2009年01月05日
しまちゃんのブログに書かれてましたが、みんなが新しい自動車の価値に前向きであることが分かって安堵したことがありました。これからの自動車はピストンがなくても愉しさが得られるはずと信じていたからです。
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路面に穴があくほど集中して走行ラインを見つめてイメージする。
0.1~1秒後の自分のクルマがトレースするラインをみつめる。縁石の外側が例え断崖絶壁の崖であってもラインを強くみつめることで恐怖はなくなる。
耳も重要な武器だ。様々な機械の調子を聞き取ることができる。まるでピアノの調律師のごとく、クルマが奏でる音階に耳を澄ませる。ボディ剛性も風切り音の変化で聞くことができる。凹凸路面を走行すると、ドアの風切り音が大きくなると。BMWやポルシェはボディが捩れないから音が変わらない。
自分の尻はリヤタイヤのヨーイングのダンピングを監視するセンサーだ。お尻がぴくぴくしたら安定性は怪しい。お尻はシートの善し悪しも、サスの僅かなストローク変化も、タイヤの変形も見逃さない。
さらに首のセンサーで減速Gを感じ、男しかない下半身の重り(玉)で加速Gを感じる。←オレの特技(スタッドレスタイヤのテストで鍛えた感性です)
Gメーターで測ったことがあるが0.03Gの加速減速度の変化を感じ取ることができる。
つまり全身をセンサーにしてクルマと向き合うと、自分の体のセンサーが目を覚まし、ほんと、どんなクルマでも愉しくなるのです。ドライビングとはクルマとの対話によって成し遂げることができる自己身体の開発なのですね。だからエコドライブも突き詰めると愉しいのですよね。
しまちゃんやマナブくんたちの若手がそのことに気がついていることは大変喜ばしいことなのです。エンスーな電気自動車や燃料電池車が登場する日は遠くないと思いました。
Posted at 2009/01/06 18:42:53 |
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走り系 | 日記