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アンポン友樹のブログ一覧

2016年11月27日 イイね!

2016 F1GP Rd.21 アブダビGP予選リザルト




《ベッドラインニュース》

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、2017年はF1レースに参戦せず、2018年に復帰する可能性のある契約を結んでいる。しかし彼は今週末の最終戦は自分にとってのF1ラストレースと考えながら臨むと語った。現時点では再来年にF1に復帰したいという気持ちはないということだ。

9月にマクラーレン・ホンダは、バトンとの2年契約を発表、来年はチームのリザーブドライバーおよびアンバサダーを務め、2018年に双方の意向が一致すればレースドライバーとして復帰する道が残されていることを明らかにした。

バトンはこれまでずっと、F1から引退するわけではなく1年間休養を取るだけであると主張してきた。しかしアブダビGPのFIA木曜記者会見で、このレースを最後にF1には戻ってこないだろうと発言した。



「このレースにはこれが自分にとって最後のレースになるという気持ちで臨む。それが一番いいやり方だと思う。今のところ、このレースの後にもF1でレースをしたいとは思っていない。全体的にそういう気持ちだ」とバトンは記者会見で語った。

「いずれにしても僕はこれを最後のレースととらえているし、他の人たちにもそう考えてもらいたい」
 来年以降の契約を発表した時とは心境が変わったのかと聞かれ、変わったわけではないとバトンは主張し、今はF1に戻りたいという気持ちはないが、来年1年でそれが変わる可能性はあると述べた。

「(心境は)何も変わっていない。ただ、これは自分にとってラストレースだという気持ちで臨むだけだ。『これで最後というわけじゃない』と考えながら臨んで(結局はそれが)最後だった、というのはいやなんだ」

「2018年の契約を結んでいるのは事実だ。でも今のところ僕は2018年にはレースをしたくない。契約を結んだのは、3カ月もしたら、将来したいことを考えて、F1に戻りたくなるかもしれないという考えからだけど、今のところそうは思っていない。だからこれが僕のラストレースだ。僕は今、そういう風に考えている。でも6カ月、8カ月、1年たったら変わるかもしれない」



バトンは17年間のF1キャリアの中で素晴らしい成果と思い出を築くことができたことに満足しているという。
「長い旅路だった。8歳のときから今までずっとレースをしてきた。F1の世界に入る前にはF1だけを目指して努力していた。人はたくさんの夢を抱いてF1にデビューする。何かを成し遂げ、できればいい思い出と共に去りたいと願うんだ。僕もまさにそうだ。F1での17年間、そうしてきた」

「たくさんの素晴らしい思い出、人生を変えるような思い出がある。いいものも悪いものもね。ワールドチャンピオンという成果を携えて去るのは特別な気持ちだ。いつか孫に話して聞かせたい」

「ここで語りつくせないほどの思い出がある。300戦以上を戦った。自分が成し遂げたことに満足し、自分の人生はここから始まるのだと知りながら、F1から退く」

記事について

やっぱりバトンは、今年で引退か~。なんかマッサも辞めるし、バトンも辞めて寂しくなるな~。最後の予選でQ2止まりなのが残念だったよ~バトン。17年お疲れ様です!ホンダで初優勝して君が代流してくれたし、ブラウンGPでチャンピオンにもなったし!スマイルと夢をありがとうバトン(≧∇≦)b
最後のアブダビGPを楽しんで完走してくれると嬉しい!
マッサもね(o゜▽゜)o

《サーキット紹介》



コース名:ヤス・マリーナ・サーキット

コース全長:5.554km

周回数:55周

トータル距離:305.355km

去年のファステストラップ 

L.ハミルトン/メルセデス 1'44.517


このサーキットは、ヤス・マリーナのホテルの周りを走るサーキットですぐそこには、フェラーリのアミューズメント施設『フェラーリ・ワールド』があります!因みにモナコみたいにクルーザーから観戦してる人も居ます。
コースは、ハイスピードな第1セクター、長いストレートが二本ある第2セクター、テクニカルな低速コーナーがある第3セクターで構成されてるストップアンドゴーのコースです。いわゆるレッドブル向けのサーキットね。因みにDRSゾーンは、第2セクターのストレート二本の2ヵ所になってます。



《結果》

2016年の最終戦アブダビGPの予選が行なわれた。太陽が西に傾き始める午後5時に始まり、トワイライトとともに徐々に下がっていく路面温度に対応しなければならない難しい予選セッションだ。

今年は初めてウルトラソフトが投入されスーパーソフトに対して1秒以上のアドバンテージを持っているため、これをいかにスイッチオンさせて上手く使うかが鍵になる。

まだ陽の高い午後2時に行なわれたFP3の結果はあまり参考にならないとはいえ、早めにウルトラソフトでアタックしたメルセデスAMG勢が4位・5位に沈みフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録しており、予選でも波乱が期待された。



Q1の最初から各車がウルトラソフトでコースインするが、路面コンディションの改善幅が大きいアブダビだけに、上位勢はできるだけ後にアタックをしようとしばらくビットで待機する。気温は26度、路面温度は29度まで下がっている。

3分が過ぎたところでメルセデスAMG勢がコースイン。7分過ぎにはレッドブル勢もコースインし全車がアタックへ。ウイリアムズ勢だけがスーパーソフトでアタックし、1回目のアタックでトップに立ったのはルイス・ハミルトンで1分39秒487。

対するニコ・ロズベルグは「良いラップじゃなかった、2回ミスしたんだ」と1.024秒遅れでベッテル、マックス・フェルスタッペンの先行を許した。5周スティントで2回目の計測ラップを行なったライコネンもハミルトンに0.851秒差の2番手タイムを記録した。



残り3分を切ったところで10位フェルナンド・アロンソ以下の全車が2回目のアタックに向かう。金曜日にホイール破損とパンクに見舞われたトロロッソは、リヤサスペンションに変更を加えて土曜に臨んだがマシンを上手く煮詰めきれず、2台ともにQ1敗退に終わった。

逆に金曜から好調だったマノーのパスカル・ウェーレインが16位でQ1突破を果たし、ザウバーの2台、エステバン・オコン、ケビン・マグヌッセンがQ1敗退となった。

しかし、中団は6位セルジオ・ペレスから16位ウェーレインまでが1秒差にひしめく大接戦。バルテリ・ボッタスだけがスーパーソフトでQ1突破を果たしている。



Q2では開始直後からメルセデスAMG勢、フェラーリ勢が新品のウルトラソフトを履いてアタックに向かった。一方、レッドブル勢は決勝のスタートタイヤを想定してスーパーソフトでアタックに臨む。

ハミルトンはここでもロズベルグに0.108秒差を付けてトップタイムを記録。これにキミ・ライコネン、ベッテルと続くが、スーパーソフトのフェルスタッペンがベッテルを上回って4位に飛び込んでくる。アロンソは中古のウルトラソフト勢の中では最速の11番手につけたが、新品のウイリアムズ勢には0.4秒差を付けられている。



残り3分半で各車が新品のウルトラソフトを履いて2回目のアタックへ臨む。4位・6位のレッドブル勢もQ3進出の保険のためウルトラソフトを履いてコースへ向かったが、カットオフ予想の1分40秒7を記録した7位・8位のフォースインディア勢はピットに留まった。

レッドブル勢は周りのタイム向上幅を確認しながら、ドライバーたちにタイムを更新しないよう指示してピットインさせ、決勝をスーパーソフトでスタートすることにした。



ここでアロンソはボッタスを上回って10番手タイムを記録しQ3進出を果たした。引退戦のフェリペ・マッサは僚友を打ち負かし9位でQ3へ。同じくラストランのジェンソン・バトンはアロンソに0.2秒届かず12位でQ2敗退となった。



Q3ではハミルトンが開始前からピットガレージを後にし、先頭でコースイン。セクター2と3で最速タイムを記録してロズベルグに0.346秒差をつけてトップに立った。セクター1で最速タイムを記録したライコネンが0.621秒差で3番手につけ、レッドブル勢がこれに続くがこの2チーム4台は0.2秒差の中にひしめいている。その後方フォースインディア勢は1.5秒差、中古ウルトラソフトのアロンソは2.924秒差で10位。



トラフィックを嫌ったのか、通常よりも早い残り4分というタイミングでハミルトンがコースインし、ロズベルグもこれに続く。これにつられるようにして全車が新品のウルトラソフトで最後のアタックへと向かった。

ここでもハミルトンは全セクターで自己ベストを更新し、セクター2と3では最速タイムを記録して1分38秒755でポールポジションを獲得してみせた。ロズベルグはセクター1では最速タイムを記録したものの、ハミルトンには0.303秒及ばず2位に終わった。



予選を通してチームメイトの後塵を拝し続けたダニエル・リカルドだったが、最後は完璧なアタックを決めてライコネンを0.015秒上回り3番手を獲得。フェルスタッペンはセクター2まで自己ベストを更新していたもののターン11でオーバーシュートしてしまい、ベッテルに及ばず6位に終わった。



後方ではヒュルケンベルグとペレスが0.018秒差の接戦で7位、8位。アロンソはマッサを0.1秒上回って9位を獲得する大健闘を見せた。



《リザルト》

1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
1'38.755(12Laps)

2位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
1'39.058(12Laps)

3位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
1'39.589(17Laps)

4位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
1'39.604(14Laps)

5位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
1'39.661(14Laps)

6位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
1'39.818(13Laps)

7位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
1'40.501(12Laps)

8位 No.11
S.ペレス / Force India
1'40.519(12Laps)

9位 No.14
F.アロンソ / McLaren
1'41.106(17Laps)

10位 No.19
F.マッサ / Williams
1'41.213(15Laps)

11位 No.77
V.ボッタス / Williams
1'41.084(9Laps)

12位 No.22
J.バトン / McLaren
1'41.272(14Laps)

13位 No.21
E.グティエレス / Haas
1'41.480(16Laps)

14位 No.8
R.グロージャン / Haas
1'41.564(15Laps)

15位 No.30
J.パーマー / Renault
1'41.820(14Laps)

16位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
1'41.995(14Laps)

17位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
1'42.003(9Laps)

18位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
1'42.142(6Laps)

19位 No.12
F.ナッセ / Sauber
1'42.247(8Laps)

20位 No.31
E.オコン / Manor
1'42.286(8Laps)

21位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
1'42.393(9Laps)

22位 No.9
M.エリクソン / Sauber
1'42.637(8Laps)




《感想》

ロズベルグの最後のアタックが惜しかったな~プレッシャーで力みすぎてたからね。最終コーナーで若干はみ出てなければな~。プレッシャーに強いのは、ハミルトンだからね。
ハミルトンは、攻めて優勝するしかないプレッシャーがあるけど、ロズベルグは絶対表彰台乗らないといけないプレッシャーがあるから心の余裕は、同じくらいかもしれないよ。リカルドとライコネンの動向次第で変わるからな~スタートがドキドキだわ~



リカルドは、フェルスタッペンより良いタイムだせたからよかったよ~ここのところ、予選とか決勝でもチームメイト上回れて無かったからね。リカルドってアブダビGPとか得意なハズだからロズベルグの脅威になること間違え無しだね。リカルドに前行かれたらヤバいねロズベルグは(^_^;)リカルドは、ダークホースになれるのか(o゜▽゜)o



やりました!今シーズンの予選リザルト!ライコネンは、見事にベッテルを打ち破りました!ライコネン11勝ベッテル10勝です!まだまだキミは、やれますよ(≧∇≦)b
てか、そういうの関係なくフェラーリ、アブダビGP良い感じですね!ベッテルがギアボックストラブルとかあったけど昨日の予選見た感じだとキミのが乗れてるけど。タイム的には、同じくらいだからブラジルGPよりは、いい活躍しそうだな。
ライコネンもアブダビGPは、強いからロズベルグが抜かれる可能性あるね!ロズベルグ…意外とキツいかもね。とりあえず、ライコネンが3位になってくれることを祈る(≧∇≦)b



ニコとルイス…2人のタイトル獲得の条件

最後にタイトル獲得の条件載せときます!

■ロズベルグのタイトル獲得条件

・ロズベルグが3位以上なら無条件で決定

・ロズベルグが4位、5位、6位で、ハミルトンが2位以下の場合

・ロズベルグが7位か8位で、ハミルトンが3位以下の場合

・ロズベルグが9位か10位で、ハミルトンが4位以下の場合

・ハミルトンが4位以下の場合

■ハミルトンのタイトル獲得条件

・ハミルトンが優勝し、ロズベルグが4位以下の場合

・ハミルトンが2位で、ロズベルグが7位以下の場合

・ハミルトンが3位で、ロズベルグが9位以下の場合

この2人の勝負の行方は!ニコがプレッシャーを跳ね除けるのか!ルイスが掻っ攫っていくのか!楽しみだな(ゝω・)

マッサとバトン!悔いの無いように(≧∇≦)bGood Lack!(^_^)ゞ
Posted at 2016/11/27 19:05:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 2016シーズン | スポーツ
2016年11月17日 イイね!

2016 F1GP Rd.20 ブラジルGP 決勝リザルト




《結果》

イギリスに続いて今季2度目のウエットレース。グリッドに向かうレコノサンスラップでロマン・グロージャンが、最終コーナーを立ち上がったところで川に足を掬われてスピンを喫し、アウト側のコンクリートウォールにクラッシュしてしまった。大健闘の7番グリッドを獲得していたが、グロージャンのレースはスタート前に終わってしまった。

このコンディションのためスタートは10分ディレイとなり、各車はグリッド上でコンディションの回復を待つこととなった。そして午後2時10分にセーフティカー先導でスタートが切られることに。このため規定により全車がエクストリームウエットタイヤを履いてグリッドを離れる。天気予報ではスタートから30分は雨脚が弱まるものの、その後は再び強まるという難しい展開が待ち構えている。

スタートから1コーナーまでの距離が短いインテルラゴスだけに、先陣争いはポールポジションのルイス・ハミルトン有利と見られていたが、ハミルトンは争うことなく首位の座を守ってレースへと突入することとなった。

SCの背後を走るハミルトンが「前が見えない。ライトさえ見えないんだ」と言うほどコンディションは悪く、セバスチャン・ベッテルも「さっきは問題なかったターン3~4の間でさえ水の量が多い」、ジェンソン・バトンは「問題はターン5と最終コーナー(ターン12)だ、完全に何も見えない」と訴える。



しかしSC先導で5周を過ぎる頃には「もうレースはできる」(ケビン・マグヌッセン)というドライバーも出てくるほどに路面は回復してくる。ニコ・ロズベルグは「(メインストレートへの)上り坂はまだレースをするには水量が多すぎる」と訴えるが、8周目にSCは解除となり本格的なレースのスタートが切られる。

マックス・フェルスタッペンは1コーナーで早くもキミ・ライコネンのインを突いて3位に浮上。マグヌッセンはピットインしていち早くインターミディエイトに履き替える。このペースを見てバトンが翌周、2周後にはアロンソ、ボッタス、マッサらがピットに飛び込む。10周目にベッテルはターン13の川に乗って大きくスピンし、そのままピットインしてインターミディエイトへと交換する。



13周目にはマーカス・エリクソンがターン14イン側の白線と縁石に振れてスピンしてしまい、アウト側のウォールに突っ込んでクラッシュしてピットレーン入口手前にストップ。これでSC導入となり、これを見てレッドブル勢がピットインしインターミディエイトに交換するが、エリクソンの車両が停まっているためピット入口はクローズとなっており、リカルドには5秒加算ペナルティが科せられた



レースは再びSC先導で進むが、この間にコンディションはさらに悪化しマグヌッセンはウエットタイヤに戻す。順位は首位ハミルトン、2位ロズベルグ、3位ライコネンとウエット勢が続き、4位にインターミディエイト最上位のフェルスタッペン、5位ヒュルケンベルグ、6位ペレスという順位。20周目にレースが再開となるが、直後のメインストレートでライコネンがコントロールを失って激しくクラッシュし、レースは赤旗中断となってしまった。

35分間の中断を挟み、レースは21周目から午後3時21分に再開された。規定により全車が再びエクストリームウエットタイヤを履いてSC先導でコースへと戻っていった。レース残り時間は1時間20分だが、レーダー上では50分後に強い雨が予報されている。

コンディションは相変わらず悪くSC先導が続く中、4位を走っていたヒュルケンベルグは右リアタイヤのパンクでピットインを強いられ15位まで後退してしまった。コース上を走るドライバーたちからは「まだ水量が多い」「コンディションはひどくなっている」という報告が上がり続けるが、選手権を考えてハーフポイントで終わらせたくないハミルトンは「やれるよ、チャーリー(・ホワイティング)!」と無線で訴える。



しかし28周目、午後3時35分に再び赤旗が提示され、ハミルトンは「コースは大丈夫だよ! 普通のエクストリームウエットのコンディションだ。雨は降ってさえいないんだ。なんで赤旗にするんだ!?」と訴えるが、レースは再び中断となる。

午後4時2分、27分間の中断を挟んでレースは三たび再開。SC先導で29周目から再開となったが、残りは1時間8分。雨は降り続く予報で、71周を迎える前にレースは終了を迎えそうな展開が予想される。首位はハミルトン、2位ロズベルグ、3位フェルスタッペン、4位ペレス、5位リカルドの上位に、序盤にピットインしなかった6位サインツ、7位ナッセ、8位オコン、9位ウェーレインと続いてアロンソが10位につけている。



SC先導を経て32周目にSC解除。フェルスタッペンはまたしても再開直後からプッシュしてターン3でアウト側に並びかけ抜き去って2位に浮上してみせた。そのフェルスタッペンは38周目にエリクソンと同じターン14イン側の縁石に振れてしまいスピン。なんとかクラッシュは回避し、ロズベルグも抑えて2位を死守してみせた。

40周目にはリカルドがピットインして5秒ペナルティを消化するとともにインターミディエイトに交換する。42周目にはリカルドがファステストラップを記録したのを見てフェルスタッペンも43周目にピットインするが、メルセデスAMGはすぐに雨が強くなると呼んでおりステイアウト。ロズベルグは45周目のターン12立ち上がりでハーフスピンを喫してヒヤリとする場面もあったが、事なきを得てコースにとどまった。



インターミディエイトを履いていたレッドブル勢は最終セクターのグリップ不足に耐えきれずピットインしてフルウエットへと戻し後方へ。後方では7位まで浮上していたアロンソがターン13でスピンし最後尾17位まで後退してしまった。

6位を走行していたナッセはペースが伸び悩み、60周目にヒュルケンベルグにパスされる。さらに後方からはレッドブル勢、アロンソが激しい猛追を見せている。中でもフェルスタッペンの勢いは凄まじく、64周目にはナッセ、65周目にはヒュルケンベルグをパスし、そして66周目にはターン12でインを突いて半ば押し出しながらベッテルをパス。67周目にはサインツを抜き去り、ペレスとの3位争いに。

69周目、レース時間が残り3分を切る中、フェルスタッペンはターン10でアウト側からペレスに並びかけ、2台はサイドバイサイドのままターン11へと立ち上がって行ったが、フェルスタッペンがインから3位を奪い取った。



首位のハミルトンはレース時間が2時間に到達する前に71周目に突入し、そのままトップでチェッカードフラッグ。「イエ~ス! やったぜ!」と歓喜の雄叫びを上げた。ロズベルグは11秒差の2位。これでタイトル争いは最終戦アブダビGPへと持ち越された。

3位にはフェルスタッペンが入り、ペレスは4位。終盤にサインツと激しい争いを演じたベッテルは69周目のターン1で抜き去って5位を手に入れた。レース序盤から入賞圏を走り続けたナスルはレッドブル勢に先行され、最後はアロンソからの脅威にさらされながらもなんとか9位を守り切って、自身の母国でザウバーに今季初ポイントをもたらした。

同じく入賞圏を走っていたマノー勢は最終的にオコン12位、ウェーレイン15位に終わり、コンストラクターズランキングでもザウバーが逆転することとなった。大荒れのブラジルGPは午後5時10分、興奮の中でようやく幕を閉じた。



《リザルト》

1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
3h01'01.335

2位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
+0'11.455

3位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
+0'21.481

4位 No.11
S.ペレス / Force India
+0'25.346

5位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
+0'26.334

6位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
+0'29.160

7位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
+0'29.827

8位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
+0'30.486

9位 No.12
F.ナッセ / Sauber
+0'42.620

10位 No.14
F.アロンソ / McLaren
+0'44.432

11位 No.77
V.ボッタス / Williams
+0'45.292

12位 No.31
E.オコン / Manor
+0'45.809

13位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
+0'51.192

14位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
+0'51.555

15位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
+1'00.498

16位 No.22
J.バトン / McLaren
+1'21.994

-位 No.21
E.グティエレス / Haas
(DNF)

-位 No.19
F.マッサ / Williams
(DNF)

-位 No.30
J.パーマー / Renault
(DNF)

-位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
(DNF)

-位 No.9
M.エリクソン / Sauber
(DNF)

-位 No.8
R.グロージャン / Haas
(DNS)




《感想》

いや~、凄い雨だったな~!あのライコネンがアクアプレーニング起こしてリタイアだからね。しかも、ウェット履いてるのにだからそうとう運転しにくい状況だったろうな。そんな中で唯一、オーバーテイク仕掛けていくフェルスタッペンだよ。セーフティーカーが先導してる時にフェルスタッペンだけ周りと違う動きしてて、それがライコネンを抜こうとしてるように見えるから『なにやってんだフェルスタッペン?オーバーテイクする気か?』ってテレビみてたんだけど。あれは、どのラインが走りやすいかを試してる動きだったんだね。セーフティーカー去ったらフェルスタッペンが3コーナーは、アウト側走ると速いっていうのを発見してからほとんどのマシンが同じライン取り出すあたり、このティーンエイジャーただ者じゃないよ!ミハエル・シューマッハ、アイルトン・セナの域じゃないか!
おまけに最終コーナーでバランス崩してスピンしそうになったのとかギリギリで抑え込んでんだよ!どんな制御力だ(;゚д゚)いや~、本当この子恐ろしい子だよ!ブラジルGPのフェルスタッペンは、ニコを喰う勢いだったよ。多分、MVPは、フェルスタッペンで決まりだろ(o゜▽゜)o!1番目立ってたんじゃないマジで



ロズベルグは、メキシコに続いてブラジルも2位で終わったなぁ~。まぁ、スピンしかけて危うくチャンピオンシップ落とすところだったから2位でとりあえず、良かったんだよね。雨の時は、無理しないで行ったほうがいいからな。まぁ、次のアブダビでは、優勝狙いで行かないとまさかまさかのどんでん返しでハミルトンにタイトル持って行かれかねないよ。よく考えたらハミルトンには、失うもの何もないから攻めて走って行けばいいだけで、ロズベルグは、失うものありまくりだからプレッシャーは、ロズベルグのが上だからね。もし、なんかミスしてレッドブルの2台とかに入られたらそれだけでハミルトンに流れ込むからね。プレッシャー半端ないな~ロズベルグ…(・_・;)



最後にマッサだね。最後のブラジルGPだったから完走したかったろうし、完走して欲しかったなぁ…だって最後がブラジルGPでのワーストの13番手スタートでクラッシュしてリタイアなんていたたまれないよ~
でも、感動的だったのは、マシンから降りてピットロードを歩いてるときにフェラーリのピットクルーとかメルセデスのピットクルー達がマッサにハグしてお疲れ様ですみたいな感じにしててさ~なんか本当、人柄が良いんだな~マッサはって感じでね。なんかリタイアして残念なハズなのにホッコリしたな~あのシーンはさ。そうか~後1戦でマッサの走り観られなくなるんだな~_(._.)_

3月に始まって気が付いたらもう20戦終わってんだよ~速~な~

では、最終戦のブログで!(o゜▽゜)o

Posted at 2016/11/21 19:40:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 2016シーズン | スポーツ
2016年11月13日 イイね!

2016 F1GP Rd.20 ブラジルGP 予選リザルト


後2戦だし、もうヘッドラインニュースいらないよね

《サーキット紹介》



コース名:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ

コース全長:4.309km

周回数:71周

トータル距離:305.909km

去年のファステストラップ

L.ハミルトン/メルセデス 1'14.832


このサーキットは、ストレートの多い第1セクター、複合コーナーが続く第2セクター、アクセル全開で上って行く第3セクターで構成されるサーキット!DRSゾーンは、3コーナーからのストレートと12コーナーから13コーナーの間で2ヵ所。
セナが6速しか使えなくなって満身創痍で念願の母国優勝を果たしたサーキットですね。それだけじゃなく07年のライコネンの逆転タイトル、08年のマッサのタイトル取れなかったレースなどいろいろとドラマのあるサーキットでもあります!ライコネンがどっか行ったりとかねwww



《結果》

気温は19度、路面温度は27度、セッション中の降水確率は70%という状況。強い陽射しに恵まれた金曜日とは全く異なるコンディションに、各チーム・各ドライバーの対応力が問われることになった。

いつ雨が降り出してもおかしくないコンディションだけに、Q1の開始1分前から各車がソフトタイヤを履いてピット出口に並び始める中、先頭でコースインしたのはルイス・ハミルトン。これにタイトルを争うニコ・ロズベルグが続いたが、ハミルトンはターン12の立ち上がりでトロロッソに引っかかりながらもトップタイムを記録した。



1回目のアタックではこれにロズベルグ、マックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネン、ダニエル・リカルドと続き、3強チームの後方にはウイリアムズ勢が続いた。しかし中団はかなり接戦で予断を許さない。準備が遅れたセバスチャン・ベッテルだが5分を経過したところでようやくコースイン。ベッテルは無事にアタックを完了して5番手タイムを記録し事なきを得た。

Q1が残り4分を切り青空が出てきたところで中団以下の各車が2回目のアタックへ。FP3からアンダーステアに苦しんでいたジェンソン・バトンは2周連続でアタックしたもののいずれも上手くまとめられず17番手タイムに終わり、0.017秒差でQ1敗退となってしまった。その他、ケビン・マグヌッセン、マノー勢、ザウバー勢がQ1を通過することができなかった。

コースの各所で渋滞が発生しており、ターン4でジョリオン・パーマーのアタックを妨害したかたちになったフェリペ・ナスルとエステバン・オコンは予選後に審議が行なわれる。



Q2でも各車がソフトタイヤでコースイン。セクター2と3でベストタイムのハミルトンがロズベルグを0.135秒上回ってトップタイムを記録。0.596秒差で3番手にフェルスタッペン、ターン12でややワイドになりながらもベッテルが0.772秒差で4番手につけた。

3強チームの後方には7位バルテリ・ボッタス、8位フェルナンド・アロンソ、その後ろに中古ソフトのフォースインディア勢が続き、地元のフェリペ・マッサはフロントタイヤを上手く温められず11番手に留まった。



残り3分を切ったところで7位ボッタス以下の各車が2回目のアタックへ向かうが、サーキットには再び雨粒が落ちてくる。一足先にクリアなトラックで2回目のアタックを行なったパーマーは、ターン1、8、10などでタイヤをロックさせターン11でコースをはみ出すなどオーバードライブでミスが目立ち12番手に。

ここまで好調だったウイリアムズはボッタスはターン4で僅かにロックアップ、マッサはまたしてもタイヤを上手く機能させられず「1回目のランと何もかもが違う、なぜだか全く分からない!」と13位に終わった。



会心のアタックで7位に飛び込んだアロンソと12位エステバン・グティエレスまでが0.1秒差の中にひしめく僅差の中で、ウイリアムズ勢とトロロッソ勢、パーマーがQ2で脱落。ロマン・グロージャンがフォースインディア勢に割って入る9番手タイムで大健闘のQ3進出を果たした。



懸念された本格的な雨は降らないままQ3がスタート。1回目のアタックではハミルトンがただ一人1分10秒台の1分10秒860を記録し、ロズベルグに0.162秒差を付けて再びトップに立った。

3位フェルスタッペン、4位ベッテル、5位リカルド、6位ライコネンという順に変わりはなく、フォースインディア勢が中古のソフトタイヤで走る中でアロンソが7番手タイムを記録した。

残り3分を切り、Q3はいよいよ最後のアタックへ。全車が新品のソフトタイヤを履いてコースへと向かう。多くのドライバーがタイムを更新できない中、「すごく平均的なラップだったしサプライズだ」というライコネンが3位に飛び込んだ。一足先にクリアな状況でアタックをしたグロージャンが7位。8位・9位にフォースインディア勢、アロンソは10位に終わった。



メルセデスAMG勢同士のポールポジション争いは緊迫したが、やはり最後のアタックでもハミルトンがセクター2と3で最速タイムを叩き出し、ロズベルグに0.102秒差を付けてポールポジションを奪い取った。

過去2年にわたってロズベルグがポールトゥウインを飾っているインテルラゴスで、明日の決勝でロズベルグが勝てば自動的にタイトルが決まるという状況の中、是が非でも優勝をもぎ取らなければならないハミルトンはその第1条件をまずはクリアしたと言える。



《リザルト》

1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
1'10.736(12Laps)

2位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
1'10.838(12Laps)

3位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
1'11.404(15Laps)

4位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
1'11.485(12Laps)

5位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
1'11.495(13Laps)

6位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
1'11.540(12Laps)

7位 No.8
R.グロージャン / Haas
1'11.937(18Laps)

8位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
1'12.104(20Laps)

9位 No.11
S.ペレス / Force India
1'12.165(21Laps)

10位 No.14
F.アロンソ / McLaren
1'12.266(17Laps)

11位 No.77
V.ボッタス / Williams
1'12.420(10Laps)

12位 No.21
E.グティエレス / Haas
1'12.431(14Laps)

13位 No.19
F.マッサ / Williams
1'12.521(11Laps)

14位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
1'12.726(15Laps)

15位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
1'12.920(15Laps)

16位 No.30
J.パーマー / Renault
1'13.258(11Laps)

17位 No.22
J.バトン / McLaren
1'13.276(10Laps)

18位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
1'13.410(6Laps)

19位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
1'13.427(8Laps)

20位 No.31
E.オコン / Manor
1'13.432(8Laps)

21位 No.9
M.エリクソン / Sauber
1'13.623(8Laps)

22位 No.12
F.ナッセ / Sauber
1'13.681(8Laps)




《感想》

ロズベルグは、ポールポジション取りたかったな~、最後のアタックとか途中までハミルトン上回ってたのにさ。どこでミスしたんだろうな。まぁ、ロズベルグは、2位で居ればチャンピオンだからプレッシャーあまりないのかもね。

それにしてもハミルトンのオンボードは、凄い綺麗なコーナリングだったな~全然、修正しないんだよね。完璧なドライビングだとしか言えないよ。ハミルトンは、もう勝つしかないから分かりやすくて単純だから攻めまくるかな?



予選最後のメルセデスのタイム争いのどさくさに紛れてライコネンが3番手を手に入れてたっていうwwwフェルスタッペンが調子良かったからフェルスタッペンが3番手かなって観てたからライコネンが来て良かった良かった。しかし、隣がフェルスタッペンだと1コーナーが怖いなぁ~。ベッテルは、やっぱり微妙なポジションだったな~今週もフェラーリvsレッドブルが熱くなるのかな~?



フェルスタッペンが最後の最後でライコネンにタイムを上回れて3番手を逃して4番手になったね。それでもチームメイトのリカルドに勝ててるし、フェラーリのベッテルも上回っているからこの子は、また台風の目になるんじゃないだろうかね。
リカルドは、フリーからそんなに速いタイム出せて無くて険しい顔してたからな~予選もあんまり良いタイム出してなかったから決勝は、あまり期待できないかも(・_・;)



マッサはな~最後のブラジルGPは、13番手からスタートか~7、8年前ならポールポジションとか争ってたのにな~ちょっと残念だったな。まぁ、仕方ないけどね。最後のブラジルGPの決勝、ポジションはどうあれ完走してくれるといいですね!頑張れマッサのアニキ(^_^)/

んじゃ、感想は、こんな感じかな(´・ω・`)
Posted at 2016/11/13 19:20:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 2016シーズン | スポーツ
2016年11月01日 イイね!

2016 F1GP Rd.19 メキシコGP 決勝リザルト




《ベッドラインニュース》

メキシコGPで3位を獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルだが、レース後、ダニエル・リカルドとのバトルについて審議された結果、10秒のペナルティが下り、降格されることが決まった。

レース終盤、3位マックス・フェルスタッペンをベッテル、リカルドが追い3人が僅差でポジションを争う展開になった。

フェルスタッペンはコースオフした後、再びベッテルの前のポジションでコースに復帰、3位でフィニッシュしたものの、後に「コース外でアドバンテージを得た」と判断されて5秒加算のペナルティを受け、5位に降格された。これによりベッテルが3位、リカルドが4位に繰り上がった。

一方、リカルドがベッテルをオーバーテイクしようとした際に両者のホイールが接触、このアクシデントについてもレース後審議が行われた。リカルドは、防御するベッテルがブレーキング時に進路変更をしたとして強く非難、ベッテルは本来表彰台に上るべきではないと主張していた。

ブレーキング時の進路変更については今年何度も問題になってきたが、これについてFIAはアメリカGPの際に新たな規定を打ち出したばかりだった。

スチュワードはテレメトリーやビデオ等で検証した結果、ベッテルはブレーキング時に方向を変えたと判断、「不自然な進路変更をし、危険を引き起こす可能性があった」として、ベッテルには10秒加算のペナルティが与えられた。

これによりメキシコGPの結果はリカルド3位、フェルスタッペン4位、ベッテルは5位という順に修正される。

記事について

このゴタゴタは、フェルスタッペンがコースオフした時にさっさとチャーリーが順位を譲りなさいって裁定を下してれば済んだ事なんじゃ?って思う。やっぱり、ルールが明確になってなくてチャーリーの裁定が遅いんだよな。そりゃベッテルだってイラついて暴言吐きたくなるよ。アドレナリン出てんだしさ。コースオフに関しては、スタートのハミルトンとかロズベルグにペナルティ出てないし、順位も譲らなかったからね。フェルスタッペンがああやっちゃうのもなんか分かるよね~。
改めてルールを明確化した方がいいと思う出来事だったね。
コレしたら直ちにドライブスルーとか、アレしたら直ちにストップアンドゴーとか決めちゃえばいいのにな。

ベッテルのリカルドにしちゃったブレーキングポイントでのライン変更には、目も当てられないけど(・_・;)あれやってなきゃねwww



《結果》

日曜朝のメキシコシティは厚い雲に覆われ予選とは打って変わってどんよりとしていたが、昼前には雲が消え晴れやかな青空の下で午後1時の決勝を迎えることになった。気温は19度、路面温度は49度まで上昇している。

特殊なグリップ特性を持つアスファルトゆえにタイヤの扱いに苦労するドライバーが多く、決勝でのベストタイヤやタイヤマネージメント方法は路面コンディションによって変わるとみられているだけに、再びタイヤの扱いに頭を悩ませる決勝となりそうな予感が漂った。



予選後のパルクフェルメでフロアを交換したロマン・グロージャンは、予選で使用したものとスペックの異なるパーツへの交換であったためピットレーンスタートを義務づけられることとなった。FP3後にモノコックにクラックが見つかったため予選に出走しなかったジョリオン・パーマーは、2号シャシーに交換し車検を受けて21番グリッドからの決勝出場が認められた。

スタートタイヤ選択は予選の段階から分かれ、Q3進出組の中ではメルセデスの2台とフェラーリの2台がソフトタイヤ。そしてトップ10以下ではソフトが中心でナッセのみがミディアム、パーマーが新品のスーパーソフトを履いて決勝に臨んだ。



1コーナーまでの距離が長く、グリッド2列目のレッドブル勢がスーパーソフトを履いてるだけにホールショット争いに注目が集まったが、各車はスムーズなスタート。

しかし、ターン1のブレーキングで右フロントを大きくロックさせてしまい、ランオフエリアを大きくカットしてターン3でコースに戻る。ルイス・ハミルトンは「ヘビーにフラットスポットを作ってしまった!」とバイブレーションを訴えるが、チームは問題ないと判断する。

3位 マックス・フェルスタッペンはストレートの中腹で2位 ニコ・ロズベルグに並ぶがターン1の手前で引き離されてしまう。しかしターン1のアプローチでインに飛び込み、行き場を失ったロズベルグはたまらずターン2をインカットし2位を守る。この一連のアクションは審議対象となったが、スチュワードはお咎めなしの判断を下している。



その後方ではエステバン・グティエレスがターン2のアウト側にいたパスカル・ウェーレインをプッシュしてしまい、スピン状態に陥ったウェーレインはマーカス・エリクソンのマシンに接触しながらその場にストップしリタイアしてしまった。

これでセーフティカー導入となり、ダニエル・リカルドがピットインしてミディアムタイヤに履き替えてロングスティントを狙う。ペース的にはアドバンテージの少ないミディアムだが、それでもリカルドは後続を次々に追い抜いていく。

これで順位は1位 ハミルトン、2位 ロズベルグ、3位 フェルスタッペン、その後ろに4位 ニコ・ヒュルケンベルグ、5位 キミ・ライコネン、6位 フェリペ・マッサ、7位 セバスチャン・ベッテルと続く。

フェルナンド・アロンソはターン3の立ち上がりでカルロス・サインツJr.に幅寄せされ、「ターン3でトロロッソに押し出されたせいで3つほどポジションを失った。本当に信じられない!」と怒りを露わにする。これに対しサインツJr.には5秒ペナルティが科せられた。

ハミルトンは少しずつロズベルグを引き離していき、追い抜きが難しいサーキットだけにレースは膠着状態に入り、ベッテルは「(マッサが)ストレートが速すぎて抜けなくてスタックしている」と訴える。



13周目のターン4で仕掛けるがマッサが際どくブロックしベッテルは「バカげている!」と不満の声を上げる。同じく「抜けないから戦略で別の何かを考えてくれ」と訴えたグロージャンは11周目にピットインしてミディアムに交換する。

これを機にピットストップが始まり、13周目にフェルスタッペン、サインツJr.、マグヌッセンらがピットインしてミディアムに履き替える。これでフェルスタッペンはリカルドの後方に戻りアンダーカットを許してしまった。

翌14周目にはヒュルケンベルグとマッサもピットイン。スーパーソフトでスタートした各車が続々とミディアムに交換していくが、ソフトでスタートしたアロンソも16周目にピットイン、フラットスポットに耐えながら走っていた首位ハミルトンも17周目にピットへ向かいミディアムタイヤに履き替える。

20周目にロズベルグ、ライコネン、セルジオ・ペレスがピットイン。ベッテルだけがソフトタイヤで長く引っ張り、ミディアムのメルセデスAMG勢に勝るとも劣らないペースで走り続ける。

ハミルトンは「このタイヤはフィーリングはグレートじゃない」と訴えるが、ペレスがピットインして前が開けたレッドブル勢は、戦略の違いから22周目のターン7でリカルドがフェルスタッペンを先行させる。前がクリアになったフェルスタッペンはロズベルグとのギャップをじわじわと縮めていく。



1ストップ作戦をプランAとして狙うウイリアムズ勢はボッタスが「プランAで行けると思う」と無線で報告する。マッサの後方にはペレスが迫るが、ストレートが速いウイリアムズをなかなか抜けず、「抜けない! なんでこんなにピットストップを遅らせたんだ?」と不満を訴える。

29周目にピットインの指示をスルーした首位ベッテルが32周目にようやくピットインし、ミディアムに交換。ライコネンの後方6位でコースに戻った。しかし僚友ライコネンを始め多くのドライバーがミディアムタイヤのグリップが低くフィーリングが好ましくないと無線で不満を述べている。

これでハミルトンが再び首位に立ったが、ペースは2位ロズベルグの方が0.3秒ほど速い。そのロズベルグに1.5秒差まで迫った3位フェルスタッペンには、「後で仕掛けるために充分にギャップをとって走れ」とタイヤをいたわるよう指示が飛ぶ。空には雲が増えてきて路面温度がじわじわと下がっていき、ラップタイムは上昇傾向になる。

しかし気圧が低くスリップストリームの効きづらいメキシコではコース上でのオーバテイクは難しく、レースは再び膠着状態に。後方ではスタートからノンストップで走り続ける12位ナッセを先頭とした集団の中で、マクラーレン・ホンダ勢が抑え込まれて15位・16位に留まる苦しいレースを強いられている。ピットインのタイミングでエリクソン、パーマーに先行を許したためだ。



45周目、ライコネンが2回目のピットストップへ。50周目には2周目から走り続けたリカルドも耐えきれずピットに飛び込んでソフトに履き替える。その50周目にはターン1でサインツJr.を周回遅れにしようとしたロズベルグがタイヤをロックさせ、一気に差を縮めたフェルスタッペンが続くターン4でインに飛び込むが、止まりきれずオーバーシュートして2位奪還はならなかった。

一方のリカルドは新品のソフトタイヤの勢いでファステストラップを更新する走りを見せ、ヒュルケンベルグを余裕でパスして5位に戻る。

レースが残り10周を切る頃には、首位ハミルトンはマシンをいたわりながらも2位ロズベルグに7秒以上の差を広げて快走。3位フェルスタッペンにもロズベルグを追いかけるまでの力はない。逆に4位ベッテルがペースを上げて3秒以内に迫ってくる。さらに5位リカルドはベッテルよりも速いペースで前の2台を追う。

6位はヒュルケンベルグとライコネンの争い。マッサとペレスの9位争いは依然として続き、8位ボッタスは単独走行となった。11位のエリクソン以下は周回遅れとなっているが、60周目のメインストレートでバトンがDRSを使ってパーマーをかわし12位に浮上し、クリーンエアでパーマーより0.7秒速いペースで周回を始めた。



46周目に2ストップ作戦に切り替えソフトタイヤに履き替えたアロンソは、パーマーを追いかけ13位を取り返した。

67周目、ライコネンはヒュルケンベルグをターン4でパス。そして68周目の1コーナーではフェルスタッペンがタイヤをロックさせターン3までショートカットしてコースへ復帰。

これに対してチームからは「ベッテルに譲れ」と指示が飛び、ベッテルも「彼は僕を先行させるべきだ!」と訴えるが、フェルスタッペンは頑として譲らない。

この3位争いに5位リカルドまで加わり、70周目のターン4ではリカルドがインに飛び込んでタイヤをロックさせながらサイド・バイ・サイドに。タイヤ同士が僅かに接触する際どい場面だったが、2台はともに致命的な接触は避けてレースを続行。



しかし、これでフェルスタッペンに仕掛けるチャンスを失ったベッテルは怒り心頭のまま4位でチェッカードフラッグを受けた。しかしスチュワードは即座にフェルスタッペンに5秒加算ペナルティを科し、ベッテルが繰り上がりで3位表彰台を獲得。リカルドも4位へと繰り上がり、フェルスタッペンは5位となった。

首位ハミルトンはそのままリードを守り、71周のレースを終えて優勝。ロズベルグは手堅く2位を手にして、両者の選手権ポイント差は19点となった。6位以下は順位の変動もなく、ヒュルケンベルグ、ボッタス、マッサ、ペレスのトップ10となった。マクラーレン・ホンダ勢は11位エリクソンに追い付けずバトン12位、アロンソ13位でレースを終えた。

 ※ベッテルはレース後の10秒ペナルティにより5位に降格している。



《リザルト》

1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
1h40'31.402

2位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
+0'08.354

3位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
+0'20.858

4位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
+0'21.323

5位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
+0'27.313

6位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
+0'49.376

7位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
+0'58.891

8位 No.77
V.ボッタス / Williams
+1'05.612

9位 No.19
F.マッサ / Williams
+1'16.206

10位 No.11
S.ペレス / Force India
+1'16.798

11位 No.9
M.エリクソン / Sauber
-1Lap

12位 No.22
J.バトン / McLaren
-1Lap

13位 No.14
F.アロンソ / McLaren
-1Lap

14位 No.30
J.パーマー / Renault
-1Lap

15位 No.12
F.ナッセ / Sauber
-1Lap

16位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
-1Lap

17位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
-1Lap

18位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
-1Lap

19位 No.21
E.グティエレス / Haas
-1Lap

20位 No.8
R.グロージャン / Haas
-1Lap

21位 No.31
E.オコン / Manor
-2Laps

-位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
(リタイア/TEXT2)




《感想》

スタートがまるでゲームかと思うくらいゴタゴタしてたなヾ(≧∇≦)ハミルトンとかあんなはみ出てアドバンテージ得てるのにお咎め無しだなんてさ、スタートだったとしてもアレはなんかあってもいい気がするな。ロズベルグは、フェルスタッペンに当てられてるから仕方ないけどね。でも、ペナルティあった方が面白くなってたかもな~スタートからハミルトン独走してるの観るよりかマシだよ。ハミルトン2連勝してるけど、やっぱり微妙にハミルトンに流れ来てる感があるよね。ロズベルグは、このあとの2戦を2位で終えられればチャンピオン獲れるみたいだけど…積極的に攻めていかない感じにつけ込まれてレッドブルが邪魔しに仕掛けてくるから08年のマッサみたいなことにならないか心配だね。ここで優勝しとけばチャンピオンだったのに~ってね(o゜▽゜)o



しかし、今回の3位争いのカオス具合は、なんなんだか(・_・;)
フェルスタッペンのオーバーランして順位譲らない→ベッテルがキレて暴言ドライブ→フェルスタッペンが前でフィニッシュするもペナルティくらって表彰台降りる→ベッテルが表彰台に上がり表彰式→ベッテルのブレーキングポイントでの車線変更発覚!→リカルドが3位に返り咲き→結果、暴言ドライブのベッテルがフェルスタッペンより順位下がる…

え?もうなにコレ(-ω-;)結局、スマイリーラッキーボーイ・リカルド君が好感度がいいってこと?まぁ、リカルドが3位でうれしいからいいけどね。しかし、ラッキーだったなリカルド!ライコネンの次に応援したいドライバーだしね。



フェルスタッペンは、いろいろ問題というかトラブルを起こすよね~スタートでロズベルグに攻めすぎて接触するし、ベッテルの前でオーバーランして順位譲らないしね。確かにハミルトンもロズベルグも同じことしたのに自分にだけペナルティは、おかしいってのも分かるけどね~。



ベッテルは、焦りで熱くなりすぎだね。最近すぐFワードがでるし。フェルスタッペンがアレやったのなら冷静に考えてペナルティが来るんだから自分の走りに集中するべきだったよね。それなのに暴言吐く方に集中してるからリカルドに仕掛けられるんだよ。しかも、せっかくの3位もあんなブレーキングポイントの車線変更なんかで落とすのは、勿体ないよな。少しは、ライコネンの冷静さを見習って(´・ω・`)

そんな感じかな
Posted at 2016/11/07 20:02:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 2016シーズン | スポーツ

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