ドラマは最後にやってきた。ホイールが外れたというか、とれたというか。とにかく右リヤのタイヤとホイールがいっぺんになくなった。その時のドライバーはN君。ロシアンルーレットのような感じがしていたが、N君は冷静に対処し、大事には至らなかった。でも、これが290Km/全開で回るコーナーだとしたら、、。
今回のレースは22日の草レースで一人亡くなり、23日の夜の予選で一人亡くなった。でも、レースは淡々と進む。この冷徹さが、欧州自動車文化のもう一つの顔だ。あくまでも自己責任。
ニュル城はここで無くなったクルマ好きの霊が宿るところ。レースやテスト関係者はぜったに近寄らない。これはドイツ人の間で有名な話しだ。でも日産Zを駆るファルケンチームはニュル城の敷地でバーベキューパーティをやっちゃったのだ。星野カズキや田中哲也のことが心配だった。でも日本人はみんな無事。アストンV8バンテッジに乗るコボチャンはクラス優勝。
ヨッシー達のスバルチームはクラス5位。レース中のガス欠が祟った。LFAチームはなんとかチェッカーを受けたが、満身創痍。技術的な課題はたくさん見つかったみたいだ。
達成感と悔しさが入り交じるニュル24時間は幕を閉じた。レース中のブログはホント、しんどいけど、面白いよね。
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2008/05/25 23:29:59