2021年08月07日
この作文も「昔の作文に依存してみよう。」の3回目。
この数年間、暇な時に書いていた作文を手直ししてブログに上げる、手抜きブログ。
「手抜き」と「手コキ」何となく似ている様で似ていない・・・・。
改めまして・・・・。
クルマもバイクも大好きだけど、ロックも大好き。
少し前に車のナビにCDを録音するのが楽しい(たぶんねぇ、プラドを買った当時に書いた作文かと思う)と言う内容のブログを上げた・・・。
何か、そんな事を思い出しつつ書いていたら子供の頃に聴いていた音楽が無性に懐かしくなって来た。
私は中学生の頃から、洋楽のロックが大好きであった。
とは言え、英語はチンプンカンプン。
歌詞は全く理解出来ないのだが、それでもブリティッシュ系のロックミュージックが大好きだったのだ。
小学生の時分は、洋楽なんて、全然知らなかった。
その当時はテレビから流れる歌謡曲や、アニメソングが好きだったとは思う。
洋楽を聞き始めたのは、中学生に上がった頃に知り合った友人の影響だ。
最初は「ディープパープル」を聞いていた。
これは中学生くらいの子供にも分かり易い(笑)
とにかく、派手で、カッコ良く、歌詞が判らなくても聞きやすい音楽であった。
それまで聴いた聞いた事の無い音楽にカッコ良さに痺れてしまった。
その後、ヤードバーズの存在を知り、その系譜でもあるレッド・ツェッペリンやクラプトンを聞き始めた。
ザ・フーや、キンクスも聴き始める。
そうなると、それまで大好きであったディープパープルやエアロスミス、レインボーは少し幼稚に感じ始めて聴かなくなった。
なぜかその当時人気のあった、クィーンとかキッスは最初から興味がなかった・・・・。
ストーンズを聴き始めたのも中学3年生からだ。
ビートルズに至っては25歳過ぎてから好きに成った。
子供の頃はビートルズは優等生のイメージが強くて、聴く事に抵抗があったのだ。
ああ・・・、なぜか、ブリティシュ系以外では、ジャニス・ジョップリンは好きだった。
しゃがれた、シャウトする歌声は、後の清志郎好きになった、切っ掛けだと思う。
私達が若い頃・・・、ロックだとかハードロックなどと呼ばれている時代である。
その後ロックと言う分野は細分化されていく、それはニューウェーヴの方向だったり、ヘビーメタルと呼ばれる、より一層刺激の強いハードロックだったりした。
私はヘビメタは五月蠅いだけの音楽に感じてしまったので聴かなかった。
ニューウェーヴもパンクとテクノなど、分類されて行く。
そして、私の大好きな・・・、と言うか、私の神様「ジョン・ロットン」先生の登場である。
セックス・ピストルズ・・・・、中学生の私にとっては何とも刺激的なバンド名であった。
当初、そのバンド名は月刊のロック音楽の雑誌で知った。
「今までのロックとは違う、新しいジャンルのロックミュージックの登場、パンクロック。」
・・・そんな内容の紹介だったと思う。
もうねぇ・・・、その音が聴きたくて、聴きたくて、どんな音楽なのか気になって仕方なかった(笑)
なにせ、その当時ユーチューブやネットなどある訳も無く、情報を得ようとすればラジオに齧り付くか、レコード店に行って聴くしかない。
・・・・・私が最初にピストルズの音を聞いたのは、そのバンド名を知ってから数か月後であった。
歌詞カードを睨みながら、ひたすら「カッコイイ」を声に出して連発していた。
とにかく、彼らは何に対しても反発していた。
国家権力は元より、英国王室、資本家・・・・、とにかく全てを否定するスタンス。
もちろん、全てを否定するので、右も左も関係無い。
アナーキーシティと言う歌の通り、無政府主義・・・、これが彼らのスタンスだ。
そして、これまた、ジョニーBグッドをコケにした歌を歌う。
その当時、ジョニーBグッドはロックの教科書、ロックの原点とも云われていた。
言うなればロックと云うジャンルの代表の様なモノ。
その有名な曲を「こんな歌知らねぇよ~。」「知らねぇから、歌えねぇ~。」などと茶化しながら演る。
彼らは自己以外を否定しつつ、自分たちの足元の基礎であるロックそのものを否定して見せたのだ。
もうね、当時の中学生にはカッコイイと言う表現しか思いつかなかった。
この日から、ピストルズは私の一番のお気に入りとなった。
・・・・・、とは言え大人になってからその実情を知ればガッカリする事も多かったのだけど(笑)
一方、細分化されたテクノミュージックは、私の中では当初、汚く騒がしく、パンクとの境目が曖昧であった。
ただ、既存のロックミュージックに電子音楽が融合した感じに思ってた。
テクノミュージックは、YMOの発足で一つの完成した音楽に成ったと思った。
そんな子供時代からの私の音楽観・・・・・。
そう云った音楽がベースとなり、その後は邦楽もジャズやボサノバやラテンや・・・・・割と何でも聞く様にはなった。
ただ、未だに初期のブルースなどは聴いてるとシンドクなるので聴かないようにはしている(笑)
あっ! 演歌も嫌いだけど。
でもねぇ、最近よくクルマの中で聴くのに一番ノルのがディープパープル・・・・・。
原点回帰と言うのか、初心に戻ったとでも言うのか・・・・・、今となればスローな感じのハードロック。
ブラックナイトもスモークオンザウォーターも、ハイウエイスターもシンプルだけどカッコイイ。
アルファロメオの運転に集中しながらも、爆音で流れる(この時はアルファのナビシステムは動いてたんだけど、2年以上前に壊れてから放置している)古いロックミュージック。
スピードキングが流れるとアクセルが軽くなる。
ああ・・・・、ホント、子供時代に戻った様に色んな事が単純明快に感じられ気持ちだけが高揚する。
・・・・・ここまでブログ書いて来て、何で私はYouTubeからディープパープルの動画をブログに張り付ける知識が無いのだろう、とっ、強く強く反省する・・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
誰でも良いのでコメント欄にスピードキングの動画を貼り付けて下さい。
Posted at 2021/08/07 10:40:37 | |
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音楽 | 日記