アンマッチのブログ一覧

　オイルストレーナーの交換をする為に

　オイルパンを外しました。








　オイルパン内側は

　塗装がハガレまくり状態。
 

　塗装を剥離してみましたが、 





　外側は勿論の事、内側も錆があります。






　ワイヤーブラシ等を使って

　錆を落としました。 
 




　そしてクロメート処理をお願いしました。


　さて、

　早速エンジンに組み付けます。
 




　・・・と、何気にアンダー・クランクケースを

　見上げてみる・・・

　なんと冷却水が漏っているのを

　発見してしまいました！！？？
 

位置的には４番シリンダーの下です。
見なかった事にして組んでしまおうと考えたのですが･･･
やはり、、、一度見てしまうと気になってしまいます。





　マイクロスコープで

　下側から覗き見してみました。





 



　ピンボケですがピストンの裏側が見えます。

　あちこち覗き込んでいると、、、、














　漏れを見つけ?てしまいました。。。











　ココに間違いないようです。





合　掌


修理する為には･･･エンジンのオーバーホールが必要になります。

旧車であるS600のエンジン分解･･･自分には･･･やれる自信がありません。。。

ショップにお願いしようか？このまま見なかったふりをして乗り続けるか？？

正直・・・悩みました。。。



がっ！？



　自分自身に鞭打って

　お盆休みの連休中に出勤?(笑)

　
　休み中にエンジンだけは降ろしておこうかと。。。




 


　初めてのASエンジン分解作業･･･

　緊張しまくりで始めました。





 


　あちこちの部品を壊さないように

　すんなり分解できるだろうか？

　そんなに甘くは無いと思われます。。。


　いきなりインマニが外れなくて嫌になり・・・

　シリンダーヘッドを分離するのも･･･

　泣きたくなりました。  
 




どれだけ？鉄ハンマーで叩きたくなっちゃった事かっ！

プラハンでコンコンは自分の性格だと･･･苦痛でしたね。





　ピストンを･･･抜く時に緊張してるようじゃ、

　挿入する時はどうなる事やら？？？






　次にアッパークランクケースから
　スリーブを抜きます。

　ココ にボルトを締めこんでいけば
　スムーズに抜けるようです。

　自分的にはカタクテ抜くのに苦労しました。






　それはそうと・・・ある筈のその穴が

　一番シリンダーには無い？


　んん～～悩んでいても仕方が無いので、

　クランクケースを叩きながら抜きました（汗） 
 







　何故に無かったのだろうか？


　再販品のスリーブなのか？？


　穴開けるのを忘れたの？（苦笑）













　スリーブはロング・タイプで、

　横に溝も付いてました。


　以前オーバーホールされた時に

　スリーブは入れ替えてあるのでしょうね?




 


　４個並びまして･･･一安心?(笑)








　Ｏリングはボロボロになってました。


　液体パッキンも塗ってありましたね。





この場所から冷却水が漏れる事は珍しいようなんですが・・・ 


　



　アッパークランクケース内側はこんな感じ。








　取り合えず、内径を・・・

　歪みは

　問題のないレベル？のようにも思えます。






　勿論、表面には多少なりとも?傷はあります。


　結果、自分の予想とは反して・・・

　スリーブの寸法は
　
スタンダード・サイズでした。



正真正銘の 排気量６０６ｃｃ でありました(笑)

年式からいって、当然オーバーサイズが組んであるのでは？と予想してましたが。。。




　エスロクのピストンリングの厚みは・・・
　たしか１．５mm弱？

　それにしても、ぶ厚く見えますね。


　ピストンがそれだけ小さい!?とも言えますが(笑) 
 








　φ５４．５mmですもんネ


　傷のレベルの判断が自分だと難しいです。


　









　ピストンの内側･･･

　比較的キレイな状態なのかな？








 


　　勿論、

　　ピストンの頭にはカーボンが付着してます。



　むぅ･･･TOPリング。。。。。







 


　軽くお掃除しただけで

　Ｉ Ｎ の文字 が確認出来るようになりました。

　と言いましても･･･

　この純正ピストンは再使用しません。







　シリンダーヘッドを外す前に

　バルブクリアランスは測定しておきました。


　標準値って０．１８～０．２２？




　冷間時測定・・・

　多いとこでも ０．１２

　少ないとこでは ０．０３ でした。。。

　これだと？？？？？です。








　こちらは燃焼室側。






　前回ヘッドの作業をされた方は
　外すのに苦労されたようですね。

　あちこち･･･
　コジった痕と叩いた痕が物語ってます。。。 

　できれば真ん中の部分は
　叩いて欲しくなかったような気が(汗)




　ヘッド・インマニ接合部を見てみると・・・ 

　むぅ･･･

　穴が液体パッキンでふさがってる？？




　インマニ側には

　左右に広がる通路がありますが・・・

　ふさいじゃっても問題ないのか？ 






この状態だと、ブリーザーホースを繋げていても意味が無かったです（苦笑）


　ウォーターチョクプレートは
　
　穴の開いていない再販品が付いて・・・

　と言うか、

　中でバラバラになってました。



取り合えず･･･

見た目重視･･･

エンジンを綺麗にする！事をメインに考え、

お掃除する事にします(笑)