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しんげん神奈川のブログ一覧

2012年10月26日 イイね!

行ってきました! 札幌ドーム! 後編上

行ってきました! 札幌ドーム! 後編上
 “長いトンネルを抜けると、そこは…暴風雨だった…”

 札幌ドームの最寄り駅である“福住駅”に降りると、駅

構内はクライマックスシリーズ一色となっていた。黒い人

の波は、ドームまで続いており、天候とは打って変わって

熱い盛り上がりを見せていた。そう、その天候は最悪だった。地下鉄に乗る前からかなり風雨は

酷くなっていたが、地下鉄を降りた時には、台風並みの暴風雨と化していた。流石にこの雨量だと、

ドームまで辿り着けそうも無いので、近くのコンビニに寄って傘を購入した。


 数分後ビニール傘を購入し、自動ドアを開け、買ったばかりの傘を開きながら外に出た。バサッ!

バキッ! あっという間に傘が壊れた(自爆) 僅か購入後10秒で使用不能となってしまった(追爆)

 とはいえ、傘が壊れたからと言って暴風雨が治まる事も無く、私は何とかしようと考えた。そして

ビニールのシート部分だけを取り外して、合羽として使用する事にした(苦笑) まるで難民の様な

出で立ちになったが、背に腹は変えられぬ。その恰好のまま、人の波に乗る事にした…。


 真っ暗な空に突如そびえる“メタルスライム”の様な銀色の巨大建造物。“札幌ドーム”が視界に

入って来た。否応なくテンションが上がってくる。とはいえ、いち早く球場内に入りたい思いの方が

強く、歩を速めた。しかし…。今回で札幌ドームは3回目だが、毎回来るたびに思うのが、出入り口

の数の少なさである。とにかく不便だ! 最寄りの出入り口まで行くのに、あの巨大な札幌ドームの

外縁を廻っていかなければならないのだから。特に今日は暴風雨である。それも壊れた傘をカブリ

ながらの移動程、惨めな事は無い。しかし、この悔しさをエネルギーに変えて、これから全力で、

“ホークス”を応援しようと心に誓った!


 ようやく入場を果たし、ホッとしていると、既に試合開始となっていた場内からは、凄まじい熱気が

溢れていた。自然に私は小走りになり、席に向かった。場所はバックネットに近い内野のほぼ最前

列だった。この球場はバックネット以外にフェンスが無いので、グラウンドに近い前の席からでも非

常に観戦しやすい。ズンズンと階段を降りて行くと私の席が確認できた。まだ始まったばかりのせ

いか、周りは空席が目立っていた。そのど真ん中に腰を下ろし、いざホークス応援の準備に入ろう

とした時、何か違和感を覚えた。それはファイターズの攻撃の度に凄まじい声援が湧き起こってい

る事だった。ゆっくりと辺りを確認すると…。周りはファイターズファン一色で埋まっていた(爆)

 「しまった!」

ビジター席とは言え、こんな北の果てまで来るホークスファンの方が絶対的少数なのは当然の事

だった。なので、応援道具をそっと袋に戻し、しばらくはこのまま応援する事にした(苦笑) 私の左

右の席はまだ埋まっていなかったので、比較的快適に観戦する事でが来たが、3回も過ぎると、と

うとう空いていた隣の席も埋まってしまった。が、その席に並んで座ったのが、典型的なサラリー

マン上司と、その部下のOLと言う組み合わせだった。よく見るとシーズン席となっていたので、恐

らくはこの二人のいる会社の福利厚生の一環で購入した年間席だと思われる。俺はしばらくは、

さりげなく二人を観察していた。オナゴの方はそのケバイ外見からは想像出来ない位、礼儀正しい

常識人であったが、問題はその上司たるオッサンの方だった。身なりがきちんとしているようで、実

は汚かった。洗濯しろよ!と言いたい位、汚れていて、しかも臭かった。ついでに言うと、頭髪から

も臭いが漂って来ており、特にヘアリキッドの匂いと、汗のにおいが重なって異様な臭いとなってい

た。そして極め付きは口臭だ。離れていても臭い。本当にOLは我慢強いというより、本人に言って

やれよ!と言いたい位だった。ただでさえ狭い席がよりいっそう窮屈になり、私のイライラは大きく

なるばかりだった。しかしそのイライラを感じていたのは、どうやら私だけでは無かった。私の周り

にいるファイターズファンも同じだったようだ。但し理由は少し違っていたようで、臭いの他に毎回

拙攻にあえぐファイターズに対してのイライラも加味されていた。そんな時、火に油を注ぐ様な事

が起こった。私と同じエリアで観戦していて、ファイターズファンに囲まれながら、しかしホークスを

応援している母娘がいたのだが、その時ホークスにタイムリーヒットが出たので場内が「シン…」と

する中、無邪気に喜んでいるその母娘の声は、ハッキリ聞こえる位目立ち、それが一段とファイ

ターズファンの気持ちを逆撫でしたのであろう。そう、その母娘に対して、アチコチから野次が飛ん

できた、それも、遠くからの野次ならば、気が付かない事もあったろうが、よりによってその声はか

なり直近から聞えて来た。私の目の前に座る爺さんに近いオッサンであった。このオッサン、かな

りガタイがよく、首は太いは腕は太いは、特に僧帽筋から三角筋にかけての盛り上がりは、ボディー

ビルダーの如く盛り上がっていた。更に坊主頭で野球帽をかぶっている強面だった。一目で組み

技系の武道か格闘技なんかやっているそんな感じだった。そしてそのオッサンは、相手が女子供

だろうと容赦しない性格の様で、ベタな罵詈雑言を母娘にぶつけ出していた。母娘は一瞬でシュン

となり、それからは居心地が悪そうだった。そんな姿を見た目の前のオッサンは、対照的に満足気

な顔でビールを注文していた。その傲慢な態度を見ていた私は、さらにイライラが激しさを増した。

かといって、いきなり背後からその禿頭をピシャリト叩く訳もいかなかったので、取り敢えずホークス

の選手がヒット等で塁に出た時、大きな声で応援しようと心掛けた。途端に機嫌が悪くなるオッサン

は、何度も後ろにいる私を、“ガン見” してその応援に牽制をかけて来た。

 「ウルセーよ…どっちの味方だ!」


  つづく
Posted at 2012/10/26 23:02:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | ソフトバンクホークス | 旅行/地域
2012年10月25日 イイね!

今日はちょっくら買い物に・・・ ※R-18指定

今日はちょっくら買い物に・・・ ※R-18指定 昨日は久しぶりにお買い物! それも結構大きな

買い物をしてきました! 何かって? ふっふっふ・・・。

その前に昨日は久しぶりにデートなんぞもしてきました

(爆) 誰とかって? そりゃ今回は紛れも無く“オナゴ”

とですよ! それも飛び切りのイイオンナ!(追爆)

  或る場所で二人は出会い、そして今・・・恋の芽生える予感・・・。ふっふっふっふ・・・。


  と言う訳で、先日そのハニーから連絡が来た。

 「コン兄ぃ、私クルマが欲しいな~。一緒に探してくれる?」

 「うん、えーよ。いつ行く?」

 「えーっと、明日!」

 「・・・う、うん・・・えーよ」

 「じゃ、明日迎えに来てねぇ~!」


 そして当日。彼女は俺の注文通りに、ニーハイブーツに超ミニの出で立ちで待ち合わせ場所に

佇んでいた。

 「おまたせ!」

ハニーは満面の笑顔で私を見つめ、そして私の心を虜にさせる・・・

 「ううん、まゆ(仮名)は、ちっとも待って無かったよ! それに・・・」

 「それに?」

 「コン兄ぃと一緒にいられるだけで、まゆ、とっても幸せだもん!」

俺は思わず涙がこぼれそうになった・・・。


 超ミニスカのオナゴが、クルマに乗り込む一瞬のパンチラタイムを、さりげなく堪能した後、早速

カーストリートと呼ばれる車販売店が軒を連ねるエリアに向かった。

 車内ではクルマの話に花が咲いている。

 「で、どんなクルマがイイの?」

 「ウーンとね、まゆは、BMWが見たーい!」

 「ベンベね、えーよ。じゃあ知り合いの専門店に行こう」

 「ウレシ―!」

そう言うハニーの手は、常に俺の左腕に置かれていた。俺の心は春真っ盛りになった。


 暫くして店が見えて来た。ストックされた数十台のBMWがひっそりと展示されていた。

 「わー、すごーい!」

まゆは目を輝かせてBMWの海に走って行った。俺は其の微笑ましい景色をまるで父親の様な

感情で楽しんでいた。すると、或る車の前でまゆの動きが止まった。

 「どうした?」

俺はゆっくりとまゆに近づいた。

 「コレ、ヤバイくらいカッコいい!」

比較的高年式の525ツーリング ハイラインだった。

 「確かにイイネ」

俺は彼女に話を合わせた。即座に彼女が畳み掛けて来る。

 「でしょー! いいなー、かっこいいなー、…欲しいなぁ~」

プライスタグを見る。俺の年収の、約半分の金額が明示されていた。

俺の表情が一瞬曇ったのを察知した彼女が、波状攻撃を仕掛けてくる!

 「うーん、まゆコレ欲しいな~ 欲しいな~」

ハニーは上目遣いで、これでもかと言う位、甘えた表情で俺に抱き付いて来た。

その時俺の脳内では、どうしようかと冷静な判断を下そうとする脳味噌の頭頂部分と、別人格を

形成している下半身を統括する海馬付近部分が激しく対立していた!

 「いやいや、イカンイカン!」

冷静な頭頂部派が海馬派を押し切ろうとしたその時、今度は、まゆの右手が俺の股間にそっと

這わせるように触れて来た!

 「おねが~い、買ってぇ~」

鼻息をフ~ンフ~ンと俺の下顎に吹き掛けながら、一層右手に力を込めて来た!

 「うんうん、いいよ、買っちゃる!」

 「わー、ホントー、ウレシィー!」

ハニーはピョンピョン飛び跳ねながら、俺の口に、そのやわらかい唇を合わせて来た。

 数分後、俺はメロメロの状態で、購入申込書にサインしていた…。


 フィットに戻り冷静になった俺は後悔に苛まれていた。

 「ど~しよ~…」

そんな俺の表情を読み取ってか、ハニーは努めて明るく話題を変えた。

 「まゆ、今度は、ベンツ見たーい!」

一気に車内の空気が入れ替わった。

 「メルセデスね、えーよ。じゃあ知り合いの専門店に行こう」

 「ウレシ―!」

そう言うハニーの手は、常に俺の太腿に置かれていた。俺の心は、また春真っ盛りになった…。


 暫くして店が見えて来た。ストックされた数十台のメルセデスがひっそりと展示されていた。

 「わー、すごーい!」

まゆは目を輝かせてメルセデスの海に走って行った。俺は其の微笑ましい景色をまるで父親の

様な感情で楽しんでいた。すると、或る車の前でまゆの動きが止まった。

 「どうした?」

俺はゆっくりと、まゆに近づいた。

 「コレ、ヤバイくらいカッコいい!」

比較的高年式のE320ステーションワゴン アヴァンギャルドだった。

 「確かにイイネ」

俺は彼女に話を合わせた。即座に彼女が畳み掛けて来る。

 「でしょー! いいなー、かっこいいなー、…欲しいなぁ~」

プライスタグを見る。先程のBMWの倍近い金額が明示されていた。

俺の表情が一瞬曇ったのを察知した彼女が、波状攻撃を仕掛けてくる!

ハニーは上目遣いで、これでもかと言う位、甘えた表情で俺に抱き付いて来た。

 「うーん、まゆコレ欲しいぃぃ! コン兄ィぃ…買ってぇ~」

 「さっき買ったばかりだろ!」

 「こっちの方がイイ! まゆ、コッチがイイ~!」

どうしようかと冷静な判断を下そうとする脳味噌の頭頂部分と、別人格を形成している下半身

を統括する海馬付近部が激しく対立する!

 「いやいや、イカンイカン!」

冷静な頭頂部派が海馬派を押し切ろうとしたその時、今度は、まゆの股間が俺の股間に密着

して来た!

 「うう~ん、お・ね・が・い」

そのスタッカートの部分毎に、まゆは股間を俺の股間にグイン グインと擦り付けてきた。当然、

俺の脳内では、0.5秒で海馬派が頭頂派を完膚なきまでに叩きのめしていた!(自爆)

 「おねが~い、買ってぇ~」

鼻息をフ~ンフ~ンと俺の下顎に吹き掛けながら、一層股間を擦り付けて来た!

 「うんうん、いいよ、買っちゃる!」

 「わー、ホントー、ウレシィー!」

ハニーはピョンピョン飛び跳ねながら、俺の口内に、ヌルっと舌を入れて来た。

数分後、俺はメロメロの状態で、購入申込書にサインしていた…。




 フィットに戻り冷静になった俺は後悔に苛まれていた。

 「ど~しよ~…」

そんな俺の表情を読み取ってか、ハニーは努めて明るく話題を変えた。

 「まゆ、お腹が空いたー! ラーメン食べたーい!」

一気に車内の空気が入れ替わった。

 「ラーメンね、えーよ。じゃあラーメン博物館に行こう」

 「ウレシ―!」

そう言うハニーの手は、常に俺の股間に置かれていた。俺の心は、また春真っ盛りになった…。


 暫くして博物館に到着した。入場券を買い、中に入って行く…。

 「わー、すごーい!」

まゆは、初めて見るそのレトロな館内に目を輝かせて走って行った。俺は其の微笑ましい景色

をまるで父親の様な感情で楽しんでいた。辺りから旨そうな匂いが常に鼻腔を擽らせている。

 その中に有る、つけ麺の店に入り、二人で祝杯を挙げた。

 「コン兄ィ…今日はアリガトネ ♡♡」

 「いんや、イイヨ! 俺も、まゆの笑顔が見れただけで幸せだよ!」

 「うふっ! まゆもコン兄ぃの事、大~好き!」

そう囁きあうテーブルの下では、お互いにネットリと足を絡ませ合っていた。

 「コン兄ィ…今夜も…まゆを…愛して…」

 「ああ、も、勿論だよ…」

二人は、しばし見つめ合い、そして微笑んだ…。

 「うふふ!」

 「あはは!」



 常に見つめ合いながら、アツ盛つけ麺を食した後、二人の姿はホテル街へと消えて行った。

 そうして、夢の様な1日が終わった。


   そして・・・。


            ――― その後、ハニーからの連絡は・・・・無い ―――



 ※ えー・・・、以上、全てフィクションですので、誤解無き様、宜しくお願い致します(自爆)


  でわでわ!
Posted at 2012/10/25 12:50:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | | クルマ
2012年10月24日 イイね!

行ってきました! 札幌ドーム! ラーメン編

行ってきました! 札幌ドーム! ラーメン編
 蓄積していた筈のエネルギーが、先程のトライアスロン

(スイム[風呂]・バイスクル[輪車]・ラン[ベッド&立ちファッ

ク])により既に底をついていた為、私の身体は一刻も早い

燃料補給を必要としていた。着いた(爆) 何せトライアス

ロンの店から徒歩20秒の所に“ラーメン横丁”があるからだ。そんな訳でこの横丁内で一番の老舗

店に入った。店内に名物店主はいなかったが、ちょっと気の弱そうなオッサンが一人で厨房を守っ

ていた。客は私一人だったので、席に着くなり

 「味噌チャーシュー大盛り」

と注文した。念の為、大盛り以上は有るかと聞いたら、“特盛”が有るとの事。

 「じゃあそれに変えて」

と注文し直すと、オッサンは黙々と麺を茹で始めた。店内がシーンとしているその間、手持無沙汰

の私は店内を物色した。有名老舗店だけあって、壁一面に有名人の色紙や写真が飾られていた。

その中に比較的新しい色紙が有ったので近づいてみると、何と乃木坂46だった。AKBの公式ライ

バルとは言え、私は彼女達も好きなので、オッサンに乃木坂の事について尋ねた。

 「へー、乃木坂もココ来てたんですね」

 「え、ええー…」

オッサンの歯切れは悪かった。

 「来てたんですよね」

再度強めに確認した。

 「え、ええ…」

オッサンは滑舌も悪かった。

 「来てたの?」

 「ウーン、んん・・・」

明らかにオッサンは、はぐらかそうとしていた。

 「来てたのかっつって、聞いてんだろーがぁー!」

チョット強めに確認した。

 「あ、あわあわ、き、来ておりましたんん!」

オッサンは目を見開いてコクコクと光速の速さで頷いた。

 「客の質問には、もっと歯切れよく答えろや!」

私は諭すように言った。

 「はっ、はいぃ~!」

オッサンが突然“エスパー伊東風”になった(笑) また二人の間に静寂が訪れた。チョット声を荒げ

てしまった為、急激に喉が渇いた。まあ先程のトライアスロンのせいも有るが、コップにイチイチ注

ぐのも面倒なので、氷の入った水差しごとガブ飲みした。あっという間に2リットルの水分補給を終

えて、忙しなく動くオッサンを見つめた。また聞いた。

 「乃木坂の子、どうだった?」

 「…あ、…あの~…」

 「どうだった?」

 「あの~…、そ、その~」

 「どうだったかって、聞いとるんじゃー!」

 「アワワ…、す、スイマセセンン!!」

 「どうした?」

 「あ、あの、ワタクシ、の、乃木坂さんの事は、よー知らんのですよよよ!」

 「な、なにぃーー!!」

私は思わず、いきり立った!

 「の、乃木坂46を知らんだとぉー!!」

ガバッと立ち上がった私を前に、オッサンは“志村けん”の“怒っちゃヤーヨ!”のポーズをとって

いた。

 「…あっそ、そりゃ残念」

私は何事も無かったかのように腰を下ろした(苦笑)

オッサンは目をしばしばさせた後、のっそりと作業に戻った。私はその作業を穴の開くほど見てい

た。チャーシューを入れる箸がプルプルと震えている。こんなにビクつきながら作業している人を

見ると、つい悪戯をしたくなる衝動に駆られるのは致し方ない…。

 「……わっ!!」

ベタに脅かしてみた(爆)

 「ひっ!!」

っと、オッサンはチャーシューを2枚すっ飛ばした。それを見て畳み掛ける。

 「あー!落とした! …チャーシューオマケね!」

 「は、はいい、おまけに、チャーシューが、しませんサービスを…」

オッサンは何を言っているか分からなかった(爆)

 「どどど、どうぞ~…」

ようやく私の前にラーメンが置かれた。目を疑った。

 「えっ? これ特盛?」

 「は、はいぃ~」

2回目のエスパー伊東を見た瞬間、私はキレた!

 「んだとぉー! これが特盛ってか!! 小学校の給食じゃねーんだよ!」

これは本気で怒った(爆) 余りにも少なかったからだ。

 「じゃあ、この四倍の量を頼む時は、何て注文すればいいんじゃ!」

 「ひっ、ひっ、あ、あの、と、特盛…よ、4つ…」

これ以上ない位ベタな回答に、私はオッサンを許す事にした(爆)

 「まあ、いいや」

と言ってソレを2分で平らげると、腹の虫が鳴った(追爆)

 「せっかくここまで来たのだ、ラーメンのはしごと行くか」

と、気持ちを切り替え、2軒隣の暖簾をくぐった。この店は外人が多くいた。英語やスペイン語が

飛び交っている。腹が減っている私は機嫌が悪かった。

 「カニアサリラーメン特盛と肉餃子4皿!」

私の怒号に似た注文が店内に響いた。外人たちのお喋りがピタッと止まった。

 「あ、あの~、ウチは特盛と言うのは無いのですが…」

 「じゃあ、作れよ!! 大盛りに付け足せば済む事だろーがぁー!」

 「あああ、は、はい…」

 「早くしろや!」

 「ああ、あと、ああ、あの…」

 「なんだ!」

 「ウチは、に、肉…餃子…というのは、置いてないですけど…」

 「じゃあ、作れや!! その餃子にひき肉付け足せば済む事だろーがぁー!」

 「あああ、は、はいはい…」

マッタリトしていた店員達に喝を入れて、私は彼らの作業を逐一睨んでいた。こちらの店の店員は

若いだけあって、直ぐにキビキビトした動きになった。満足げにソレを見ていると、あっと言う間に

注文の品が目の前に置かれた。

 「やれば出来るじゃねーか!」

私は彼らを讃えた。店員にもホッと安堵の表情が湧いてくる。早速私はラーメンにカブリ付いた!

 「麺麺餃子汁汁餃子麺餃子餃子麺麺汁汁大汁…」

リズミカルに、しかし掃除機の如く口内に吸い込まれて行く炭水化物に、私はほんの少し至福の味

を感じた。そんな私の姿を外人連中は遠慮がちに、しかしチャッカリと写真を撮っていた…。

 「ふー」



 …数十分後、俺の身体は、電光掲示板煌めく駅の券売機の前にあった。

 「よし!」

と、一つ気合を入れ、駅構内へと姿を消した…。

すると程無く電車が来た…。最寄りの地下鉄東豊線豊水すすきの駅だった…。

 そう、まだ私の一日は始まったばかりなのだ…


  つづく
Posted at 2012/10/24 05:20:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラーメン | グルメ/料理
2012年10月23日 イイね!

行ってきました! 札幌ドーム! 幕間狂言編  ※18禁

行ってきました! 札幌ドーム! 幕間狂言編  ※18禁
 小雨の降り注ぐ中、私は、或るド派手のネオン煌めく

店の前に立っていた。

 「よし!」

と、一つ気合を入れ、店内へと姿を消した…。

 「アオバ(仮名)ちゃん予約した、しんげんですが」

 「あ、しんげん様ですね! お待ちしておりました。こちらの待合室でお待ち下さい」

黒服のスタッフが、その強面からは想像出来ない程、高音で愛嬌に満ちた口調で、私を待合室へ

と案内した。しばらくは部屋に有るTVを点けてローカル番組に見入っていたが、その時ふと或る

事を思い出した。

 「いけねっ! ドーピング忘れていた!」

と、予め小さな白い封筒に入れていた錠剤を取り出すと、サービスで出されていたウーロン茶で

胃の腑に流し込む!

 「ふー。これで若さモリモリよ!」

壁鏡に映る私の顔が、輝かんばかりの自信に満ちた男の笑顔となっていた(爆)

 そんな戦闘態勢を整え終える頃、スタッフがオナゴの準備が整った事を告げて来た。

 「しんげん様、お待たせしました。アオバちゃんがそこの階段の先でお待ちです」

 「うむ…」

鷹揚に頷くと、走り出して行きたい衝動をグッと抑え、ゆっくりと部屋を出て階段に向かった。

 「こんにちは~! 今日はアオバを指名してくれて、アリガトー!」

少し華奢ではあるが、大家志津香に似たオナゴが明るく私を出迎えた。

 「どーも、こんなオッサンだけど、よろしくな!」

テンションが上がっていたせいか、周りが引くほど、滅多にしないウインクをかました!

一気にオナゴの顔が曇った(爆) しかしそれは一瞬の事で、直ぐにプロのスマイルで私を迎え

入れる…。

 ベッドでしばらくイチャついた時、私は軽く慌て始めていた。何故なら私の息子が反応する事

が無かったからだ!

 「何故だ!どうしてだ!」

いつまでたっても可愛い象さんから変化しない! 私はさりげなく自分の鞄に向かい、先程使った

小さな紙袋の中を覗いた。すると…。

ドーピング薬だと思っていたソレは……“チョコ〇BB”だった(核爆)

 「ビタミン剤飲んでも駄目だっつーの!」

一気に心と体の一部分が萎んでいく。俺は俺自身に激怒した……。

 気を取り直した後、のんびり二人で風呂に浸かっていた。この子はチョット舌足らずな所が有り、

また表情の各所から恐らくアスペの子だと推測できた。しかしそんな彼女が私の話に合わせよう

と懸命に頑張っている姿は、寧ろ私の心の中に優しさを芽生え始めさせていた…。


 体も暖まった所で、彼女はマットの準備に取り掛かった。その準備をしている間、私は彼女の

生い立ちを聞いていた。すると…。

 「私はお父さん知らんのよ。生まれた時には既におらんし、お母さんが一人で私を育てたんよ!」

 「そうなんだ。それでお母さんは今どうしてるの?」

 「去年死んじゃった」

 「え? なんで?」

 「ガン…肝臓癌で」

 「じゃあ入院してたんだ」

 「そー」

 「でも…いつから?」

 「あのね、ウチは凄く貧乏だったの。だから中学までお母さんと一緒に一つの布団で寝ていた

  んよ。だから私は高校へ行かずに働こうとしたら、お母さんは初めて凄く怒って、無理やり私

  を高校に行かせたの。でも、その入学金と授業料を払う為に、細々と掛けていた自分の生命

  保険を解約してたの。私がそれを知ったのはお母さんが倒れた時。重病なのに1日で病院か

  ら抜け出して、また働き始めたの。私はこっそり病院に行って先生にお母さんの事聞いたの。

  そうしたら、ガンと言われて、直ぐに手術しなければならないのに、保険を解約していたから、

  凄くお金がかかるって直ぐに退院しちゃったみたい…」

俺は黙って彼女の話に耳を傾けた…。

 「だから私は、お母さんを説得して、今度は私が無理やりお母さんを入院させたの。そしてお母

  さんには内緒で高校を辞めて、直ぐにここで働き始めたの。お店の人びっくりしてたわ!

  だって、私処女だったんですもの! だから、初めての時は…怖くて…痛かったけど…、でも

  これでお母さんの病気が治ると思うと、寧ろ嬉しかったの! それから私は、一生懸命働いた

  の。一生懸命一生懸命働いたの。でも…お母さん死んじゃった…」

こんな話を彼女は明るく笑いながら話していた。私はかける言葉も無くただ黙っていた。

 「だからね、今、私は天涯孤独の身なんよ!」

黙々と泡立てながら話しているその姿は、まるで幼女が一人でオママゴトをしているようだった。

 「私、今度お母さんの故郷に行って、大きなお墓を作るの! そして将来お母さんと一緒に

  ソコに入って…。そこに入って、今度は楽しく天国でお母さんと旅をするの! エヘッ!」

また屈託の無い、幼女のような純真な笑顔をこちらに向けた…。

いつからか、私の両眼からはイグアスの滝の如く、涙が零れ落ちていた…。

 「今、俺の前に…本当の…“青い女”が…いる…」

俺はいてもたってもいられなくなり、一生懸命泡立てている彼女を、後ろから抱きしめた。

ちょっとビックリしたアオバは、しかし抱きしめる俺の腕に優しく手を重ねた。

 「この子は俺が養う! いや、養わなければならない!」

私の中に一大決心が湧き起った。一段と彼女を強い力で抱き締めた。

 「チョット! くるしーよー!」

彼女は笑いながら私の眼を覗き込んだ。

 「あっと、ごめんごめん!」

私が腕を解くと、アオバはマットへと俺を誘った…。


 それは騎乗位から対面座位に体位を変えた時だった。

 「アオバは…どの位…稼いでいるの」

俺は本気で彼女を養おうと考えた。だから、もし彼女の稼ぎが少なかったら、このまま東京へ

連れて行こうと思っていた。アオバは暫く考える素振りをしていたが、パッと正面にいる私の眼

を覗き込むように言った。

 「ウーンとね…大体…〇〇〇〇万円位かな…」

その金額は、私の年収の3倍を軽く超えていた(爆)

 「……俺が…養って…貰おうかな…」

こうして私の一大決心は、あっけなく崩壊した(苦爆) しかしまだドラマは終わらなかった。

それは行為を終えて帰り支度をしている時、彼女の次の言葉から始まった。

 「今日は何処に泊まるの?」

 「ああ、〇〇ホテルだけど…」

するとアオバは目を見開いてこちらに向き直った。

 「ホント! じゃあ…野球観戦のあと、兄ィの部屋に行ってもいい?」

突然の申し出に、今回振り回されまくっていた俺の心のブレをようやく収める事が出来た。

所謂“下心”パワーのお蔭である(自爆) 当然二つ返事で了承した。

 「じゃあ、ホテルに着いたら電話して!」

と、アオバは携帯の赤外線を私の携帯に向かい合わせた…。



 数分後、俺の身体は、ド派手のネオン煌めく店の前にあった。

 「よし!」

と、一つ気合を入れ、店内へと姿を消した…。

すると中から、たまらなく良い匂いが漂って来た…。

ラーメン横丁にある、某老舗ラーメン店だった…。

 そう、まだまだ私の一日は始まったばかりなのだ…


  つづく
Posted at 2012/10/23 08:27:20 | コメント(7) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2012年10月22日 イイね!

久しぶりに“テスト”なんぞ受けてきました(苦笑)

久しぶりに“テスト”なんぞ受けてきました(苦笑)
 私の好きな事の一つである “将棋” についてですが、最近公益

社団法人となった日本将棋連盟は、将棋に関するあらゆるコンテ

ンツで、かなり能動的に動き始めております。将棋の教育現場へ

の浸透や、世界普及等に特にその動きが顕著に見られます。そ

の中の一環として、先頃、将棋名人400年記念行事の一環として、

“第1回将棋文化検定” の開催が発表されました。これは受験

するしかないと考え、すぐに〇級で応募しました(笑) そういえば、ちょっと前にクルマ文化検定

みたいなモノも有ったような…(苦笑) 私も受けましたが、その出題内容が、クルマ全般の事で

は無く、クルマ映画と小説に偏っていたので、全然面白くなく、次からは受けなかった思い出が

あります。ま、一応2級は受かりましたが(笑)

 という訳で、今回はその将棋版!とでもいうべきイベントです。が、クルマと違って、将棋に関

しては知識を掘り下げるという方向性で行われるので、安心して受験する事が出来ました。


 実際試験会場に入ると、老若男女が沢山いました。特に最近は女性の姿が目立って来ており

ます。良い事です! 因みにこの試験会場は、某大学付属高校の校舎を借りて行われるので、

正に学生気分に舞い戻れます(爆) ただ、私立という事もあってか、昔からは信じられない位設

備の整った会場でした。


 当日は検定試験の他に特典としてプロ棋士との指導対局や、トークショーや景品抽選会など、

色々楽しめるイベントも有り、楽しく、そして久しぶりに“健全”で文化的な1日を過ごす事が出来

ました(爆)

 とまあ、無事試験を終えてホッとしておりますが、以下に、予想問題ではありますが、一部例題

を載せておきますね! さてどのくらい解りますか? 

  将棋に興味の無い方はスイマセン m(_)m


  でわでわ!


 問 題 編

 【9級問題】


1

 最初に駒を並べたとき、自陣で動かすことのできない駒は何枚あるでしょうか。

    (1)1枚 (2)2枚 (3)3枚



2

 次の棋士のうち、史上初めて七冠を獲得したのはだれでしょうか。

   (1)渡辺明 (2)森内俊之 (3)羽生善治



3

 一度指してから駒を元の場所に戻すことを何というでしょうか。

   (1)待った (2)割り込み (3)失敬



4

 将棋に敗れた場合にするあいさつは、次のどれでしょうか。

    (1)ごめんなさい (2)負けました (3)もう一回!



5

 囲碁は「打つ」、将棋は何というでしょうか。

   (1)指す (2)打つ (3)押す





 【6級問題】

1

 将棋やチェスの起源と考えられている古代インドのボードゲームは何でしょうか。

    (1)シャンチー (2)マークルック (3)チャトランガ



2

 江戸時代に将棋の家元と呼ばれていたのは大橋家、大橋分家ともう一つは何家でしょうか。

   (1)伊藤家 (2)大山家 (3)天野家



3

 プロ棋士も参考にしたといわれる羽生善治プロの名著は何というでしょうか。

    (1)羽生の一手 (2)羽生の決断 (3)羽生の頭脳



4

 羽生善治、森内俊之、佐藤康光の名人経験者が若手時代に参加していた伝説の研究会は

 何と呼ばれていたでしょうか。

    (1)森研 (2)島研 (3)最強研



5

 「将棋の日」は毎年何月何日に行うことが定められているでしょうか。

   (1)10月17日 (2)11月17日 (3)12月17日




【4級問題】

1

 名人位獲得が最も多い棋士はだれでしょうか。

    (1)大山康晴 (2)中原誠 (3)羽生善治



2

 名人戦史上、最年少の21歳で名人位を獲得した棋士はだれでしょうか。

   (1)羽生善治 (2)谷川浩司 (3)加藤一二三



3

 名人戦史上、最年長の49歳で名人位を獲得した棋士はだれでしょうか。

   (1)中原誠 (2)加藤一二三 (3)米長邦雄



4

 女流棋士で初めてタイトル四冠を獲得したのはだれでしょうか。

   (1)矢内理絵子 (2)清水市代 (3)里見香奈



5

 「緻密(ちみつ)流」の佐藤康光王将は1秒間に1億と何手読むといわれていますか。

   (1)3手 (2)9手 (3)15手




【2級問題】


1

 現在の将棋における禁じ手(二歩、行き所のないところへの着手、打ち歩詰め)をルール化した

 のはだれでしょうか。

   (1)大橋宗桂一世名人 (2)大橋宗古二世名人 (3)伊藤宗看三世名人



2

 木村義雄八段が実力制の第1期名人に就位したのは昭和何年のことだったでしょうか。

   (1)9年 (2)11年 (3)13年



3

 中学在学中にプロ棋士になったのは何人でしょうか。

   (1)2人 (2)4人 (3)6人



4

 A級在位のまま亡くなった棋士は4人います。花田長太郎九段、山田道美九段、大山康晴

 十五世名人と、もう一人はだれでしょうか。



5

 A級順位戦での全勝達成者は今までに3人います。中原誠十段(8連勝)、羽生善治二冠

 (9連勝)と、もう一人はだれでしょうか。


※尚この日の模様は、愛車紹介CB1100のフォトギャラリーにアップしてますのでどうぞご覧下さい!
Posted at 2012/10/22 02:30:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 将棋 | 趣味

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