2008年F1第17戦中国GPが10月18日(土)、上海インターナショナルサーキット(1周/5.451km、19日決勝56周/305.066km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間15時)からQ1、Q2、Q3の3つのセッションでなる予選が行われた。
セッション開始時の天候は晴れ、路面温度は35度、気温28度のドライコンディション。
Q1が始まると来季のシートが確定していないネルソン・ピケJr.(ルノー)が真っ先にコースに入りタイムを出す。中嶋一貴(ウィリアムズ)もタイムを出すがチームメートに後れを取っている。タイトル争いをしているフェリペ・マッサ(フェラーリ)も早めにコースへ。1分36秒089を出しトップタイムをマークするが、ハミルトンが全セクターで最速タイムを出し1分35秒566でトップに立つ。
Q1の残り5分の時点でノックアウトゾーンである16番手以下にいるのは、中嶋、ロバート・クビサ(BMWザウバー)、ジェンソン・バトン(HONDA)、エイドリアン・スーティルとジャンカルロ・フィジケラ(ともにフォース・インディア)。
2番手のマッサ、5番手のヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、12番手のキミ・ライコネン(フェラーリ)が2回目の計測に向かう。コバライネンは2番手にあがり、ライコネンはマッサの下4番手に入るが、結局、セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)とフェルナンド・アロンソ(ルノー)に先行された。
Q1で予選を終えた16位から20位までは以下の通り。
デビッド・クルサード(レッドブル)、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ジェンソン・バトン(HONDA)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)。
予選Q1のトップ5はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(トロ・ロソ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)。
15分で行われるQ2が始まって最初に出て行ったのは、ライコネン。ソフト側(ミディアムコンパウンド)のタイヤを履いて1分35秒355を記録。15台のタイムが出そろうとトップはマッサ、2番手にコバライネン、3番手にライコネン、4番手にベッテル、5番手にハード側(ハードコンパウンド)のタイヤで挑んだハミルトン。
ハミルトンはソフト側のタイヤに履き替え、1分34秒947のタイムをたたき出す。
Q2で予選を終えた11位から15位までは以下の通り。
ネルソン・ピケJr.(ルノー)、ロバート・クビサ(BMWザウバー)、ティモ・グロック(トヨタ)、ルーベンス・バリチェロ(HONDA)、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。
予選Q2のトップ5はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)だった。
ポールポジションをかけた予選Q3。まずはベッテルが1分38秒053を出すが、ライコネンが上回る。残り4分のところで10台のタイムが出そろうと、トップはコバライネン、2番手にライコネン、3番手にウェバー。マッサが4番手、ハミルトンが5番手。
残り3分、タイヤ交換を終え最後のアタックに全車がコースへ。ライコネンがトップに立つが、ハミルトンが塗りかえる。マッサは3番手。
結局ポールポジションを獲得したのはハミルトンで、通算13回目だった。
2位以下は次の通り。
2位キミ・ライコネン(フェラーリ)、3位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、4位フェルナンド・アロンソ(ルノー)、5位ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、6位マーク・ウェバー(レッドブル)、7位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、8位セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)、9位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、10位セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)。
6位のウェバーは、エンジン交換のため、10グリッド降格となる。
最年少チャンピオン決定か!? 今シーズンのハイライトとなり得る中国GP決勝は明日19日(日)現地時間15時(日本時間16時)にスタートする。
~思ったこと~
これは、凄い駆け引きが見れる予選結果かもしれない!
PPがハミで、FRがキミ、3番手マッサ、4番手アロンソ!!
凄い上位陣!
アロンソのダークホース的な活躍に期待をしている。
ヤバイ今すぐにでも決勝みたいぜ!
F1は、嫌なこと忘れさせてくれるから大好きだよ。
それにしても凄い予選だった。
今日のレースが今シーズンの全てを握る戦いになるはず!
み、見逃せない!
<ライコネンとマッサのコメント>
キミ・ライコネン
「やっと、予選で僕本来の力が出せるようになってきたみたいだ。タイトル獲(ど)りには遅すぎるが、来年に向けていい勉強をしたと思っている。この週末、正しいセットアップを見出すのに苦労したが、僕らが払った努力はQ3で実を結び、マシンがかなりいい状態になったね。燃料搭載量の選択にもよるが、そのことを無視しても、今日のマクラーレンを負かすのは無理だっただろう。しかし僕は、こうした結果をチームにもたらすことができて、すごく良かったと思う。いつもながら、僕らの競争力は、予選より、むしろ決勝の方が上なんだ。明日は自信を持って臨めるね。両選手権のために、可能な限りいい結果が残せるよう、がんばるつもりだ。天気の急激な変化が心配だから、あらゆる状況を想定しておかなければならない」
フェリペ・マッサ
「予選には少々ガッカリしたというのが、偽らざる気持ちだ。長いレースになるとは言え、理想はフロントローからのスタートだよ。だが、素晴らしい結果が出るようできる限りのことをする。今日は、特にQ3で正しいマシンバランスを見出すのが大変だった。ロングランは上々なので、明日はまた違ってくるかもしれないけど。順位を挽回(ばんかい)するため、攻撃を仕掛けなければならない。僕らのレース戦略は良いと思う。ライバル(マクラーレン)が好調なのは確かだし、明日もそれは変わらないだろうね。僕らの競争力が彼らより上回っていることを願おうじゃないか!」
<スターティンググリット>
ポールポジション
マクラーレン
ルイス・ハミルトン
フロントロー
フェラーリ
キミ・ライコネン
3番手
フェラーリ
フェリペ・マッサ
4番手
ルノー
フェルナンド・アロンソ
5番手
マクラーレン
ヘイキ・コバライネン
6番手
レッドブル
マーク・ウェーバー
7番手
BMW
ニック・ハイドフェルド
8番手
トロ・ロッソ
セバスチャン・ベッテル
9番手
トヨタ
ヤルノ・トゥルーリ
10番手
トロ・ロッソ
セバスチャン・ブルデー
11番手
ルノー
ネルソン・ピケJr
12番手
BMW
ロバート・クビサ
13番手
トヨタ
ティモ・グロック
14番手
ホンダ
ルーベンス・バリチェロ
15番手
ウィリアムズ
ニコ・ロズベルグ
16番手
レッドブル
デビット・クルサード
17番手
ウィリアムズ
中嶋 一貴
18番手
ホンダ
ジェンソン・バトン
19番手
フォースインディア
エイドリアン・スーティル
20番手
フォースインディア
ジャンカルロ・フィジケラ
今回のレースが今期の勝敗を決めるのか!!
運命の戦いだ~!!
頑張れフェラーリ!!頑張れマッサ!
F1も今日を入れて後2戦しかない!
速いものです。
速く決勝みたい~(>0<)/

Posted at 2008/10/19 16:11:05 | |
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