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2024年05月25日 イイね!

ドラサンプポンプ プレッシャー供給ライン

ドラサンプポンプ プレッシャー供給ライン先日USAから届いた部品でドライサンプ周りのオイルラインフィッティングは手持ちの物と合わせて全部揃った。
…ハズw


フィッティングの種類と数が足りるか仮組して確認。
輸入した部品のサイズの確認も含めて。





フィッティング確認前にMOROSOのタンクマウント付けてみた。
径バッチシ合ってるね。



作っておいたオイルタンク側ステーに、MOROSOマウントの穴ピッチに現物合わせで穴開けして合体!



うーん、かっこ良き良き♪



AREオイルパンのスクリーンフィッティングがAN12なんでAN10に変換するレデューサー。
本当はAN12でポンプと繋げたいが、バーンズポンプのフィッティングピッチが狭い問題でAN10しか付かないんで仕方なく、、。
以前アリエクで中華レデューサー買ったんだが、ナットサイズがでかくてテーパーになってるオイルパン底に途中で当たって締め込めなかったからサミットオリジナルのレデューサーに交換。



これでOK!



AN10オスメススイベルエキスパンダー。
プレッシャーアウトに使う。
部品名的にはエキスパンダーじゃなくエクステンションなのでは?と不思議がる日本人の俺。





これで周りのホースエンドをかわして好きな方向に向けてホースエンド固定出来る。
接続部が増えるぶんリークのリスクが増えるという考えもあるが、そこはバランスですよ。
コンパクトにまとめたいし、ここはどうしてもこうしたかった。
日本でもこのタイプ取り扱ってれば便利なのになぁ?






そして本題、プレッシャーポンプへの供給ラインの話。

アメリカのドライサンプメーカーのテクニカルデータやQ&A、インストレーションマニュアルなんかで口を酸っぱくして言われてるのがこれ↓


「ホースサイズは慎重に選べ。なるべく太い配管を使うんだ。特にタンクからプレッシャーセクションに繋がるラインには気を使え。キャビテーションの衝撃波で高価なポンプがオシャカになるぞ!マジで!」



タンクからオイルを吸うプレッシャーポンプへの供給ラインは、正圧にはならない。
全く抵抗無く流れれば大気圧、吸引抵抗があれば陰圧が発生しやすくなる。
仮にポンプが吸いたいだけのオイルが通らないラインで組んだ場合、まずホースが潰れてさらにオイル供給量が減る可能性がある。
オイルが陰圧になると、大気圧以上では液体内に溶解している分子レベルの気体成分が一気に気化し、高温と共に瞬間的に3万psiの衝撃波を発生させてポンプギヤを破損させる…らしい。3千psiだっかたも?
ホンマかいな?

真空では沸点が下がる原理て事だろうね。

ただ単にオイルに泡が混ざってるのは厳密にはエアレーションで、キャビテーションは別の現象。

原因としては、

・配管が柔らか過ぎる
・配管が細過ぎる
・配管が長過ぎる
・配管の曲がりがきつい
・配管内部の太さが太くなったり細くなったりして流速の変化が大きい
・必要以上の接続部で配管内部の段差が多い
・配管にチェックバルブ等の抵抗を生む部品の存在
・ポンプ回転数が速過ぎる
・製作精度の低いフィッティングから配管内部へのエア吸い込み


ピーターソンのエンジニアがyoutubeで話てたが、顧客の壊れたドライサンプポンプを調査したら、3Lオーバーのエンジンのプレッシャーポンプ供給ラインに'8ホース使って、しかもタンクからポンプまで16フィートの長さで引いてあってキャビテーションで壊れた言ってたな。
悪いけど素人の俺でもホース細すぎ長すぎて分かるわw
16フィートってどんだけ取り回してんだ。
まぁこれは極端な例だろうけど。

ドライサンプでタンクを室内やトランクに積んでる場合あるけど、'20のラインで引けって言ってましたね。
それか同等太さの金属配管。
ナスカーなんかだとオイルタンク搭載位置がレギュレーションで決まっててエンジンから離れてるけど、スカベンジリターンもプレッシャー供給ラインも大部分はステンレスのクソ太配管で繋げてるってのも見た事ある。

俺はタンクをエンジンベイに積むんで金属配管は使わずメッシュホースで組むが、AN10で引く予定を変更してAN12に太くする事にする。

ただ、ここでも問題になるのがバーンズポンプのフィッティングピッチの狭さ。
AN12のホースエンドが付かない。
仕方なくポンプ近くまでは12ホース引いてポンプ直近でAN10に変換する。
そもそもバーンズの1インチセクションだとハウジングのポートはAN8しかないんで元々細いんだけどね。
1.25インチ以上無いとAN10、12のポートが掘れないせい。
ただ1.6リッターEgに1.25インチポンプはオーバーサイズだからどのみちデカいポートのポンプは使えない。
ハウジング上下にインアウトがあるギヤポンプの場合はですけどね。


で、こうする。



ポンプ側はAN10-AN10メスメスにして、スムーズに流れるようにベントチューブの90度を使う。
AN10-AN12オスオスアダプターで径変換。
アダプター内はテーパーで異径になってるんで段差なし。
AN12ストレートホースエンドで接続。


こうなる。
タンクからのホースは60cmくらいで済みそう。

これなら問題無いだろ。


そしてオイルタンクアウトレット。
キャビテーション防止で、オイルフィルターやドレンバック防止用にチェックバルブとか余計なモン付けるなよ!とか書いてるから、タンクから直で供給しようと思うんだけど、やっぱりプレッシャーポンプへのデブリ噛み込みが心配。

ドライサンプメーカーの配管レイアウト図でも、オイルパン-スカベンジにはスクリーンフィッティング使えとなってるが、オイルタンクアウトレットには書いて無いのが多い。

これ恐らくだけど、まともな高価なオイルタンクであればバッフルとかオイルのピッアップチューブのレイアウト的に、スクリーン付けるのと変わらないレベルでデブリ吸う可能性が低いからなんじゃねーかなと。
俺の使うタンクは側面からただ吸い出すだけで、しっかりしたバッフルも付いてない。

せめてスクリーンフィッティング付けたい…思ってたら、


MOROSOのオイルラインレイアウトのイラストにフィルターフィッティングて書いてるわ!
じゃ付けても大丈夫だな!





という事でこうする。
やっぱ安心出来るし。


先っちょだけ見えてる。


こういうAN規格の挟み込みタイプのスクリーンフィルターもあるが、メッシュの目が細か過ぎて確実に抵抗になるんで使えない。
フューエル配管用かな?


AN12そのまま繋げる。
これが考えうる一番シンプルで太さを稼いだ配管。
これで大丈夫でしょう〜。


後はポンプ回転数だけど、通常クランク回転の半分、メーカーによって上限回転数はバラついてて7000RPMまでならどもないよとかも見た事ある。
ピーターソンはキャビテーション対策として4800RPMまで推奨とか言ってましたね。

俺の今のプーリーだとドライブ16T/ポンプ28Tで減速比1.75。
今使ってるフリーダムのデータ、レブリミット8500RPMに落としてあったと思うから、レブでもポンプ4850RPMの計算だから回転数的にも大丈夫かな?


まぁ常に高回転で回してるレーシングカーじゃなく、あくまでたまにサーキット走るロードカーだからそこまで気にする必要無いと思うけどw


ひとまず必要なフィッティングは全部揃ってるな。
また気が変わってレイアウト変更して追加フィッティングが必要になる前にさっさと完成させないと経済的にマズいww!


最近は毎晩ポンプやタンクの前でタバコふかして配管の事ばっか考えてる。
病気かな?
Posted at 2024/05/25 19:30:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライサンプ | クルマ
2024年05月25日 イイね!

サミットレーシングから部品きた

サミットレーシングから部品きた先週火曜日、なんやかんや注文してた部品が日本、支那、USAから一気に到着!


まずはモノタロウから。
セローのボルトも一本混ざってますがw


スカベンジポンプ駆動用のL型ベルト、三星の210L050。
今何本か0.5インチ幅L型ベルト家にあるが、以前ポンプマウント製作用の試作品をEgに付けてポンプ吊ったさい、225L050だとちょっと長いと分かってたんで2サイズ短いの試しに取ってみた。

TRDの4AGドライサンプだと225のはず。
ケーターハム7ボグゾールドライサンプだと210が純正サイズぽい。
どちらもベルト幅050なんで、細く見えてもこれで大丈夫らしい。

アメリカだと1インチ幅が主流だけど、俺の場合AWのクランクプーリーとメインフレームのクリアランス的に0.5インチ幅しか物理的に使えない。
アメリカだとL型とは言わずギルマーベルトって言われてますね。



ベルト買うついでに試しに取ってみたNOKのOリング。
オイルタンクトップカバーのOリングとサイズが近いの日本の規格だとコレ。
ちょびっと径が小さいが、使えるかどうか試してみる。
数百円で買えるしw



アリエクで取り寄せたやつ。



壊れたベントカンドレンの代わりに使うAN8キャップ。
1ピースOリングシールの物をチョイス。



AN10-AN12オスオスアダプター。
ここもEARL'Sにしたかったが節約で支那部品で。
ちょっと心配だけどw





そしてサミットレーシングからの小包2つ。
バックオーダー待ちやらで約1月かかった。

これを待っとったんや俺は!!



大量の納品書と、アメリカショップお決まりのステッカー付属w

さてさて検品してみましょう!





送料倍払う羽目になった原因のアルミスピードシールAN6-フォージ90度。
これが欲しかったんや俺は!
本当はベントチューブが良かったが…。





アルミスピードシールAN6ストレート。




スピードシールAN6交換用ブラスオリーブ。
アルミオリーブ入ってたらこっちに替えて組む。


これで燃料配管の9割以上EARL'S部品でPTFE化出来る。
リターン配管には価格的にもオーバークオリティ過ぎるけど。
これぞ自己満足の世界。
ホースエンド一個の値段、マジで目ぇ飛び出ますよ…。


以下ドライサンプ計画用部品。





AN10-AN10メスメス90度ベントチューブ。
丁度欲しかったこれ、何かセールで半額近く割引してたんで得した。





AN12ストレート。
予定してるオイルラインレイアウト的にどうしても必要だった。
AN12でも45度と90度は何個も持ってるんだがなぁ〜。





AN10 Oリングタイププラグ。
フィルターブロックの、ドライサンプ化で必要無くなるアウトポートメクラ用。





AN8バイトンOリング。
スカベンジポンプのポンプフィッティングOリング、これで新品にする。



AN10オス-AN8-ORBストレートカット。
痛んでて漏れるポンプフィッティング一個これに交換する。
バーンズ純正は手配大変なんでこれで代替え。
ただ中が段付きなのが気に入らんなぁ。
今時支那の変換アダプターでも中の流路テーパーで繋げてあるぞ。



AN12-3/4NPTスクリーンフィッティング。
散々悩んだあげく、やはり必要だろうと思い後で追加した。
これ、同じ品番でも前はブルーアルマイトだったのに、今は黒しかない。
青で揃えたいのに〜…。





ブリーザーマウントキット。
これでベントカンの角度や向きを自由に決めて固定出来る。
あとバンド固定方式でカッコいいww





AN10オス-AN12メスレデューサー。
前に取り寄せた支那部品に問題があったんでサミットオリジナルに替える。
EARL'Sで揃えたいが…節約で。





AN10オス-AN10メス スイベルエキスパンダー。
異径はあれど同径オスメスのこれ、日本じゃあんまり見かけないと思う。
ようはフィッティングからホースエンドまでの高さを稼ぐ為の物。
EARL'Sだと今ブラックアルマイトにしかラインナップが無いからサミットオリジナルで。

うん、安いけどサミットオリジナルフィッティング意外と良きかも。
支那製の転売じゃなくメイドインUSAのオリジナルでスレッドのクリアランスもしっかりしてるし、アルマイトの色合いも安っぽいブルーじゃなく、最近の明るめなEARL'Sブルーに近くて俺好みだわ。
シール性は使ってみるまで分からんが。









'10、'12ホース。
これも評価が高かったんで安価なサミットオリジナルホースにした。
大手ショップだしいい加減な怪しいホースは売らんだろうという判断。
全部EARL'Sで揃えてたらマジで破産しますわ。



これでアメリカから輸入したかった部品は揃ったかな?

部品代、送料の合計はご想像にお任せしますが、円安でマジで頭悪い金額になってるのは間違い無しです。

来月のクレカ請求額だけが恐ろしい、マジで
Posted at 2024/05/25 16:41:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライサンプ | クルマ
2024年05月25日 イイね!

オイルタンクマウント試作

オイルタンクマウント試作ガレージ整理してAW離陸させたんで、下潜ってドライサンプ計画の寸法取りとか進めていく。



タンクマウントは散々妄想してほぼ固定方法決まりつつあるんで、試作品作ってみた。



この前作っておいた上側ステーの取り付けマウント。
これはこのまま使えるはず。
ここからアルミFBで製作予定のステーで上タンクバンドを3点で吊る感じにする。





下側マウントは色々考えた挙げ句、チャコールキャニスター固定ボルトと共締めにする。
まだ試作状態なんで、寸法は変える可能性あるが。
ひとまず形にするとイメージがわきやすいんで。


上3点で重さを支えるから、下側マウントは力のかかり具合的に下方向に重さを支えるというよりは、バルクヘッド側に押さえつけられる方に重さがかかるはずなんで強度はこれでもいけるはず。

しかしチャコールキャニスターが邪魔だなぁ…。

寸法的に入るように作っても、実際に取り付けるさいにはある程度知恵の輪でタンクを入れてやる必要があるんで、取り付け手順を考えるとキャニスターが非常に邪魔になる。

上からタンクを斜めに入れて上のマウントで吊ったあとに、下マウントをタンクとバルクヘッドの間に後入れして固定になると思う。
キャニスターを外しておいてタンク付けた後にキャニスターを入れる…うーん寸法的に無理かな〜?
ボディ側のスタッドにナット止めだから、スタッド高さぶん逃げが無いとキャニスター後から付けられない。
こりゃ移設するしかないかな?

オイルクーラーのホースエンドも干渉しそうなんで、オイルクーラーももう少し下に下げて前にずらさないとダメだな。
ここはちょっとオイルクーラーステー作り直すだけで対応出来そう。


うーん、タンク一つ付けるだけでもやる事沢山ですわ。




下潜れるようになったんで、ポンプ取り付け部やオイルライン周りを眺めて延々妄想。

マンドレル/ドライブプーリーとベルト仮付けしてみたが、やっぱり今のレイアウトままだとリモートブロックのオイルフィルターがポンププーリーと当たるかクリアランスギリギリになりそう。
既存オイルラインなるべく変えずに付けたかったが、ちょっとレイアウト変更しないと駄目っぽい。



後は何か寸法計ったり。



こうしてガレージでの夜は過ぎていく。

懐かしいなこの感じ。
Posted at 2024/05/25 14:55:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライサンプ | クルマ

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「@亡霊師ー この前まで出て来なかったんですけどねぇ…。みんカラ自体がそういう仕様になったのか、俺のPCの問題なのか…?とにかく邪魔で仕方ないです!」
何シテル?   07/20 18:11
左ハンドルのAW乗りです。 本職はバンドマン、ドラマーです。 http://ameblo.jp/jack-roid916/ 終の車スーパーセブンを...
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