この夏の星空撮影、
コンデジでは私の望むような写真は撮れないということが判明しました。
その後、みん友さん方のご助言もいただきながら、ついにデジイチ購入に至りました。
それがこちら↓
ペンタックスK-30+DAL18-55mmF3.5-5.6ALです。
一眼レフというと、私が高校生のころに買ったオリンパスのOM-20以来です。
当時は、艦船プラモデルの
ウォーターラインシリーズの製作に夢中な時期で、折りしも「ウォーターラインコンテスト」という写真によるコンテストも行なわれている時期でした。
同シリーズのスケールは1/700。
駆逐艦などは15~18cm程度の小ささのため、当時のバカ○ョンカメラと呼ばれたものでは、撮影が出来ませんでした。
よって、どうしても一眼レフ&マクロレンズが必要だったので、自宅から自転車で一時間かけて名古屋の大須まで行って、毎週のように価格交渉を続け、ついに手に入れたのがOM-20でした。
マニュアルモードに加え、絞り優先オートモードを装備した本機は、オリンパスらしいコンパクトな機体で、50mmの標準マクロとともに、活躍してくれました。
しかし皮肉なことに、中学三年生のときにバカ○ョンカメラで撮った作品は入賞しましたが、一眼レフで撮り出して以降、入賞することはありませんでした。
そんな愛機も、使わなくなって久しくなり、ある日、友人から「欲しい」と言われ、タダであげてしまいました。
そして今日、久しぶりの一眼レフ。そして始めてのデジイチです。
撮影対象は模型から星空へと変わったため、装備も変わります。
ホットシューにGPSユニット「O-GPS1」をつけた状態です。
デジイチといえばキヤノンorニコンと言われる時代に、あえてペンタックスを選択した理由はまさにこれにあります。
日周運動により、どんどん動いていく天体を撮影するためには、通常、
赤道儀が必要です。
つまり、地球の動きを赤道儀によって相殺させることで、カメラの撮像素子が捕らえる光を固定させるという機材が必要となるわけです。
しかしその分、必要な機材が増えてしまい、しかも北極星を捉えるという準備作業が必要となります。
そこでペンタックスは考えました。
赤道儀によりカメラ全体を動かさなくても、カメラの中にある撮像素子自体を動かせばよい。
そして撮像素子の制御をGPSで行なえばよい。
逆転の発想です。
この小さなユニットは、北極星を捉える手間を、単にキャリブレーションを行なうだけで済ませてくれるという優れものです。
こうした機材はキヤノンやニコンにはありません。
だからこそのペンタックスという選択だったわけです。
な~んて、えらそうに語ってしまいましたが、すべてはみん友の
成田のオッサンさんの受け売りだったりします(^^ゞ
さて、これで天体撮影を行なうための機材はそろいました。
あとは、撮影条件を整えて、実行あるのみ!
どんな写真が撮れますか。楽しみ楽しみ♪
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Posted at
2012/11/11 16:05:56