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2023年02月03日

昭和平成の名機TRIO TS-820V

昭和平成の名機TRIO TS-820V
昭和のアマチュア無線の名機
第六弾

最新技術を駆使した機能革新と実戦的フィーチャーを徹底的に追求(カタログの宣伝文から)
トリオ株式会社(現ケンウッド)
TS-820V
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(上ぶたを開けたところです。)
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(真上からです。)

1977年(昭和52年)発売
HF機TS-520の後継機種として発売、520と違うところはデジタル周波数表示になったことです。また、各種装備も豊富になり、スピーチプロセッサー、IFシフトの新機能が追加されました。クルマで言ったらソアラがデジタルメーターで注目されたように、この時代の無線界の名機です。
これを手にしたのは17歳の時、アルバイトを続け貯めたお金で憧れの名機を手にしました。当時の時給は450円?位だったでしょうか。大卒初任給が10万円ほどで、TS-820Vは213,000円(^_^;)。アルバイトは焼き肉屋(ハ○マサ)の店員、市教育委員会の貝塚遺跡発掘、大手製パン(ヤマ○キ)工場でのクリスマスケーキ作り、電化製品会社(T○K)のフェライトコア作り、冬春休みスキー場(志賀高原)ホテル厨房での住み込みバイト
などなど。どれも懐かしいです(学業がおろそかに・・・(*_*))。

この無線機でHF(短波帯)で交信を重ねたほか、トランスバーター出力端子が備わっていたので、自作した周波数変換機(トランスバーター)で50MHzにもよく出ていました。
変換するための周波数が14MHz帯なので、通常の伝搬では50MHzで聞こえない海外局が元となっている14MHzから受信漏洩して聞こえ、ドキッとしたことが何回もありました(笑)。3年位使用して、手放すことになってしまいました(自動車免許取って愛車につぎ込んだから?)。

久し振りに某オークションを見たら、この機種が多数出ていたので、程度のよい物をチェックしていました。先月には欲しかった機が出ていましたが落札競争に負け(笑)、次の機会を狙い、丁度よく美品が新たに出たので、今度は競り勝ちました(^_^;)。
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(後ろの各種プラグなどの配置です。)

取説書付きでしたので、昔の記憶をよみがえらせながら(46年前)?、真空管式の送信調整手順を再確認しました。

定格
 送受信周波数 160mバンド1.9075~1.9125MHz
         80m       3.5~3.575MHz, 3.793~3.802MHz
                 40m       7.0~7.1MHz
                 20m      14.0~14.35MHz
                 15m      21.0~1.45MHz
                 10m A    28.0~28.5MHz
                 10m B    28.5~29.0MHz
                 10m C    29.0~29.5MHz
                 10m D    29.5~29.7MHz
                JJY/WWV    15.0MHz(受信のみ)     
 電波型式   SSB(A3j)、CW(A1)、FSK(F1)
 定格終段入力 全周波数 20W
 アンテナ入力インピーダンス 50~75Ω
 搬送波抑圧比 40dB以上
 側帯波抑圧比 50dB以上
 マイク入力インピーダンス ハイ・インピーダンス型(50KΩ)
 送信周波数特性 400~2,600Hz(-6dB)
 送信不要輻射強度 -40dB以下(高周波)、-60dB以下(その他)
 受信感度   0.25µV S/N 10dB以上
 イメージ比  60dB以上(1.8~ 21MHzバンド)、50dB以上( 28MHzバンド)
 IF妨害比  80dB以上
 周波数安定度 スイッチON1分後より60分まで±1KHz以下
        その後30分当たり100Hz以内
 選択度    SSB、CW 2.4KHz以上(-6dB)
              4.4KHz以下(-60dB)
 低周波出力  1.5W 以上(10%ひずみ時)
 受信機負荷インピーダンス スピーカー、ヘッドホーン共 4~16Ω
 消費電力 送信時最大 132W
      受信時最大
       ヒータースイッチON 57W
       ヒータースイッチOFF  38W
  使用真空管およびトランジスタ
  真空管    2
  IC     38
  FET    31
  トランジスタ 91
  ダイオード  194
  表示管    1
 寸法    幅333×高さ153×奥行335(mm)(ただし突起物は含まない)
 重量        16Kg

価格 213,000円 TS-820V(出力10W・周波数表示管タイプ)
   230,000円 TS-820S(出力100W・周波数表示管タイプ)
   195,000円 TS-820D(出力100W・周波数表示管なし)
   178,000円 TS-820X(出力10W・周波数表示管なし)

 真空管はS2001Aです。八重洲の無線機は6JS6ですので真空管同士の互換性はありません。6146Bと互換がありますが、球が切れたときは現在入手が困難なのがネックですかね。昭和の無線機保存にも古いクルマ保存並に難しくなっています。

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(回収した(^_^;)昭和の無線機とマイク2台、自作のリニアアンプです。)

当時に持っていた
TS-770(144、430MHzデュアルバンダー機)やIC-551(50MHzオールモード機)も手放したので回収したいです。どんだけクルマの(パーツ?)費用につぎ込んだのでしょうか(爆)。
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Posted at 2023/02/03 21:21:50

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この記事へのコメント

2023年2月4日 14:18
オークション、面白いですよね~
でも、熱くなったら負け♪
コメントへの返答
2023年2月4日 22:59
熱くなったら負けですね。
競ると上限無くなるので、自己の最高額を決めて、一気に打ち込み負ければ負けたで諦めてます(笑)。思いがけなく低価格で落札できてビックリするときもあるので、それが楽しみになってます。

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