• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2014年01月04日

2005年夏を回顧する

<2005年夏を回顧する>

 ここに挙げるのは2005年の夏に書いたミンカラブログです。時代の流れは速いものでもう8年も経ってしまいました。この時代の移り変わりについていけない人、時代をリードする人。様々な生き方があると思いますが、好奇心旺盛な私は当面は回遊魚のように走りまわりたいと思います。

2005年8月22日
夏休みも終わった。でも、毎日マックに向かって必死に原稿を書く夏休みだった。単行本「ITSの思想」を脱稿する時期が近づいているからだ。マックと膝の間にアイスノンを挟んで火傷しないように工夫する。ハイテクパソコンも熱の問題は解決できていない。そういえば「ITS」がもたらす近未来の社会はどうなるのだろうか。理論的にはバラ色だが、現実はどうか。中国が日本のITSの仕組みを気にしているらしい。欧州と組むか日本と組むか。靖国問題と絡んでいるのだろうか。日本の改革はどのくらいのスピードで進むのだろうか。道路公団が10月に民営化されるがどう変わるのか。

2005年8月23日
郵政民営化はどうもよく分からない。微分方程式を解くよりも難しい。でも、これだけは確かだ。道路民営化と同じで、改革はきっとレースで言えば予選前のフリー走行の段階かもしれない。本格的なバトルをするには政権交代も必要だろう。私見では行政の若手官僚はみんなやる気まんまん。問題なのはきっと組織や制度にあるのではと思った。


2005年8月24日
NSXが終わる。きっと次ぎのモデルは全く新しいスポーツカーになるだろう。NSXという名前も最後かもしれない。次期型シビックと同じように、過去を引きずると新しい価値は作り出せない。過去を守るほどの伝統がない日本のスポーツカーは、ゼロから出発でもいいだろう。福井社長はV10だ!と言ったそうだが、SH-AWDと組み合わせるととんでもないスポーツカーになる。でもこれが本当にホンダが作るスポーツカーなのだろうか。速さよりも気持ちよさだ。


2005年8月25日
石油が高騰している。原油価格は1バーレル68ドルとなった。1983年以来の高値だとニューヨーク取引所では驚きを隠せない。原油輸出国では「もう安い石油の時代は終わった」とコメントしている。このぶんなら二年後には90ドル、2012年には100ドルの大台にのるだろうと指摘している。たぶんそうだろう。誰かが裏で操っている感じもしないではないが、21世紀のオイルショックで喜ぶのはハイブリットを売りまくるトヨタかもしれない。

<2013年に戻ってこの間の変化を見てみると>

・日本のITSはアジアで活躍中。中国は安全環境基準などでは欧州に追従。2013年のITS国際会議は成功裏に終わった。未来へのビジョンが見えてきた。ITSでアジアが繋がるのに。

・道路公団民営化はある意味では成功した。その意味では猪瀬さんの功績は大きいだろう。だが民営化とはいえ政府が株を持っているので実態は国土交通省の別働隊という感じだ。だが情報は前よりも公開されている。オリンピックが決まったので首都圏の三環状の工事が急ピッチで進んでいる。民主党政権下では道路政策が大きく遅れていたが、自民党で取戻している。

・NSXはV10エンジン計画が見直され、なんとフルハイブリッドのスーパカーとして登場しそうだ。中途半端はよくないと思っていたが、モーターショーで発表されたコンセプトカーはミッドシップ縦置きV6ターボであることが判明。ライバルはポルシェターボやマクラーレンMP4/12Cか?

・エネルギー問題は掴みどころが難しい。各国のエネルギーセキュリティが絡むからだ。どの国も自国のエネルギー自給率を高めたいと願っている。日本がリスクを承知の上で原子力発電に突進するのは低いエネルギー自給率があるからだ。エネルギー確保のために20世紀の戦争はその動機となっていた。最終処理が難しい原子力はできれば避けたいが、その代替となるエネルギーはまだ不安定だ。こうした現実を踏まえてエネルギーを考えてみたい。ところでアメリカではシェールガスで湧いている。自国のエネルギー自給率を高めることができるし、ガス油田であるが、オイルも混ざっているので、石油も採取できる。このシェールガスは20年くらいアメリカのエネルギー事情を安定させると期待されている。だから、アメリカではハイブリッドがあまり人気がない。

<2013年のトピックス〜10台ニュースみたいな感じです>

自動運転~HMI/HUD
東京モーターショーで分かった日本の絆
軽自動車とハイブリッドと輸入車が人気
レクサスに見た生産技術の革新
ホンダの変化 F1参戦、水素燃料電池でGMと提携
オリンピック招致決定~ITSが切り開く都市交通
日本でもターボ時代がやってくる?
軽自動車税値上げ
フィアットとクライスラーが経営統合
EVの勝ち組 テスラー・モデルSがブレーク


<今年はどんな年となるでしょうか>

 国産車ではスバルレボーグとインプレッサのターボスポーツボセダンが気になりますが、本命はデミオのディーゼルではないでしょうか。輸入車ではBMWi3の電気自動車が話題となりそうですね。レンジエクステンダーが選べるし電気自動車の弱点であった後続距離が解決されます。価格も予想以上に安いのです。

ブログ一覧 | そうだったのか! | 日記
Posted at 2014/01/04 09:37:47

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ゲット!
レガッテムさん

岐阜餃子パイチャオズを 訪問しました
三毛猫ちゃんさん

今夜は二人めし「アジマール」
zx11momoさん

100回記念
rescue118skullさん

プランターの土のリサイクル
パパンダさん

Orleans - Dance ...
kazoo zzさん

この記事へのコメント

ユーザーの設定によりコメントできません。


twitter
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

公式動画サイト StartYourEngines(http://startyourengines.net/) FB:https://www.facebook...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation