトラウマとなったのかも。
でも、大切なことは自分が信じる道を歩むことなもね。時には軌道修正も必要ですが。日本メーカはそろそろ「同質性」であるべきという生き方を変えることが大切かも。みんなで同じ橋を渡るから、今回の問題では日本のビッグ3はみんな同じ運命を辿ってしまいました。
スズキ自動車くらいですね。独自の生き方をしているのは。スバルや三菱自動車こそ企業規模が小さいことを武器にして欲しいのです。みんなトヨタを見てましたから。
私達メデイアもステレオタイプではなくみんな独自の生き方をするべきかもしれません。
Posted at 2009/01/19 09:57:11 |
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持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月16日
二日前に自分も利用していたアメリカのニューヨークでラガーディアを離陸した国内線の旅客機がハドソン川に墜落したみたいですね。ものすごく寒いので、救助も大変ですが多くの人が助かるとよいのですが。146の乗客と5人の乗員の無事を祈りたいと思います。原因は鳥の群れ?
さて、デトロイト通信ですが、今回はスバルが発表したレガシィデザインコンセプトです。口の悪いアメリカ人は「This design is Hotchpotch」と言ってました。「Hotch」はホチキスのホチですから、ごった混ぜという意味みたいです。
オーバーフェンダーはメルセデスSクラス、フロントマスクはシングルフレーム風なのでアウディから、と色々なエッセンスが混ざっているという意味です。
でも、私は今回のデザインはスバルとしては珍しく戦略的にショーデビューさせたと思いました。スバルのアメリカで・ビジネスを考えると4月のNYショーで本物が登場すると予測できますが、あえて本物デザインとは異なるフェイクを出したと思うのです。
ところで、今年の東部北部は雪が多く、スバルのアウトバックが売れているそうです。割安感のあるスバルは不景気に強い商品かもしれません。奇をてらうことなく質実剛健な機能主義というのがいままでのスバルでしたからね。ま、スバルにデザインを期待することは難しいと思ってますが、今年フルモデルチェンジする次期型レガシィに期待できそうです。
Posted at 2009/01/16 06:33:07 |
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2009年01月15日
さむ~いデトロイトからようやく帰宅しました。デトロイトやニューヨークなど東部の寒さは凄かったです。でも、住宅のサブプライムローンが破綻したことでもっと寒い冬を過ごしている人もいるみたいです。
小沢君のブログにも書かれてましたが、いたるところで事故が目立ってました。日本のスタッドレスやドイツや北欧で使われるウインタータイヤを履かずにせいぜいオールシーズンタイヤで頑張るからです。でも路面はツルツル。ちょっと前なら行政が除雪に責任を持ち、交通の安全を確保してました。実際に通勤が始まるまでには幹線道路は雪がなくなるのですが、最近は財源がなく除雪業者を雇えないそうです。
デトロイトメトロポリタン空港ではどうでしょうか?離陸する直前に洗車場のようなところまでタクシングして行き、高圧噴射でデアイシングします。これで安心して離陸できるのですが、まさかコストダウンしてないでしょうねとちょっと不安でした。デトロイトは雪に強い空港ですがシカゴはなぜか雪い弱いとアメリカ人が言ってました。
このように自動車メーカーが経営危機になると地方都市の行政も税収がなくなるので色々な問題がでてきます。帰りの飛行機で読んだNYタイムスに驚くべき記事が一面で報道されてました。アメリカの財源もないのでキューバのグアンタナモ湾(Guantanamo)にあるテロ専門の刑務所が一年以内に廃止されるようです。オバマさんは大統領になると、その法案にサインしなければならないのです。ここには911事件以降に逮捕した数百名の容疑者が収容されているそうです。
そこでアメリカ政府は同盟国に「何人か引き受けて~」と頼んでいるそうです。でも、財源だけではなく人権問題もからんでいるようですね。日本の外務省も言われているのでしょうか?もう一つの記事はブッシュが静かに去るのですが「失敗したこともある」と言い残しているそうです。
100年に一回という経済危機は国際的な政治情勢にも深く影響しているのですが、アメリカで自動車を売って利益を得ていた背景には「平和」という文字が隠されていたのですね。この平和を維持するコストがどのくらいかかるのか私はあまりにも無知でした。
よく、経済アナリストが「デカップリングすればよい」と述べてますが、アメリカとの関係を断ち切ることはどの国も難しいでしょう。デトロイトで会ったマツダのW林さんの言葉で気がつきました。「マツダはフォードのファイナンスを使ってないので、アメリカでは安い金利でローンが組めます。でも、GMAC(GM系の金融機関)が破綻すると聞いたときは恐れました。というのは、マツダ欧州のディーラー/ファイナンスはユーザーのローンはGMACを使っていたからです」
日本の平和と繁栄とエネルギーは日本だけでは確保できないのです。自動車部品もファイナンスも政治も秩序を維持するにはコストと人的なリソースがかかるのです。自動車の場合は、有事を考えるなら、日本の環境技術を世界中のメーカーに公開するようなことも考えるべきかもしれません。GMがダミー人形の技術を公開したように。
宇宙船地球号が危機に瀕していると思うのです。つまり地球上の国がみんな同じ運命にあるのです。気候変動も経済危機も政治不安も、世界はデカップリングができないので、みんなで協力することを考えたいと思いました。
リーダーがいません、リーダーが!
Posted at 2009/01/15 01:59:49 |
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2009年01月14日
デトロイトショーで囁かれていたことがいよいよ現実のものになりそうです。今年の東京モーターショーがキャンセルされるかもしれないのです。日本自動車工業会の青木会長は現在見送るかどうか検討中とのこと。どうなるのでしょうか?
しかし、二年前からフィアットやアストンは東京モーターショーに参加していなかったのです。アジアパシフィックという地域で見ると、日本市場は美味しくないようです。ですからこ今年開催しても多くの海外メーカーが参加しないかもしれないのです。そう言えばデトロイトでは日産、三菱、スズキがいませんでしたね。その代わりに中国のメーカーが二社、韓国はキアとヒュンダイが参加してました。
いままでさんざんアメリカで利益を出してきた日本メーカーが、デトロイトが病んでいるときに、社長不在、メッセージ不在では日本の存在感が示せないのです。いまこそ、世界の自動車産業がいったいとなって、新しいクルマ社会を作り上げる、という強い意志を示すべきではないのでしょうか?日本が環境技術でリードしているなら、なおさら、この危機を乗り越え、新しい時代を作ると宣言してほしかったのです。
もし、東京モーターショーもキャンセルしたら、日本メーカーはどこで、どんなコミュニケーションをするのでしょうか?日本は世界から忘れられてしまうかもしれない、と私は危機感を覚えてます。
派手にお金をかけることは控えてもいいけど、こういう時期だからこそ、ビジョンを示すチャンスではないでしょうか?危機意識を高めることは賛成ですが、行動は前向きに明るく行きたいのですが。
時期T社の社長からも自工会に進言してもらいたいと思います
Posted at 2009/01/14 00:29:59 |
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2009年01月13日
つづき~
6)メルセデスとGMは独自技術でリチウムイオンバッテリーの開発と生産を行うと発表してました。
7)三代目プリウスのチーフエンジニアの大塚さんはリチウムだけが次世代のバッテリーではないと述べてました。要は色々なタイプのバッテリーを巧く使い分かることが重要だとのこと。小さなクルマには容積密度が高いリチウムは都合がよいのですが、ニッケル水素もまだ進化するし、その特性に見合った使い方を考えるべきだそうです。
8)アメリカメーカーからは「Range Extender」というコンセプトのハイブリッドがたくさん登場してます。広義ではハイブリッドですが、プリウスとは異なり、ICE(内燃機)を発電機として使うというもの。つまり電気自動車の種族に属すると言われてます。ICEを燃料電池スタックと置き換えると、燃料電池車となるわけです。
つまりEVとハイブリッドと燃料電池車が一つのアーキテクチャーで繋がります。
Posted at 2009/01/13 17:16:34 |
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