
ちょいとといい話です((^_^)
待望のESC(横滑り防止装置)がついに日本でも義務化が決定しました。はじめて試乗したのはたしか1995年頃のSLでしたね。ラップランドまで連行され、ESPのオンとオフで雪道をテスト走行しました。
この技術の産みの親であるボッシュのファンザンテン博士は味のあるエンジニアでした。テストドライブした後、私はこの技術に興味を持ち、かならず将来は事故予防の重要な技術であると確信したのです。そのために1997年にE320・4マチックを買いました。当時の日本で市販しているメルセデスでESPが装備されている最も安価なクルマだったからです。
2008年から北米ではESCが義務化されました。フォード・エクスプローラーの横転事故から学んだのです。同時にタイヤの空気圧モニターも義務化しましが。
日本の国土交通省はけっこう早くからESCの義務化を考えてましたが、日本メーカーの足並みが揃わなかったのです。あるメーカーは「早期ESCの義務化賛成、またあるメーカーは反対」と。
かならず新しい法規が決まる時は自動車工業会の部会の中で議論されるのですが、実はその議論を公開して欲しいと思う時があるのです。どこのメーカーがどんな意見を述べているのか?
まだESC義務化は内定段階かもしれませんが2012年からフェーズイン、2015年までにすべての自動車に義務化されるらしいです。
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自動車技術 | 日記
Posted at
2009/07/03 01:09:23