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2022年07月13日 イイね!

好奇心は、いつも上向きです。

どうも(^^)v

今回もカタログのアップになりますが、相変わらず「後ろに人を乗せるクルマ」で話を進めております…。

ってコトで…



2代目デルタワイドワゴン中期一部改良です♪

モデルライフが長いので、数度のマイナーチェンジがありますが、ココでは中期とさせて頂きます(^^)v

で…

正直全く馴染みなんてない(爆)

確かにマイナー車ですが、だからといって当時街中で全く見なかったかと言うとそうでもありません…

タウンエー…デルタワイドか!!

みたいな感じで稀に見かけていた存在となります(笑)


さて…そんな2代目デルタワイドワゴンは1982年にデビューしています♪

基本的にタウンエースのOEM車となる訳ですが、実際にタウンエースを含め生産しているのはダイハツという、一見どっちが本家だか訳の分からない展開です(爆)

で…1985年に今回の中期型へマイナーチェンジ。

一見、ソコまで見た目は大きく変わりませんが、装備やメカニズムが大きく充実!

結構ビッグマイナーなレベルで手が入っています。

そして1986年に一部改良がなされて、2、3列目シートの中央席にもシートベルトが装備されてますね。

当時のキャッチコピーは…



好奇心は、いつも上向きです。

う~ん…なんか書体からして怪しさしかない…(爆)

コスモの「咲いてるオトコの。」←分かる人少数か…あれ位怪しさしかない。

今回は中期一部改良後の1987年8月の内容となります。



ってコトで改良内容は基本的にタウンエースと何ら変わらない訳です…(苦笑)

敷いて言うならグレードバリエーションが少ないので、装備差とかがややあるんじゃないでしょうかね…。

で…この時代のタウンエース同様、71マークⅡみたいなカッコイイフロントマスクになるのが特徴♪

写真では分からないトコとしましては、フロントガラスが合わせガラスになったのと、フレームが強化されて安全性が向上しています(^^)v

しかし…フロントのエンブレムがDマークになる位で、後はまんまタウンエース。



クドイかもしれませんが、ダイハツマークになるのがやはり違和感がある(爆)

そしてサイドストライプもデルタワイド♪

いかにも80年代なデザインがたまらない訳です(*'▽')

ツートンカラーの配色もエイティーズの空気を感じます。

ちなみに87年8月にタウンエースの方はボディの防錆性能がアップしているコトが正式にアナウンスされてますが、デルタワイドはこのアナウンスが無し…(汗)

まぁ…OEM車ですから間違いなく防錆性能もアップしてるでしょう(笑)



インパネは当時としては乗用車感覚のデザインで、トヨタらしい質感です♪

前期に用意されていたデジパネは中期で惜しくも廃止。



そしてシートはいかにもな80年代のハイソ系♪

毛足の長い生地にボタン張り風…変にレザー風にするよりも高級感があります!



で…デルタワイドワゴンには7人乗りと8人乗りが用意されていて、まずは7人乗り。

2列目キャプテンシートが当時は豪華の極みと言う感じですよね(*'▽')

3列目はスペースアップシートと呼ばれる跳ね上げて収納するタイプに中期からなってますね♪



で…コチラは8人乗り。

2列目シートは補助席が付くタイプ…ってか補助席が付くってのが懐かしい…(涙)

当時のワンボックスは人数が乗れた方がイイってんで、大半は8人乗りの方が売れてましたよね(^^)v


そんなデルタワイドワゴン中期一部改良後に搭載されるエンジンは全部で3機種…。



・2C-T…直列4気筒2000㏄OHCディーゼルターボ、82馬力、16.3kg-m。

中期でディーゼル仕様はターボになりました(^^)v

当時のデルタワイドワゴンでは最大のトピックとなるユニットになります(^^)v

・3Y-EU…直列4気筒2000㏄OHV、EFI、97馬力、16.3kg-m。

ガソリン2リッターは耐久性抜群の3Y♪

・2Y-U…直列4気筒1800㏄OHV、キャブ、79馬力、14.3kg-m。

最もベーシックなガソリンエンジンとなります(^^)v

で…どうやらその中でも1番の売りはディーゼルターボらしく…



誇大広告(爆)

いやいや…どんなに頑張っても100万㎞位です…えぇ。

猛ダッシュで発進してるように見せかけてホイールは回っておりません(爆)

コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアル、そして1800を除き4速オートマ。



足回りはフロントがトーションバースプリングが付いたダブルウィッシュボーン。

リアは4リンクリジッドのコイルサス。

ステアリングは中期からラック&ピニオンになってます(^^)v



装備としましては、中期から追加されました、ラウンジルーフ♪

タウンエースですとスカイライトルーフと呼ばれるヤツです(^^)v



1列目と2列目はチルトアップ、更に2列目は取り外しも可能♪

3列目は固定となります。



で…コレもタウンエースと名称は違い、デルタワイドワゴンはデュアルサンルーフ。



で…意外とこの時代に助手席アジャスタブルフットレストなんて装備があるとは思いませんでした(^^)v

最近のオットマンなんかに見慣れますと、プラスチッキーでシンプルなモノですが、コレでも十分豪華だと思いますね♪



そしてSQに標準の蛍光灯。

ワンボックスでこの装備は意外と便利も良く使えますね(^^)v



80年代からはワンボックスもエアコンがビルトインされて充実してきました!

デルタワイドワゴンは吹出し口も多く、フロントルーフ上部にもあります♪



で…ココもタウンエースまんまで冷温蔵庫。

段々とワンボックスが豪華になって行く様子が分かります♪



最後にグレードはこんな感じで…。

・SQ

2000のガソリンのみで最上級グレード。
キャプテンシートにアルミホイール、オーディオも唯一の5スピーカー。
ボディカラーはツートンカラー1色のみ。
で…このグレードにしか間欠ワイパーが付きません…時代ですね…(苦笑)
タウンエースで言えばロイヤルラウンジに相当。

・SE

2000のガソリンとディーゼルが選べる中間グレード。
ボディカラーは3色選べて、意外と選択肢は多いようですね(笑)
8人乗りで、室内のシート生地もSQ程では無いものの、乗用車感覚で豪華な内容。
タウンエースで言えばスーパーエクストラに相当。

・SG

1800のガソリンで5速マニュアルしか無いベーシックなグレード。
ボディカラーは2色のみの設定で、乗用車感覚というよりも貨物に近い内容です。
フォグランプが装備されないので見た目がシンプルになりますが、このフロントマスクもカッコイイなぁ…と思ったり(笑)

自分でしたら、最上級グレードが気になるので、やはりSQ。
後は飛ばす気にもならないのでオートマですね(^^)v

さて…そんなデルタワイドワゴンは基本的にタウンエースの歴史をそのまま歩んで1996年にこれまたタウンエースノアのOEMとしてフルモデルチェンジします。

その後、タウンエースノアがノアになった時点でデルタワイドワゴンの名称は終了してしまう訳ですねぇ。

で…まさか現行のタウンエースがマイナーチェンジした時点で、十数年の時を破り、グランマックスとしてOEMが復活するとは意外でしたよ…(^-^;

そう言えばグランマックスってまだ1度も見たコトないなぁ…(汗)。

余談ながらタウンエースのOEMって今はボンゴもですよね…こんな時代になると一体誰が思ったか?
Posted at 2022/07/13 22:20:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ
2022年06月07日 イイね!

The Touring Shape



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂いたカタログのアップになります。

コレ…イイクルマですよね~(*'▽')



ソニカ前期です♪

ホントに軽とは思えない程に快適ですし、よく走る…んでもって質感も高い。

なのに人気がそんなに高い!…とは言えず…(^-^;

そんなソニカは2006年にデビューしています♪

当時のダイハツ車…というよりも軽自動車の中でも珍しい部類のワイドローなフォルムが自分はメーカー違えどトゥデイの再来のように見えました(^^)v

なんせ当時はタントも出ていまして、どんどん軽自動車がハイトワゴン化して行くのに対して真逆の方向でしたしね…(^-^;

「爽快ツアラー」をコンセプトとしてまして、より長距離・高速域をより快適に走れる軽自動車という、これまたチョット珍しい開発思想だったりもします。

当時のキャッチコピーは…



The Touring Shape

このキャッチコピー…実際に乗ると分からんでもないですが、冒頭のCMを見る限り上戸彩が魔女になってワーワーやってるだけで、クルマの良さが全く伝わらない訳の分からん内容になってるのが実に勿体無いと思います…(苦笑)

当時のダイハツのCMってやたら芸能人が出てきて、クルマの内容が殆ど無くて何がしたいのか分からんCMが多かったもんなぁ…(汗)

なんせミラにペ・ヨンジュンまで出てきた時代(爆)

今回のカタログは2006年6月の内容で、まさにデビュー当初の内容です。



さて…そんなソニカは全体的に滑らかでワイドローなクサビ形フォルム。

一見、かなり低いように見えるものの、実際の全高は1470㎜で意外と高かったりします。

個人的にはヘッドライトとグリルのバランス、ナンバープレートのオフセット配置がもうチョットスッキリしたら更にスポーティなフォルムになりそうだなぁ…とも思いますね。



リア回りは横長のテールが印象的。

コレより年代は一世代前にはなりますが、MAXをペシャンコにしたような感じにも見えます。



インパネは細かいトコで言いますと、カップホルダーにまで照明が備わっていたりと、リーマンショック前のダイハツのクルマってかなり高級感があったんですよね(*'▽')

シルバー塗装のパネルが多かったのは当時のトレンドですが、経年劣化等でこの辺りが今となっては古臭く見えちゃうトコではあります…(^-^;

各種スイッチ類も扱いやすく、オーディオもインパネの一等地に配置されてます♪



このクルマ最大の特徴だとは思ってますが、シートはなんとセルシオを参考にして開発!

なので軽自動車とは思えない程にシートがしっかりしていて、とにかく座り心地が快適な1台ですね(^^)v

爽快ツアラーというコンセプト通りの内容だと思ってます(*'▽')



更に軽自動車では珍しいと思うんですが、内装色もボディカラーに関係なく先程のブラックとこのレッドの2色から選択可能なのも特徴♪

ホントに今見ても個性的なクルマだと思いますね!

そんなソニカ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…



・KF-DET…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.5kg-m。

KFのターボ初搭載って今回初めて知りましたがソニカだったんですね(^^)v



コレに組み合わされるミッションはCVTのみ。

コレが世界初のインプットリダクション式3軸ギヤトレーンという方式を採用しているようでして、他車と比較して高速域をより低回転で巡航させるコトが出来る上に燃費にも貢献出来るという高効率CVTを採用しています♪

ちなみに最上級グレードのRSリミテッドはゲート式のシフトになります。

実際にレスポンスもイイですし、走りは非常に快適ですね(^^)v




足回りはフロントがストラットでリアは2駆がトーションビーム、4駆は3リンク。

更に2駆のモデルは当時のダイハツとしては珍しかった前後にスタビライザーを装備したクルマとなります(*'▽')

やっぱり気持ちながら走りにもコストが掛けられたクルマだというのが分かります。



装備もかなり充実していまして、自発光式メーターにマルチインフォメーションディスプレイ、更にステアリングスイッチも用意されてまして、かなり高級路線に走った軽自動車だと思いますね(^^)v



この時代、普通車でも上級グレードでやっと標準となるようなキーフリーシステムも、ソニカはなんと全車標準装備!

但し、リクエストスイッチを押すタイプでは無くて近づくと自動に開錠するという、少々メンドクサイタイプ。

クルマの傍をウロチョロしてると終始ガチャガチャなるっていう…(苦笑)



更にオプションで11万円らしいですが、レーダークルーズコントロールも用意。

コレは150ムーヴからあったヤツですね(^^)v

40~100km/hの間で加減速するタイプで、減速はエンジンブレーキのみ。

フットブレーキまでの制御が無いレーダークルーズの初期タイプですね。

確かに便利なんでしょうけど、バンパーに大きくセンサーが付いてるのが見た目であからさまに分かるのが勿体無いトコではあります…(苦笑)

今ではエンブレム透過型のミリ波センサーや、フロントカメラで状況把握したりとかなりこの辺りは進化しましたね(^^)v

当然の如く全車速制御やレーンキープまでしますので。



グレードはこんな感じで全部で3グレード。

・RSリミテッド

最上級グレードでMOMOステにゲート式シフト、フォグランプ、照明付バニティミラー、2駆なら6:4分割可倒式リアシートを装備♪

・RS

中間グレードですが、一般的な最上級グレード並の充実装備が魅力です♪
ディスチャージヘッドランプに自発光式メーター、15インチアルミ、オートエアコン、ドアミラーウインカー等。

・R

ベースグレードで上記の装備が省かれるものの、それでもキーフリーシステムは標準装備ですし、CDプレーヤーにスモークドガラスも装備されます。




ボディカラーは全部で8色で、しかも全車プレミアムクリアコート採用と質感はかなり凝ってます!

更に内装色はどの組み合わせでも自由に2色から選択可能♪

自分でしたらRSリミテッドの2駆でボディカラーはメインカラーとなるクリアブルークリスタルメタリック、内装はレッドというチグハグそうな組み合わせで敢えて行ってみたい感じですね(爆)!




で…コチラはオプションカタログ。



意外なのはカラードドアハンドルで、クリアブルーとクリアブラウンの2色を用意。

通常はシルバー塗装となるこの部分ですが、レッドのボディカラーにクリアブルーなんていうぶっ飛んだ選択も出来ます…しないだろうけど。

また、フューエルリッドガーニッシュなんてのは、いかにも種類が豊富なダイハツらしいオプションラインナップだと思う訳で…(笑)



地味なトコではキーホルダー。

一体何個出たんでしょうか…(^-^;

お値段2520円。



そして内装パネルはカーボンにアルミ、ブラックウッドと交換出来ますし、ステアリングをウッドのコンビハンにも出来ますね!

ブラックウッドがイイですね~♪



シートカバーも色々あって、本革風やアルカンターラもあります♪



LEDコーナーコントロール(ベア)

ココに力入れるんだ…(爆)

敢えてコレを付けるっていう人も中々いないんじゃないでしょうか…(苦笑)

結構マニアックなオプションかと(笑)



極めつけはカーコスメティックセットなんていうレディースアイテム風を装いつつも装い切れてないグッズなんてのもあります(爆)

ココまでピンクピンクせんでも…(苦笑)

こんなのも新車購入時に一体何セット出るんだろうと思っちゃう訳です…(笑)


さて…そんなソニカですが、かなり開発に力を入れたモデルで、実際に造りがイイのも分かります!

しかし…スーパーハイトだなんだかんだ言ってる市場と真逆のコンセプトは結果として台数には反映されなかったようですね…(泣)

デビュー翌年に早くもマイナーチェンジされるも、後期なんて街中で見た記憶すら怪しい位…(汗)

結局デビューから僅か3年の2009年にモデル廃止という、かなり勿体ないモデルになってしまいました…ホントにイイクルマなんですがねぇ…。

で…一部のマニアからは注目されつつも、一般的にはマイナーな部類に属しているコトもありまして、中古は恐らく今が底値。

相場を見てもピンキリですね…結構安いんですよコレが(^^)v

考えようによっては今がチャンスだとも思います♪

通勤のアシにはかな~りイイと思いますよ(*'▽')
Posted at 2022/06/07 12:35:08 | コメント(14) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ
2022年03月17日 イイね!

この「ワル」感がイイ!!



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出ていたクルマのカタログになります。

え~と…地元の方になりますが、もう当分お会いしてませんね…お元気にされてますでしょうか…(^-^;??

ってコトで…懐かしい部類になってきました…



L600ムーヴ後期 
エアロダウンカスタムXX追加時です♪


2003年当時、CTワゴンRに乗ってた身としてはホントに手が出なかったんですよ…(苦笑)

なんせワゴンRロフトで中古車相場が45~50万円クラスの時にエアロダウンカスタムXXなんて80万位はしてましたね…明らかにL600のが高かったんですわ。

同級生もワゴンRがザラでして、ムーヴはいませんでしたね…んでもってムーヴの方がより豪華に見えたもんです…全体の質感からして高いと言いますか。

そんなL600ムーヴは1995年に初代ムーヴとしてデビューしています♪

一見1993年に登場したワゴンRの後追いに見えますが、実は開発はムーヴの方が先。

当初こそNAグレードがメインで、ターボもあるにはありましたが、翌年の1996年にターボ系もラインナップが充実してきまして、ワゴンRと毎月熾烈な販売合戦を繰り広げていたものです…月2万5000台なんて売ってたのがスゴイ!!

そして1997年5月に一部改良という名目になってますが、実質的なマイナーチェンジ…今回のブログ上では後期という名目にしています(*'▽')

この時に最大のトピックとなるのが、通称:「裏ムーヴ」なるエアロダウンカスタムが追加され、ワゴンRの正統派RV系軽ワゴンに対し、一気にヒールな印象を打ち出してきました(笑)♪

まさに和製アストロって感じで実にカッコ良かったんですよコレが!!

特に冒頭のCMなんてダークな感じがたまらんのですよ…黒夢なんて使ってくる辺りも時代を感じますし…少年がマジで懐かしい♪♪

で…1997年12月、更にトドメを刺すかのようにエアロダウンカスタムXXなる最強の4気筒ツインカムターボ搭載の裏ムーヴが追撃をかましてきます!

今回はまさにそのエアロダウンカスタムXXが追加された際の1997年12月の内容になります。



ってコトで通称:裏ムーヴなるエアロダウンカスタムXX。

まさに最強の裏ムーヴ…このワルな感じがたまらなくイイのです(^^)v!!

もうコレで四半世紀前の軽自動車…今や少々90年代のテイストが古臭く感じるかもしれませんが、コレはホントに軽らしく無い、見た目の豪華さがありました♪



カスタム系の裏ムーヴ、そしてコチラがデビュー時から展開される表ムーヴになる訳です。

ちなみにコレは3気筒ツインカムターボ搭載グレードのSR-XX。

性能的にはほぼ同じでも、見た目はやや大人し目で、正統派RVって印象ですね(^^)v

後期になってヘッドライト横のターンレンズがクリア化されるのが特徴。

カスタム系のデカデカとしたフロントグリルもイイですが、コッチのグリルレスな感じもまたムーヴらしくてイイですね~♪



更にコチラはその表ムーヴのNAグレード。

一般的に一番多く出回ってるのはこの辺りになります(^^)v

このツインカムNAも中々侮れなくてよく走るんですよね~♪



リア回りはターボのカスタム系のテールレンズがスモーク処理されている以外は共通ですね(^^)v

現行型以外は一部を除いて横開き式のバックドアが歴代の特徴となりました♪



インパネはL500系のミラと共通。

但し、ムーヴはミラと比べて奥行きがあるので、スペーサーのような感じで前端が嵩増しされていますね。

エアコンスイッチはレバー式で操作しやすいですが、OFF/MILD/ACのダイヤルスイッチが少々小さく、グローブをして摘まむのがややツライトコですね…(^-^;

ハザードスイッチはコラム上にありまして、ひと昔前の軽自動車って感じです。



シートは座面がこの手にしてはやや低め…着座感はアップライトなワゴンRに軍配が上がります。

なので頭上空間が余るのが勿体無いトコ…天井高過ぎってなります。

それとワゴンRと比べて全車5ドアってのは乗降性のメリットがあり、デビュー時は1:2ドアだったワゴンRもモデル途中で追加して追撃の構えとなります。

写真はエアロダウンカスタム等に採用されるシート…正直見た目の若さと違って少々柄目がジジ臭い…(苦笑)



反面、SR-XXやCXなんてのはガラが激しく、いかにも90年代にありがちな感じ。

ちなみに室内関係では後期でUVカットガラスや抗菌インテリアが採用されて快適性がアップしています!

そんなL600ムーヴ後期に搭載されるエンジンは全部で4機種…



・EF-RL…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、EFI、64馬力、10.7kg-m。

スペック上では一番最高になるエンジン。

スペック通りでパンチがあって元気のあるエンジンではあります。

・JB-JL…直列4気筒660㏄ツインカムターボ、EFI、64馬力、10.2kg-m。

エアロダウンカスタムXXに搭載されるコッチのが実は上級。

4気筒故に低回転こそトルクがやや低めですが、代わりに静粛性もありますし、振動も軽とは思えない位になめらか♪

そして高回転のフィールがイイですね(^^)v

ヘッドカバーはマグネシウムで出来ていて、コストがかなり掛かったバブリーな名機。んでもってタイミングチェーンなのも売り。

EFもJBも…ですが、水回りが弱く、樹脂製の3ジョイントチューブがポッキポキになるのと、ダイレクトイグニッションも経年劣化でポキッと折れちゃうのは泣き所。

それとターボ系はオイルラインが細いのと、元々のオイルパン容量が小さいからか、タービンが焼き付いてブローしやすいのでオイル管理が結構大事なユニットです。

・EF-ZL…直列3気筒660㏄ツインカム、EFI、55馬力、6.2kg-m。

NAでは最も普及してるのがコレでしょう…。

CTワゴンRもシングルカムで馬力こそ同じものの、エンジンの力感はF6Aよりコッチ。

1人で乗る分は意外と過不足無く走るんですよね~♪

・EF-GL…直列3気筒ツインカム660㏄、電子制御キャブ、52馬力、5.8kg-m。

最下級グレードのCGにのみ搭載されるのがコレ…正直レア過ぎてムーヴのコレは全然分からんです…(苦笑)

エンジン全体で見ますと、全車ツインカムエンジンってのが当時としては結構スゴイコトだと思いますね…この時ワゴンRはやっと4型でツインカムエンジンが普及してきた位です。



コレらに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと3速オートマと4速オートマ。

ココもワゴンRに対してアドバンテージがありまして、ワゴンRも4速オートマこそありましたが、ターボの一部グレードのみでしたし、そんでもって一気に大量生産で増産しまくったからか、CT系はAT含め全体的に耐久性で難が有ったのが惜しまれます(マジでイイクルマなんですけどね…)。

一方のムーヴは後期でテコ入れが入り、NAグレードでもCX等の普及グレードで既に4速オートマ。

んでもって特にこのオートマもしっかりしてますしね(^^)v

良くも悪くも道具感のある軽自動車に徹したワゴンR、ソレに対して良くも悪くも乗用車というワンランク上に背伸びしたかったムーヴという感じがします…似たような車種ですが、それぞれポリシーが違うんですよね…(^-^;

4駆のシステムは意外でしたが、NAツインカムのマニュアルはパートタイム4駆だったんですね…(汗)

足回りはフロントがストラットでFFはリアがセミトレの4独。

4駆は5リンクになってますね。

後期になって足回りに改良が入ってますね…恐らくリバウンドスプリングが付きショックが採用されたのもその時だったのではないのかと思います。

パワステはターボ車に電動のヤツがあるものの、コイツのパワステコンピューターが弱くって、しょっちゅう重ステになるんですよね…(苦笑)

エンジン掛け直したら元に戻るコトもあるんですが、重くてもソコまで大したコトないんでそのまんまでも行けなくもないです(笑)



装備としては、エアロダウンカスタム系はレッドに塗装された専用の15㎜ローダウンされたサスペンションが特徴♪

15㎜ローダウンしても最低地上高は135㎜もあるのですが、当時の純正としては確かに低い方ではありました(*'ω'*)

後は名前の通りでエアロが付いたりマフラーカッターが付いたり。



そして前述の通りで横開きバックドアが特徴。

やれ右のリアドアがあるとか、スペースの無い場所でも荷物の出し入れが容易な横開き式だの、明らかにソレはワゴンR意識(笑)



で…コレは知りませんでしたが、CXとCLの2駆にメーカーオプションで助手席回転シートが選択出来るんですね!!

福祉車両…という訳では無く、フツーにメーカーオプション。



売れ筋だけありまして装備は色々と充実!

ラゲージルームランプはモチロン、実際に後方確認がし易かったワイドルームミラー、更にRV的要素でも有難いユーティリティソケットなんてのも(^^)v



後期になって装備されたのは、このアスフェリックミラーという、ミラー下端部の一部の曲率が変わって広角に見えるヤツですね♪

コレもこの時期位から各社色々な車種に採用されてます…当時は曲率が変化するトコに一本筋が入るのが特徴でしたが、最近は自然と曲率が変化してまして、技術の向上を感じますね~。



更にリアシートがロングスライドすると共に、19段階ものリクライニングをするのはムーヴのワゴンRに対する大きなアドバンテージですね(^^)v

ワゴンRはMCの5型辺りでやっとスライドが…という感じなので、かなり先を行ってたんだとは思います。

しかしよ~く見ますとドアのアームレストが小さいですね…時代を感じます。





グレードはこんな感じで。

・エアロダウンカスタムXX…最強の裏ムーヴ。

4気筒ツインカムターボエンジン搭載のまさに最強版!

意外と芸の細かいトコではフロントグリルのMOVEエンブレムが金文字になっています♪

ラルクが歌う専用のCMがメッチャカッコイイですよね(*'▽')

・エアロダウンカスタムⅡ

エアロダウンカスタムXXが追加された時点でエアロダウンカスタムⅡになってますね。

ⅠからⅡへの変化は調べてみたものの、良く分かりませんね…(苦笑)

コチラは3気筒ツインカムターボ。

グリルのMOVEエンブレムがシルバーになります♪



・カスタム4WDターボⅡ

カスタム系でも4駆のグレード…ダウンサスがないので、カスタム4WDターボ。

コレもエアロダウンカスタムXX登場時にカスタム4WDターボⅡってなります。

・カスタム (2WD&4WD)

見た目はカスタムだけどエンジンはNAツインカムていう仕様。

カスタム系ですが、シートは地味な感じのヤツになりますね。

フロントグリルのMOVEエンブレムは赤になります♪



・SR-XX (2WD&4WD)

表ムーヴの最強版…但し、エアロダウンカスタムXX追加時に4気筒から3気筒に格下げ。

カスタム系の顔付きが苦手な方はコッチを選択するという事も十分あったハズです。

・Z4-Ⅱ

4駆のRV系グレードで、大型フォグランプとテールゲートに付くガーニッシュが特徴…コレもエアロダウンカスタムXX追加時にZ4からZ4-Ⅱになってます。



・CX

量販2駆の中で豪華グレードになります。オートマは4速、プライバシーガラスにアルミホイールと装備も充実♪

・CL (2WD/4WD)

CX比較でオートマが3速、ホイールキャップ等になったりしますが、ソレでもパワーウインドウにパワードアロックと、日常装備なら十分な内容ですね(^^)v

・CG

最下級グレードで装備がグッと下がります。

パワーウインドウにパワードアロックも無ければ、ルーフ上のスポイラーやピラーのブラックアウトの加飾も無し。しかも唯一の無塗装バンパー。


自分でしたらやはりココは当時羨ましかったエアロダウンカスタムXXの4速オートマで、ブラックメタリックという、当時ありふれたベタな選択肢がイイですね!



で…コチラはオプションカタログ。

ダイハツはディーラーオプションが充実してて、毎度写真枚数が多くなります…(汗)



純正オプションのエアロって実は結構種類がありまして、このタイプなんかはNAのモデルでもグッと変わります♪

そしてフロントスポイラーのデザインが結構エグイです(笑)

ちなみヨーロピアンスポーツなるセットのキットでして、イタリアはベルマンというカー用品メーカーがデザイン。



で…コッチはもっとクセが強い(爆)

果たしてコレだけオプションを増すと結構な額になるハズです…。

どれ位この仕様で納車した人がいたんでしょうねぇ…(笑)

コッチはアーバンラピッドなるキット…フロントバンパーはグリルガーニッシュとセットでなんと13万1800円という結構な価格です…(汗)



他にもガーニッシュ関係が充実…フードエアスクープ、んでもってメッキフードモールなんて初見ですね!

そして目に入ったフェンダーガーニッシュ(レンズ調)

前期に戻るじゃないか(爆)



更にピラーガーニッシュや、リアライセンスメッキガーニッシュなんてのもあったんですね…意外と見たコト無いや…もしくは社外品と思っていたか。



ローダウンキットはまんまエアロダウンカスタムのソレですし、大型ルーフエンドスポイラーはその下にルーフレールが残ったままというシュールな仕様。

フォグランプはこんな感じで種類も豊富♪



コレはZ4-Ⅱに標準装備のバックドアガーニッシュを活用するとこのようなアタッチメントを装備出来ますよ~っていう。



ストライプもウッド調まであります…80年代のステーションワゴンみたいです(笑)

グリーンのヤツは地元で現役のがいますね(^^)v

ソレとダイナミックってヤツはラリーアートと間違ってしまいそうな…(爆)



気圧や高度を表示するフィールドメーターにアナログクロック、ウェザークロックとインパネ周りも充実♪

驚くのはコーナリングランプまで用意されてたんですね…しかしデカイなぁコレ。

一体感なんて言葉が全くない…(笑)



シートカバーやフロアマットもダイハツ車のディーラーオプションならではでとにかく種類が豊富♪

もう完璧にお好みの世界ですが…全体的にレアオプションになってそうな気もします。



で…何もかにもがウッドまみれにも出来ます(笑)

インパネ周りとメーターベゼルのウッドパネルは自分もアヴァンツァートに流用してました…全くもってミスマッチではありましたが…(苦笑)



更に後席にはルーミー気分なフットレストも…装着車はこれまた見たコトも無く。



キーレスと見せかけて実は照明付のキー(笑)

そしてコレもレアと思われるマスコットキーとキーホルダー。



トランクトレイだけでこんだけあるんです…(汗)

良く言えば細かいニーズにホントに対応しているんですよ(*'ω'*)



マッドフラップまである始末…一体ドコを目指すのか…(笑)!?

さて…そんなL600ムーヴはモデル自体も約3年強と短く、エアロダウンカスタムXXなんて1年も無い位にモデルライフが短いのです…(汗)

その割に意外と探せば個体が見つかるのは、やはり新車時にそれだけ沢山売れたという証拠ですね♪

しかし…さすがに四半世紀も経てば今やもうレアな1台となってきました…(汗)

コレも恐らく近いウチに訳の分からんプレミアが付くと思われます。

そう言えば気付いたら現行ムーヴって意外やモデルライフ長いんですね…(汗)

そろそろ新型もリーチ掛かって来ますかね…初代の原点回帰的なモデルでイイと個人的には思ってますがね…(^-^;
Posted at 2022/03/17 18:09:22 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ
2022年01月02日 イイね!

ムリがあり過ぎる…



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…。

令和のマイナー車と言ってもイイですよね…コレ。




ハイゼットキャディです♪

仕事柄意外と見る機会は多かったり…生産台数少ない割に目撃頻度が高い1台。

しかしながら、ホワイト、後は水色位で他の色は見た記憶が無いです。

ベースのウェイクの運転席に座ったコトがある位で、キャディに至っては乗るどころか座る機会に恵まれてもいませんが…(^-^;

そんなハイゼットキャディは2016年にウェイクの商用車版としてデビューしています♪

恐らく…ですが、ベースとなったウェイクも正直当初の予想を下回る売れ行きだったようで、テコ入れとして急遽このハイゼットキャディを立ち上げたのではないでしょうか…(汗)??

カタログを今回改めて見る限り内容とイイ販売手法とイイ、急ごしらえ感が否めず何もかもにムリがあり過ぎるようにしか見えません…(苦笑)

まず冒頭のCMからして車名すら言わないんですから…あれじゃパッと見ウェイクだっつの!!

そうそう…そう言えばこのカタログもデビューして真っ先に入手したんです。

恐らくこのクルマは速攻で消えていくぞ…マイナーなニオイしかしないと…(汗)。

ってコトで2016年6月…まさにデビュー当初のモノになります。



で…ハイゼットキャディはもうパッと見でベースがウェイクだと分かりますね。

ケバッとしたウェイク嬢のお顔をクレンジングで落としたスッピンの姿がコチラです←まさにこんな感じだと思う。

バンパーなんてガーニッシュ部分が無塗装樹脂になってドロボーヒゲのようにもなってますが…。

しかしながら、道端でパッとすれ違うだけじゃウェイクと勘違いしそうですね…特にトニコオレンジって色のヤツ。

「あんちゃん…ウェイクじゃなくてキャディだよ!!」って。



リア回りはテールランプがワザワザ専用で、LEDからバルブ式になってるんだそうです…(汗)

しかしこの素っ気ない姿になんだかそそられてしまいます…(爆)

20年後に絶対マイナー車扱いでレアモデルでなんじゃかんじゃネタ車になるのはもう間違いないかと…(笑)



インパネはウェイク同様の模様ですが、ステアリングが違うようです(*'▽')

元が乗用だけありまして、インパネにバン臭さが無いですね♪

そうそう…このクルマって着座位置に対して天井がムダに高いからバックミラーがメッチャ上にあるのと、不細工な位にステーが延びてますね。



このハイゼットキャディには個人的に致命的な欠点じゃないかと思うトコがありますが、まず1つ目にこの室内を見て分かるコトがあります。

2人乗りしかないんです…(汗)

幾ら軽商用車と言えど4人乗る需要はゼロじゃないので、大概のモデルは4人乗りのモデルが多いですよね…(2人乗り仕様ってのも当然ありますが…)

このハイゼットキャディには4人乗りの設定がまず無い…(泣)



リアシートが無いのは何とも言い難いコトですが、荷室は低床且つフラットで積み降ろしやスペース一杯には荷物が入りそうなのはイイですね(^^)v



荷室幅、荷室高共にそれなりにあります♪



奥行も1310㎜とそれなりにありますし、営業用に便利そう!

何より運転もハイゼットと違って乗用車感覚♪

なんて思ってますと致命的な欠点と思われるその②があるんですねぇ…。

最大積載量が150kgしかない…(泣)

ハイゼットバンで350kg位積めますし、ミラバンとかでも200kgは積めるようで…

だから折角これだけの荷室容積があるのに実際に重量物が積めないという訳の分からないクルマになっちゃってまるし…(汗)

CMに出てくるように、容積はあるけど単品の重量がそれ程無いであろう生花店など業種が限られてしまうっていう…(汗)

後は趣味としてのツールですよね…荷室がフラットだから車中泊に使えちゃう。

けど…快適性云々考えたらウェイクで事足りますしね…(苦笑)

そんなハイゼットキャディに搭載されるエンジンは全部で2機種…



・KF-VET…直列3気筒660㏄DOHCターボ、64馬力、9.4kg-m。

ターボが付いててソコソコ走る…とは思うんですが、なんせ車重は1トン…(汗)

軽も重くなりましたよねぇ…。

・KF-VE…直列3気筒660㏄DOHC、52馬力、6.1kg-m。

幾ら高効率CVTと組み合わされると言ってもノンターボってホント辛そう…(汗)

ちなみに組み合わされるミッションは、どちらもCVTのみ。

足回りはフロントがストラットでリアは2駆がトーションビーム、4駆が3リンク。



装備に関しては全体的にパックオプションだったりがとにかく目立ちます。

リアドアのサンシェードはあくまで荷物の為の日除けらしく…だったらメッシュ素材じゃなくてよくね?とも思いつつ…。

他にはディーラーオプションでバンらしい間仕切カーテンもあります♪



コレもウェイクの機構をそのまま受け売りしたような内容ではありますが、荷室の下には容量90Lの大容量ラゲージアンダートランクがある…んですが…

最大積載量150kgが引っ掛かる…(汗)



更に助手席後方までもアンダートランクがあるんですよ。

収納スペースはあるんですよ収納スペースは。



で…コレもパックオプションなのか…(^-^;

ウェイクにあるのか知りませんが、助手席シートバックテーブルは時代背景を反映してますよね…タブレットを差して立てる切り欠きが設けられてます♪

確かに待ち時間で業務をこなしたりするのには便利ですね(^^)v

更にシート間トレイはショルダーバッグ位なら置けるスペースがありますね!

収納に関してはホントに便利そうです♪



そしてハイ…この通りパックオプションばかり…(汗)

結果どれも必要そうな内容ばかりで足してたら総額で結構なるんですわ…。

選べるカラーパックだったり、省力パックなんて新車買うなら欲しいでしょう。

今やスマートキー無いと面倒…慣れってコワイですよ…(苦笑)



ナビパックはその中でも良心的な価格ですかね…HDMI端子も装備♪



グレードはこんな感じで…大まかにXシリーズがターボエンジン。

・X ❝SA Ⅱ❞…(2WD/4WD) 142万200円/154万4400円

ターボグレードに各種先進装備スマートアシストが付いたモデル。

衝突回避支援や車線逸脱警報、誤発進抑制なんて付きますがクルコンはありません。

それとスマートアシストが付くと、カメラ周りの配線を隠す為か?またはカメラの認識性能を落とさないようにする為なのかボカシガラスになります。

・X…(2WD/4WD) 135万5400円/147万9600円

上記よりスマートアシストとボカシガラスを省いたターボのベーシックグレード。



コッチはノンターボ版のDシリーズ。

・D ❝SA Ⅱ❞…(2WD/4WD) 125万2800円/137万7000円

最もベーシックなDにスマートアシストを付けたグレード。

・D…(2WD/4WD) 118万8000円/131万2200円

一番ベーシックなグレード。

・D ❝デラックスSA Ⅱ❞…(2WD/4WD) 132万3000円/144万7200円

Dをベースにカラードミラーやセキュリティ、オーディオを付属したグレード。

ターボモデルのX系とはタコメーターが付かない以外は装備が変わりません♪

・D ❝デラックス❞…(2WD/4WD) 125万8200円/138万2400円

上記グレードよりスマートアシストを省いたグレード。



ボディカラーはホワイト1色のみが実は標準。

前述の選べるカラーパックというオプションで他の5色を選べるコトになります!

自分でしたらX ❝SA Ⅱ❞にセットオプションを組めるだけ組んだ上、ボディカラーをトニコオレンジにしてみたい…

けどソコまでするならウェイクでイイと思う訳で…(苦笑)



ちなみにコチラがオプションカタログ。



ダイハツらしくオプションは多々ありますが、気になったのがこのクォーターウインドウパイプ。

そう言えば昔は4ナンバーの貨物だと法規的に必要だったハズですが、いつから不要になったんでしょうか…(^-^;??

ってかあの金属パイプが1万すんだ…(汗)

まぁ純正だからこんなもの…なのでしょうか…(笑)

さて…そんなハイゼットキャディはウェイクの派生モデル的な感じでデビューしたものの、結果的に知名度は低いは、貨物として使うには無理があるわで泣かず飛ばず…(汗)

2021年にウェイクより早く僅か5年少々でフェードアウトしています。

生産台数もだから極端に少ない…。

当初は月販目標1000台だったようなので、5年だと6万台で計画達成…ですが…

僅か6730台…(苦笑)

やはり最大積載量の少なさ…そして2人乗りしかないという利便性の悪さ。

更に趣味性を求めていくとホンダにN-VANなる最強のホビーツールが出てしまってはこのクルマに一体何を求めようか…??

恐らく購買層はトヨタ・ダイハツの関係者及び関連企業、昔馴染みのセールスの勧め(けどよっぽどじゃない限りハイゼット勧めるか…)、マイナー車故に手を出してみようというマニア。

多分今は正直余程のマニアじゃない限り注目しない1台だと思ってますが、恐らく20年も経てばコレが今でいう「エモい」なるワードで(恐らく20年後にとって代わるワードが出てるハズだ!!)きっと地味~なプレミアとかが付いてそうな…。

気がするんですがねぇ…(^-^;
Posted at 2022/01/02 23:04:28 | コメント(10) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ
2021年06月21日 イイね!

個性的過ぎるとダメなのか?



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

昔から唯一無二…もう見るだけで一発で分かっちゃうクルマですよね…。

ってコトで…



ミゼットⅡ前期 
カーゴ追加時です♪


チョット前に話題にしたドミンゴに乗ってた中学時代の先生のセカンドカーがコレでございました…緑のピック。

ファミリーカーがドミンゴでセカンドカーがミゼットⅡってのが何ともぶっ飛んでます(爆)

「コンパクトなクルマこそエコ」をポリシーとする先生としましては、このミゼットⅡはまさに理想的…デビュー当初から欲しかったようですが、なんとかかんとかしてやっとの思いで中古で買ってましたね…当時まだ4年オチ位。

自分が高校に入って以降にこの先生は購入し、ソコから通勤の友として使用。

帰宅方向が一緒だった妹がミゼットⅡの荷台に乗って帰宅するという、今では絶対にありえない逸話も残っております(爆)

もうさすがに持ってないでしょうけど…(^-^;

さて…そんなミゼットⅡは1996年にデビューしています♪

三輪だった旧モデルから実に四半世紀を経て、今度は四輪での復活となりました。

但し、初代のような実用的な大量生産車では無く、ダイハツの池田工場の中でも「ミゼット工房」と呼ばれるところで、プレスや塗装を除き組立は熟練工による手造りで生産されている辺りが初代と違って大量生産を狙ってない辺りが伺えます。



当初は初代同様に1人乗りでしたが、1997年にはコレまた初代同様に2人乗りが…そして移動販売車等のニーズにも最適なカーゴモデルも追加されています♪

カタログも写真のようにペットや愛玩的な感じで親しんでもらえるような演出があったりします(^O^)

なのでカスタムベースとしても人気で、V8を積んだミゼッパチなんて印象的です(笑)

今回のカタログは上記の通り2人乗り&カーゴが追加されて以降の1998年3月のモノです。



ってコトでまずはピックと呼ばれる所謂軽トラですね(^^)v

丸目2灯のヘッドライトにフロントの中央にはドカンとスペアタイヤが鎮座。

今のクルマではこんなの絶対ムリです…というより衝突安全の基準で後期ではフロントマスクが延長されると共にスペアタイヤも荷台に移されてますので…(^-^;

そういえばナースのお仕事で、元・ローラースケートなアイドルがたこ焼屋のクルマで乗ってましたね(笑)



全長は2790mmと、当時の軽自動車の規格上限から比較してかなり短くコンパクト♪

比較が人とキリンっていう(爆)



で…コチラはカーゴ。

カーゴは恐らくリアバンパー分…ピックに対し40mm長いです♪



ココでいきなりですが、重量はDタイプの1人乗りで僅か550㎏!!

一番重いRタイプ2人乗りのカーゴですら660㎏です。



カーゴも十分個性的…ケータリングサービスのクルマなんかに使いますと、少々狭いながらもインパクトはありますよね(^O^)

ちなみにテールレンズはキャリイと共用ってのは今回調べて初めて知りました!

ハイゼットでえぇやんけ~(苦笑)



インパネはとにかく当時の最小限。

メーターもスピードと燃料のみ。

他はほぼ鉄板剥き出しです…ある意味割り切りって大事。



シートは1人乗りですと、このボディながらも十分な広さがあります(^O^)

対して2人乗りは…

拷問でしょう…(爆)

あくまでコミューター的なクルマですから、コレに2人乗るってのはあくまでエマージェンシー用ですね…(^-^;

又はカップルで…

相当理解力無いと厳しいけど…(汗)


そんなミゼットⅡ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ。



EF-CK…直列3気筒660㏄SOHC、キャブ、31馬力、5.1kg-m。

ハイゼットのエンジンをデチューンして搭載していますが、元々のスタビリティが低いのと、車重の軽さで動力性能は一般道を制限速度で走るのにはソコまで不満は無いですね(^^)v

但し、コレで高速はかな~りキツイかと…。



コレに組み合わされるミッションは、1人乗りが4速マニュアル、2人乗りが3速オートマ。

自分はマニュアルのモデルしか乗ったコト無いですが、ギヤ比が確か離れ過ぎてたんじゃないかなぁ…

足回りはフロントがストラットでリアがリーフリジッド。

ホイールベースが僅か1840mmなのと、トレッドが狭いこともあるのか、鼻先が自然と右に左にフラフラ~ッと向いて行く独特な動きをします(笑)

乗り心地はお世辞にもイイとも言えず、なんとか欲しくて買った先生ですら「通勤で使うと運転してても10分で酔う」だなんて言ってましたね…(^-^;

そしてギヤ比の関係もあって実燃費もリッター10㎞/h程度とそんなに良くはありません…(苦笑)



装備としましては、カーゴのリアサイドウインドは開閉式になってまして、もう移動販売で使ってくれと言わんばかりの内容。



カーゴルームは高さも幅も奥行もほぼほぼスクエアな感じです♪

高床にはなるものの、荷室がフラットなのも美点かと思います(^O^)



グレードはこんな感じで、まずはピックから…

・Bタイプ…最低グレードで1人乗りのみ。ミラーが唯一ブラック。

・Dタイプ…ミラーがメッキになり、ルームランプとバッテリーカバーが付きます。

・Rタイプ…各所にアイバワークスのメッキバーが付いた最上級仕様。



次いでカーゴ

・Dタイプ…ピックと違ってフロントロアスカートが付きます♪

・Rタイプ…コチラもアイバワークスのバーとロアスカートもカーゴなんで標準。



ボディカラーは標準が3色、メーカーオプション5色の計8色。

自分はピックRタイプの1人乗りで、ボディカラーはイエローがイイですね(^^)v



で…コチラはオプションカタログ。

表紙からしてペーパークラフト調でユニークです♪



コッテコテ(笑)

毎度ですが、ダイハツはとにかくオプションが多い。



すれ違いでジャンケンも出来ちゃう(爆)

スペアタイヤカバーですら遊び心があります♪



ココまでコテコテなミゼットⅡは見たコト無いですね(笑)

サイドウインドの南の島の夕陽のデカールも何気にオプションで18000円。



スカッフプレートは車格を考えると結構立派な造り!

他にもトノカバーにデカール、マッドフラップにストライプと充実♪



幌ってのもミゼットらしくてイイですね~52000円也。



周りは鉄板剝き出しなのにウッドパネルで高級感…アンバランスな気がしなくもないですが、こういう加飾パネルは不思議とグッと来るものがあります(笑)

ちなみにエアコンは全車ディーラーオプション。

物品税があった80年代ならまだしも、90年代にディーラーオプションで用意されてるってのは珍しいかと思います!

よく考えますと、1番安いピックのBタイプにエアコンとウッドステアリングを装備しちゃうと、車体の4分の1がこの2つになるという(爆)

オマケ



ミゼットⅡは元々1993年に出たコンセプトカーが発端。

コンセプトカーながらもエアコンパネルは何かしらから流用してる感じですね。



更に発売前年の95年には3人乗りのミゼットⅢがコンセプトカーで登場♪

クラシカルな外観に3人乗りというのが魅力。



右側はリアドアが無い1:2ドア。

コンセプトカーってのもあって内装はフルトリム…しかしミゼットをココまで豪華にしちゃうとな~んか違う気もしちゃいます。



コチラはあくまでコンセプトカー止まり…完成度は高いですが、幻のクルマとなりました。



そして97年には集大成?のミゼットⅣなるコンセプトカーが現れます。

ランエボみたいな進化ぶり(爆)



インパネも市販のミゼットⅡのものをそのまま流用してますし、内装も極めて実用的で市販もおかしくない状態…。

しかし…しかし…

ムーヴで事足りるやん…(汗)

ミゼットⅡが初代と大きく違ったのは周囲の環境…。

初代のように軽免許や軽三輪自動車への優遇された法規制はご存知の通り既に無く、また、趣味性を求めなければ、ピックを買わずにハイゼットトラックを買えばいいですし、移動販売車で使うならまだこの時はミラウォークスルーバンが買えちゃう…(苦笑)

可愛らしさや余程の駐車場事情が無い限り選択肢に一般的には上がり難い…(汗)

日本の税制面で軽自動車の規格より小さい車両に優遇されたクラスが無いコト、そして国民性からして実用的且つそれなりの豪華さを好むコト…更に突飛なモノを好まず、周囲に馴染み冠婚葬祭等で違和感が無いモノ。

そういう背景を考えると、おおよそこんな感じで企画したクルマは台数が中々出ませんよね…(^-^;

元々手造りですから、ダイハツも分かってやってるとは思います…クルマとしての楽しさや個性を重きに置いた立派な1台かと♪

ソレはミゼットⅡだけではなく、スズキツインやスバルR1なんてのも当てはまるかと…(^-^;

反面、ワゴンRなんてのも当時としては突飛な外観ですが、アレは軽の規格一杯の大きさに実用的に4人乗れるから受け入れられたんでしょう…RVブームが来てて、セダンからより違うものを求めていた国民のハートにヒットしたなどの複合的な理由もあるかとは思いますが…。

それでもミゼットⅡは改良を繰り返しながら5年間コンスタントに出した上、ミゼット工房はエキスパートセンターと名前を変え、今はコペンが生産されてます。

つまり…

ノウハウは今も生きている。

ミゼットⅡのDNAはコペンの血統に受け継がれているのでしょう…ミゼットⅡの存在は決してムダじゃなく、寧ろ必要な1台だと思いますね(^^)v

ちなみに他のこの時代のクルマと較べますと、比較的低走行でキレイな個体が安価で出て来る方だとは思いますね♪

敢えて選ぶ理由は今も十分あると思います!
Posted at 2021/06/21 09:41:13 | コメント(9) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ

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