トヨタのCH-Rに乗ってみました。
今、流行りのSUV、その中でもよく売れてるCH-R。
ロードスターの運転席からその後ろ姿を見ると、ごちゃごちゃしてて、何だかな~と思っていたのですが、走りが良くて売れているという評判が頭の隅に引っ掛かっていたのでありますね。
で、乗ってみた訳です。

【走り】
早速、運転席に乗り込んで走り出します。
連休3日目の午前中、お天気は穏やかな晴。街中は適度に空いています。
みんな何処へ行っているのでしょうか?そんなノンビリとした雰囲気に包まれて、淡々と流すCH-R。
HV(ハイブリット)のモーターの恩恵で静かに粛々と走ります。プリウス比80kgプラスの1440kgという車重も効いてか、こういう走りは得意分野と思われます。すんごく気持ちいいですよ、これ。
前が良い感じに空いてる大通りでは、チョイとアクセルを踏み込んでみます。あまり魅力的でもないエンジン音が聞こえてきますが、良く遮音が効いていて、タウンスピードなら、何ら文句は有りません。きっと、郊外のバイパスとかも気持ち良く駆け抜けられるのだと思います。
クルマ評では、ステアリングの切れも良く、スイスイっと俊敏な走りが楽しめるのも人気の秘密らしいですが、今回は、そういう走り方は全くしなかったので、分かりません。
SUVなので、適度に視線が高いのですが、不思議なことに、ヒップポイントが高いという印象はないのです。ルーフ前端が低めで、適度な囲まれ感があるから高さを感じないのでしょうか?何だか上手くやってあるなぁ、という感じです。
【居住性】
CH-Rの室内は、ホンダベゼルやスバルのSUVと比べて狭いとか、特に後席は閉所感が強いと評されています。どんなだろうと思っていましたが、実際乗ってみると、なかなかどうして良い感じであります。
特に、運転席は適度な閉所感というかプライベート空間の香りがあり、ダッシュボード等、ドライバーを取り囲む部分の素材感、肉厚感等により、ある種高級感すら漂わせているように思います。
後席は、確かにサイドウインドウが凄くちっちゃいので驚きますが、177cmのワタシでも普通に座れる空間は確保されており、決して長時間は無理!という様なものではないと思います。
【快適性】
室内空間が比較的狭いのか、屋外に置いてあった車両なのに、あっという間にエアコンの冷気が行き渡り、とても快適です。歳のせいか、こういう快適性がとても有り難く感じます。例え、汗かいて山道をかっ飛ばす様なスポーツドライブをしている時でも、しっかりエアコンは効いていて欲しいなぁ(^-^;
という意味では、こういうクルマは素敵です。でも、このクルマじゃ山道をかっ飛ばすなんて出来ない様な気もしますが…。
それから、既に書きましたが、普通に走る分には至極快適です。この狭めの空間のお陰か、クラウンとかのセダン系より快適な様にも感じます。狭い所が好きなんですかね(^^;
【燃費】
短時間試乗なので分かりませんし、走り方に依る部分が多いのですが、プリウスが25km/Lくらいだとすると、18km/L程ではないかと想像します(←根拠は有りません(^-^; )
【積載性】
トランクスペースは、どうでしょうか。
スタイル優先のデザインなので、ライバルと比べると多少劣るのかも知れませんね。
【総合的には】
良い感じのスペシャリティカーという感じで、嫌いじゃありません。
チャイルドシートが不要な家族やお一人様であれば、これ1台で十分だと思います。
ワタシも、お山でそれなりに楽しみたいというアレがなければ、これを買うかもしれません。
で、最後にお値段を聞いたところ、ナビ等を付けて、値引き等込み込みで350諭吉くらいとのこと。通勤用としては少々お高いですかね(^-^;
これに乗ったら、とりあえずCX-3にも乗って比べてみたいところですな。
ありゃ、またまた通勤用という線からズレ始めててますね。
Posted at 2018/04/30 20:32:15 | |
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