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この記事は、マツダ、ミニバン撤退…？について書いています。

　今日の日経や産経で報じられたニュース、「マツダミニバン撤退」の文字。ヤフーニュースのトップにも一時掲載されたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。まあ、マツダさんは「メーカーからのリリースではない」ことを強調なさっていますので真偽のほどは不明な部分も多いのですが、以前から噂はありましたからねえ。ここの所のあからさまなSUVシフト（CX-9や東京モーターショウのコンセプトカー等）を打ち出している点も、この憶測に拍車をかけるのでしょう。（トップ画像のボンゴフレンディもマツダのミニバンでした）

　　現在のマツダ車の普通車ラインアップを見てみると、ソウルレッド色の最新モデルが横一線で並ぶ下に、ミニバン軍団、というか「スライドドア軍団」が君臨します。ただし、MPVは国内向け生産は既に終了している（在庫のみ販売）ので、実質はプレマシーとビアンテの２車種と言うことになります。
　
　プレマシーとビアンテ、共にアクセラ系のプラットホームをベースにしているためか、ウィッシュやアイシス、ノア/ヴォクシーやセレナ、ステップワゴンなどの国産ライバル勢に比べて車幅があり、その特徴的なデザインも相まって、独自のポジションを築いてきたと思います。内装の質感に特筆するような点は無いですが、いい点はいろいろあると思います。（あくまで私的に、ですのであしからず）

・特徴的なシートレイアウト（プレマシー２列目のカラクリ機構、ビアンテ２列目のロングスライド）
・フラットホーム性能に余裕があるのか、ハンドリングが良いこと
・リヤサスにマルチリンクサスを奢っていることによるリヤのドッシリ感
・スカイアクティブ仕様車の６速ATトランスミッションの変速マナーがいいこと
・割とリーズナブルなプライス
・マツコネではないので市販のナビが選び放題、後席モニターも選び放題
・意外と伸びる燃費（HVほどではありませんが）

　特に走りの良さは、アクセラやアテンザから「スライドドア車両が必要になった」ために乗り替えたとしても違和感が比較的少ないと思われ、数ある国産ミニバンの中でも稀有な存在なのではないかと思っています。
　もっとも、ここ最近のメーカー側の商品対策が、特別仕様車の追加レベルで終わってしまっているので、新鮮味に欠けると言われてしまえば、反論することはできません。
　
　現行ラインアップで、プレマシーやビアンテの車格を考えると、代替候補はこの２車、アテンザワゴンやCX-5になるのかなあと思います。スカイアクティブG仕様なら、価格も近いと言えば近いですしね。CX-3やアクセラもありますが、車内や荷室の広さを考えると代替車種として務まらないと思います。
　とは言え、アテンザもCX-5も、世界基準で作られたが故の弱点、車幅の大きさは気になると思います。さらに、駐車場ではヒンジタイプのサイドドアを開けて、チャイルドシートからお子様を下ろしたりしなければなりません。隣の駐車車両を気にしながらです。そのために、スライドドアを指名買いする方も多いと思います。特に奥様目線では、スライドドアを絶対条件にしている方の相談をよく受けました。（ちなみに、ビアンテを紹介したこともありまして、満足頂いている様子です）
　
　先代プレマシーや先代MPVと言ったモデルを見て思うこと。初代アクセラや初代アテンザ、RX-8やロードスター、デミオやファミリアS-ワゴンと言ったモデルに乗っていた家庭にミニバンが必要になった時、他社製ミニバンに流れずにマツダ製ミニバンを選んで愛用してくれた方も大勢いると思います。もちろん、この中にも喜んでSUVに乗り替える方はいるでしょう。
　でも、私はマツダのラインアップの中に、「スライドドアのマルチパーパスビークルが１台くらいあった方がいい」と思っています。世界的に見たら、確かに台数は稼げないかもしれません。でも、デミオ以外、みんな車格が大柄になって、特にミニバンの代替候補となりえるアテンザワゴンやCX-5では扱いづらい環境が増えると思います。ここで、今までプレマシーやMPVやビアンテに乗っていたユーザーが次にSUVを選んでくれるか？と思うと、どうしてもそうは思えないのです。
　
　そんな我が家、夫婦そろって通勤にマツダ製FF車を愛用しています。この先、いずれチャイルドシートが必要になった時、アクセラかデミオをスライドドアのクルマに・・・と考えて、次期プレマシーにディーゼルが載ることを期待していました。
　なので、本日の報道にはちょっと嫌な気分になりました。まあ、本当にマツダ車ラインアップからスライドドア車が全廃（OEM軽は論外）されたとしたら、我が家のニーズに合わないので、他社製スライドドア車両を買うことになるでしょう。幸い、我が家には100系ハイエースワゴンと言う、ある意味最強のミニバンがいますので、先ずはこいつの延命に努めることになるのでしょうね。（本当は、ハイエースとアクセラまたはデミオ計2台を1台に統合させるつもりでしたが）

　マツダさんの世界基準のクルマ作りは理解しています。商売だから仕方ありません。ですが、ニーズ（スライドドア）と合わなければ、既存のマツダ製ミニバンユーザーがSUVを買うことは無く、他社製スライドドア車に流れるでしょう。スライドドアのSUVは出ないでしょうし。
　既存のマツダ製ミニバンユーザーをどう思っているのか、今日のこの報道が本当か否かで、そのうちはっきりするでしょう。ガッカリするだけの結果にならないことを、マツダ車オーナーとしては祈るのみです。

今日はスバルで買い物とか用事を済ませた後、100系ハイエースとアクセラを洗車。特にハイエース、2週間洗車せずに置いていたのですが、その間に雨が何回も降ったためか、砂やら花粉やらいろいろこびりついて大変なことに。まあ、花粉や黄砂みたいな要らんもんが飛んでくる時期は仕方ないですけどね・・・汚い状態で乗りたくないので、いちいち洗ってしまいます。しばらくは我慢でしょう。
　そして夕方、いつものパン屋さんへパンを買いに出かけます。洗車ついでにハイエースで、たまにはAT車もいいものです。
　
　新型プリウスもずいぶんと目にするようになりました。これまでの4世代の中で一番特徴的なデザインではありますが、何だか見慣れてきました。MIRAIで目が慣れてしまったので、新型プリウスに馴染みやすかったのかもしれませんね。トヨタとして、他メーカーとの差別化のための苦心もまた、感じます。トップブランドのフラッグシップ車の企画は大変でしょうね・・・。
　そして、いつものパン屋さん「CHAINON」さんに到着。
　
　夕方で、夕食のことも考えて・・・ケーキをいただく我々（笑。まあ、洗車だとかで動き回っていたのでいいでしょう。で、外に目をやった時に・・・
　パブリカバンが。アイス屋さん氏来店！実は洗車中にウチに立ち寄っていただけて、立ち話してました。「洗車終わったらパン屋に行くんだ」と言っていたのですが、わざわざ駆けつけていただけるとは。
　
　同じトヨタ製エンジン縦置きFRな5ナンバーワゴンが2台並んだ光景です。ちょっとサイズに差がありますが。しかも、他のお客さんが100系後期で来店され、こんな珍しい光景に。この後、マスター夫妻も巻き込んで暗くなるまで話に花が咲きました。もちろん、しっかりとパンも買い込みましたよ。また新しい、気まぐれメニューを楽しみに（＾＾

昨日は休日出勤だったので叶わなかったスバルでのドライブ、ここ数週間は休日に雨が降ったりしていて全く乗れていなかったので、今日こそは！という気分でした。こういう気分の時に、エンジンが割とあっさり始動してくれると嬉しいものですね（＾＾
　昼食に出かけた先は、市内の301餃子さんです。店名にもある餃子はもちろんのこと、ラーメンやその他のメニューも美味しいお店です。昼メニューと夜メニューがあり、夜メニューも美味しい一品料理が多いので、飽きないですね。
　
　BARA妻の頼んだのは、ランチの餃子定食。日本一多い定食と謳われていますが、その通りかもと思いますね、このボリュームだと。さらにこの後、茶碗くらいの大きさの杏仁豆腐も加わりますからさあ大変、やっぱり残りはワタシの胃袋に収まることとなりました。
　私はラーメンとカレーのセットです。ラーメンは正油ラーメンで、あっさりした味わいがお気に入りですね。そして、お気に入りがこのラーメン屋さんのカレーです。これが旨い！おかげですっかりお腹いっぱいになってしまいました（＾＾；
　
　帰りはいつものスーパーでお買い物。この向きから買い物かごの出し入れできたらいいのですが、サイドドアしかありませんから、隣のクルマに気を遣います。
　帰り、赤丸のような、自動ドアの扉の真ん前に堂々と駐車しているワゴンRに閉口。障がい者用枠に停めればいいのに・・・おかげで歩行者の邪魔になってました。こうはなりたくないものです。
　
　いや～久々に乗れてスッキリしました。しかし、これまた２週間乗ってなかったハイエース号もまた、砂まみれで汚いことになっていたので、しっかり洗車。花粉も盛大に舞う季節になったので、洗車もいちいち大変になりました。まあ、汚い状態で運転したくないので、いちいち洗っちゃうんですけどね（＾＾；

今日のニュース、大阪梅田のプリウス暴走事故にも驚きましたが、シャープの鴻海精密工業（台湾）による買収劇にも驚きました。ついに台湾企業の傘下になったか・・・と思いましたが、自動車で言えば、かつてマツダがフォードに買われ（今は解消済み）、日産はルノーに買われたまま、いまだにフランス傘下状態ですから、そう考えると、「まあそんなもんか」と納得出来たりもします。
　最終的には、5000億円と伝えられている資金に目がくらんだのかなあ、という感があります。まあ、度重なるリストラや資産売却、特許の売却までしてしのいでいたという話を聞きますので、日本の産業革新機構の話に乗らないのもある程度は頷けます。
　ただ、度重なるリストラや、大きく落ち込んだ給与水準、これからの経営の不透明さ等、ただでさえ新卒技術者の取り合いとなっている求人状況です。ここで敢えてシャープを選ぶ人がいるかなあ、という疑問。社内に若手日本人技術者がいなければ、海外（鴻海）の若手技術者に技術を伝える他無くなりますから、技術の流出は確実でしょう。まあ仕方ないですね、これがシャープの決定なんですから。
　私の勤務先にも、シャープを辞めた若手技術者が中途入社しています。一緒に仕事をする機会がありまして、本当に優秀な技術者であることが分かりました。リーダー張れるような人、特に若手がどんどん抜けていくシャープ、これまで耐えてきた社員さん、海外企業の傘下に入るというインパクトに耐えかね、新しい道を選ぶ人が増えてきてもおかしくないなあと感じた、今日の昼下がりでした。

数あるモデルチェンジにおいて、偉大モデルを性能で超えても、存在感は超えられない車種って多いと思います。あくまで個人的にですが、トヨタだとヴィッツやエスティマ、ホンダだとCR-Vやストリーム、スバルだとインプレッサ、日産だとティアナやフーガ、三菱だったらRVRと言うところでしょうか。
　ただし、国産車全体でも一目置かれる存在というのは、このモデルくらいかもと思ってしまいます。UCF10セルシオ、カセットデッキがついていたりとアイテム的な古さは仕方ないとしても、その存在感や内装の質感は、８９年登場のモデルとは思えないくらい、現在でも引けを取りません。たとえ現行レクサスLSが隣に並んだとしても、その価値が色あせる心配はないでしょう。
　当時３３ナンバーのこの一台、ドノーマルでしたねえ。結構な修理中のようでしたが、それもまだまだ走り続けるための物でしょう。このクルマの価値を後世に伝えるためにも、大事に維持して頂きたいものです。