今日は用事があるためあまり遠くは出れないので家でダラダラ。
そうだ、ガレージの掃除と自動車の整備をしよう。
という事でまずはグレイス。
写真1
先日の高速道路走行でも気になっていたのですが、溝深さが5.5mmあるのに既にハイドロ気味です。
そこでVパターンのスタッドレスタイヤ、ミシュラン・エックスアイス3に変更。
15インチタイヤって安いのがイイね。
もちろんドライ性能とウェット性能が低くてはお話になりませんので、ドライ性能とウェット性能がしっかりしているタイヤ、ミシュラン・エックスアイスを選択。
フリードとグレイスのタイヤがサマーにミシュランエナジーセイバープラス、スタッドレスにミシュランエックスアイス3と同じ銘柄となりました。
何故Vパターンかと言うと、Vパターンのタイヤは水を側方に弾き出すのです。
それにより後輪の通る道路の水を前輪が排除してくれるので、後輪が排水する仕事量が減るのですね。
水を側方に弾き飛ばすという関係上フロントタイヤに多少の抵抗が生まれますが、トータルで見たハイドロ性能は大幅に向上するのです。
とまあ理屈ではこうなっていますが、実際既にミシュラン・エックスアイス3を装着しているフリードで走行しても雨天時の不安はありませんから理屈通りの挙動なのでしょう。
写真2
お次はフリードのエンジンオイル交換。
最近エンジンの振動とノイズが増えてきましたが、平日は片道5キロ程度の使用がメインなので劣化が早いのは仕方がありません。
写真3
銘柄はトヨタ・キヤッスル0W-20(SN)。
ペール缶なので気兼ねなく使えます。
写真4
フリードのリモコン、反応距離が短くてクルマの周囲2メートルくらいに接近しないとリモコン応答しなくなってきたのでリモコンの電池交換。
電池サイズはCR1616。
写真5
最後はゼスト。
最近ワイパーのふき取りが悪いのでワイパーブレードの交換。
ホームセンターでブレードだけ購入。
写真6
シメはゼストのエンジンオイル交換。
ゼストも片道2キロの超シビアコンディションで運用されていますので、エンジンオイルの劣化が早いです。
銘柄はMobil SUPER 0W-20(SN)。
ゼストだけMOBILなのは気まぐれです。
先週グレイスに新品バッテリー出光・ザクシアを装着しましたが、出光ザクシアにはバッテリーモニターと言うハイテクアイテムが装着されています。
しかしハイブリッドカーやアイドリングストップ車両には装着できないという事ですのでゼストに装着する事に。
しかし整備手帳を確認すると、バッテリー交換してから3年以上経過している…。
バッテリーモニター装着する前にバッテリー交換が先じゃないか?
という事でバッテリーモニターの装着は見送りです。
ようやくゼストに装着したスタッドレスタイヤ、ヨコハマ・アイスガード6 IG60の評価走行ができましたのでドライ路面でのインプレッションを。
私がスタッドレスタイヤに求める性能は第一にドライ性能、第二にウェットグリップ、第三にハイドロ性能です。
正直アイス性能は最新の有名メーカーのタイヤ履いておけば問題ありませんし、ピレリスタッドレスを10年以上使用していますが無理をしなければヒヤリとする事すらありません。
アイスガード6で走り出しから明確に分かるのは、走りの重さ。
エコロジータイヤのヨコハマタイヤ・A.Driveからの履き替えなので仕方ないとも言えますが、やっぱりスタッドレスタイヤらしい走りの重さがあります。
しかし一度走り出すと軽快で、軽乗用車らしいヒラリヒラリとした走りを楽しめます。
気になるドライ性能ですが、時速100キロからのフルブレーキでも車体が左右にブレる事もなく、ABSは動かず、多少スキールを鳴らしながら確実に止まります。
直進安定性については高速道路を走行してもフラつく事無くしっかりとまっすぐ走ろうとします。
正直な話、サマータイヤのA.Driveよりまっすぐ走るかも。
スタッドレスタイヤらしいグニャリとした感触は無く、むしろピレリやミシュランのようなガッシリとした走りをしてくれます。
昔のヨコハマタイヤを知る身としてはヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤという事で一番懸念していた項目ですが、意外過ぎる進化。
もうヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤはドライで使い物にならないタイヤではないのですね。
ハンドリングについては多少レスポンスが悪いものの、しっかりとハンドル操作したとおりにクルマが動こうとします。
高負荷時のハンドル切り足しにもきちんと応答してくれ、走っていてスタッドレスタイヤという事を忘れてしまいそうになりますね。
ロードインフォメーションについては上々。
現在荒れている路面を走っているのか、整った路面を走っているのかが的確に分かります。
やはり舶来タイヤを知る身としては薄味に感じてしまいますが、多少元気に走る程度であれば十分なインフォメーションと言えます。
快適性については多少難があるかな。
まずロードノイズについては結構うるさいです。
路面によるノイズの変化は少ないものの「ザーッ」というノイズが割と入ってきます。
これがロードインフォメーションにも繋がっているのでしょうが、正直もう少し改善できないものかと。
また、乗り心地は高速道路走行の欄にも書きましたが固め。
しなやかとか、コシのある乗り心地ではなくはっきりと固め。
スポーツタイヤに履き替えた感じで、段差などの衝撃も割と「ドン!」と伝わってきます。
これでアイスグリップするのか?と思う程固い感触ですが、カタログではアイスガード5よりも15%もアイスグリップアップと謳っているので実際アイスグリップもアップしているのでしょう。
という事でドライ性能についてはおおむね満足できる結果に。
これが軽量ローパワーな軽乗用車との組み合わせだからなのかは分かりませんが、ランサーやインプレッサに装着した時に感じていた恐怖を感じるレベルのグニャリ感が無いのは非常に良いですね。
これならサマータイヤ並みのドライグリップを謳っていても良いと思えるレベルです。
あとはウェットグリップとハイドロ性能、雪が降り始めたらスノー性能とアイス性能の評価ですね。
ヨコハマタイヤ・アイスガード6はドライ性能の時点では満足度の高い結果となりました。