
昨日は関東ミドルシリーズ最終戦いばちゅうでした。
NTB4B、総勢13名の争いに参加しました。
備忘録として自分の走りをまず振り返ります。
■1本目
くもり、気温15度くらい?2本目より肌寒い。
ゼッケン84と後半ながらも、8月のミドルの失敗を生かし、中だるみしないよう時間配分に気をつけた。Sタイヤクラスは全て見学し勉強。本当は一番感覚が近いであろうNTFをしっかり見たかったがパドックに戻ってスーツに着替え、イメージ作り開始。その後出走前に準備体操をして入念に体をほぐす。準備体操をしながらNTRの遠藤さんの生走りを勉強。NTN4が終わり自分のクラスが再度始まったところまでスタート脇で見ることが出来て、車へ乗り込む。前日練習会にも出ているので不思議と落ち着いている。
スタートはNTRの丁寧なクラッチミートを参考に5~6千回転でゆっくりつなぐ。胎内だったら7千回転でバンってつなぐのだが。
1番パイロン、他の人を参考にちょんブレしてみる。少し想定ラインより外にはらんだが悪くない。
2番、サイドが効きすぎてテールが流れてカウンター。傾斜が頭に入っていなかった。
3番の270度、前日の突っ込みすぎを反省し丁寧に進入するも、それでもターン中にはらむ。
4番の180度、テールがズバーっと出る。前に進んでいない。
上段に駆け上がって3速、7番に向けて3から一気に1速へ。作戦どおりサイド。少しカウンター気味になったかと思われたがビデオは悪くない。
9番の傾斜ターン、進入が少し外側過ぎた。距離を走って損をしている。
8番で他の人を参考にちょんブレ。喰っている。
7番、2速中にサイドを当ててみる。少しカウンターが当たってしまい、一瞬踏めなかった。ここはちょんブレでいい。
10番、前日の反省を生かし丁寧に進入するが、立ち上がりで外へはらんでしまう。お昼の慣熟歩行で路面を見たらもの凄く荒れている。点接触だからアクセルオンでアウトにはらんだのか。
14番進入でサイドを当てて、お釣りで11番をクリアするつもりだったのだがPTが怖くなってビビリの入ったぬるい走りに。12番出口で車が止まっている。
下段に戻り5番手前でサイド。頭を5番にピッタリ合わせてそのあと直線的に踏み切るつもりだったが思った以上にテールが流れて頭が5番に向いてしまい、よけるために車を止めてしまう。
上段のスラロームは14番手前で作戦どおり1速に。誰よりも速く1速に入れたと思うが、スラローム後半に加速させるため。
フリーターンはビデオで見ると奥に行き過ぎていた。ここだけで秒差は出ている。
問題のWサブロクは1個目の18番で単調に進入し過ぎた。もっと奥目からハンドルで回し込んでからサイドを引くべき。
結局18番は2度引きになり、速度が死んだので苦肉の策で19番は速度を上げるべく行き過ぎてからサイド。で、また大きく戻って速度を上げてからサイド。
この2つのサブロクも秒差なんてもんじゃないくらいタイムを捨てている。
ともかく、1本目はお触りせず走り切ることを最大の目的にしたので、まあ仕方ない。2本目は最低2秒は削れるが、他の人も同じくらい削って来ると想定。案の定みんな削ってきた。
■2本目
相変わらず曇天だが気温は少し上がったか?
時間の使い方は忙しかったものの有効だった。まずお昼は慣熟歩行に全て充てて、ビデオチェックも昼食も後回し。とにかく路面の再チェックと作戦の練り直し。Sタイヤクラスの間にビデオチェックをNTN4とNTB4B全台数分実施。他の人のを参考に再度作戦を練り上げる。全台数分撮って下さったさかぐちさんには深謝です。NTFもラストの宇宙の加藤様の走りの付近だけ見て、あとはイメトレ。NTRも遠藤さんの辺りからスタート前で勉強。NTB4Bダブルの方がスタートし、NTN4でポンコツSWさんがスーパーラップを叩き出したところまで勉強。ポンコツSWさんのタイムを聞いて自分も負けられない!と俄然燃える。ちょっと緊張してきて、2度目の下段の記憶が少し怪しくなったのでコース図を再確認。
スタートはより丁寧なつなぎを心がける。出来たのではなかろうか。
2番でまたもや、しかも1本目よりテールを流してしまう。終わったか~と思うも、負けじと頑張る。
3番の270度はさらに抑えて進入するがどうしても立ち上がりではらむ。自分の腕ではこれが限界か。
4番の180度は丁寧に出来たが、そのあとの亀甲縛りであまりアクセルを踏めなかった。コース作成者に負けた。
そこで焦ったのか、上段に駆け上がって3速に入れるのを一瞬忘れ、思い出したように3速に入れる。少しリズムが途切れてしまった。
7番のブレーキとサイドは上手く行った。カウンターほぼなし。今度は一直線に9番に向かう。
9番は可も無く不可も無いサイドだと思いたい。
8番でちょんブレ。ここで何となくパイロンに寄り過ぎた気がする。
7番の2速サイドはやめてちょんブレに。テールが出ない分、ラインが小さくなりここでパイロンを踏んでしまったか!?不安はよぎる。
10番の180度に向けて突っ走ると黄旗が!やってしまったか!180度ターンをハンドルを切りこみながら良い感じで立ち上がれたが、焦ったせいかまたアクセルオンではらんでいく。
14番のサイドを引き過ぎてでかいお釣りを喰らう。ここでもまたパイロンに触ってはいけないと思い、必死でハンドルを回す。もうタコ踊り。12番出口では完璧に車が止まっている。
しかし残りを諦めず下段に特攻。
今度は5番のサイドを少し奥目で引いて、間違っても5番に頭が向かないように工夫。その後何とか踏み切れた。
そして上段にまた駆け上がっていく際に秘策を炸裂。DCCDをAUTOに変更。
そっちに全神経を回してしまい、そのあと何速に入れるべきか分からなくなってしまう。一瞬3速を探すも1速に入れ直す。クラッチミートした瞬間車のブレが大きく、DCCDがAUTOに切り替わったことを実感する。
スラロームで加速しフリーターン入り口までに勢いを付けるよう努力。そしてフリーターンはFF勢や上手だったNTB4Bの方を参考に、入り口に入ってすぐサイドを引く。もしかしたら車全部が入り切っておらず黒旗判定か?と思うくらい近くで回す。しかし黒旗は出ず。よし!残りはWサブロク。
18番進入は少し奥目からに変更。ハンドルを回しながら進入する。2度引きは最初から覚悟の上、18番を小さめにクリア。
19番までの助走区間は稼げたが念のため行き過ぎてからサイド。ここは180度の連続と頭から決めて掛かった。また19番に戻ってきて、今度はパイロンに近いところでサイド。当然テールは大きく振りだせないが、とにかくハンドルを回してゴールに駆け込む。姿勢より距離重視とした。
PTながらもベストタイム更新とのことでびっくり。まさかとは思った。結局このタイムは幸いにして抜かれず、幻のベストタイムとなった。
■まとめ
今回は技術が追い付かないので知恵を総動員した。慣熟歩行は一切他人と歩かなかったし、前日練習会までに得た知識はフル活用させていただいたが当日は他人に意見も求めなかった。自分が良いと信じることをやった。自分で考えに考え抜いたラインで走り、ほぼその作戦通りに出来た。やり切った感は十分ある。
しかもタイムまで付いてきて、充足感は大変ある。タイムが出てなくても満足だったと思う。つくづく、スピード競技は自分との戦いだと思った。
おお~いつになく真面目なブログ~。
お礼編や、皆様お待ちかねフェデラル編はまた書きます。