2014年09月07日
安倍改造内閣の支持率が急上昇したトリックは質問文?
【転載開始】
いったい、どの数字が正しく世論を反映しているのか。
5日、新聞各紙が安倍内閣の支持率を発表した。
内閣改造後、最初の世論調査だっただけに注目されたが、
新聞社によって数字がバラバラなのだ。
とくに、“アップ幅”が大きく違っている。
たとえば、毎日新聞の調査結果は、前回と変わらない支持率47%だった。
ところが、共同通信は5・1ポイント上昇の54・9%、
読売新聞にいたっては13ポイントも上昇し支持率64%だった。
調査日も調査方法も同じなのに、片や上昇ゼロ、
片や13ポイントもアップするというのは、どういうことなのか。
明大教授の井田正道氏(計量政治学)がこう言う。
「3紙の調査で共通しているのは、いずれも不支持が30%前後だということです。
毎日32%、共同29%、読売29%。なのに、
なぜ毎日と読売は支持率が大きく違うのか。
ポイントは、毎日新聞は“支持”“不支持”の他に“関心がない”
という項目を用意していることです。
“関心がない”は18%もあります。この“関心がない”という層に、
“それでも強いて支持、不支持のどちらか選ぶとしたら?”と重ねて聞くと、
たいてい“まあ、支持かな”と答えます。
とくに、今回のように女性閣僚を5人誕生させたようなイベントの直後では“まあ、
支持かな”という回答が増える。毎日新聞と読売新聞の差は、それが原因だと思います」
要するに“関心がない”という層が、いつの間にか“支持します”に変化しているということだ。
意図的なのかどうか、安倍シンパの新聞社の世論調査ほど、支持率が高い。
それにしたって、ここまで数字がバラバラの世論調査にどこまで意味があるのか。
「世論調査は聞き方によって、結果が大きく変わってきます。
最近、気になるのは、大手メディアが“高支持率”と報じると、国民が誘導され、
さらに支持率が高くなる傾向があることです。
調査結果をよく見ると、読売新聞の世論調査でさえ
“景気回復を実感していない”が76%に達している。
この数字が一番世論を正確に反映していますよ」(政治評論家・山口朝雄氏)
「まあ、支持かな」と安易に安倍内閣を支持している国民は、よく考えた方がいい。
【転載終了】
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ヤフー等ネットの調査は質問項目を開示しますが、
大手マスコミは開示することはまれであり、
この記事のように突っ込まれるから開示しないということでしょう。
この記事の中の読売は、政権癒着御三家の一角で、
こういう新聞を読んでいる層が誘導されるということです。
私の家族や妻の実家も読売は止めましたし、
テレビのプロパガンダも信用しません。
まあ、覚醒したということでしょうかね。
ただ、妻は自営業なので、政治の話と宗教の話はタブーなのですが、
お客さんの話を聞いていると、
ご高齢の方でも自民党の言うことを信用しなくなってきたようです。
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Posted at
2014/09/07 11:34:27
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