《ベッドラインニュース》
セバスチャン・ベッテルが、フィオラノサーキットで、現行よりワイドになる2017年仕様のピレリタイヤのテストを行った。ベッテルは2015年仕様のフェラーリに、来シーズン一新される新空力レギュレーションで予想されるダウンフォースレベルのモディファイを施したマシンで走行した。
ベッテルは月曜日にウエットタイヤと、インターミディエイトタイヤのテストを行い、ドライタイヤではインストレーションラップを行った。火曜日にはエステバン・グティエレスがウエットタイヤのテストを引き継ぐ予定となっており、ドライタイヤのテストに関しては、水曜日にムジェロ・サーキットでレッドブルのセバスチャン・ブエミが担当する予定だ。
2017年仕様のタイヤテストは、最終戦のアブダビGP後に行われるテストまでの間、合計24日間、10セッション行われる予定だ。
記事について
タイヤもワイド、リアウィングもワイドになって08年のマシンみたいな感じに戻るということでやっと幅の狭いリアウィングからサヨナラ出来るんだって思うと嬉しい~09年に幅が狭くなった時は、なんか違和感ありまくりだったの思い出すな~今は、慣れたから逆に違和感あったりするんだろうか?タイヤは、画像を見た感じあんまり幅広く感じないけどね。
えっ?タイヤについての記事なのにリアウィングについて語ってるって?だってリアウィングが広いマシンが好きだったんだもん(o゜▽゜)oタイヤも08年くらいの幅に戻る感じでしょ?長く持つタイヤになるようにきちんとデータ取って欲しいですね。
《結果》
7月31日に行われたF1第12戦ドイツGP決勝、メルセデスのルイス・ハミルトンが2番グリッドからスタートを制して、オーストリアGPから4連勝を飾った。2位はダニエル・リカルド、3位マックス・フェルスタッペンとレッドブル勢が、そろって表彰台に上がっている。
初日フリー走行から予選までチームメイトに先行していたニコ・ロズベルグは、スタートで大失敗。レッドブルの先行を許し、フェルスタッペンとのバトルで、相手をコース外へ押し出したとして5秒ペナルティを受けた。ロズベルグは夏休みに入る前の最後のレースを落とし、王座争いでハミルトンに19ポイント差をつけられる結果となった。
スターティンググリッドは、中団グループに変更があった。ギヤボックス交換のためハースのロマン・グロージャンが5番手降格で20番グリッドへ。Q2でウイリアムズのフェリペ・マッサの進路を妨害したとして、トロロッソのカルロス・サインツJr.に3番手降格ペナルティが科せられ15番グリッドへ。また、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、フリー走行後に返却したはずのタイヤでQ1を走行したとして、1番手降格のペナルティを受けて8番グリッドからのスタートとなった。
スタート前の気温は24度、路面温度41度。天候は晴れ。ポールポジションのロズベルグが大きく出遅れ、ハミルトンが難なく1コーナーでトップに立つ。フェルスタッペンがリカルドの前に出て、1周目はハミルトン、フェルスタッペン、リカルド、ロズベルグ、セバスチャン・ベッテルのトップ5となる。
いきなり苦しい展開となったロズベルグはリカルドに仕掛けたが、リカルドもポジションを死守。その間にハミルトンがファステストラップを連発してフェルスタッペンとの差を2秒、3秒と広げていく。10周終了時点で首位と2位の差は約5秒。後方では10番手スタートのマッサと14番手スタートのルノーのジョリオン・パーマーに接触があり、マッサは順位を下げてしまう。
11周目に、2番手フェルスタッペンと4番手ロズベルグが上位勢で最初のピットイン。それぞれスーパーソフトタイヤでコースに復帰すると、翌周にはリカルドもピットインして、スーパーソフトからソフトタイヤへ交換し、5番手で復帰する。ハミルトンは14周目にピットへ向かい、ソフトに交換してトップのままコースに戻る。フェラーリ勢は、キミ・ライコネンがピットアウト時にスムーズな発進ができずにタイムロスするなど、ベッテルとともにレッドブルを追いかける我慢の展開が続く。
マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソと早々にポイント圏内まで上がってきた。唯一ソフトタイヤでスタートしたハースのエステバン・グティエレスをコース上でオーバーテイクしてポジションアップに成功。そのグティエレスは25周に、ようやく1回目のピットイン。スタート時の接触の影響か、パーマーはピットイン時にフロントノーズを交換。マッサも左リヤタイヤの交換に時間がかかり、さらにタイムをロスしてしまう。
トップ集団に異変があったのは29周目。27周目にロズベルグ、28周目にフェルスタッペンが2回目のストップを行い、それぞれソフトタイヤへ交換。フェルスタッペンはロズベルグの前でコースに復帰したが、ロズベルグはターン6のヘアピンでインから仕掛ける。ここでフェルスタッペンをアウトに押し出したため審議対象となり、ロズベルグに5秒加算のペナルティが下ってしまった。無線では裁定に納得いかない様子のロズベルグだったが、判定が覆ることはなく、44周目のピットイン時にペナルティを消化している。
ハミルトンは安定したペースで周回を重ね、34周目に2回目のピットストップを行い、スーパーソフトへ交換。ファステストを出しながら快調に飛ばしていく。36周目にはマッサがピットに入り、そのままガレージへマシンを戻してリタイア。チームメイトのバルテリ・ボッタスは入賞圏内での走行を続ける。40周目、リカルドがコース上でアンダーステアに苦しむ僚友フェルスタッペンをパスして、3番手に浮上した。2番手のロズベルグは次のピットで5秒ペナルティを消化するため、これでリカルドがハミルトンを追いかける立場となった。
そして46周目にリカルド、47周目にハミルトンが最後のピットストップを行う。それぞれスーパーソフト、ソフトでコースに復帰すると、リカルドはハイペースで差を縮めていく。両者の差は一時、約6.5秒まで縮まったが、ハミルトンもペースをコントロールしてリカルドに接近を許さない。3番手フェルスタッペン、4番手ロズベルグも前との差を縮めることができず、進んでいく。
終盤、ザウバーのフェリペ・ナッセがピットレーンでマシンを止めて57周でリタイア。上位グループでは、61周目にヒュルケンベルグが2ストップ作戦でタイヤに苦しむボッタスをかわして7番手へ。その後、3ストップだが、やはりタイヤと燃費に悩んでいたアロンソがセルジオ・ペレスにかわされ、ポイント圏外へ後退してしまう。しかし、バトンがボッタスを抜いて8位に浮上。ダブル入賞とはならなかったが、マクラーレンは4ポイントを獲得した。
ハミルトンは最後まで集中力を切らさず、完勝。7月の4戦すべて連勝で飾り、シーズン後半へ向けてはずみをつけた。フェラーリ2台はレッドブルの後塵を拝し、コンストラクターズ選手権ではレッドブルがフェラーリを逆転して2位に浮上している。
《リザルト》
1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
1h30'44.200
2位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
+0'06.996
3位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
+0'13.413
4位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
+0'15.845
5位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
+0'32.570
6位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
+0'37.023
7位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
+1'10.049
8位 No.22
J.バトン / McLaren
-1Lap
9位 No.77
V.ボッタス / Williams
-1Lap
10位 No.11
S.ペレス / Force India
-1Lap
11位 No.21
E.グティエレス / Haas
-1Lap
12位 No.14
F.アロンソ / McLaren
-1Lap
13位 No.8
R.グロージャン / Haas
-1Lap
14位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
-1Lap
15位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
-1Lap
16位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
-1Lap
17位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
-2Laps
18位 No.9
M.エリクソン / Sauber
-2Laps
19位 No.30
J.パーマー / Renault
-2Laps
20位 No.88
R.ハリアント / Manor
-2Laps
-位 No.12
F.ナッセ / Sauber
(DNF)
-位 No.19
F.マッサ / Williams
(DNF)
《感想》
ロズベルグは、ハミルトンを気にしすぎたのか?せっかくのポールポジションをあんなスタートで台無しにするなんて情けないよな~フェルスタッペンを無理なオーバーテイクしてペナルティも受けるし、それで表彰台にも乗れないからハミルトンとの差が19ポイントだよ。母国だし、ここで負けちゃダメだよね~夏休み明けのベルギーで巻き返せればいいが…
フェラーリは、思ったより目立たなかったな~
ライコネンは、スタート良かったけどベッテル抜けなかったからずっとベッテルとレッドブルの2台追いかける感じだったし、差が広がり過ぎたよね。もうアンダーカットも出来るレンジにすら入れないし、完璧にレッドブルに抜かされたよね。ライコネンVSフェルスタッペンを期待してただけにちょっと物足りなさ感じたな。走ってるだけになっちゃってさ。フェラーリは、今期もダメなんだなって思ったね。
コンストラクターズポイントもレッドブルに抜かされたフェラーリ。さらにチームからテクニカルディレクターのジェームズ・アリソンが抜けるという痛手…これからさらに成績が低迷していく可能性が無きにしもあらずで…まだまだフェラーリの苦難の道は、続くみたいだな~
スタートのリカルドとフェルスタッペン上手く決まったし、ロズベルグが大失敗したり、ペナルティ取られたりして本当ラッキーだったよね。おまけにフェラーリもなかなかペース上がらないから挑む相手は、もうメルセデスだけって感じ。リカルドがハミルトンに追いつけなかったのが残念だったけど。レッドブルの2人は、頑張った感が伝わって来たわ。
表彰台で靴でシャンパンを飲んだリカルドの行動は、謎過ぎて笑えた。汚いからやめれ~って感じだし(^_^;)フェルスタッペンちょっと引いてたしwww
レッドブルは、遂にフェラーリを抜いてコンストラクターズランキング2位に躍り出ましたね!もうメルセデスの対抗馬になれそうな勢いだよな~前半じゃ考えもしなかったよ。
そんな感じかな…
しばらく夏休みと言ってもすぐにベルギーGPだし~3週後くらいだよね。
後半戦は、何かどんでん返しがあればいいが…
それでは、ベルギーGPのブログでヾ(≧∇≦)