写真1
インプレッサに荷物を積み込んで、いざ出発。
今回は牛タンを食べに宮城へ。
平日休みでは夫婦で時間が合うのがこういった連休くらいしかない。
写真2
私はこんな感じの定食ってやつを注文。
うまい。
いつもはラーメンだけど、たまの肉もイイな。
写真3
帰ってきたらインプレッサの洗車。
一部塩が撒かれていた道があったので、少し白くなっていました。
今回はインプレッサで走りましたが、やっぱりカローラとは格が違う。
今でもインプレッサとカローラは時折比較対象として出てきますが、比べるもんじゃありません。
カローラの年式2008年当時はインプレッサはGH、GE型。
丁度GE型インプレッサに乗っていましたが、当時レベルで既に格が違う。
これはクルマがもともと持つ特性の差なんですけどね。
今はモリゾウ社長の指揮下で違うけど、王者であるトヨタは最高のクルマを作る必要なんて無かったんですよ。
お客さんの求めるレベル丁度のクルマを作ればいい。
それだけで既に築いた販売網で売れるから。
つまりカローラを使うほとんどの人が使う街乗りに特化した特性にすればいい。
けど挑戦者であるスバルはカローラと同レベルではお客さんに相手にしてもらえない。
だからWRCをはじめとするレースでの勝利という分かりやすいバックストーリーと、圧倒的ともいえる商品力の差を持ってして挑まなければいけない。
街乗り特化だなんてトヨタと全く同じ商品性にしたら、間違いなく負けてしまう。
しかしながら普通のお客さんってレースで勝っているから何?ってなるんですね。
商品力も分かりやすいカタログ燃費を最初に見る。
クルマの評価だって、お客さんが評価するのは試乗くらい。
それで分かるのって信号ダッシュくらいだから、トヨタやホンダは信号ダッシュが速い特性にしているんですね。
これで「このクルマって凄くパワーあるね!」という評価の取得に成功する訳です。
なんなら走りの良いクルマって評価まで付きます。
日産Eパワーが売れている理由は燃費じゃなくて、名前の通りパワーでしょう?
試乗車でコーナリングなんて試せた事無いです。
カローラの四輪駆動もビスカスカップリング式4WDで、フロントとリアの回転差が発生するとリアタイヤへの動力配分を始めるオーソドックスなタイプ。
殆どのユーザーがヨンクに求める性能なんて、雪の日にスタックしにくくなればOKなのでビスカスカップリング式で十分なんです。
ユーザーが求める性能を持つ、十分な性能を持った四輪駆動システムを搭載していますね。
インプレッサの四輪駆動はアクティブトルクスプリット式という常時四輪を駆動するセンターデフ式四輪駆動で、タイヤの回転差が発生するとセンターLSDがロック状態になってさらに四輪の駆動力が増すタイプ。
しかもこれは常時四輪を監視し、電子制御でスムーズにセンターデフロックが行われるスグレモノ。
高速走行から旋回まで、いかなる時も四輪に駆動力を配分する事で高い走行性能を有します。
しかし普通はここまでの性能を要求されることは稀。
普通の人が高速道路で長距離走行なんて年に何回するのか。
コーナリングなんてやる人間がどれだけいるというのか。
下手すると一生長距離走行しない人も多いのに。
だからスバルは評価されにくい。
スバルの真価はレースで鍛えられた高速直進安定性とハンドリングの素直さ。
つまり長距離走行における疲労の少なさであって、非常にアピールが難しい所。
ボディ剛性も高性能サスペンションも、長距離乗ってもらわないと分からない。
だからカタログ燃費が悪いし信号ダッシュも遅いスバルって大した事無いね。
ヨンクって他のメーカーのクルマにもあるよ。何が違うの?
って評価になっちゃう。
街乗りでのトヨタの使い勝手は本当に素晴らしいのですが、私のような長距離を走る人間には最適なクルマがインプレッサでありスバル。
そうだなー。
噛んですぐに味がするガムみたいな存在がカローラでありトヨタで、噛んでいるとずっと味が出てくるスルメがインプレッサでありスバルって感じかな。
長距離はインプレッサが得意だけど、街乗りはカローラの方が得意。
結局優劣は付けられない。
写真4
ついでに悪魔の粉(スギ花粉)にまみれたカローラも洗車。
先ほど書きましたが街乗りにこれ以上最適なクルマはありません。
もちろん長距離走行だって得意で、カローラがあればほかのクルマいらないんじゃないの?って完成度。
インプレッサとは格が違うってだけで。
そう言えばトヨタに乗るのは物凄く久しぶり。
17年くらい昔、トヨタには乗っていました。
EP85っていう古いスターレット。
古いって言ったって当時はまだまだ現役の車両だったけど1.3Lの4WDで、エントリーグレードみたいなやつ。
走りが軽くて、当時仕事場だった横浜と新潟を月一くらいで行き来していたっけ。
でも高速道路で最高速度100キロしか出ないから、整備の相談も兼ねてトヨタディーラーで点検してもらったら「これで新潟から走ってきたんですか!?」と驚かれた。
マフラーは内部の板が朽ちてビビリ音が出ており、かなりワイルドな排気音。
エンジン内部はフィラーキャップ開けただけではっきり分かるくらい真っ黒ドロドロに汚れていた。
ラジエーターの液漏れもあったり、結局修理に数十万円かかる(具体的な金額は忘れた)という事で降りたけど。
スターレットEP85、今カタログ見たらタイヤは155SR13なのか。