河野太郎外相が「ポスト安倍」として急浮上している。北朝鮮に対する圧力強化や、歴史問題で中国、韓国への毅然(きぜん)とした対応で評価が高まっているためだ。
河野氏は産経新聞のインタビューで、将来の自民党総裁選出馬について「やる」と明言した。ただ、来年9月の総裁選出馬には慎重姿勢を崩さなかった。安倍晋三首相を支え、実績を積む考えだろう。
ポスト安倍をめぐっては、4年7カ月にわたり外相として政権を支えた岸田文雄政調会長や、首相と距離を置く石破茂元幹事長、次期総裁選出馬を明言した野田聖子総務相が取り沙汰される。
一方、外相就任前の河野氏は過激な官僚批判などで「異端児」とも呼ばれ、ポスト安倍で本命視されたことはなかった。自民党が野党に転落した平成21年の総裁選に立候補したが、国会議員票で最下位だった。また、河野氏の外相就任には当初、親中派の河野洋平元衆院議長の息子であることを政治利用され、中国・韓国に籠絡されるとの懸念があった。
しかし、中国の王毅外相との初顔合わせでは、居丈高な王氏に「大国としての振る舞い方を身につけていただく必要がある」と切り返した。韓国との慰安婦問題で一歩も引かない姿勢を鮮明にし、父との違いを見せつけた。河野氏が所属する麻生派会長の麻生太郎副総理や、初当選同期の菅義偉官房長官といった政権中枢の2人とも関係が良好な点も強みだ。
それでも「一匹おおかみで面倒見がよくない」(ベテラン議員)という評価がある。「脱原発」や政府開発援助(ODA)半減など自民党内で支持が広がりにくい持論も不安材料だ。いまは持論を封印しているが、ポスト安倍レースに本格参戦するときにはどうするのか。課題は残る。(大橋拓史、小川真由美)
毅然とした態度で中韓に対応しているのはいいことではないか。特に王毅外相なんて本当に居丈高でむかつくからバシッと言ってやった方がいいんじゃないだろうか。ただねえ、総理になるには能力だけではなくてバックと運が必要だからその辺がどうなのかねえ。以前は駅頭などで「ごまめの歯ぎしり」などと言うリーフレットを配っている姿を見かけたが、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2017/11/24 14:06:56 | |
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