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BARAのブログ一覧

2019年04月16日 イイね!

我が家にあってもいいな。高いけど。(AUTOMOBILE COUNCIL 2019)

我が家にあってもいいな。高いけど。(AUTOMOBILE COUNCIL 2019)開催日から一週間以上空いてしまいましたが・・・第4回オートモービルカウンシルでは、多くの印象的なクルマと出会いました。よって、ネタはまだあります。ここの所忙しくて・・・整備手帳も追いついてません。
 販売車両が多く展示されているのですが、値付けを見ると、どれも一桁多い感じ。そうでなくても、頭の中で思い描いた値段の倍だったりします。まあ、都内の業者さんなら、客の所得やショバ代などを勘案すると、それなりの値付けをせざるを得ないのでしょうけど。
 そんな中で、我が家にあってもいいな~と思うクルマをいろいろと思い出しつつアップしてみました。
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 先ずはボルボアマゾン、いつ見てもかっこいいと思います。昨今のクラシックカーラリーイベントでも、最近のマシンとは違った迫力を感じるのは、そのベースが屈強であるからだろうと思います。実際に、速いですしね。愛嬌とカッコよさを兼ね備えたフォルムが最高です。残念ながら、売り物ではありませんでしたが。
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 ボルボ240エステート、「空飛ぶレンガ」と言われたグループA時代と言えばこのモデルの年代になりますね。国内ではミニバンが全盛ですが、このボルボを見たらステーションワゴンに回帰したくなる人もいるのでは?きれいに仕上がっていましたが、お値段はみんな300万円オーバー、専門店価格なのでしょうかねえ。
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 現実的なのは、200万円台半ばのプライスタグを掲げる940エステート。私が買うとしてもこれでしょうね、新しめなのでエアコンの効きも良いらしいですし。この端正なスタイリングは今でも好きですねえ。もうちょっと安く買って、自分で直しながら乗った方が楽しいかもしれませんが。MTがあればいいんですけどね。
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 メルセデスの280TE。このシンプルかつ丸みを帯びたスタイリングがカッコイイ、お気に入りのモデルです。最近見かけなくなりましたので、とても新鮮。この次の型はよく見るんですけどね。
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 メキシコ製のタイプ1です。商談中になっていたので価格は分かりませんでしたが、まあまあと言った感じでしょうか。エアコン付きなのがいいですね。このシルバーだと、えらく渋く決まっているように見えました。全体的に、走り系な印象ですね。
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 一番欲しくなったのがこれ、ゴルフⅡのCLIのMT車。走行1万キロ程度の極上車。個人的に、ゴルフはベーシックなモデルが一番と思っているので、趣味にもバッチリ。うーん。。。    
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 ピカピカのゴルフⅡの横には、程よくやれたジェッタCiが。本日イベント会場内で最安値?AT車ですが、こういうモデルにサラッと乗るのもいいですね。まあ、探すとこ探せば、もっと安い個体がありそうな気がしますけどね、その辺は専門店のノウハウ代があるのでしょうか。
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 ジャルディニエラは・・・高くなったなあと。ロードスター新車並。とは言え、ここまでしっかり仕上げてあれば、その値付けは分かる気がします。一時期欲しかったんですが・・・今ではスバルのカスタムが欲しいです。
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 500だけでなく、600も多く売られていました。買い手がついたモノもありましたねえ。スバルに慣れてると、600の車内には「広い!」という感想しか浮かびません(笑
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 レンジローバーの初期モデル・・・ではなく、高年式車をわざわざレトロチックにしたカスタム。このdボデー色と言い、やり直した、レザーの心地よい内装と言い、非常に好みではありますが、お値段が優しくない・・・ランクル200新車で買えます。でも、このレンジを買う人の気持ちは分かりますけどね。
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 フェラーリの中でお気に入りなのがこれ、モンディアルです。世間的にはあまり人気ないのでしょうか?フェラーリ的には良心的な価格がついていたと思います。
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 久々にモンディアルのエンジンを拝みました。いや~大変だ、これは、整備なんてしたくない。でも、言い音するんでしょうねえ。タイミングベルト交換して納車とありましたが、大変でしょうねえ、絶対自分ではやりたくないです。
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 心が洗われるような、ローバーミニ。お値段もお手頃で・・・意外と良心的な価格でした。いつか所有してみたいクルマの一台です。自分でいろいろといじれそうですしね。
 とまあ、いろいろと展示車両を見て回りましたが、やはり外車祭りでした。それでも、いろんな車種が、この場で新しいオーナーを探すために、しっかり磨き上げられ、良いコンディションで並んでいるのを見て、何だかうれしい気分になりました。いろいろ思いを巡らしながら、いろいろなクルマを眺める、楽しいひと時でした。
Posted at 2019/04/16 22:50:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーターショウ | クルマ
2019年04月08日 イイね!

駐車場から面白い。(AUTOMOBILE COUNCIL 2019)

駐車場から面白い。(AUTOMOBILE COUNCIL 2019)
これまで3回の開催は夏場でしたが、第4回となった2019年はこの4月の開催となりました。いろいろな事情はあるのでしょうが、個人的にはありがたいですね、8月上旬は暑いですから。駐車場から建屋に歩くだけでも汗だくになりますしね。
 今回悩んだ末に選んだ足クルマは、通勤快速ロードスターRF号でした。理由は、今回のマツダさんの展示が「ロードスター」だから。ちなみに、昨年はアクセラに続くマツダのコンパクトカーの歴史でしたので、BARA妻の通勤快速アクセラで行きました。ただ、80年代スポーツ車の展示もあったので、セリカXX号でも良かったなあ。でも、会場に到着していきなり隣のクルマがアルファロメオ155だったので、それだけで気分上昇。
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 こういうイベントは駐車場が面白かったりします。振り返れば、私が好きだった時代のプジョーが並んでました。306と406でしょうか?この時代の106も好きでしたねえ。ナマズの様な顔になった新しめのモデルは苦手です。(RCZは面白いと思ってますが)
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 ランチアデルタやベータなどもいましたが、一番気になったのはこれ、フルビア。しかもラリーが似合いすぎるいで立ちが素敵でした。ホンモノ感半端なし。
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 展示内容もあってか、80年代の日本車もたくさんいました。目についたのが初代シティ、何台もいましたねえ。特にこの個体、モトコンポに乗用玩具を搭載。大事に乗られてるなあと思うと同時に、楽しんで乗ってるんだろうなあと想像すると、何だかこちらもうれしくなってきます。
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 目立つ位置にいた20ソアラ。これくらいのサイズで端正な高級感漂う2ドアというのは現在の新車ではありませんからね、こだわって乗り続ける理由が分かります。10ソアラよりは維持もしやすいでしょうしね。
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 アルシオーネもいました。イベント展示車両にもアルシオーネがいるらしいので、惹きつけられたのでしょうか。デザイナーの碇氏(故人)と談笑した時の思い出がよみがえってくるようでした。
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 あら、これはみん友のぽおるさんのクルマでは。久々に拝見しました。BARA妻が喜んでましたね、コンディションを眺めながら、すごいと言ってました。私も同感です。
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 イベント会場・・・やはり幕張メッセだと広々していていいですね。歩くスペースも十分で、全ての展示車をしっかりと楽しませていただきました。おかげでイベント終了間際までいましたねえ・・・しかも、BARA妻も付き合ってくれて。以前同行してもらったイベント(Nostalgic2days)だと、割とすぐに飽きてしまって、場をつなぐのが大変でしたから。
 クルマだけでなく、音楽だったり食べ物だったりアパレルだったり芸術だったり、ものすごく勉強になった1日でした。非常に多くの展示を見たので、紹介は分類したうえで、ピックアップしたいと思ってます。
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 そんなイベントでのマイベスト・・・このゴルフⅡCLIです。すごいですよ、走行1万キロ程度の極上車、しかも5速MTです。車体のいたるところ、フロア下、エンジンルームも超きれい。放置が長くて、旧運輸省ステッカーが貼られています。なので、ゴム系や電装系の経年劣化が懸念される部分は交換したいところですが・・・これ、通勤に使えたら最高だろうなあと思ってしまいました。絶対飽きないでしょうし。まあ、もったいなくて乗れないかもしれませんけどね。
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 帰りは横浜赤レンガ倉庫に寄り道して帰宅、クラシックカーに刺激を受けましたが、新しいクルマもいい物です。それにしても、やっぱり車って面白いなあと、いろんな視点から刺激を受けることが出来た、充実のイベントでした。
 そして、マツダの山本主査殿とお話しさせていただいたことも貴重な体験でした。これからも、ロードスターRF号を大事に乗っていきたいと思います。
Posted at 2019/04/08 19:09:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーターショウ | クルマ
2018年08月16日 イイね!

スバルの起点変化。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018 その3)

スバルの起点変化。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018 その3) 今回のオートモビルカウンシルでは、国内自動車各社(トヨタ・日産・本田・マツダ・スバル)もブースを構えていましたが、新鮮さを感じたのはホンダとマツダでした。ホンダは二輪も合わせて訴求していましたし、マツダはコンパクトカーの歴史から来年登場が噂される新型アクセラコンセプトへの流れを、歴代コンパクトを展示して訴求していました。
 では、スバルはどうか?一言で言えば、「新型フォレスターに合わせた展示」でしょうか。まあ、別に悪いとは思ってません、むしろ、普段こういうイベントではまず目にすることのない車両が見れたので、良かったと思ってますよ。
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 もはや、スバル乗用車ストーリーではなく、スバルSUVストーリーとなってました。なので、歴史の起点がレオーネバン4WDになってます。いつもなら、スバル乗用車の歴史で、起点がスバル360になっているのですが。まあ、今回が新型フォレスター推しの展示なのだから仕方ないでしょうね。その点は理解できました。
 しかし、レオーネバンの右が、レオーネステーションワゴンではなく、いきなりストリーガ(初代フォレスターのコンセプトカー)になっているところが解せません。
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 国産初の乗用4WDという価値は十分に理解できますね。展示位置がブースの一番端っこだったのが気になりましたが。ちなみに、マツダのブースでBFファミリアを見ていた時、「国産初のフルタイム4WD車です!」と説明がありました。どちらにも、譲れない線があるみたいですね。
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 懐かしかったのがこれ、レガシィグランドワゴンです。これの5MT車(デュアルレンジ仕様)がお気に入りでした。当時、BGレガシィと言えば、ツーリングワゴンGT-Bをはじめとした、低扁平タイヤ+ビルシュタインショックと言う走り重視の仕様が人気を集めていました。ボデーカラーについては、カシミヤイエローのような特徴的な色もあれど、白の印象が強かったです。
 そんな中で出現したグランドワゴン、2トーンの色使いと言い、EJ25の穏やかなマナーと言い、「こういうレガシィもアリだな」と感じさせてくれたものです。当時は現在と違い、乗用車系SUVが無かったこともあり、ハイラックスサーフやテラノのような硬派な四駆が幅を利かせてましたからね。フォーマルなシーンも似合うグランドワゴンは新しい価値観を提供してくれたと思います。なので、私的に、スバルSUVの起源はここです。
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 初代フォレスター、今見てもいいクルマだなあと思います。シンプルさに徹した、角ばりつつ、清潔感のある外観が今でもお気に入りです。
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 グレードはC/20でした。NAエンジンの廉価グレード、鉄ホイールがいい味出してます。そういえば、当時C/tbというグレードがあって、200馬力を超える性能を持ちながら、200万円切っていたのが話題になった記憶があります。
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 そして新型。ブースのど真ん中に鎮座していましたが・・・ただ置かれている印象でした。頑張ってるマツダさんのブースをまねろとは言いませんが、スタッフにしても、展示にしても、もうちょっと「熱く」なっても良かったんじゃないか?と、気になるというか、心配になりました。
 新型フォレスター、まあこんなもんかなと思える出来ですね。特にこだわりの無いユーザーには受け入れられやすい、それなりの出来になっていると思います。ただ、アイサイトみたいな衝突安全や運転補助のデバイスや、X-MODEのようなブレーキ引きずり式LSD機能は、他所のメーカーも同じような物をラインアップしていますから、もはやアドバンテージにはなりにくいと感じます。やはり、スバルらしい何かが今後求められるのだろうと思います。いつまでもシンメトリカルAWD+水平対向エンジンだけでは戦えないと思いますので。
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 おまけ・・・帰り道、会場中央にある物販会場にあったのが山野楽器さんのブース、いろいろCDが売られていたので、柄にもなく、ジャズのCDを買うことにしてレジに向かうと・・・
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 まさかの、スバルとの出会いが!ワイヤレススピーカですが、中々リアル。しかも、我が家の中期型と同じディティール。在庫は3個だけ、2個はイエローでした。
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 運よく、我が家のスバルと同じホワイトが1台だけありました。何だかんだ言いながらも、結局スバル360に帰結してしまった、オートモビルカウンシル2018のスバル車詣ででありました。
(ちなみに、ヤングSSの売り物がありましたが・・・最近、ヤングSSを見飽きたので写真無しです(笑))
Posted at 2018/08/16 20:46:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | モーターショウ | クルマ
2018年08月12日 イイね!

マツダのやる気。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018 その2)

マツダのやる気。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018 その2)
先週、オートモビルカウンシル2018に行った時のこと。前のブログ(こちら)では気になった輸入車を紹介しましたが、個人的にはメインイベントと思っていたイベントがありました。それが、マツダさんのブース、社を挙げてコンパクトカーの歴史の展示とトークショーを開くとのことでした。特に、そのトークショーには初代BK型アクセラのチーフデザイナーが来場するというのですから、初代デザインが好きで通勤車に使い続けているBARA妻も乗り気でした。よって、幕張メッセまでの足はアクセラでした。
 マツダブースは会場の一番奥、静岡マツダさんから記念品引換券を頂いていたので、受付で提出すると首から下げるパスを貸与されました。だからかなあ、説明員の方々が非常に丁寧に応対してくれました。過去の名車から、次期アクセラと目されるコンセプトカーにつながる展示、車両の確保にしても、そのストーリー性にしても、そしてそれぞれに配置された説明員に関しても、力の入れ具合に脱帽でした。
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 先ずは初代FFファミリア。さすがに初代からのFR車の実車はありませんでしたが、次期アクセラにつなげるには「FFコンパクトの歴史」とするのが自然な気はしますね。昔は3ドアにしても4ドアにしてもよく見かけたものですが、先ず見かけなくなりました。これは、ミラージュとかパルサーとかカローラにも言えることですけどね。
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 このファミリアの周りでは、懐かしむ年配の方が非常に多かったのが印象的でした。このファミリアが現役だった時代、子育てとかいろいろな時期を過ごした年齢の方々ですから、いろいろな思いがあったのかもしれません。私は当時子供でしたけどね。ちなみに、家のクルマは初代ミラージュでした。同じようにフードが逆アリゲーターに開くモデルでした。
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 次がBFファミリア・・・と言っても、全ブースで一番目立っていた一台、マツダブースを訪れた際、真っ先に足が向かったのがこのマシンでした。マツダ323の4WDラリーカー、国産初のフルタイム4WDであるファミリアをベースとしたGr.A仕様、ホンモノのラリーカーです。ランプポッドは伊達ではありません。当時フィンランドの女性ラリードライバーであったミンナ・シランコルバ女史が所有しているとのことでした。
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 ベースの323は日本製ですが、欧州に輸出されたのち、現地でラリー車に架装された後は、今回が初来日だそうです。それにしても美しい状態ですね。個人的に、現在のようなWRカー規程よりも、市販車に非常に近いいで立ちのGr.Aカーが大好きなこともあって、しばし観察していると・・・スタッフの方が「乗ってみてください」と。
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 スタッフさんもサービス精神旺盛で、何枚撮られたことやら(笑。BFファミリアに乗ったことはありますが、左ハンドル車に座ったことはありません。インパネやドアトリムなどの内装も市販車然としていて、親近感が半端ないですね。いやあ、何だかかつてダートラ車両に乗った時のことを思い出しました。こういうコンペティティブなマシンは最高ですね。
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 次は、まさかのランティスクーペでした。確かに、海外では323を名乗っていましたから、ファミリアであると言えます。ここでいろいろとお話を伺えたのが、開発時実験評価をされていた方、ランティスのディメンションに合わせた試作車を製作してニュルを走った話から始まって、いろいろな興味深い話を伺うことが出来ました。リヤのボデー剛性の話(そのおかげでラゲッジ開口部が高い)だったり、着脱式リヤタワーバーの話だったり、止まりません。私もその手の話が好きですから余計に、です。
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 特に、このV6エンジン、この狭いエンジンルームに収めるための苦労や工夫についてもいろいろと伺うことが出来ました。特にインテークマニホールド、サージタンクの配置から配管の通し方、その中にデリバリーパイプを何とか配置してと、苦労の塊と言っていい成り立ちであることを強く感じさせられました。まあ、当時のJTCCでは目立った活躍が出来ず、JTCC末期にはファミリアセダンに取って代わられてしまいましたが、それでもやはり、ランティスと言えば「4ドアクーペタイプRの5MT」となるのは、やはりこのこだわりと、デザインのおかげなのでしょうね。
 ちなみに・・・4ドアセダンは、国内市場対策で作ったとのこと・・・やっぱりか。
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 次は初代アクセラ。どのグレードかなと思ったら、マツダスピードアクセラ(BK3P)でした。当時、MPV等に搭載されていた2.3リッターMZR・DISIターボエンジンを搭載した6MT専用グレード、さぞ開発段階から企画されていたのかと思いきや・・・「BKアクセラ開発時には企画もありませんでした」とのこと。実際のところは分かりませんが、BKアクセラの出来も良かったからか、「載せれそうだから載せた」ノリだったようで。それを商品化するんだからすごい。
 で、このBKアクセラや初代アテンザの時代は、当時提携していたフォードグループ(ボルボ含む)とのプラットフォーム共有化だったり部品共有化と言ういろいろなしがらみの中で開発を進めざるをえず、好きな標準部品を使うことが出来るような自由度の効く開発ではなかったことなど、苦労話をうかがうことが出来ました。 
 フロント周りはなるべく「普通」にしたかったそうで、スバル車のようなインタークーラーダクトは作らず、フードを膨らませて内部を通すことで、インタークーラーの冷却確保をしたそうです。バッテリー冷却も然り。そして、バックミラーに映るのは普通のアクセラ・・・でも速い・・・
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 抜かれた後に相手に見せつけるのが、この迫力を増したリヤスタイル、と言うことだそうです。それにしても、BKアクセラのリヤデザインは今見てもいい線行ってると思います。まあ、我が家もこのリヤデザインが良くて、当時デビューしたての2代目BL型を買わずに、わざわざ初代BK型を買いましたので。
 後のトークショーで当時のデザイナーから聞いたのは、当時アメリカ市場向けに出していたファミリア(プロテージェ)のリヤデザイン、日本で見てたら「こんなもんだろ、よく出来た」と思っていたものの、アメリカに赴任して、現地で見ると・・・貧弱に見えるのだそうです。そりゃあ、片側何車線あるかわからないくらいの道で、広大な景色の広がりの中で特徴を示す・・・リヤデザインの重要性を思い知らされたのだそうです。そのため、BKアクセラの開発時は、後方から、遠くから見ても存在感のある、力強いデザインを目指したとのこと。それでも、決して下品になっていないところに、このBKアクセラのデザインの良さがあるのでしょうね。
 ちなみに、2代目BLアクセラと、3代目の現行BMアクセラは展示省略。まあ、台数が置ければ置きたかったのでしょうけど、エリアが限られてましたから、マツダコンパクトの歴史の中での重要なポイントに絞った車種選定、と言う意図が感じられました。
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 そして、魁コンセプトへ。良くも悪くも、来年登場が噂される次期アクセラはこういう印象になるのだそうです。まあ、現行CX-5がこういう感じなので、まあ納得、と言う気分でした。コンセプトカーなので、幅も細部も大味です。
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 リヤデザインは何とも言えないというのが個人的感想です。どこか、見たことある感じがするんです。昔のアルファ156スポーツワゴンあたりと似た印象を感じました。あとは、ライセンスプレートがバックドアになるか、バンパー下になるかで、かなり印象が変わりそうです。個人的には現行BM型のナンバー位置は好きではないので、バンパーになってくれないかな~と思ってます。
 斜め後ろの視認性を犠牲にしてデザインを取るという姿勢は現行同様、キャラクターラインを極力廃して、面の造形で主張するというのは現行CX-5からの文法。この辺は好みが分かれるところでしょうね。
 キャラクターラインを使うことは決して悪いことではないと思うので、この辺はマツダデザイナーの好みなのでしょう。面の美しさが主張できる反面、分かりやすいアプローチ、特徴が作りにくくなるという諸刃の剣だからです。こういう面が主張するデザインのクルマでは、色づくりが重要になってくると思います。せっかくの造形が活きる、素敵なカラーラインアップが展開されることを願わずにはいられません。
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 トークショーでは、ファミリア時代からデザインを手がけ、初代アクセラのチーフデザイナーを務められた鈴木英樹氏、初代アクセラに携わり、マツダ魁コンセプトのチーフデザイナーである土田康剛氏が登場。いろいろの話を聞く中で、特に初代アクセラに関わる部分について、非常に熱い話を聞くことが出来、私も、BARA妻も大満足でした。
 そんな重要なモデルなら、1/43ミニカーが登場していても良さそうな物なのに・・・と言うのはBARA妻の談。今後登場したらいいですねえ。
 トークショー後に、デザイナー氏とお話しできたらと思っていましたが、ライターと思しき方などで混んでいたので退散。でも、非常に有意義でした。次期アクセラ、期待しましょう。
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 オマケ・・・他のブースにあったマツダ車、K360。私が今、なにげに欲しい1台です。スバル360とマツダK360、素敵なラインアップだなあと妄想。よほどの縁がないと無理でしょうけど。
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 駐車場にて。我が家のBKEPアクセラスポーツ20S、購入後9年11万キロ以上を走ったので既に12万キロを超えていますが、ショックアブソーバをはじめとした消耗部品の交換だったり、定期的な液物の交換(エンジンオイル、LLC、ATF、ブレーキフルード等)を行っていることもあって、絶好調。フットワークもいいし、よく走るし、エアコンも壊れないしで我が家的に手放せない一台となりました。
 アクセラの集まるイベントに行っても、なかなか目にしない初代BK型、それも普通のグレードですが、この日はこの代BK型アクセラがマツダのコンパクトカーの歴史にとって非常に重要な位置にあること、次期アクセラのデザイナーからしてもこの初代アクセラのリヤデザインは忘れられない物であること、当時の開発者の苦労やこだわりが確認できたことで、よりこのアクセラに対する思いが深いものとなりました。いいイベントでした(^^
Posted at 2018/08/12 21:56:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | モーターショウ | クルマ
2018年08月11日 イイね!

これは新しい輸入車。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018)

これは新しい輸入車。(AUTOMOBILE COUNCIL 2018)2016年から毎年この時期に開催されているイベント、オートモビルカウンシル。毎年行こうと思っているものの、見事にスーパーGT富士と日程が重なってしまい、行けてませんでした。。。
 前週まで、調子の悪くなった親父の面倒とかでバタバタしてましたが、何とか8月5日(日)だけは時間が出来たので、出かけてきました。超久々の幕張メッセ、東京モーターショー以来ですから、約10年ぶりかもしれません。
 とりあえず、いろいろ見れたので大満足でした。国産車輸入車含めていろいろ見れましたが、先ずは輸入車で、イイなと思ったクルマを並べてみました。
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 先ずはフォルクスワーゲンゴルフカブリオレ。初代のヴォクシーなフォルムと、4座を備え、たたんだ幌も様になる、いろいろとお気に入りの一台です。正規輸入時にはATしかなかったような気がしますが、ATでのんびり乗るのもいいのかもしれません。濃い外装色と、タン色の内装のセンスが良かったですね。価格は高めですが、価値が下がることは無いでしょう。
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 アストンマーチンDBSヴァンテージです。数千万円する輸入車は数あれど、オールドアストンマーチンの風格は別格でした。最新のアストンマーチンもいいですが、こういったオールドモデルを乗りこなせる(収入的にも、風貌的にも)ようになれたらと、ちょっとした目標ですね・・・なかなか難しいのでしょうが。まあ、単なるお金持ちなら現行車に流れるでしょうけど。
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 アルファロメオスパーダーです。アルファのオープンカーは数あれど、これに勝るモデルは覚えがありません。アルファRZも、4Cスパイダーも、どこかごついので。いい物はシンプル、いつまでたってもその価値は無くなりませんね。
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 アルファジュリア1300TI。ここはオークション会場とは言え、300万円をはるかに超える値付け・・・でも、妥当なんでしょうね。ただでさえ錆やすいオールドアルファ、日本の気候だと余計に厳しいでしょう。この極上コンディションを維持するのが大変だと思いますが、ファーストカーとして、日常生活のお供にしていただけたら・・・画になるでしょうねえ。
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 レンジローバーも、初代の、しかもこういったシンプルなモデルが大好きです。クラシックレンジ、いろいろとやり直しているのでしょうけど、本国を頼れば部品は何とかなるでしょうし、そういう点では国産車より安心なのかもしれません・・・まあ、ランクルは別格として。ただ、価格が・・・うーん、一桁でかい。ガンガン使える価格じゃありません。コレクターズアイテムなんでしょうねえ。それでも、1台は商談中でしたが。
 ちなみに、メルセデスとしてはゲレンデバーゲンがありますが、苦手です。こちらも、シンプルなGクラスが好みです。個人的に機能重視のモノ選びをするところがありますので、その辺がこうして出るのでしょう。
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 売り物ではないのでしょうが、このフェラーリの迫力はすごいですねえ。一昔前は、実際にこうしたモデルがラリーで戦ったりしていたんでしょうからね。国産で言えば、スープラやZがラリーしていたんですから。そう言うクルマを見て育った世代なので、ちょっと刺さりました。
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 フィアットは500があるかと思いきや、この日は600しかありませんでした。うーん、日常生活で使えそう・・・普段、スバル360で買い物行ったりしている身にとっては、「なんて広いクルマだ」と思ってしまいましたから。
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 アルファジュリアは最近4ドアセダンとして復活しましたが、アルファ好きとしては、やはりこういったオールドモデルを思い出してしまいます。いい顔してますね。同じような丸目2灯の車が多い時代、グリルなどのクロームのデザインを工夫して、各社様々な顔を苦心の末生み出していたのだなあと、想像に刈られます。
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 欧州旧車としてはもはやメジャーなシトロエンDS。数台並んでましたが、皆着地状態。当たり前ですが。
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 なかなかレアな、フィアット850が。いや~低い!どうしてもパーツが心配になりますが、何とかなるのでしょう。色もきれいで最高でした。
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 アウトビアンキのビアンキーナですね。もう売れてしまってました。いったいいくらだったのかが気になるところですが。もう一台、A112も売ってましたが・・・すごい価格だったので写真も撮ってません(^^;;;
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 ゴルフⅡのGTI!久々に見ました。うーん、これなら通勤車にも使えそう。ちなみに、個人的には、ゴルフならゴルフⅢまでと思ってます。何というか、このスクエアかつナローなフォルムがいいんですよ。自分でも維持管理できそうかな?と思えますし。
 ゴルフⅣ以降はでかくなっちゃいましたし、ATやDSGのトラブルも多いですからね。
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 ボルボと言えば、やっぱりステーションワゴンが好きです。これは940のエントリーモデルとして追加された、ポラールと言うグレードです。それなりに装備が簡略化されていたと思いますが、この存在感はそんなことを感じさせません。このソリッドな赤が似合うワゴンってのもなかなか思い浮かびませんし。
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 アルピーヌと言えば、やはりA110ですね。A310やA610も好きですが、インパクトという点ではA110が一番です。新型車も一緒に並んでましたが、名車の横では霞ます。これからアルピーヌがどんなブランドとして成長するのか、新しい歴史を作るのか、それとも過去の名車のイメージを残した復刻車で終わってしまうのか、もちろん前者を望みたいところですが、どうなっちゃうんでしょうね。
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 いわゆるスーパーカー、数千万円のクルマを見た後でアメ車を見ると、割安に感じてしまいます。ファイアーバードトランザム、熱心なお客さんもいた気がしましたが、売れたのかなあ・・・。
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 ちなみに、この日、ちょっと購入を考えてしまったのがこれ、プジョー106ラリーです。いや、まさかこのマシンにこのイベントに出会えるとは思いませんでした。個人的に、デザイン的に好きなプジョーの時代の一台、走りのグレードとくれば、興味がわかないわけがありません。当時、正規輸入はなく、国内では稀少車です。それなりに旧い車種なので、メンテナンスもノウハウあるお店が欠かせないでしょう。
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 値段も200万円を超えるわけでもなかったし、程度も良かったので非常に興味が出ましたが・・・やっぱりエアコンなし。趣味車であれば問題ありませんが、通勤車として使うにはハードルが高いですね。。。この時期でも毎日100㎞通勤で走りますから、エアコンなしはキツイです。でも、やっぱかっこいいなあ。
 
 とまあ、輸入車でもいろいろな発見だったり、楽しみがありました。旧車ばかりですが、それらから受けた印象はすべて新しく、新鮮な物ばかり。国産車然り、輸入車も進化の過程でいろいろな物を失っていってるんだなあと感じさせられたイベントでもありました。
 国産車とか、他の様子はまたアップしたいと思います。いやあ、良いイベントだったなあ・・・。
Posted at 2018/08/11 16:16:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーターショウ | クルマ

プロフィール

「@組立工 さん 晴れ舞台ですね!楽しんできて下さい!」
何シテル?   04/20 21:24
2022年3月17日更新 旧いクルマも新しいクルマも、それぞれ楽しんでます。 「どんな車にも楽しみ方はある」というのが基本的な考え方です。 一番付...
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