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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年03月15日 イイね!

ハイブリッドは価格ではなくサーキットで勝負!

ハイブリッドは価格ではなくサーキットで勝負!プリウスとインサイト。価格で盛り上がってますが、迷ったらサーキットで対決するのが自動車屋の武士道でしょう。筑波サーキットを走らせたらどっちが気持ちよく走れるのしょうか?

2003年の新旧プリウスの筑波サーキッテストのデータがMACに残っていたので書き出します。テストは10ラップ。コンベンショナルなモデルとしてコロナプレミオと当時の新旧プリウス。新型は185と195サイズのタイヤをテストしました。縦軸は筑波サーキット一周のラップタイムを秒数で表示してます。

この時はインサイトと比べてないけど、きっと愉しさはインサイトだったような気がします。速さの結果は、文句なく当時の新型に軍配があがりました。でも、バッテリーがなくなると、速度が低下するのはまだ改善されてませんでした。この辺が今回の新型で気になるとこです。

で、当時の新型プリウス(二代目)はタクシーで乗る機会が多いのですが、後席の乗り心地がよくありません。首都高速のつなぎ目でリヤサスがドタバタするし、ハーシュネスの音も大きいのです。新型インサイトの乗り心地も褒められたものではないけど、ハイブリッドカーが好きになれないのは燃費ばかり気にして、クルマとしての本来の価値の追求が甘いことかもね。新型プリウスの開発ばかりに気を取られずに、併売するならメーカーとしての責任において、モデルイヤーとして二代目プリウスの乗り心地も直してもらいたいと思います。

チーフエンジニアの大塚さん~お願いしますね。
Posted at 2009/03/15 17:05:23 | トラックバック(0) | エコ | 日記
2009年03月14日 イイね!

プリウスタクシー

昨日乗ったタクシーもプリウスでした。運転手さんに聞くと燃料代が高騰したときから増えているとのこと。個人タクシーだけでなく大手も積極的にプリウス購入を検討しているとか。そろそろ悪しきタクシー専用車は退場かもしれませんね。それはともて歓迎できることです。

ところで今までのタクシーはLPGが安いからという理由でオイルショックの時に生まれた燃料でしたね。でも、技術革新しないまま現代まできてしまったので、今ではヒュンダイのLPG車グレンジャーに技術で負けているのです。

トヨタと日産の技術が!です。

これはつまり商業車ディーゼルの遅れと同じですね。安くないと売れないという間違った経済性の論理だけで引っ張るとこうなるのです。価値を高めることがどうしても置いてきぼりになってしまうのですね。その結果が現在のタクシー専用車です。

現在のPLGの燃料代はガソリンの三分二くらい。でも、燃費は悪いので300~350キロしか走れないみたい。一日に二度は給油するようです。でも、プリウスなら燃費は20キロ。PLGよりも燃料代は経済的です。

ですから、法人需要やタクシーなどがプリウスを欲しがるのは、当然かもしれませんね。そこでトヨタは現行プリウスを併売することになったようです。私の予想では、現行プリウスはどんどんタクシー業界に広まるでしょう。ですから、現行プリウスを安く売ることがインサイト潰しではないのです。

「THS2」で統一されたトヨタのHVシリーズの全体を考えると面白いです。*THS=トヨタハイブリッドシステムの略

5LV8 LS600h
3.5LV6(アトキンソン) GS450h&RX450h
2.4L直4(アトキンソン)北米カムリ
2.4L直4(アトキンソン)HS250h(レクサス&トヨタ)
1.8L直4(アトキンソン)プリウス
予測~1.3L直4(アトキンソン)IQか次期ビッツプラットフォーム

このシリーズにミニバンやSUVが加わるのでTHS王国が完成します。
トヨタはこの10年間に1モーター+ベルトCVTのハイブリッドやクラウンのマイルドハイブリッドなど、色々なシステムに挑戦してましたが、最近はTHSですべて統一する戦略を固めてます。電装関係が共通できるので大幅にコストがさがるらしいのですが。ですから1モーター内蔵のハイブリッド用8速トルコンATをアイシンはポルシェとVWに売る許可がでたのかもしれませんね。

もう、トヨタはディーゼルには見向きもしないかもしれないのです。
ディーゼル推進派急先鋒の私の立場が、、、、

Posted at 2009/03/14 17:10:49 | トラックバック(1) | エコ | 日記
2009年03月13日 イイね!

価格戦争の後には、、、


価格戦争

オレのブログを見たある自動車販売関係者から電話があった。

新型プリウス205万円というニュースにホンダが反応し、その反撃対策会議を開いたとか。もともとこの205万円をリークしたのはホンダにお客を取られたくないと思うメーカー以外の利害関係者という噂もありますが、根も葉もない情報でホンダが反撃にでたらそれこそ恐怖が恐怖を煽る最悪の状況になってしまうかもしれないのです。無益な価格戦争が勃発したら、いったい誰が特するでしょうか。そう、価格戦争と核戦争の後にはペンペン草も残らず焦土と化した焼け野原から立ち直るのは大変なことなのです。答えは誰も幸せになれないのです。でも、もし205万円が本当ならトヨタの収益性には脱帽です。今回の危機でも赤字にならなかったのでは?

トヨタもホンダもそれぞれ考えに考えたぬいた結果の価格決定ですから、販売現場はせこい値引きなど考えず、ディーラーへの報奨金も禁止し、自社登録もやめ、健全なビジネスをしてほしいと思います。むしろトヨタとホンダのディーラーで「プリウスとインサイト」の同時比較を提案したいくらいです。だって簡単に比較できますからね。その上で適正な価格で買うのが「winwin」のビジネスでは?

折角の未来を感じるハイブリッドカーを開発したのに、古い発想の販売手法では未来は切り拓けません。

プリウスを販売する人はインサイトを意識しないで、ちょっとプレミアムになった価値をユーザーに訴えてください。インサイトを販売する人は、5ナンバーとか安いという記号性だけではなく、エンジン屋のこだわりやホンダの合理性を訴えるべきです。

ハイブリッドカーで社会貢献できる、なんてセールストークはやめて下さいね。本当にそう思うなら今のクルマを大事に乗ってください。ハイブリッドは確かに燃費は良いかもしれませんが、素材や製造時に排出されるCO2も考慮するとカローラやフィットのほうが環境負荷は小さいです(LCAという考え方)。

とにかくあなたにとって何が魅力的なのか?です。作った人も売った人も乗った人も、みんなが良かったと思えるハイブリッドビジネスをして欲しいと思います。

そうそう、今月号のナビ(NAVI)でトヨタの岡本副会長とたっぷりインタビューしましたので、ご覧ください。アルファロメオ/MiToのDSTもあります。
Posted at 2009/03/14 01:48:55 | トラックバック(0) | エコ | 日記
2009年03月12日 イイね!

新聞報道は間違ってませんかね?

昨日の朝日新聞が新型プリウスの価格を205万円と報道したのですが、このすっぱ抜き記事は本当なのでしょうかね?しかも価格だけが一人歩きすることはちょっと危険な兆候です。

この価格はトヨタは公式には発表していないのですが、どうも旧型プリウスの価格と間違っているみたいですね。装備や機能を考えると250万円くらいの価値で作られていますからね。

もしこの価格が本当ならホンダ・インサイトはかなり厳しくなるでしょうが、たぶんあり得ないでしょう。

トヨタの岡本副会長は「ホンダさんのインサイトとは異なるコンセプトなので、プリウスはインサイトをライバルとするのではなく、一緒にハイブリッドカーを拡大することを考えたいです」と述べてました。この話は納得です。

しかし、販売の現場は壮絶なライバル意識で販売競争が始まるでしょうね。トヨタがインサイトを強く意識しすぎると、本来のプリウスの価値を「低価格」という呪縛で縛ることになり、新しい価値を提供したことが忘れられてしまいます。しかも、プリウスが安すぎると、他のトヨタ車とバランスしなくなるので、局地戦で勝っても大局的には正しい戦略とはならないでしょう。「安くなければクルマは売れない」という空気を一掃し、正しい「バリューフォアマネー」を実践しましょうね。

夕べ~銀座からプリウスのタクシーで帰宅しました。

「運転手さん、燃費は?」
「お客さん待ちしていると15Kmくらいですが、賃乗中は20Km」
「すごいね。あっ、隣のタクシーもプリウスだ」
「はい、最近、すごく増えているのです」
Posted at 2009/03/13 12:29:47 | トラックバック(1) | エコ | 日記
2009年02月05日 イイね!

エコ・ズムズム~その2

 ところでマツダのディーゼルはどうなっているのだろうか。あまりニュースにはならないが、昨年に発表した09年モデルのディーゼルは日本電装製のソレノイドバブル式インジェクターを使う。いままで高価なピエゾ素子が主流であったが、アンチボッシュ派の急先鋒である日本電装は安価なソレノイドバブルでも2000気圧の燃料噴射を可能としている。その意味では新しい2.2Lのディーゼルは純和製技術と言える。

 気になるのは排気量が2Lから2.2Lに10%もアップされていること。世界的にガソリン車もディーゼル車もダウンサイジングがトレンドになっているにもかかわらず、排気量アップは時代と逆行すると思ったのだ。このディーゼルは2000気圧の燃料噴射とIHI製のバリアブルターボを持っているのが特徴だ。従来の2Lと同じ燃費(5.6L/100Km)であるにも関わらず最大トルクは330Nmから400Nmに向上している。

 でも、開発部門を統括する金沢常務曰わく「このエンジンを企画した時はいけいけどんどんだった。現況では排気量アップは間違った選択だったかもしれない」と反省しているのは偉い!と思う。次世代ディーゼルでは基本設計から見直したすごいエンジンを開発中だとか。低い圧縮比でも自己着火し日本のポスト新長期規制やアメリカの厳しい排ガス規制にも合致するクリーンで燃費のよいディーゼルを開発しているらしい。
Posted at 2009/02/05 11:56:48 | トラックバック(1) | エコ | 日記
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