2010年05月29日
日本からパリ経由で合計のフライト時間は約24時間。ドアトゥドアで36時間かけてリオに来た。ここで行われる環境イベントは今年で10年目となるミシュランのチャレンジビバンダムだ。世界中の国のジャーナリストが集まり審査する。まずは簡単にブリーフィングして夕食。ブラジルはご存じバイオマスの国。ほとんどのクルマがフレックスフュエールを使うのは、ガソリンよりも1ブラジルドル安いからだ。おまけにCO2は36.5g/kWhとエコフレンドリー。
しかし、交通状況は最近訪れたどの国よりも悪く朝6時から市内は大渋滞。これでは環境に優しいクルマも台無しかな。ところで自動車で使われる燃料の22%がエタノール。サトウキビやトウモロコシなどから簡単に作れるが、最近は食料問題を加速させるので食べれないバイオを使うようにと政府は指導している。このエタノールをアメリカ本土に輸出するとCO2は94g/kWhと多くなるからあまり意味がない。経済性とCO2が混在する。やはりバイオは地産地消で使うのが良いみたい。
Posted at 2010/05/29 10:44:36 |
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持続可能なモビリティ | 日記