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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年01月20日 イイね!

デトロイト通信~vol10

 前のブログでアメリカのニューリーダーは誰?と書きました。いや、アメリカではなく世界の自動車業界のリーダーは誰になるのでしょうか?可能性(promising)の高い(候補者(candidate)をノミネート(nominate)しましょうか。

カルロス・ゴーン(ルノーCEO)     Very unlikely
チェスリー・サレンバーガー(機長)    More likely
D.チェッツ(ダイムラーCEO)      Very likel
豊田彰男(次期トヨタCEO)       More likely
(敬称略)

~Definitions of Probability of Occurrence ~
Virtually certain: more than 99%
Extremely likely: more than 95%
Very likely: more than 90%  
Likely: more than 66%    
More likely :not more than 50%
Very unlikely: less than 10%   
Extremely unlikely: less than 5%

 espionage(スパイ活動)さんのレスにあったワシントンポストに自動車検定試験がありました。簡単な英語で自動車安全に関わる問題が出題されてます。「True or False」で答えるのですが、私は9問中8個の正解でした。ちなみに最後の9問目で間違えたのですが、ちょっと引っかけ問題でした、、。それにしてもアメリカのメディアは分かりやすく社会的な責任を果たてますね。カービューはどうでしょうか?他のメディアの中には幼稚なものが多いです。

 あっ、いけない。自分も同じ穴のムジナでしたね

以下のサイトでデトロイト取材をアップし始めました!
http://www.startyourengines.jp/
Posted at 2009/01/20 13:53:27 | トラックバック(0) | 英語 | 日記
2009年01月19日 イイね!

デトロイト通信~vol9

デトロイト通信~vol9怖~い話しの続きです


 10年くらい前に体験したデトロイトの怖い話しの続きです。深夜なんとかダウンタウンのホテルに着きましたが、すでにロビーはホームレスの人達が暖をとるために押し寄せてました。チェックインすると、部屋は従業員が雪ででてこれないので、ルームクリーンしてないと言われました。もう、そんな些細なことはどうでも良い状態まで追い込まれてきたので、素直に了承しました。部屋に入るとベッドは前の利用者が使ったまま。とにかく暖かいということだけでも幸せでした。

 朝起きてもロビーはごったがえしてました。荷物を部屋に残すのは危険と思い、荷物とパソコンケースを抱えてダウンタウンまで歩きました。当然、モノレールもタクシーも利用できません。雪で積もった歩道は人が一人で通れるくらいの道ができてました。すると正面からプロレスラーのような大きな男性が歩いてきます。道を譲るには新雪に踏み込まなければなりません。90%の確立でお金をよこせ!と脅かされると思いました。このまま前進するべきか引き返すべきか。

 結果的にこの大男は良いヤツだったので何もなかったのですが、この話しをフォードの広報部員にすると「そんな危険はホテルはだめです」と言って親切にデアボーンのリッツカールトンを取ってくれたのです。まさに天国と地獄。その時のフォードの担当者の心配りに感謝しているのです。

 写真はヘンリーフォードミュージアムの一こま。1910年頃のフォードの工場です。
Posted at 2009/01/19 23:53:27 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月18日 イイね!

デトロイト通信~vol8

 空気読めないかぁ~お隣のマナブくんのブログ良かったですね。デトロイトのKY合戦の話題ですが。

 「KY」空気読めない、漢字読めない。オレの事務所ではカズオ読めないなどとも言われてますが、そう言えば事務所のビル名もKYビル!(ホント)

 今回のまなブログ、考えさせられます。日本メーカーは空気は読んだのだけど、つぎの行動が間違ったのかも。ドイツはアメリカの応援団にまわりましたよね。でも、90年代に日本メーカーは徹底的に貿易摩擦でバッシングされたことがありました。無理矢理GMのキャバリエを国内で売らされたり、、、。その時のことがトラウマとなったのかも。

 でも、大切なことは自分が信じる道を歩むことなもね。時には軌道修正も必要ですが。日本メーカはそろそろ「同質性」であるべきという生き方を変えることが大切かも。みんなで同じ橋を渡るから、今回の問題では日本のビッグ3はみんな同じ運命を辿ってしまいました。

 スズキ自動車くらいですね。独自の生き方をしているのは。スバルや三菱自動車こそ企業規模が小さいことを武器にして欲しいのです。みんなトヨタを見てましたから。

 私達メデイアもステレオタイプではなくみんな独自の生き方をするべきかもしれません。
Posted at 2009/01/19 09:57:11 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月16日 イイね!

デトロイト通信~vol7

 二日前に自分も利用していたアメリカのニューヨークでラガーディアを離陸した国内線の旅客機がハドソン川に墜落したみたいですね。ものすごく寒いので、救助も大変ですが多くの人が助かるとよいのですが。146の乗客と5人の乗員の無事を祈りたいと思います。原因は鳥の群れ?
 さて、デトロイト通信ですが、今回はスバルが発表したレガシィデザインコンセプトです。口の悪いアメリカ人は「This design is Hotchpotch」と言ってました。「Hotch」はホチキスのホチですから、ごった混ぜという意味みたいです。
 オーバーフェンダーはメルセデスSクラス、フロントマスクはシングルフレーム風なのでアウディから、と色々なエッセンスが混ざっているという意味です。
 でも、私は今回のデザインはスバルとしては珍しく戦略的にショーデビューさせたと思いました。スバルのアメリカで・ビジネスを考えると4月のNYショーで本物が登場すると予測できますが、あえて本物デザインとは異なるフェイクを出したと思うのです。
 ところで、今年の東部北部は雪が多く、スバルのアウトバックが売れているそうです。割安感のあるスバルは不景気に強い商品かもしれません。奇をてらうことなく質実剛健な機能主義というのがいままでのスバルでしたからね。ま、スバルにデザインを期待することは難しいと思ってますが、今年フルモデルチェンジする次期型レガシィに期待できそうです。
 
Posted at 2009/01/16 06:33:07 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月15日 イイね!

デトロイト通信~vol6

 さむ~いデトロイトからようやく帰宅しました。デトロイトやニューヨークなど東部の寒さは凄かったです。でも、住宅のサブプライムローンが破綻したことでもっと寒い冬を過ごしている人もいるみたいです。

 小沢君のブログにも書かれてましたが、いたるところで事故が目立ってました。日本のスタッドレスやドイツや北欧で使われるウインタータイヤを履かずにせいぜいオールシーズンタイヤで頑張るからです。でも路面はツルツル。ちょっと前なら行政が除雪に責任を持ち、交通の安全を確保してました。実際に通勤が始まるまでには幹線道路は雪がなくなるのですが、最近は財源がなく除雪業者を雇えないそうです。
 
 デトロイトメトロポリタン空港ではどうでしょうか?離陸する直前に洗車場のようなところまでタクシングして行き、高圧噴射でデアイシングします。これで安心して離陸できるのですが、まさかコストダウンしてないでしょうねとちょっと不安でした。デトロイトは雪に強い空港ですがシカゴはなぜか雪い弱いとアメリカ人が言ってました。

 このように自動車メーカーが経営危機になると地方都市の行政も税収がなくなるので色々な問題がでてきます。帰りの飛行機で読んだNYタイムスに驚くべき記事が一面で報道されてました。アメリカの財源もないのでキューバのグアンタナモ湾(Guantanamo)にあるテロ専門の刑務所が一年以内に廃止されるようです。オバマさんは大統領になると、その法案にサインしなければならないのです。ここには911事件以降に逮捕した数百名の容疑者が収容されているそうです。
 そこでアメリカ政府は同盟国に「何人か引き受けて~」と頼んでいるそうです。でも、財源だけではなく人権問題もからんでいるようですね。日本の外務省も言われているのでしょうか?もう一つの記事はブッシュが静かに去るのですが「失敗したこともある」と言い残しているそうです。

 100年に一回という経済危機は国際的な政治情勢にも深く影響しているのですが、アメリカで自動車を売って利益を得ていた背景には「平和」という文字が隠されていたのですね。この平和を維持するコストがどのくらいかかるのか私はあまりにも無知でした。
 
 よく、経済アナリストが「デカップリングすればよい」と述べてますが、アメリカとの関係を断ち切ることはどの国も難しいでしょう。デトロイトで会ったマツダのW林さんの言葉で気がつきました。「マツダはフォードのファイナンスを使ってないので、アメリカでは安い金利でローンが組めます。でも、GMAC(GM系の金融機関)が破綻すると聞いたときは恐れました。というのは、マツダ欧州のディーラー/ファイナンスはユーザーのローンはGMACを使っていたからです」

 日本の平和と繁栄とエネルギーは日本だけでは確保できないのです。自動車部品もファイナンスも政治も秩序を維持するにはコストと人的なリソースがかかるのです。自動車の場合は、有事を考えるなら、日本の環境技術を世界中のメーカーに公開するようなことも考えるべきかもしれません。GMがダミー人形の技術を公開したように。

 宇宙船地球号が危機に瀕していると思うのです。つまり地球上の国がみんな同じ運命にあるのです。気候変動も経済危機も政治不安も、世界はデカップリングができないので、みんなで協力することを考えたいと思いました。

 リーダーがいません、リーダーが!


Posted at 2009/01/15 01:59:49 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
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