
先週のドイツ・バイザッハで同乗試乗してきたポルシェ・パラメーラはどんなスーパーサルーンだったのでしょうか。技術プレゼンを聞いて驚いたのは、とてつもなく先進的な開発が行われてました。文字通り妥協のダの字もありません。
とくにボディ技術には脱帽です。アルミ・スティール(四種類)・マグネシウム・樹脂と適材適所に色々な素材を使っているのです。フロントスカットルから前方はほぼアルミボディと言えるものでした。
重心点から遠くなるほど(上下前後左右~六軸方向)軽い素材を使ってます。ですから静的な重量配分ではフロント52%(パラメーラS4)リヤ48%。でも、動的な重量である感性モーメントはとても小さいそうです。しつこくして聞き出した重心点の高さは470mm。ホイールベースが2920mmですから重心点が規定できました。
トレッドは驚くほど広くF1658、R1662。サスのロールセンターをイラストから想像すると重心に近そうです。
自然吸気のV8をつむパラメーラSの重要が1770Kg(DIN)すでから、軽さも凄いですね。もちろんボディ剛性は宇宙一でしょう。ギアボックはMTとPDK。4月20の上海ショーでワールドプレミアム。早ければ9月ごろに国内でも市販されるかもね。
PDKの勢いは止まりそうもありません。911ターボもGT3/2もPDKになりそうな気配を感じました。
Posted at 2009/03/24 08:22:28 |
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自動車技術 | 日記