昨日書いた週末旅記録のうち、乗り鉄部分だけを別投稿にしました。鉄分やや濃いめ写真多めなので、好きでない方・長いの嫌いな方はスルーして結構です。
【1日目】
出雲市に着いてからは雨でテンションダウンしたので、散策はあきらめ傘のいらない乗り鉄してました。
乗ったのはJR東管内ではもう乗れないキハ48...と思ったらキハ47でした。まあ似たようなもんですが。これが4両で走ってるんだから驚き。さすがJR西です。
事前調査では割と少ない運用と思っていたのに、むしろ避けるのが難しいくらい走ってました。
五能線や八戸線で乗ったキハ40/48よりもパワフルで滑らかな感じがしたのは気のせいですかね。でも重厚な乗り味と独特な車内の匂いはたまりませんでした。
宍道駅で国鉄車両ツーショット+α。
乗車直前の想定外に構図が決まらず、3列車とも絶妙に柱に隠れてしまったのが残念。
【2日目】
この日は朝から出雲大社へ行くべく
一畑電車での移動。出雲大社への移動と松江市への移動で利用し、結果的に全区間乗りました。
地方ローカル線ながら新しめの車両もあるものの、路盤のせいかかなり揺れました。でもそれが心地良かったりするんですよね。青森の津軽鉄道や弘南鉄道を思い出しました。
出雲大社前駅に到着。”前”と言うには遠いです。
駅にある古い車両。
車内にも入れます。これが映画で使われたんですかね。車内にパネルがありました。
参拝後は出雲大社前駅から折り返し、松江市の松江しんじ湖温泉駅に向かいます。
列車では宍道湖が見えるよう右の窓際を確保したところ、途中でスイッチバックすると言う罠が。これに限らず、今回の旅は情報収集不足で失敗する場面が多かったです。
松江からの復路はJRで。キハ187系特急スーパーまつかぜに乗りました。普通列車で良かったのですがちょうど良いのがなくて。
この普通列車と見紛うようなのっぺり顔に加え、2両と言う短編成。日本で一番寂しい特急は奥羽本線のつがるだと思ってましたが、こっちの方が寂しいですね。
でも乗ってみると速いし窓が広いし、なかなかバカにできない列車でした。安っぽく見えて振り子機構搭載なので、結構な傾きでカーブを曲がりやがります。
ただ、山陰本線は1時間に2〜3本しか列車がなく、そのうち1〜2本が特急列車。なので乗りたくもないのに特急に乗らされて、乗車賃より高い特急券代払わされるような格好になります。
秋田/山形新幹線も似たような感じですが、地元民は納得が行かないんじゃないかなぁ。
【3日目】
最終日は381系特急やくもに乗車です。
しばらく先ながら
引退のカウントダウンが始まったこともあり、「乗っておかねば」と言う気持ちが強まりました。今回の旅の主目的でもあります。なので、事前予約の割引きっぷを買って備えておきました。
この国鉄特急エンブレムが風格を感じます。
増結対応の先頭車だと、通路の邪魔にならないようのっぺりした貼り付けエンブレムなので、今回はその意味でも威風堂々とした、そして381系オリジナルらしい特急車両でした。
ゆったりやくものロゴシール。改修でシートピッチが拡大されているようで、確かにゆったりしてました。
ただその分窓の位置に対しシートの位置がまちまちで、車窓を楽しむ層には当たり外れが大きいです。
振り子機構のせいで乗り物酔いしやすいらしく「ぐったりはくも」などと揶揄されているようですが、幸い酔わずに済みました。しかし、乗り心地は相当悪かったです。
同じ区間でスーパーまつかぜも乗り心地が悪かったので、列車と言うよりは路盤のせいかと思いますが。
途中駅でサンライズ出雲とすれ違い。いつかは乗ってみたいです。
この日だけは晴れたので景色も楽しめました。
宍道湖も昨日までとは一転、晴れやかでしたし、
伯備線に入ってからの車窓は、山岳路線らしく美しいものでした。
うねうねとしたルートでしたが、鈍いからかそれとも近くの二人組の話し声にイライラしていたからか、振り子の作動は気になりませんでした。
途中、国鉄カラーの381系とすれ違い。
事前に調べたところ、複線区間のすれ違いでまともな写真は撮れないとは分かっていましたがやはりでした。撮れただけマシかも。
単線区間なら列車交換の停車時にこんな感じで撮れたんですが。
まあホテルから見られたので良しとしましょう。
約3時間で岡山駅に到着。
国鉄型特急と呼ばれる列車に乗るのはこれが人生最後になると思われるので、良い記念になりました。
岡山駅から新大阪駅までは九州新幹線さくらに乗車です。言うまでもなく乗ったのは山陽区間ですが、車内メロディも相待って九州気分満喫です。
この区間で新大阪駅以西までの指定席移動なら、のぞみより快適なのでオススメです。
新大阪駅に到着後するも、人の多さにぐったり。
大坂駅に移動後、大阪環状線の罠にはまらないよう(ちょっと前まで山手線みたく同じ列車がぐるぐる回ってるものだと思っておりました)乗り換えアプリを何度も確認し、
こんな通勤列車に乗って新今宮駅まで移動です。
その後南海電鉄に乗り換えて住吉大社にお参りし、
以前来た時に気になっていた阪堺電車で天王寺に向かいました。
新しい車両と古い車両が混在して走ってるのは函館や広島の市電と同じですね。
古そうな車両を待って乗り込みました。モーターの爆音でアナウンスが聞こえないのも風情ですかね。
そして天王寺到着。乗り鉄も終了でした。ここからはバスで伊丹空港に移動しました。
今回の旅は出雲大社参拝とともに乗り鉄(特急やくも乗車)が主目的でした。ただそれ以外でも楽しむことができ、概ね満足ではありました。周遊券的なものがあればもっと幅広く動けたのですが。
出雲市”発”ではなく”着”のきっぷだったら合わせ買いでお得な周遊券が買えたらしく、その意味では計画段階で失敗だったようです。残念・・・。
まあそれは置いておいて、すでに気分は日常に引き戻されており、早くも気分転換したいモードなので、遠からず出かけることになりそう。
せっかく買った時刻表をフル活用すべく、計画を練ろうと思います。