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アンマッチのブログ一覧

2006年09月18日 イイね!

エンジン 清 掃



 ヘッド面をオイルストーンで軽くならし、

 歪の点検。



 読み取りたくないクリアランス値・・・。 




 お次は









 燃焼室をグツグツ煮込んで


 美味しい煮物でも作ろうか?w




 なわけなく・・・




 

 バルブを抜く前に

 バルブの密着度を見る為に

 エアーガンで吹いてみる。


 この勢いは???・・・ありえない。。。






いよいよシリンダーヘッドのお掃除を始めます。

かなり大変そう・・・・

綺麗にするのは厳しいような気がする・・・・

始める前から諦めモード突入です。。。




 燃焼室の汚れ。


 カーボンがそれなりに?溜まってます。 


 バルブに付着したカーボンは硬いっ!





 インレットバルブ

 右がお掃除したバルブ。



 エキゾーストバルブ

 汚れの厚みがわかりますね。







 でもってお掃除!












 地道に1 気 筒 ずつ(笑)







 


 黙々と4気筒分・・・。


 燃焼室も取り合えず?お掃除しときましたが、

 内燃機屋さんでバルブシート・カットした後に
 
 燃焼室容積も測ってみようか?


 と言うより・・・減ってしまっていて・・・

 シートカットは無理かも?







 お次に・・・

 ポート のお掃除。



 大変そうです。。。

 






 頑固な汚れのエキゾーストポート。
 
 取り合えず?汚れは落としました。


 お掃除してみたら・・・・







 バルブシートの段差が

 気になってきてしまった。


 でも、出口方向だし・・・

 気にしない?



でも、気になる(笑)

リューターにて少しだけ角を落としておきました。

ポートの肌も、、、もうちょっとだけ綺麗にしたいなぁ・・・

と、スケベ根性が。。。




 指先で耐水ペーパーを押さえながら
 
 シコシコ指を穴に挿入して ピストン運動!


 この動きを勘違いしそうな

 エロおやじな自分(爆)







 滑り止め対策として指サックも使用。

 避妊具ではありません










 軽く綺麗にしておきました。


 排気量が600ccですからね・・・

 トルクが無くなっても困ります(汗)




ヘッドのお掃除はワイヤーブラシやスチールウールを使い、

全て手作業であります。

ある意味?細かいところも確認できますね。




 あっ!?!?

 ヘッドに ヒ ビを発見!?
 

 しかも赤い点線の箇所が

 浮き上がってます凸




それとも低い箇所が陥没してしまっているのか??

わからん・・・ですが、正常ではないですよね。。。

いつからこのような状態に???




 製造時・・・

 アルミプラグを打ち込んだ時だろうか??


 斜めに挿入されて、

 それでヒビが入ってしまったのか??






ここはオイルラインなんですが・・・厚めなOリングが入るけど・・・

オイルがリークしないか心配です。。。




 ちなみに場所は

 I N 側 1番 カムホルダーです。

 どうしよ・・・・。

 でも、

 自分にはどーする事も出来ないので、

 このまま組んじゃいます(爆)




 お掃除を終わらせ、

 内燃機屋さんでヘッド面研。

 歪みをとる程度です。





さて・・・・

お次はクランクケース関係のお掃除。

ひたすらスチールウールで磨きこみます。







 先ずは

 アッパークランクケース。













 砂型のケースなので

 肌の凸凹を削り落とさないように

 優しく?磨きこみます。





 


 地道な作業です。。。はい。 






 


 続きまして

 アンダークランクケース









 黙々とやるしかありません。 





 

 アルミ肌って

 磨くとそれなりに綺麗になるので、

 やりがいはあります(笑)




冷却通路も・・・

丸棒ヤスリやら何やら使い、、、

高圧スチーム洗浄機でも洗い流しました。




 この水穴はかなり詰まってました。

 特に1番シリンダーなんて、

 この状態で冷却水は流れてたの??

 って感じでした。





そーとーな錆というか泥というか、、、かなりの塊が出てきました。

自分自身で納得できる状態まで、冷却水通路のお掃除はやりましたが・・・

念の為?穴に マイクロスコープを挿入して覗いてみました。 

む む ?? 嫌な予感、、、何か見える、、、まだ少し、、、あるのかも???

覗いてしまったら、またまた気になってきまして・・・
 



 

 このシーリング・プラグを外してみました。








ガ━━ Σ(゚д゚lll)━━━ン!!!!!








  な゛ に゛ コ レ ?








 たしかに冷却水が流れてきて
 行き止まりの箇所ですが、
 ここまで溜まっちゃうものなのか?

 いやいや、
 自分のエンジンが重症ってこと?






 取り合えず、またまたお掃除です。


 しっかし、、、

 冷却水路の壁はボロボロですね。。。

 やはり1番シリンダー側がヒドイです。






お掃除して取り除いた異物も・・・・






 こ  ん  な  に


 出てきましたよ。。。



 これっていったい何?

 錆なの?泥?砂?

 んん~~わからん、、、

 何れにしても怖いな・・・。



取り合えず・・・胆石?は取り除きましたんで、

冷却水の流れは数段に良くなる事を期待しましょう。


少々先走って始めてしまった?感のある今回の

エンジン分解作業ですが、コレをお掃除できただけでも

やったかいがあった!と思いたい・・・です。 
 





 小物部品関係もお掃除です。








 
 ウォーターポンプのベアリングと

 インペラーは交換します。







 ベアリング一式は

 Y's parts(ワイズパーツ)製






 それにしても・・・

 ク ラ ン ク シ ャ フ ト comp

 やっぱ汚れてるなぁ・・・。








 コンロッドは銅メッキしてあるのですが

 真っ黒クロスケ状態です。


 せめてコンロッドだけでも・・・

 って事で、少しお掃除してみました。









 銅メッキ色 になりました。










 分解できるフロントとリヤの

 ベアリングホルダーは外して

 お掃除しときました。






うぅ~む・・・お掃除したとこと、そうでないとこがアンバランスかも??




 結局・・・

 ウエイトとかもお掃除しちゃいました(汗)







コンロッドベアリングとかにゴミは溜まってないだろうか?
オイルラインやベアリングに汚れが溜まってたりして?
油分が切れた状態でコンロッドを回してみましたが、回り方とかガタとかこんなもんなのか?

他のクランクシャフトを触った事がないので、全く判断つきません(苦笑)

心配なら・・・分解してしまえば?・・・と言われるかも知れませんが・・・




 エスの組み立て式クランクを

 分解できるのは・・・

 大阪の内燃機屋さんだけ!とか・・・?



 何れにしても今回、

 分解はしないで再使用します。






2011年6月補足

ちなみに・・・ASエンジンのクランクシャフトは
クランクを分解修正しない場合は、絶対洗わないのが基本。
洗浄時、ニードルベアリングにゴミが入り結果的にクランクを傷める事になります。
なるべく早く新聞紙に包んで組立て直前迄、保管する。

当時、このようなアドバイスをY's parts(ワイズパーツ)さんから頂戴しました。

はい・・・自分のこのクランク・・・
この様に洗浄してしまったのが原因なのか?は判りませんが・・・
一年半後にクランクが逝くのです。(その内容はあらためて)
Posted at 2011/06/16 10:27:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | S600 メンテ | クルマ

プロフィール

「@es_ 美しいマスターシリンダーだわネ😙」
何シテル?   11/26 13:17
昔は自動車整備士をしておりましたが、現在は事務のオッサンです。
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