天気:曇り 気温:19度 路面温度:25度
コンディション:ドライ
71周の決勝レースは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが全ラップをリー ドするポール・トゥ・ウインで今季13勝目、通算39勝目を挙げた。
来季からのレギュレーション変更に伴い 2006年から使用されてきたV8エンジン最後のレー ス。
また、F1を引退するレッドブルのマーク・ウェーバーは、ラストランになり、フェラーリのフェリペ・マッサも8シーズンを過ごした フェラーリ最後の一戦を母国で迎えるなど、さまざまな話題に満ちたグランプリとなった。
迎えた決勝は、前日までの雨はあがったものの上空に相変わらずの厚い雲が垂れ込めており、レース 前の予報でも60%の降水確率がアナウンスされる、 午後2時のスタートを迎えた。
レースは、スタート加速の鈍ったPPベッテルのインをついたメルセデスのロズベルグがホールショットを奪い、さらに5番グリッドのチームメイト、ハミルトンも3番手に浮上するなど、メルセデス2台が幸先良いスタートを切ったかに思われた。
しかし、ベッテルは、オープニングラップであっさりとポジションを奪い返すと、その後ろではウェーバーもハミルトンからポジションを取り戻す。
直後の2周目、ロータスのグロージャンが派手にエンジンをブローさせるなか、翌周にフェラーリのアロンソがロズベルグを攻略して2番手に浮上する。だが、そのアロンソもレッドブルの勢いは止められず、6周目にロズベルグをパスしたウェーバーが12周目にアロンソをオーバーテイクしてレッドブル勢が早くも1-2態勢を築いた。
一方、その間も快調にトップを走るベッテルは、ファステストラップを織り交ぜながら後続とのギャップを広げていき、10周目には8秒、上位陣のピットストップが始まった20周目には、10秒と確実に自らのリードを築いていく。
ベッテルは、上位勢で最も遅い24周目にピットインし、ミディアムタイヤにスイッチすると、先頭でコースに復帰する。2番手は、ピット作業に遅れのあったウェーバーに代わってアロンソが浮上していたがここでもウェーバーは、すぐにアロンソを攻 略、レース中盤もレッドブル2台がレースをリードするかたちとなる。
中盤以降もベッテルは、2番手のウェーバーに約10秒のギャップを保ちながら快調に周回を重ねて行く。 ウェーバーの約3秒後方にアロンソがつけ、4番手にペースの上がらないメルセデス勢をパスしたマッサが一時アロンソに4秒近い差にまで迫ったがそのマッサは、ピットエントリーの白線カットでドライブスルーペナルティを受けてしまい、8番手までポジションをダウン。コンストラクターズで逆転2位を狙うフェラーリにとっては、痛恨のペナルティとなってしまった。
レースが40周目を過ぎると、各車2度目のピットタイミングが迫るが、すでに上空に雨雲が迫っており、チームはピットのタイミングを先延ばすかたちをとる。そんな中、47周目にウィリアムズのボッタスとメルセデスのハミルトンが接触するアクシデントが発生。すると、これをタイヤバーストと勘違いしたのか、多くのマシンがピットイン。
さずがのレッドブルも慌てたのか先に入ったベッテルのタイヤをすべて用意しておらず、直後に滑り込んできたウェーバーを待たせるかっこうに。 対照的にフェラーリのアロンソは、タイミングよくピットをすませると、3番手でコースに復帰。ベッテルとの差は、6秒にまで縮まった。
これでベッテルの完勝モードが一気に吹き飛ぶと残り10周前あたりからは、上空からパラパラと雨粒が落ち始め、レースは波乱の展開を匂わせた。
ところが、その後も雨は一向にレースペースに影響を及ぼさず、最後までドライコンディションで進行。
結 果、終盤も危なげない走りを見せたベッテルがトップチェッカーを受け、ウェーバーも2位でフィニッシュ。アロンソも3位となった。
ベッテルは、これでミハエル・シューマッハーに並ぶシーズン最多13勝と、1952年から53年に9連勝を記録したアルベルト・アスカリの記録に並ぶことに。
フェラーリラストランのマッサは、 ドライブスルーペナルティを受けながらも最後は7位でフィニッシュしたが、コンストラクターズ争いでは、メルセデスを逆転することはできなかった。
決勝結果っていうか~順位のコーナー
1位 RedBull セバスチャン・ベッテル 1時間32分36秒300
2位 RedBull マーク・ウェーバー +10秒452
3位 Ferrari フェルナンド・アロンソ +18秒913
4位 McLaren ジェンソン・バトン +37秒360
5位 Mercedes ニコ・ロズベルグ +39秒048
6位 McLaren セルジオ・ペレス +44秒051
7位 Ferrari フェリペ・マッサ +49秒110
8位 Sauber ニコ・ヒュルケンベルグ +1分4秒252
9位 Mercedes ルイス・ハミルトン +1分12秒903
10位 ToroRosso ダニエル・リカルド -1Laps
11位 Force India ポール・ディ・レスタ -1Laps
12位 Sauber エステバン・グティエレス -1Laps
13位 Force India エイドリアン・スーティル -1Laps
14位 LOTUS ヘイキ・コバライネン -1Laps
15位 ToroRosso ジャン・エリック・ベルニュ -1Laps
16位 Williams パストール・マルドナード -1Laps
17位 Marussia ジュール・ビアンキ -2Laps
18位 Caterham ギド・ヴァン・デル・ガルデ -2Laps
19位 Marussia マックス・チルトン -2Laps
20位 Caterham シャルル・ピック リタイア/-13Laps
21位 Williams バルテッリ・ボッタス リタイア/-26Laps
22位 LOTUS ロメイン・グロージャン リタイア/-69Laps
最後くらいウェーバーに勝たせるのかなと思ったらやっぱりレッドブルは、最後までベッテル贔屓でした。というよりミハエルの記録を塗り替えたかったのが正解かもしれない…
それでも最後のレースを2位表彰台で終われてウェーバーは、良かったと思う。ハミルトンやアロンソといいバトルしてたし、いい走りを見れた気がした。表彰台のコケたウェーバーは、面白かったな。最後の最後で昔のF1ドライバーをみたいなハプニングを起こしたのがなんだかウェーバーらしいような感じがした(笑)
来年、ウェーバーは、WECだから時々、チェックしてみよ。今年も可夢偉が気になって見てたけど(笑)
CS観れるようにしてて良かった~
アロンソも久々の表彰台だな~
スタートで前に出れなくなってポジション下げてたけど、3周目には、ロズベルグを抜いて2位にいたからな。そこからは、ウェーバーに追い掛けられて6周目に抜かれ、その後もピットでウェーバーの前に出たりしたけど、やっぱりフェラーリでもレッドブルに歯が立たない…終始ウェーバーと2位争いをしていた感じだな。いいバトルしてたぜ。
対照的にマッサは、ペースはアロンソ並みに良かったけど。普段あまり気にしないピットのエントリーラインの白線を4輪で跨いだのでフェラーリ最後だっていうのにしかも母国でドライブスルーくらって順位落としたりして、7位に終わっちゃって悔しいフェラーリ最後のレースになったよな~
よく見ると跨いでる車が結構いるのにマッサだけペナルティなのは、なんでかな?まるでハンガリーの時のグロージャンみたいだな。マッサ残念だった。
来年は、ウィリアムズなのか…マシンが大幅に変わるから活躍のチャンスあるかな!
ロータスは、ブラジルで散々な結果だったな…たった2周でグロージャンのロータスE21は、白い煙上げてバカンスに逝っちゃうし(゚Д゚;)
コバライネンは、乗り慣れてないマシンだから14位とかが精一杯だし…(^_^;)ライコネン居なくなっただけで大ダメージだったな…コンストラクターズランキングも一時は、フェラーリ抜くかとかいわれてたのにな。
この負けが来季にひびかなきゃいいけど…(^_^;)
V8エンジンのF1マシンとは、お別れだな~(ToT) V10エンジンの時は、スピードがすごかったし、V8のもそれなりだったけどV6エンジンのF1は、どんなもんになるんだろうか…レッドブルのエンジニアのエイドリアン・ニューエイがあまり格好よくないかもしれない…ってF1速で読んだけど。それは、あと3ヶ月足ってのお楽しみだな。
Formula One world Championship 2013 最終結果
ドライバーズランキング
1位 セバスチャン・ベッテル 397 point
2位 フェルナンド・アロンソ 242 point
3位 マーク・ウエーバー 199 point
4位 ルイス・ハミルトン 189 point
5位 キミ・ライコネン 183 point
6位 ニコ・ロズベルグ 171 point
7位 ロメイン・グロージャン 132 point
8位 フェリペ・マッサ 112 point
9位 ジェンソン・バトン 73 point
10位 ニコ・ヒュルケンベルク 51 point
11位 セルジオ・ペレス 49 point
12位 ポール・ディ レスタ 48 point
13位 エイドリアン・スーティル 29 point
14位 ダニエル・リカルド 20 point
15位 ジャン-エリック・ベルニュ 13 point
16位 エステバン・グティエレス 6 point
17位 バルテッリ・ボッタス 4 point
18位 パストール・マルドナド 1 point
19位 ジュール・ビアンキ 0 point
20位 シャルル・ピック 0 point
21位 ヘイキ・コバライネン 0 point
22位 ギド・ヴァン・デル・ガルデ 0 point
23位 マックス・チルトン 0 point
コンストラクターズランキング
1位 レッドブル 596 point
2位 メルセデス 360 point
3位 フェラーリ 354 point
4位 ロータス 315 point
5位 マクラーレン 122 point
6位 フォースインディア 77 point
7位 ザウバー 57 point
8位 トロロッソ 33 point
9位 ウィリアムズ 5 point
10位 マルシャ 0 point
11位 ケータハム 0 point
とこんな感じになりました!
来年どんなシーズンになるのか!ライコネンのFerrariでの活躍は、いかに!アロンソを上回ってくれることを期待します!来季は、全力でFerrariを応援だ~!