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しんげん神奈川のブログ一覧

2015年09月22日 イイね!

“テレンス・しんげん・嵐” の、青春グラフティー! 生殖の危機Ⅰ 白状しなさい 編 ー其の壱ー

“テレンス・しんげん・嵐” の、青春グラフティー!  生殖の危機Ⅰ 白状しなさい 編 ー其の壱ー
 現在、私のブログで、数多く滞っている “連載モノ” が

あるが、昨年初めの頃から本当に忙しくなり、また機を

逸してしまったという様々なタイミングもあり、私の真骨

頂である、“アングラ(+チョットH)”なシリーズが書けなくなって久しい。すると、色々な声が私の元に

届いて来るのは、やむを得ない事であろう。

 曰く、

  「アイツはすっかり丸くなった」

 だの、

  「ヤツは、守りに入っている!」

 だの、

  「犬と猫に溺れた、女々しい奴に成り下がった」

 だの、

  「もう、尖がった事が出来なくなった軟弱者だ!」

等と言った、激励とも取れる罵詈雑言が、近くから遠くから、しかし遠慮がちに私の耳に入って来る

のを、ただ甘んじて聞いていた。 しかし…。


 「それを一番読みたいのは、オイラ自身なんだぞー!!」

という、雄叫びを枕にぶつけると、徐々に体内にエネルギーが湧き起こり始めた!

 「う~~、きたきたきた・・・キターー!」

テンションが上がった私は、早速PCへと向かった。そして、

 「じゃあ、書いてやろうじゃねーか!」

と、千手観音も真っ青な、超高速ブラインドタッチ音を部屋中に響かせた…。


 と言う訳で、お待たせしました!“テレンスの青春グラフティーシリーズ”を再開致します!(爆)

 これまで、“生命の危機” 編、“紀行奇譚” 編と、アップして来ましたが、今回は原点回帰という

事で、レーシングありーの!バイオレンスありーの!涙ありーの!笑いありーの!そして、Hありー

の! そう、その名も、“生殖の危機”編!(核爆) と題して、お送り致します!!

 これは以前アップした“生命の危機編第1話 山奥にて”の時、実は他にも起こっていた出来事、

またはスピンオフと言える物語であります。

  それでは早速テレンス文学の世界へどうぞ!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


第1話: “スズキ アルトワークス”


 言わずと知れた軽の名車です。最初に47万円のプライスで世に出た時のインパクトは、“彼”の中

では、初代シティーが出た時に匹敵する位のものでした(苦笑)

 とはいえ、それは子供ながらの感想で、実際に直接“彼”の中にソレが入り込んでくるのは、高校

生になった頃からとなります・・・。


 当時“彼”は所謂“バイク小僧”で、尻尾を付けたヘルメットを被り、潰した空き缶を膝に巻きつけ、

奥多摩や箱根や、まだ横浜ベイブリッジが出来る前の横浜本牧埠頭A~D突堤に日参するという

毎日を過ごしていました。正に“青春真っ只中!”といった感じでしたでしょうか。尊敬する人“片山

敬済”。嫌いなもの、“珍走団”と“神奈川県警 第2交機”。愛読書“モーターサイクリスト”。と、兎に

角バイク三昧な日々を過ごしておりました。更に、

 「女とバイクどちらを取る」

と言われたら迷う事無く、

 「バイク!!」

と言っていた位、ドップリ浸かっていた頃でした。当然“彼”の中には、

 「バイク最強」

の文字が燦然と輝き、実際公道でのあらゆるレーシングバトル(対四輪)に全勝しており、

 「車なんざ、オジン の、乗る物だ」

と、鼻息も荒かったものでした…。


 そんな或る日の事。いつものように勝手知ったる横浜新道を南下して、湘南に行くべく、FZR250を

走らせていました。



 そして数分後、保土ヶ谷バイパスから合流する地点にやって来ました。すると合流車線から1台

の車がオーラを発散しつつ、走行車線へと入って来ました。赤黒ツートンのアルトワークス(4WDター

ボ)です。まだ出たばかりにもかかわらず、その車は一目で判る位にイジっていました。排気音も軽

自動車とは思えない程、野太い音を発しています。雑誌ではかなり速いと絶賛していましたが“彼”

は特に興味を示さず、先を急ごうと普通に左側から抜きにかかりました。途端にアルトの音が、

 「ブォー」から「クォぉぉぉーーーン」

に変りました。当然、アルトがフル加速に入った事を把握しました。

 「おいおい、かんべんしてよ!」

と、あからさまに侮蔑の表情をそのドライバーに向けると、そこにはまだ二十歳前後と思われる髪を

金髪に染めた女性がハンドルを握っておりました。いわゆる“レディース”の、はしりだと思いますが、

当時はまだ社会から殆ど存在を認知されていない時代でしたので、周りからは只の “不良少女” と

呼ばれていた事でしょう。 “彼” もそう考えたので、バイクの速さを思い知らせる為に一気にスロット

ルを開けました!

 「キュィィィォォォーーーーンンン!!」

ヤマハ独自の排気デバイスである“EXUP”可変バルブが大きく咆哮を上げました。因みにこのマシ

ンは、小中排気量のバイクの先駆けとなる超高回転型エンジンを搭載しており、レッドゾーンは何と

18,000rpmから始まるという四輪車では考えられない体験をさせてくれます。後に出るカワサキの

ZXR250Rは、もっと上の、20,000rpm回る凄んごいエンジンを搭載していました。兎に角、250ccとは

いえ、この事からも分る様にかなりの加速を実現しています。公道では四輪に抜かれる事はありま

せんでした。が!このアルトは今までとは違う雰囲気を撒き散らし、信じられない事ですが、みるみ

るアルトの排気音が近づいてきます。今までに無い経験が“彼”を大きく動揺させました。より一層ス

ロットルを握る手に力をこめます。しかしそんな“彼”を嘲笑うかのように全く躊躇無く“彼”を追い抜い

ていきました。唖然とした“彼”でしたが、その視界からすら小さくなって消えていくのに、然程も時間

はかかりませんでした。

 「俺は、負けたのか・・・」

にわかには信じられない現実が“彼”にのしかかり始めました。確かにFZR250の性格上、高速向き

ではない上に、峠仕様と化しているとはいえ、負けは負け。まだ純粋だった“彼”には充分過ぎる位

の敗北感が全身を支配しました。それは、“アルトワークスにパツキン女” というワードが、後々まで

“彼”のトラウマとなった出来事となりました…。



 それから数年後、“彼”は山奥に住んで居ました。バイク遍歴もアノ出来事が有った為、完全にモア

パワー派となり、2ストロークエンジン(NSR等)・750ccエンジン(VFR等)大排気量エンジン(Tesi1D等)と

乗り継ぎ、ZZ-R1100(C2)に落ち着いた頃でした。

 C2はビッグバイクですが、相変わらず峠を中心に走っていた “彼” でしたが、常に心のどこかに

引っ掛かるものが存在し、そしてそれが消える事はありませんでした。

 そんな或る日の事。“彼” の前に一人の女性が現れました。 “さつき(仮名)” 22歳です。彼女との

出会いはロマン溢れるものでした。そのきっかけとなる出来事が起きたのは、これより2週間程遡っ

た、或る日曜日の朝の事でした。まずは、その話から・・・・。


 いつもの休日と同じように“彼”はダムの水量を確かめに家を出ました。ただその日は少し朝寝坊

をしたので、随分と陽が高くなってからの出発となってしまいました。その為、至る所で観光渋滞が

始まり、そして“不愉快な事件”に遭遇しました。ダムに到着後数十分も過ぎた頃でしょうか、その

元凶たる人物に大量のトマトジュースを飲ませ木陰に休ませた後、“彼”は或る事に気付きました。

 「そういえばツレの女が、1人いたと思ったが・・・」

“彼”の視線が辺りを探ります。と、公衆トイレから髪を金髪に染めた女性が出で来た事に気付きまし

た。輩のツレであるヤンキー娘です。その途端“彼”が野獣と化すのに、何の理由が要るでしょうか。

男たるもの、問答無用!ただ“営む”のみです…。


 その営みを終え満足げな表情をした“彼”が、男子トイレから出てきたのは五分位後でしょうか。そ

の時間から分るように“彼”はバイクやその行動力と同じくらい営みも早い男でした。正にニワトリ並

と呼ぶに相応しい“彼”でした。

 しかしそんな“彼”の背後に追い縋るヤンキー女の姿がありました…。


   つづく!
Posted at 2015/09/22 20:54:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 私小説 | クルマ
2015年09月21日 イイね!

ラグビー日本代表、大金星!!! 後篇

ラグビー日本代表、大金星!!! 後篇
 実際に第一線で身体を張ってプレーしていた日本代表

選手達を悪く言うつもりは毛頭ない。しかしコトは勝負の

世界。故に今迄、情けないと言うしかない成績しか残せ

なかったラグビー日本代表を評価するつもりも一切ない。

否、勝負事に於いて、“弱者・敗者” を賛美してはいけないのだ…。


 実はラグビー日本代表の歴史は結構古い。既に80年以上前に結成されていたのだ。しかもその

黎明期での戦績も決して悪くないのだから、意外と言えば意外である。しかし年月が経つにつれ、

いつの間にか3流国の中に埋没してしまった。原因はいくつもあっただろう。フィジカル・戦略・協会・

環境・国内事情etc…。


 ラグビーに限らずスポーツ全般に言える事だが、その国で盛んなスポーツや人気の有るスポーツ

は大抵強いモノである。そしてその国のフィジカルや才能の面で秀でた人材は、まず人気スポーツ

に行き、そこから零れ落ちた人材が、その他のスポーツへと流れて行く。例えばアメリカでは、一番

優秀な人材は、まずアメフトに行き、それから零れ落ちた人材が、野球、バスケ、アイスホッケーへ

と流れて行くのが(例外も有るにせよ)紛れも無い事実である。

 そして日本では、まず野球(最近はサッカーも含まれるが)からであり、その次に、お金の取れるス

ポーツが続き、それからかなり落ちた所にラグビーが有るのが現状だ。つまり、一流の資質を持った

人材が、ラグビー迄到達する人数そのものが絶対的に少ないのである!これではラグビーを国技と

しているニュージーランドやオーストラリアや南アフリカとは、最初からスタート位置が違う事になり、

その差がまんま成績に表れていると言えよう。何度も言うが、実際に戦っている代表選手をけなす

つもりは毛頭ない。しかし全くと言ってよい程結果が出せないのだから、擁護するつもりも全くない。

というか、今迄、国際ラグビー関連のニュースを聞く度、憤慨する自分が居たのだ。それは、「健闘」

だの、「惜敗」だの、「キラリと光る希望」だのと言った“慰めオナニー記事”のオンパレードばかりで

あったから、全く持って情けないと言う他あるまい!!


 そんな中でも、確かに一時期ラグビーが人気スポーツになった時も僅かながらあった。有名ラガー

マンがバラエティーに出ずっぱりと言う光景も見られた。しかし、それだけである。肝心の日本代表と

しての本務であるラグビーそのものの戦績は、全く持って“恥”以外の何物でも無い!


 とは言え、全く良い事が無い訳でも無い。それはワールドカップを第1回から連続で出場している

数少ない“ティア2”所属国であるという事。コレに関しては称賛に値する実績ではある。あるのだが、

しかし…。


 今言ったように、日本は第1回大会から毎回出場しており、毎回本大会へも出場している。 だが、

第2回でジンバブエに1勝するも、第7回までの戦績は1勝2分21敗と大きく負け越しており、いわんや

決勝トーナメントに残った事など一度も無い。中でも屈辱的な記録を残した第3回のラグビーワール

ドカップに於いて、対ニュージーランド戦で記録した17-145という目も当てられぬ惨敗は、今でも大会

の≪1試合最多失点記録≫として残っているのだ。

 ラグビー日本代表とは、つまり“その程度”のチームだったのだ…。


 と、ココで過去形を使える事の幸せさを感じつつ、ようやくではあるが、今回の大金星が、いかに

凄い事かを述べてみよう!

 この件に関しては、日本よりも海外の声を聴いた方が、非常に解り易いと思う。例えば、“ティア1”

に所属する世界でも指折りの強豪国である“ウェールズ”が誇る最強のラグビチームが、100年間で

30回挑んで、南アフリカに勝てたのは、たった2回だけという事実。この一文だけでも今回日本代表

が成し得た事が、偉業と呼ぶにふさわしい事だと解るであろう! コレを私なりに例えてみると、や

はり “大相撲” が当て嵌め易いと思う!

 まず、“ティア1”が幕内、“ティア2”が十両、“ティア3”が幕下となり、その中でも南アフリカ・ニュー

ジーランド・オーストラリアの3か国は横綱・大関に該当し、イングランド・スコットランド・フランスが、

小結・関脇辺りで、それ以外のティア1所属国が、所謂、幕内上位となる。

 それに対して、日本の位置は十両の中で、中の上と言ったトコロであろう。つまり本来なら闘う事

すら出来ない階級の差があったのだ! しかも今までワールドカップで、たった1勝しか挙げていな

い“噛ませ犬”的な弱小国が、100年で2回しか勝てない強豪国を差し置いて、今回のリーグ初戦で

勝ってしまったのだから、日本よりも寧ろ海外での方が衝撃的であった事は想像に難くない。

 そしてそれは、或る数字が如実に物語っている…。


 今やイギリスの代名詞の一つになった森羅万象対象賭博所(苦笑)である、所謂、“ブックメーカー”

での対南アフリカ戦の日本代表のオッズを見てみると、ブックメーカーによってかなり差があるが、

低い所は33倍から高い所では251倍という配当となっていた。因みに優勝予想でのオッズは、南ア

フリカが7.5倍に対して、日本は1001倍と、2ケタという見るも無残な差がついていた(苦爆)しかし実

際には、コレが本当の差であろう。

 残念ながら確かに大金星を挙げはしたが、次のスコットランド戦で結果を残さない限り、単なるマ

グレと断定されてしまう程度の位置に未だ居る事を肝に銘じなければなるまい…。


 ネット上では、この偉業に対して海外が皆、日本の勝利を祝福している!と喜んでいるが、実際の

所、そうとも言えないのである。例えば↓の動画。



一見、日本の勝利を皆で喜んでいる様に見えるが、実際に現地に居た日本人によると、この歓喜は

日本の為のモノでなく。自国の代表に向けたモノであるらしい。要するに、

 「強豪国の南アフリカが負けたので、我が国のチームの優勝が近づいた!」

というニュアンスとの事(苦笑) 当たり前だが、世界は、とても≪キビシイ≫のである…。


 とはいえ日本云々は置いといて、この試合がラグビー史上に残る名勝負だった事には異論を挟む

余地も無く、コレに関しては間違いなく日本代表は称賛されていたのも紛れもない事実なのである!



 余談だが、実はラグビー上がりのプロレスラーは数多い事を御存知だろうか? 1・2の三四郎を愛

読していた方ならニヤリとするであろうが、オールドファンなら懐かしい顔ぶれが並ぶ。グレート草津

阿修羅・原、最近ではKENSO、近藤修司、田中将斗と言った面々が活躍しており、海外では流石に

アメリカはアメフト上りが多いが、ヨーロッパのレスラーには結構“元ラガーマン”は多いのである…。


 更に蛇足だが、そもそも、“金星” という言葉自体が相撲から来ているが、因みに相撲用語である

“金星”の本当(隠語ではあるが)の意味が、“美女”の事を指すのは、余り知られていない…(^。^;)


 と言う訳で、兎に角、あと四試合。

 私も本腰を入れて代表チームを応援する、い、いや、しまくってやる!!

     ヾ( ̄ー ̄ゞ))..( シ ̄ー ̄)ツ_フレーフレー!!ヾ( ̄ー ̄ゞ))..( シ ̄ー ̄)ツ_フレーフレー!


  取り急ぎご連絡まで!!


                                                  でわでわ!
Posted at 2015/09/21 18:21:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時事 | スポーツ
2015年09月20日 イイね!

ラグビー日本代表、大金星!!! 前篇

ラグビー日本代表、大金星!!! 前篇
 久しぶりに鳥肌が立った!!

 直近で鳥肌が立った事と言えば、“お嬢(仮名)” が、豹変

した時があるが、更に遡っても、吟味に吟味を重ね購入に

踏み切ったバイクが正に買った数日後にフルモデルチェン

ジして発表されたのを知った時
位であろうか…。


 純粋に “スポーツ関係” で鳥肌が立った事と言えば、レンジャーズのダルビッシュが、9回2死迄

パーフェクトだったのに、最後の打者にセンター前に弾き返された時と、5年前の “女子サッカー

ワールドカップ” で、“なでしこ” の澤が、土壇場で同点ゴールを決めた時まで遡ってしまう!

 つまりはそれだけ世界的に見ても凄い事が起こったのだ!!

 今や世間では、これがどれほど凄い事かの大合唱が始まっているが、その前にこの、“ラグビー

ワールドカップ” の仕組みに付いて、知らなければならないだろう…。


 ココでは “兄弟スポーツ” であるサッカーを例に挙げるが、そもそも出場国の数が ≪桁違い≫ に

少ないという事が挙げられる。

 サッカーは200近い国と地域が参加するが、ラグビーに於いては、84の国と地域だけである。これ

だけ見れば、ワールドカップ出場はサッカーに比べて簡単では無いかと思われるが、実は“弱小国”

には遥かに辛い現実が待ち受けているのだ。

 まずは“出場枠”だが、サッカーはソレがたとえ前回の優勝国であっても、今や地区予選からの参

加となっているが、ラグビーは前回大会での成績が大きく反映され、その時の各グループ上位3ケ

国までが、次回大会の出場権を得られる。故に、今回のワールドカップに於いては、実に12ヶ国が

自動的にワールドカップ出場となっている。

 コレに対してサッカー界は、開催国の1か国分だけ枠が減るのだが、ラグビーに至っては最初から

12の枠が減らされているのだ! しかも残る枠も、強い地域に割り当てられ、弱小国にとって出場は

おろか、参加する意義も失せる程狭き門なのだ。

 これには、ラグビー界特有のシステムが、実は大きく反映していると言える…。


 世界のラグビー界には、各国代表の間でも “階級” というモノが、厳然として存在している。

 所謂 “ティア1”、“ティア2”、“ティア3” というカテゴリーだ!

 ティア“tier” とは英語で「階層」や「段」を意味する単語で、最高位である「ティア1」には、北半球の

強豪6カ国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア)と、南半球の

強豪4カ国(オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン)が属している。それ以外の

国が実績などに応じて「ティア2」そして「ティア3」に分類されるのだ。

 因みに日本は「ティア2」に入っているのだが、このカテゴリーが “弱小”日本ラグビーにとって大き

な問題となっている。何故なら代表の強化にとって不可欠な強豪国との国際試合も、この枠組みに

基づいて組み合わせが決められてきたからだ…。


 事実、W杯を別にすれば、日本代表が世界のトップ10にランキングされているチームと試合をした

ケースは皆無に等しい。

 強豪国とのマッチメークを難しくしている要因としては他にもあり、そのもっとも大きな要因として、

ラグビーという競技そのものの特性が指摘される。一度でも試合を観れば解るが、ラグビーは肉体

的な消耗が激しく、故に通常1週間に1度しか試合が出来ず、しかも強化試合を行なえる “ウインド

ウ・マンス” と呼ばれる期間は、年に2回、6月と11月のみと定められているのだ。つまり、6月、11月

共に試合期間は3週間ずつになる為、定期的に行なわれる地域毎の試合を除けば、3週間×2=6

週間で、1年間に6回しか強化試合を組めない事になり、当然この期間は“ティア1の国”同士の対戦

が主な試合となる。つまり弱小国にこの中に入る余地は全くと言ってよい程無いのが現状なのだ。

 サッカー等他スポーツに関しては、言葉は悪いが “金” を積めば、或いは “国” が動けば出来る

モノもあるのだが、ナショナルラグビー界には技術的なモノだけでなく、“階級”と言う、金や権力だけ

ではどうする事も出来ないブ厚い壁が立ちはだかるのだ。

 そしてその “ティア1” に所属する国の中でも、南アフリカと言う国は突出している、正に “超” が

付く強豪国なのだ!!!

 ラグビーと言えば、“オールブラックス” で有名なニュージーランド代表や、“ワラビーズ” ことオー

ストラリア代表が有名だが、そのオールブラックスが無敵を誇っていた時期ですら、ラグビー関係者

の間では、南アフリカを“最強”としていたのだから…。


 皆さんご存知の様にチョット前迄、南アフリカは ≪アパルトヘイト政策≫ を堅持していた為、世界

中のスポーツ競技から排除されていた。勿論ラグビーも例外では無い。なので、“オールブラックス”

や “ワラビーズ” がいくら世界大会で優勝した所で、

 「所詮、南アフリカが出ていない大会」

と決めつけられるのがオチであった。つまり、実質的な世界最強国は南アフリカであり、しかもその

実力が突出していたのは、紛れもない事実であったのだ。

 それを実証する一例を挙げるとするなら…。


 南アフリカ共和国が、1991年にアパルトヘイトを撤廃すると、早速とばかりに1995年には第3回

ワールドカップを自国開催し、大会初出場の南アフリカ代表の通称 “スプリングボクス” が、ニュー

ジーランド代表“オールブラックス” を決勝戦で下して優勝した事からもその強さが解るであろう。

 因みに2009年には、この大会における“スプリングボクス”の活躍を描いた映画『インビクタス/負け

ざる者たち』が公開されたのは、知る人ぞ知るエポックメイキングな出来事であった。

 その位、ラグビー界ではレジェンドと呼ぶに相応しいの国なのだ!


 それに対して、ラグビー日本代表はといえば…。


   つづく!
Posted at 2015/09/21 01:30:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | スポーツ
2015年09月19日 イイね!

行って来ました! “The Porsche Summer Summit 2015” 後篇

行って来ました! “The Porsche Summer Summit 2015” 後篇
 会場内の混雑は時間が経過する毎にその密度を増して

いた。当然スタッフ達も対応に追われ、猫の手も借りたい

位であったろう。そんな中で、わざわざ私にアテンドを付け

るとは、ディーラー側の誠意を感じ始めたのは否めない。

しかもオナ…数少ない女性の営業スタッフであり、仏頂ズラを堅持しつつも心の中ではニヤけてい

たのは致し方の無い所であろう…。


 「AやSから、しんげん様の事は伺っております」

名刺を繁々と見ていた私に、そのM女史は言った。ふと顔を上げ彼女の顔を見据えると、

 「なので、お手柔らかに御願い致しますね!」

と、すかさずニッコリと笑顔を私に向けながら、

 「では簡単に会場内を御案内致します」

と自然な動きで私の腰に手を廻し促した。

 「ども…」

私も、“マダムキラー”の笑顔で返したが、彼女のペースに嵌りつつある現状に、心の舌打ちを禁じ

えなかった。

 「う~む…先手を取られたな…」

たとえどんなシチュエーションでも、自分がイニシアティブを取れなかったもどかしさがジワジワと

私を蝕み、軽い不快さだけがつのり始めた。

 そんな私の心情を知ってか知らずか、彼女は笑顔を絶やさぬまま会場の隅々へ私を連れ回した。

 「コチラでは現役のプロドライバー達と、シミュレーションゲームが出来ますよ」

 「お!オリマブちゃん!?」

 「あ、御存知でしたか?」

 「そりゃ勿論」

 「うふっ、しんげん様もやられてみては?」

 「いやいや、遠慮しときますよ」

 「え~、どうしてですか?」

 「そりゃ、私が乗るだけで勝ってもいないのに、3勝分の≪ウェイトハンデ≫を喰らいますからな」

 「…ププッ」

彼女が堪えきれずに噴き出したのを見て、少し挽回したと感じた私は、ようやく心の底からの笑み

を浮かばせる事が出来た。

 次に案内されたのは、披露宴会場の様なエリアであり、そこでは軽食を嗜みながら色々な商談が

行われている場所だった。

 「コチラでは、主にポルシェのグッズ販売や、その他関連商品の案内をさせて頂いております」

そう言われ周りを見てみると、確かにポルシェのグッズから保険、クレジットカード、ハテまたジュエ

リー販売等のブースが軒を連ねていた。

 「う~む…なんか、怪しい霊感商法の会場に連れてこられたようだ…」

心ではそう思ってはいたが、一応ココの主催者は天下のポルシェであり、あくまでも、単なる “関連

企業” のシナジー効果を期待する一角であろうと自分を納得させた…。



 何御気無に立ち止まったブースでは、某クレジット会社と提携した “ポルシェカード” が飾られて

いた。チラリとそのカードを見た時、すかさずM女史が私の耳元に顔を近づけそっと言った。

 「しんげん様は、ポルシェカードを御持ちでしょうか?」

 「いや…あまり…クレジットカードは作らないようにしているので、この手のカードは

             公共料金の支払い用と、ETC料金支払用の2枚しか持っておりません」

ホントはもう一枚、“エヴァンゲリオンカード” を作っていたのだが、敢えてココでは言わなかった。

すると女史の眼がキラリと光り、私の眼を見据える様に言った。

 「この機会に是非ご入会下さい!しんげん様のステータスに相応しいプランが御座いますので!」

と、それから“ヨイショ”の言葉が彼女の美しい口元から、しかしマシンガンの様に続いた。それが

営業トークだとは解ってはいるのだが、どうしてもイイ気持ちになってしまうのは、若いオナゴを前

にしたオッサンのウィークポイントでもあった。

 「そうね、ちょっと考えてみようか…」

ボソッとその言葉を言い終えぬうち、彼女は申込書を私に差し出してきた。ニッコリ笑ってはいるの

だが、その行動の素早さに有無を言わせぬプレッシャーも感じ始めていた。

 申込書に記入し、その申込者控えの部分を切り取ると、これまたニッコリと女神の微笑みを向け

ながら私に渡すと、間髪入れずに私の横に跪きながら、

 「ところで、しんげん様の奥様はどちらに御出でで?」

口に含んでいた紅茶を吹き出しそうになったが、グッと堪え無理やり嚥下すると、

 「いえ…家には…犬一匹と、猫が3匹いるだけです…」

と、絞り出すように言うと、またすかさず、

 「まあ! それは…でも…では、私が…立候補しても…うふ!」

と小悪魔の様な微笑みを私に向け、オッサンの心をまた揺さぶった。

 「いやいや、一応、恋人未満の様なオナゴは居るんですよ!」

と精一杯の抵抗をみせたのだが、またアッサリとリターン攻撃をカマされた。

 「ではその素敵な女性に、ジュエリーなど贈られてみては? 女性は絶対に

           悦びますし、それに、そんなしんげん様は…とても…とても素敵ですわ!」

と、また上品な眼差しで私を見つめて来た。

 「そ、そう?」

思わず少し、どもってしまった私は、完全に彼女のペースにまた嵌まり、いつの間にかジュエリー

のショーケースの前で、アレコレ勧められていた。

 「そうですね…ラペルピンやコサージュもイイと思うのですが…

                      やはり…やはり、指輪が宜しいかと思いますよ!」

 「そ、そう?」

ボソッとその言葉を言い終えぬうち、彼女は申込書を私に差し出してきた。ニッコリ笑ってはいるの

だが、その行動の素早さに有無を言わせぬプレッシャーが更に増大していた。

 申込書に記入し、その申込者控えの部分を切り取ると、これまたニッコリと女神の微笑みを向け

ながら私に渡すと、間髪入れずに私の横に跪きながら、

 「そうだわ、本日のレースクイーンと記念写真を撮られてはどうでしょう?

                御立派な体格のしんげん様なら、きっと御似合いですわ!」

と言いながら、スックと立ち上がり、

 「早速行きましょう!」

とまるで私の手を引く様に会場の入り口まで連れ出された。そして言われるまま私のコンデジを渡

すと、まるで昔一世を風靡した≪某AV監督≫の様に褒めちぎりながら、色んな角度からカメラを操

り撮りまくっていた。周りにいる客達の視線も一緒に浴びながら、“カミーノ人” の様な美女二人に

体を密着させ、すっかりイイ気分となった私が彼女に礼を言うと、

 「本日は御足元の悪い中、わざわざお越し下さり、誠に有難う御座いました」

と頭を下げると、また女神の微笑みを私に向けながら、しかし一気に “ビジネスモード” に切り替え、

さっさとスタッフルームの方へとその姿を消した。

 暫くは、狐につつまれた感に苛まれたが、兎に角、本来の目的は達成した事もあり、特に悪い気分

とはならず、帰途に着く事にした…。


 フィットに戻りセレブの鎧を解くと、未だ降りやまぬ初夏の雨の中、自宅へと向かった。

 途中、ビック〇ドンキーで軽い昼食を食べ、ようやく心身共に庶民の衣に戻る事が出来た。

 「やっぱオイラは、オマール海老のテルミドールよりも、

                     トンカツ屋のえびふりゃーが好きなんだよな~」

と再認識した。ま、ココはハンバーグ屋だが…。


 無事帰宅し自室へ戻ると、早速引き出物を確認した。



 前回のマクラーレンの時は、中にカップケーキが入っていたのだが、今回は食べ物は入っていな

かった。とはいえトートバックは中々良いと思った。しかし、このトートバッグは遠回しながら、ヒジョ~

に力強い催促により、某みんカラ姐に献上するのは、これより暫く後の事となる。

 この行為、決して太っ腹と言う訳では無い。何故ならオイラには、コレ↓が有るから!(爆)



 引き出物の吟味も終わり、ゴロンとベッドに横になった。すると上着のポケットから紙切れが落ち

た。先程記入した申込書の控えだった。これらを繁々と見ていたら、ふと或る事に気が付いた。

 「う~む…やっぱり、“罠”だった…」


    おわり


  ―――上記は一部フィクションを交えておりますので、誤解無き様お願い致します!―――



    ※尚、この日の模様は、愛車紹介ポルシェ カブリオレ フォトギャラリー

              内の→ “ココ” にありますので暇な時にでも、どうぞご覧下さい!


   でわでわ!
Posted at 2015/09/19 15:34:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2015年09月18日 イイね!

がっつり系も時には必要!27 和洋折衷・・・

がっつり系も時には必要!27 和洋折衷・・・
  いつもの事だが、ワタクシの仕事は突然入る事が

 多いので予測できない分、自炊は結構難しい。故に

 結局コンビニ食が多くなってしまう・・・。

  しかし、エサでは無く、やはり文明人の食事をしたい

 のは、せめてもの人としての矜持と言えるであろう!


 という訳でいつもの夜食を、豪華に和洋折衷と洒落込んだ!

  洋風も和風も、ちゃんとオードブルからメイン、デザートまでちゃんと揃えた!


  え? 和風のデザートが無いって?


  (* ̄∀ ̄)"b" チッチッチッ

   ちゃんと、あるでしょう!!

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    ↓ コレ!(爆)



  さて! ≪早朝食≫ まで、あと30分。 急いでコノ ≪深夜食≫ 食べないと間に合わない!!


  ( ゚∀゚)ダハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \

      はっ!? (゚◇゚;)!!!

   ピシッー!  ピシッー!  ピシッー!
   (゜゜;)\(--;) (゜゜;)\(--;) (゜゜;)\(--;)



                                            でわでわ!
Posted at 2015/09/18 23:25:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | がっつり系 | グルメ/料理

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