2009年06月11日
一日たっぷりとローマのBSテストコースで第三世代のランフラットタイヤを試乗しました。もちろんタイヤはマイルドになったのですが、ただ柔らかければ良いという単純なものではないと、改めてタイヤとシャシーの神秘的な関係に驚きました。
BMW5シリーズを使って走ったのですが、新技術のランフラット・タイヤの堅さを示す縦バネ常数はノーマル比で+5~8%くらいまで進化したのですが第二世代では+15~20%)、フィーリングでは「堅い・柔らかい」論ではなく、新しいタイヤのほうがソリッド感があり、軽快で、動きにコクがでたと感じたのです。詳しくは、だいぶ先になりますが、7/26売りのNAVIでレポートします。タイヤって摩訶不思議ですね。
最終便でローマからロンドンへ。むかしレオナルド・ダビンチ空港でタクシー強盗に遭い、シャッツがビリビリに裂けるほどの格闘をしたことを思いだしました。ちかくにいたポリスに助けらられたのですが。
でも、このあたりは不穏な空気が流れてますね。さて、飛行機なら2.5時間くらでロンドンにいける距離ですが、ローマ軍は何日もかけてイギリスまで攻め昇ってきたのですね。そんな大昔のローマ人のことを考えながら、ヒースロー空港に着きました。
いつになく誰もいない空港はもの悲しいですが、第5ターミナルに隣接して作られたモダンで機能的でちょっと高級なホテルにたどり着くと、そこには酔っぱらってクルマ談義で盛り上がるジャガーカーズのスタッフが私を出迎えてくれました。チーフデザイナーのイワン・カラムが好みのホテルだとか。Sコンジュさんも、すでにアルコールで出来上がっていました。
Posted at 2009/06/11 16:28:44 |
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