NetNews‥タクシー参入の規制緩和を 過疎対策で国交省検討
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f7baca1026a7655dfcd3716fc07c562cf91fcc
本文より‥『国土交通省は20日、過疎地など公共交通が不便な地域の移動手段を議論する有識者検討会の初会合を開いた。出席者からは、タクシーの参入規制緩和や、マイカーを住民の送迎に使う「自家用有償旅客運送」の活用拡大を求める声が出た。5月下旬に具体策の中間とりまとめを行う。』
現在、運輸規則の中で、タクシー営業所の認可は、最低車両5台からであり、かつ国家資格でもある運行管理者と整備管理者を常駐させなければならないというかなりハードルが高い状態ではある。
よって最低でも7名からのスタートとなり、新規参入出来ないようにハードルが上げられている。
下げれば解決できるかといえば、それはNOである。
過度の規制緩和によって安全性が失われ、人の命が奪われることとなるからだ。
もちろんその過疎地でタクシー会社がないことは、地域住人にとって大変不便なことだと思う。
その一方で、慈善事業でないので収益を出さなければならない。
規制緩和して1台から認可とか、タクシーがだめなら郵送輸送で白ナンバーで有償送迎とか、完全請負のウーバータクシーとか、どうかしてる。
そもそも事業としては成り立たないから廃業してしまったとか、新規参入がないのであって、ちゃんと収益を出せる地域では事業続けてるでしょ。
同じ過疎地でもちゃんとタクシーが成り立っている地域もある。
それは地域の住人のためにタクシーを確保させるために行政が仕事を供給し維持させてるからである。
行政の収支を良くするために外注を減らし積極的に公用車を使い、スクールバスは貸切バス事業車に仕事を発注しコストを下げたりするからね。
貸切バスではスクールバス運行はできても、タクシーのような一般自動車旅客運送業となる個別運送は出来ない。
出来ないと言うより、単価が低い個別輸送なんて元々やる気もない。
その結果、地域住人特に高齢者で移動手段がない人々の乗り物をなくしてしまってるのが行政の方針だと言える。
例えば、ボランティアを募り有償輸送をすることでコストを下げれるだろうけど、本来ボランティアと言いながらも仕事をさせるんだから国で定める最低賃金は支払われるべきであるね。
年間通して輸送手段を確保させるには莫大な労力とコストがかかるはずだ。
まさか1日2時間のアルバイトで運行する訳じゃないよね。
そんな乗り物は使い物にならんだろうから。
てか、そのアルバイトを毎日確保させるほうが大変じゃない??www
一度なくなってきしまった輸送手段を復帰させるには相当の投資が必要となるから、行政が補助するなどして移動手段を確保させなければ地域住人は移動難民となり孤立してしまう。
足や腰が痛くて歩けない体で近くの病院通院もままならず、近所のスーパーへ買い物にも行けない生活となってしまうのだ。
役場の公用車をやめて積極的にタクシー会社に外注すべきである。
今更国交省は何を言っているのか!!
ウーバー解禁したって、委託を受ける運転手は公共性を担保する保証はない。
自分の都合に合うように割に合う仕事を選ぶことでしょう。
ましてや過疎である狭い街だ、顧客の注文も時間やタイミングなどで直ぐに単価はわかってしまうだろう。
そう考えると最低保証を付けてやらないとシステムの長期維持は不可能である。
労働組合は組合員の事を考えるのであって、過疎地の新規参入を認める事自体なんとも思わないだろう。
ただ地域を越境し組合員の仕事を取るようにでもなれば黙っちゃいないだろうな。
間違いなく稼がなくなれば仕事を求めて越境してくるからね。
効率よく稼ぐことを考えるはずだから。
水溜まりでは魚は釣れないのである。
「過疎地では1台だけでも許可するべきだ」との意見が出た。人口が一定以上の地域でしか認められない個人タクシーの営業許可基準を緩和するよう求める声も上がったらしいが、そもそも需要と供給のバランスが一日の日当を確保できないから企業参入がないのであって、そこまで必要と言うのであれば行政で完結できるような運送システムを構築すればいい話。
新規参入のハードルは、安全対策に必要な運輸規制があるのであって、1台登録だから運行管理しなくていいわけではないからね。
行政が主導して運送システム構築すると言っても、結局は外注に頼ることとなり、公費で維持させようとすればするほど赤字は膨らむ事は目に見えてる。
考えてみてよ。
最賃1時間920円、8時間で7360円支払うためには、企業としていくら収入確保すればいいか??
車両購入価格、燃料代、電話配車システムに関わる費用、自動車税や自賠責保険代など入れれば、1日の稼ぎがどれだけ必要かある程度は想像つくじゃない??
少なくとも1台維持させるのに収入15000円程度で、人権費に半分払っていては赤字確実。
しかも一回の運送が500円だとしたら1日30本走らなきゃならない、それを毎日維持できる??
特に移動については曜日変動が激しかったり、注文が集中する時間が被っていたり、1台運行では顧客の利便性は究極に悪くなり、クレームが行政に行くことは間違いないだろう。
日本の人口は急激に減り、街としての規模は萎み、税収も減るから行政のサービスもおとさざるを得ないだろう。
地域にタクシー会社があっても、昔のように時間指定予約が出来たり、急な電話でも直ぐに迎えに来てくれたりしていたが、サービスは低下して場合によっては24時間営業でなくなったり、日曜日は定休日になったり、マジにあり得ることである。
タクシーを使わない人にとってはどうでもいい話、だがこのまま二十年経過してごらん。
更に人口減少となり、自らが免許返納しなければならない立場に置かれたとすれば、金はあるけど足腰が弱って歩けなくなり、交通弱者となった折には移動手段確保が難しくなるだろうね。
その時代は、自動車はEV化され自動運転が進化して自動でタクシーが走っているから問題ない!と言う意見もある、そうその可能性はゼロではない。
だが、このアイスバーンで、ブリザードが吹き荒れ、厳寒の地で完璧に安全に自動運転できるような車はいくらで購入できるのだろうかね??
1台1000万円ぐらいかな??www
そのバカ高い自動運転自動車で人を乗せるための一運行当たりの単価の設定はいくらになるのか??
果たして庶民が乗れる乗り物となるのだろうか??
雪国での完全自動運転は後100年かかっても無理じゃないかと思うwww
雪降り出したら運行中止!
ブリザード起きたらスタート地点に戻るとかさwww
全く使い物にならない乗り物となるよな。
人が惹かれた場合、国が認可した自動運転自動車の事故は人身物損とも自賠責保険で100%充当するような法律に変えないと無理じゃない??w
そうなったら自賠責保険料はいくらになるのか見ものだな。
現在、タクシーに必要となる自賠責保険料は年間7.5万円程度。
一般の自家用車で年間1万円強。
現在ですら自賠責も高すぎやわ!
(事故率によって自賠責保険料は決まってるから高いと言ったところで致し方ないことは理解してる)
日本全国タクシー値上げが進行中。
毎年最賃が上がるように、毎年タクシー代も上げなきゃ公共交通機関として維持できないわ。
この問題は、他人事じゃなく、自分が何歳まで自家用車を運転するかによって、何れ体験する大きな問題であり、自らの問題として理解すべきである。
今は自分で運転できるから問題ないよね。
でも明日交通事故で足を失ったらどうする??
寝たきりとなってしまい通院する方法はどうする??
介護保険料を支払って介護認定もらってもサービス受けてくれる事業者がなければどうにもならないよ。
常にいつ身に降り掛かってもおかしくない大問題だ。
今こうしているうちにもその境遇な人が移動手段に困ってる人も多くいる。
献身的に介護してくれてる身内がいればまだ安心だよね。
核家族が多い現代社会、近い将来大きな問題である。
ご家族に交通弱者と言われる人がいれば身をもって感じてる人も多いと思う。
困った時の救急車じゃないからねw
急病で病院に搬送されたあと、帰宅は救急車で送迎してくれないからねwww
自分で移動手段を手配しなきゃならないから。
エキゾチック〜ジャパン!