※思いのほか記事が長くなっております・・・
お時間があるときにでも、お付き合いくださいませ。(^_^;)
長納期となってしまったクルーズコントロールユニット。
せっかく大会に被っていない、この3連休で何かをしたくて
「本体が無くてもスイッチだけ先に付けちゃうか!」
と思い立ち、お昼過ぎから準備をして作業開始です!(笑)
まずは追加ハーネスの加工から。
元々クルーズコントロールの設定が無いハイエース。
当然、車両側には配線などありません。
先人たちが発信してくれている情報を元にして
追加するハーネスを購入しました。
実はこのハーネスのコトはすっかり忘れていて
コントロールユニットをポチった同じ日に
慌てて配線コムというところでポチっと。(^^
週末合わせじゃなかったらディーラーさんで
トヨタ純正のリペアケーブルを頼んでいたところですが
まさか本体ユニットが長納期になるとは思っていなかったので
急いでポチったのでした。
品物は大きな地震があった大阪にほど近い兵庫から
翌日には無事、届きました。
これも日本の物流に携わる方々のお蔭ですね
交通事情も大変な中、ありがとうございます。(^_^)
購入したハーネスは
住友電装のFターミナル(025)がカシメられているもので
配線色は白があれば良かったんですが
ラインナップに無かったため、とりあえず黄色を購入。
接続するユニット側の信号線と同じ
白のケーブルをハンダ付けして延長しておきます。
後日コントロールユニットを取り付ける際に
コラムカバー周りを再びバラさなくて済むよう
先にケーブルを延長しておきました。
いよいよ分解作業開始。
今までバイクやクルマをいろいろ分解してきましたが
初めてエアバッグを外すかと思うとドキドキです。(^^;
まずはエンジンを始動し
ステアリングを左右90度回した所にあるトルクスネジを外します。
後でバッテリーを外すので、コレを忘れるとかなり面倒です。(^^;
ネジはトルクスのT25、樹脂用のタッピンネジで左右に1本ずつ、計2本です。
2本のトルクスを外したらハンドルをセンターに戻し、エンジンOFF。
いよいよバッテリーのマイナス端子を外します。
外した端子は不意にターミナルに接触しないようウエスで包み
横のほうに押し込んでおきました。
スマホのタイマーを15分にセットして、計測開始。
エアバッグ周りは事故の際のバッテリー断を考慮して
90~120秒はバックアップ電源で作動するよう出来ているそうです。
15分ほど放電させるのが安全、と言う記事を読んだので
のんびり一服することにします。
電源が切れた、1GD-FTVエンジン。
しばし休眠です。
タバコに火を点けて、ちょいと一服。
工具の準備をしますかな。(^^
この日のために購入した、トルクスのソケット。
T25とT30を用意しましたが・・・
T25はコラムカバーを外すところだけなので、要らなかったかな?
ドライバーの柄が付いたタイプのもので充分取り外せました。
まだタイマーは鳴りませんが、ちょいと前作業。
左右のカバーを外してエアバッグ固定ネジの位置を確認しておきます。
さて、15分経ちましたよ。
いよいよ初エアバグ外しに取り掛かります。
ここから先は先人たちの情報通りに
ステアリング両サイドの固定ネジ(T30トルクス)を左右各1個を外し
エアバッグユニットを手前にそーっと引き出して
ファストン1個(黒線)を引き抜き
エアバッグユニット中央のオレンジ色のコネクターを外します。
このオレンジ色のコネクターは特殊なもので
黄色いストッパーを精密ドライバーなどで引き抜かないと外れません。
ストッパーを精密ドライバーでカチっと言うまで引き上げてから
エアバッグユニットからオレンジ色のコネクターを引き抜きます。
4月に純正部品のスイッチ類を購入して以来
ココまでの手順を頭の中でなんども反復練習してきましたが
それでもオレンジ色のコネクターを抜く時にはドキドキMAX!
扱いを間違えると「誤爆することもある」という記事を読み
チョービビッております・・・( ̄▽ ̄;)
おぉぉ~!
なんとか無事に、エアバッグユニットを取り外せました。(^^;
ユニットを持つ手がビミョーに震えていたのはナイショです。(笑)
これで「第一の難関」は無事クリアできました。
ここからは楽しい部品の組み付け。(笑)
その前に、少し観察しておきますか。
我が流星号はフツーのSuper-GLなんですが
好みでダークプライム用のステアリングに、納車時に換装しています。
なのでセンターシャフトには
ディーラーさんが付けたであろうマーキングが残っていますね。(^^
オーディオコントロールとLDAのハーネスは
真ん中のコネクタに集約されていますね。
左側にエアバッグ用のコネクタ、右側に2Pの空きコネクタがあります。
ココにレバースイッチのコネクタを挿します。
まずはステアリングシェイクダンパーを取り付けます。
コレを取り付ける際にケーブルをくぐらす必要があり
エアバッグ取り外しが必須になってしまいます。
今回はネジも、トヨタ純正指定品を購入しました。
このサイズのネジだったら
カイシャにいっぱい落ちてるんですが・・・(笑)
振動を吸収する部品、というコトで
取り付けネジに緩み止め材を塗っておきました。
で、良く見るとネジの先端が変わった形をしてますね・・・
短時間でネジが締め込めるよう先端が丸くなっていて
テキトーに突っ込んでもネジが舐めにくくなっています。
使った緩み止めは、コレ。
安心の、ロックタイトです。(^_^)
コレは古い242ですが、今は環境に配慮された243が主流ですね。
続いて、スイッチレバーとハーネス。
こちらのネジも、純正指定品です。
スイッチ本体にハーネスを取り付けて・・・
ステアリングの内側から差し込み、配置します。
ステアリング側にはネジ穴と、位置決め用のピンがあるので
特に迷うことはありませんでした。
写真左上にステアリングシェイクダンパーが写っていますが
こちらもネジ穴と位置決めピンが、元々用意されています。
M4ネジ2本で固定します。
こちらは樹脂部品なのでロックタイトは使いません。
ロックタイトは樹脂に付着すると犯してしまい
樹脂が脆くなって、割れやすくなります。
樹脂が割れない程度で、ガッツリ締めておきました。
ハーネスの2Pコネクタを上部右側のコネクタにシッカリ挿し込み
ステアリング内にあるクランプっぽい形状の所2ヶ所にハーネスを挟み
エアバッグを戻した際に干渉しないよう整えて終了です。
続いて、追加ハーネスの取り付け。
ハンドルコラムカバーの下側を外して覗き込むと
黄色いコネクタと並んで黒いコネクタがあります。
黄色い方はエアバッグ用なので要注意!
隣の黒いコネクタを抜きます。
このコネクタの1番、白/黒線の右側に、追加ハーネスを挿し込みます。
3枚目の写真の方向から見て
上段右側が1番、下段右側が8番と言う事になります。
このコネクタにはピンの抜け止めがあります。
黒いハウジングに乳白色のパーツが挿し込まれているので
コレを精密ドライバーなどで1ミリほど浮かせてから
追加ハーネスをカチっと言うまで挿し込み
軽く引いて抜けないことを確認してから
先ほど浮かせた抜け止めパーツを押し込んで固定します。
先ほどレバースイッチのコネクタを挿したところから
このコネクタが付いていたところまでがスパイラルケーブルで
Toyota Safety Sense P が搭載された5型ハイエースのものは
エンコーダ付になっているようです。
カメラ画像とステアリングの舵角から
レーンの逸脱を予測計算して警報を鳴らす様ですね。
追加ハーネスを挿したところで
テスターの片側をボディアース、片側を追加ハーネスに繋ぎ
レバースイッチを操作してみます。
1枚目がボタンのON 2枚目がレバー手前
3枚目がレバー上 4枚目がレバー下
で計った数値です。
昨日スイッチ単体で計った数値と、ほぼ同等の数値が出ましたね。
これで安心して、エアバッグを組み戻せます。(^^
エアバッグを組み戻す前に、追加したハーネスを配線しておきます。
ステアリングコラムが開いているので、奥が見やすいですね。(^^
クルーズコントロールユニットを取り付ける辺りまで
延長したハーネスを配線しておきました。
余長はこの辺りに束ねておきました。
コントロールユニットが届いたら、改めて配線します。(^^
ココまで来たら、エアバッグユニットを組み戻します。
オレンジ色のコネクタをシッカリ挿し込んで
黄色いロックをカチっと言うまでキチンと押し込みます。
黒線のファストンを接続して
エアバッグユニットを元の位置にそーっと戻します。
左右からT30のトルクスをシッカリ締めて、組み戻し完了です。
最後に、レバー部のカバーを取り付けます。
反対側は元々付いていた物を戻しますが
レバー側は穴の開いたものに交換しました。
周りの部品とちょっと色味は違いますが
普段あまり見えるところでもないので
ワタシはこのままでOKとします。(^^
見た目は分解前と変わらない状態に組み上がりました。
いよいよここから「第二の難関」です・・・
いよいよバッテリーを接続します。
作業的にはなんてことない作業なんですが
もしも組み戻しなどでヘマっていた場合
最悪エアバッグが展開するかも知れません・・・( ̄▽ ̄;)
小心者なワタシはチョービビりながら
バッテリーマイナス端子を再接続し、ナットを締めつけました。
異音がしていないか耳を澄ませながら1分ほど・・・
変な電子音もしていないし、ダイジョブそうだ!(笑)
メーターを確認すると・・・
時計とODOメーター、半ドア警告灯が表示されています。
当たり前ですが時計はリセットされ、1時表示ですが
1GD-FTVの電源は無事、復旧したようです。(^_^)
恐る恐るエンジンを掛けてみます・・・
スタートボタン、ポチっ!
キュルルルル、ぶるーん!
エンジン始動とともに、メーター内の警告ランプを凝視。
エアバッグ警告灯もちゃんと消灯しましたー!ヽ(^◇^*)/
セオリーを守ってやれば問題ない作業なのでしょうが
爆発するかも?なんて記事を読んでしまったビビリなワタシは
エンジン再始動で警告灯が消えるまでハラハラ・ドキドキ・・・
いや~、とてもスリリングな作業でした。(^^;
ドキドキ、ハラハラ、ビクビクしながらの作業でしたが
ここから見えるレバーに、チョー感激です。(^_^)
設定が無いハイエースだからこそ
標準搭載のように見える今回のDIYは
大げさかも知れませんが、憧れでした。
まだなにも機能はしませんが、今日の作業は大満足です。
姿勢変化を伴わず、運転姿勢のまま操作できる純正レバー。
走行中に何度かセット操作をしてみましたが
7代目の時とは比べものにならない、圧倒的な操作感。
高速道路の長距離移動が、かなり楽になりそうです。(^^
情報を発信して頂いている諸先輩方、
特に5型の情報を発信してくださったmch.さん。
本当にありがとうございます!
お昼ごはんも食べずに、楽しんでしまった取付け作業。
13時ごろから始めた作業は、気付けばもう16時。(笑)
問題なくエンジンも再始動し、ホッとしたところでお腹が空きました・・・
カップ焼きそばを食べようとパッケージを破ったら・・・
奇しくも今日は6月24日。まさに「UFO」の日でした。(笑)
遅いお昼ごはんを済ませ、涼しくなった時間を見計らって
奥さんと2匹を連れて近所の公園へ。
ステアリングシェイクダンパーやスイッチレバーの感触を確かめつつ
ちょこっとドライブです。
お散歩の後にはお買い物へ。
ステアリングシェイクダンパーの効果も判って来ました。
これはかなり判りやすいですね。
今日はいつもにも増して記事がながーーーくなってしまったので
この辺りは、また別の記事に書きたいと思います。(笑)
ドキドキ・ハラハラなエアバッグの取り外し。
ホント、何事もなく組み戻せてホッとしました・・・(^_^;)