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外観上はロアグリル周りの意匠が変わりました。
それ以上に、今回のデミオのトピックスは言うまでもなく、「スカイアクティブテクノロジー」なる物を導入した新型1.3リットルエンジン搭載車でしょう。
我が家のアクセラのオイル交換ついでに試乗してきました。

一言でいえば、良く走ります。ＣＶＴもアクセルワークによく追従してくれます。
このクルマの美点は、ドライバーにハイブリッド車と争うほどのエコカーであることを意識させないところにあると思います。（もっとも、スピードメーター横の専用モニターが、アクセルワークや横Ｇを視覚的に訴えてくるのですが）
また、i-stopは、これまでの2リットルエンジンのアクセラやプレマシーよりも積極的に行う印象です。
ただし、オートエアコンの設定温度を24度とか低めにすると、車内温度上昇が原因で再始動してしまいますが。再始動時の振動がアクセラ等に比べて大きく感じられたのは、車両として（車格？）の遮音性によるところが大きいのではないかと感じました。

この値引きなし140万円＋諸費用（＋ナビ？）のデミオ・スカイアクティブ、専用アルミや床下整流板等の「燃費スペシャル」な努力が注目されますが、私が気になったのは、画像の通り、エンジンカバーなんです。
この部品、近年の原価低減の為に省略もしくは簡略化されている（例えば、トヨタ・ラクティスではそもそもついてさえいません）のですが、ご覧の通り、中央部を鮮やかなブルーでツヤあり塗装され、しかもメッキのエンブレムまでついています。普通の安いクラスのクルマではありえないことです。
私はここに、このスカイアクティブを開発した技術者のプライドと言うか、気持ちと言うか、思いを感じました。

恐らく、ドライバーの力量次第で大きく燃費に差が出そうなこのスカイアクティブ、世の中にはいろんなお客さんがいるので、いろんな燃費が出て、褒められたり、叩かれたりするのでしょう。しかし、ハイブリッドや電気自動車一辺倒になりそうだった「次世代エコカー」の選択肢に、比較的安く、しかも大量の電池を使わない乗り物を作ってくれたマツダさんに感謝したい気持ちでいっぱいです。これに続く2リットルクラスのエンジンや、更にディーゼル、ＭＴ等にも期待せずにはいられません。

（ウチの旧型アクセラは絶好調なので、代替えはまだ先の先・・・ですけどね）

先日のブログで紹介した、サンバーＷＲブルーリミテッド。
気になったので、スバルに乗ってスバル販売店に行きました。
（みんな何故か笑顔になるから、３６０って不思議です）
しかし、営業さんから出た言葉は「売り切れです」（！！！）
確かに、限定１０００台（バンとトラック合計、エンジンはＮＡのみ）は少ないなあ～と思ってましたが、ここまでとは・・・。
ただし、静岡東部がだめなだけで、他の地区なら在庫などあるかもしれません。

サンバー、来年２月の完全生産シャットダウンに向けて、既に動きがあります。
基本的に、オーダーは今年１２月位まで受け付けて、それ以降は受注生産体制（一部グレードのみ受付）で残り生産期間を全うする、これまでのＲ１・Ｒ２や、ステラ（スバル製）の最後と同じパターンです。
また、スーパーチャージャーエンジンはまだ買うことが出来ますが、バンに関しては上級のディアスのみです。トランスポーター・スーパーチャージャーは既に受注を打ち切っているとのことでした。

第２第３の特別仕様車に期待するしかないのか・・・と思いつつ、カタログをもらってきました。
あ～もったいない。軽トラや軽バンだけでもスバル製で残せばいいのに。
これまで、ダイハツ製の軽自動車（アトレーワゴン、タントエグゼ、ミラ、ムーヴ）をスバル版として売ってますが、どれもダメですよね。
だって、消費者サイドとして、誰もそんなＯＥＭ求めていませんから。（多分）
サンバー商用車もハイゼットになる運命ですが、スバルが顧客を逃すだけになるのは確定的と感じる今日この頃です。

昨日の出来事ですが、沼津の自宅に着いたのが深夜だったので、今日のアップです。
横浜からこのクルマで沼津に帰ってきました。
このクルマで初の東名高速走行、パーコレーション（＆オーバーヒート気味）に悩まされた為、厚木で降りて、それから延々と下道を帰ってきたのでした。

朝一で横浜に移動して、お手伝いいただきながら整備して、陸運局に持ち込んで、ユーザー車検して、直後にガス欠して、夕方～沼津に移動始めて、移動中に壊れた部品を直して、パーコレーション起こしたら冷やして・・・なーんてことをいろいろ新鮮に感じながら、自分よりもはるかに年上のクルマを感じていました。

前置きが長くてスミマセン。
長年の憧れであったスバル３６０、妻様の理解もあり、導入することが出来ました。
協力して頂いた方々に大感謝です。

スバル製の軽自動車はそのうち無くなってしまうのでしょうが、その祖たる３６０は私が守って（遊んで？）いくつもりです。

いろいろあったことは、そのうちアップしま～す。

コルトって言うクルマを調べると、登場したのが２００２年１１月。私、まだ学生でした。
それから９年近く、細かい変更や、ワゴンモデルのコルトプラスの追加はあるものの、大掛かりなフェイスリフトもなく、今に至っています。
ラリーアートになると派手派手しさ、凶暴さが目につきますが、ベーシックなコルトを見ると、何だか妙な安心感を感じます。
巷では、ハイブリッドや海外生産（コルトもそうなる？）、スカイアクティブ等、コンパクトカーを取り巻く環境は燃費や車両価格を軸に激しさを増しています。
その一方で、このコルトのように長きにわたり製造され、減価償却も済んで、お求めやすい価格で提供され続けているのは、元々の基本性能が優れていることを証明していると思います。
もちろん、その間に燃費性能（10.15モードでせいぜい20ｋｍ/ℓ）では引き離されてしまいましたが・・・。ここには、三菱の次の一手（懐かしのＧＤＩとかどうなったんでしょう？）を期待せずにはいられません。電気自動車一辺倒でなくて。

ここであえて、新色のカワセミブルーを投入！きれいな色ですね。やはり、コンパクトクラスに色は大事だと思います。ＲＶＲ同様、街で見かけるようになってほしいものです。
いずれ、噂の海外生産モデルに切り替わるのかもしれませんが、このいかにも三菱らしいマジメなクルマをあえて手にしたエンドユーザーの方は、きっと満足することでしょう。

私が一番好きな軽トラック・軽１ボックスはスバル・サンバーなんです。
愛車紹介にはありませんが、今年春までサンバートラックを所有していました。
事情により、ハイエースに代替えしましたが・・・。
そんなサンバー、初代がデビューしたのが１９６１年で今年でちょうど５０年、半世紀という節目を迎えた途端、Ｄ発製ＯＥＭ契約の為にあえなく生産終了（来年２月）。
４気筒エンジン、ＲＲ、４輪独立サス、スーパーチャージャー、赤帽スペシャル・・・こんなに凝った、あるいは高速で懸命に走りまわっていた軽トラックをもう見ることが出来ないなんて、とても寂しい思いでいっぱいです。（みんなハイゼットになっちゃうのでしょうか・・・）
そんな、最後の最後に、スバルのとっておきの色を、このサンバーに与える。
スバルの親心、サンバーに対する尊敬の心を感じずにはいられません。
限定１０００台の純正ＷＲブルー色のサンバー、買った人は後生大事にしてくださいね。
（多分、そのうちの１割くらいは、黄色のカッティングシートが貼られるんでしょうね）