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この大人のバイク旅シリーズの最新刊、「ライダーのための日本百名峠」（9/16発売）なかなか良いです。このシリーズ写真はそこそこいいのだが、既刊の「信州へ」「みちのくへ」はまとめ方も内容も一般的で物足りなかった。
でも今回の「日本百名峠」は切り口がいいと思う。ここで取り上げられている峠自体はあんまり奇を衒ったチョイスはしていないにもかかわらず、その峠そのものを深く掘り下げて解説することで興味をあおり、旅心をかきたててくれるのだ。峠の名前も通ったことはあるのに覚えていなかったりするので、この峠ってこういう名前だったんだと再発見もある。峠ごとに標高や高低差、どうでもいいが、走りの楽しさ、展望の良さ、周辺の見所、交通量の少なさを5段階の星で評価している（これはドーデモいい）
ボクがちと悔しいのはこの本に取り上げられていた峠で未踏の峠が3つあったこと。今のクルマだとダートはキツイね。
ライダーのための...とのことだが、ライダーだけじゃ勿体無いっす。

ソフィー・ミルマンの歌声を初めて聞いたのは2008年6月のブルーノート。全く彼女のことは知らずに出かけたのだが、可憐な容姿とハスキーな力強い歌声にすっかり虜になってしまった。
彼女の I can't make you love me は旅の帰り、夜の高速で聴くことが多い。
ロシアのウラル山脈に生まれ、ロシア、イスラエル、カナダを移民として移り住んできた彼女の歌は27歳にして人生の旅人。深みのある歌が心にしみる...

昔シカゴで運良くLiveで聴くことが出来たロバート・クレイ。ボクはその時ほど音楽を聞いて心を揺さぶられたことはない。周りは真っ黒な黒人ばかりで正直怖かったけど、演奏が始まるとそんなことは忘れて、彼のソウルフルな歌とギタープレイに圧倒されてしまう。この"Bad Influence"の演奏では何故か涙が止まらなくなった。別に悲しいわけじゃない、歌詞を聞き取れるほど英語は理解出来ない。でもこの歌に感情を鷲掴みにして揺さぶられたような感動を感じたのだ。泣いているボクを見て黒人のごっつい爺さんに抱きしめられた。体臭がものすごかった。何を言っていたのかよくわからなかったけど、その爺さんも泣いてたな。その後いっしょに飲んだ。"Bad Influence"はいつまでも忘れられないブルースになった。
クラプトンがこの曲をカバーしているけどクソだ！ロバート・クレイの歌とギターがあってこその曲。好きなバージョンはどうしても見つからなかったが聴いてみて欲しい。

旅にiPhoneを持っていくと不満ばかりがたまるSoftBankの3G網。北海道では全然使えなかったし、九州でも大都市以外は全滅。まぁ、伊豆でさえほとんど使えないのだから、ボクの旅にはほぼ使えないのがタイヘン不満だった。
一度旅でスマートフォンを使い出すと、天気や渋滞情報を調べたり、GoogleMapでルート検討したり、twitterでつぶやいたり、日の出の時間を調べたり、星座を調べたり、グルメ情報ゲットしたり...大活用で手放せなくなります。
もともとDoCoMo携帯と2台持ちなので、この携帯をAndroidに機種変更しようかと思ったけど、今買うとAndroidOS1.6のXperia一択だし、定期や電子マネーなどおサイフケータイへの依存度が高くて移行できない。
そうすると、やっぱりiPhoneをDoCoMoで使うしか無いということで...

手に入れたmicro-SIM
で、見事iPhone4に NTT DOC...（文字がスクロールしてる）と表示されています。

これで、かなり田舎でも使える。果てを巡るボクの旅でも活躍しそうです。