先日オクに出品されてたPetersonのドライサンプポンプ、ネット漁ったら情報あった。

ダートトラックレース関係のHPに載ってたコレ。
見た感じ同じシリーズのヤツ。
記事を翻訳してみた。
一部抜粋すると、、
※.ピーターソンのドライサンプポンプはジロータ(発音冷やかす-ローター)のデザインを使用しています。
これは、長時間履いているだけでなく、不純物を処理し、比較的脈流だけでなく、高い体積および機械的効率を提供します。
インナーとアウターロータ:ポンピング機構は、二つの要素から構成されています。
インナーローターは常に外側より1少ない歯を持っています。
インナーロータは、シャフトに取り付けられ、両方のローターが同方向に回転手段アウターロータを駆動します。
インナーロータにドライバの歯数を乗じた「歯抜け」のボリュームは、各回転中に圧送流体の体積を決定します。
アセンブリの回転周期の最初の半分(180°)の間、インナーとアウターロータの歯の間の空洞が徐々に増加します。
.これは、真空を作成し、油状物をキャビティ内に導入ポートから引き出されます。
.回転の後半に、キャビティの容積が徐々に歯が噛み合うように、サイズが減少し、液体が排出口を強制されます。
内側および外側の回転子は、同一方向に回転するため、ジェロータポンプは、部分的に、長い寿命を有します。
インナーロータが回転するごとに1つだけの歯のスペースを進めているため、内側と外側のロータ間の相対的な回転数は、入力軸回転数の1/5です。
シャフト速度が高い場合であっても、ロータの歯の摩耗は最小です。
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以上、一部抜粋。
うん、あいかわらず何のこっちゃ?な翻訳だが、要するに件のポンプの方式はジェロータポンプで、コイツが効率も耐久性も最高だぜ!ってこったな。

ジェロータポンプ、これ。
うん、やっぱ内接歯車ポンプだったな。
最近のドライサンプポンプは外接型が主流。
恐らくだけどスカベンジの回収能力とかフリクションロスの観点からドライサンプポンプとして使うなら外接ギアポンプの方がアドバンテージがある…って事なのかなと思う。
しかし、ジェロータポンプとは言え腐ってもドライサンプポンプはドライサンプポンプ。
しかもメーカーはPeterson。
と言う事で、、、
ポチッとしちゃいましたぁ~w
いやぁ~、競ったらやめとこうと思ったんだがそのまま落ちてしまいますたw
新品ポンプ入手するのに見積もってた価格の1/3で買えたぜw

フィッティングはL字配置になってる。
外接ギアポンプでもV型エンジンに搭載するのにバンク逃げでL型のオプション選べたりするけど、これも元々V型に搭載されてたとか?
ま、元々角度付いてたらフィッティングの選択とホースの取り回しに有利かな?

マウント部分の刻印。
海外サイトに出てたヤツと同じだから、コレが型番?

マウントサイドにも刻印アリ。
シリアルナンバーか?

んでこのポンプ、珍しくフィードポンプ(供給側)がフロントに付いてる。
こっちのが俺が思ってたオイルラインのレイアウトにしやすいんだよね~。

搭載後に、この調整式プレッシャーレギュレーターにもアクセスしやすいし。

使う前に一旦バラシてみるつもりだけど、このオイルシール国内で入手出来るなら交換したいところ。

リア側から出てるシャフト後端はヘックスになってる。
コレは…搭載前にちょっとやりたいテストに好都合ですなぁ~w

フィッティングから中覗いたら、やっぱオイル通路があるだけだった。

つまり、ポンプギアが入ってるハウジングは赤いアルマイトのヒートシンク形状になってる部分。
今時な外接ギアのドライサンプポンプは、ギアハウジングの上下にポートがあるからシンプルでコンパクト。
これ、逆に凝った造りになってる。
その代わりポンプ全長は長く、重くなるね。

スラスト方向のガタは全くなし。
つまんでシャフト回してみた。
ずいぶん動かされてなかったみたいで、最初は固かったけど、回してるうちにそれなりにスルスル回るようにはなった。
ただ、ジェロータポンプはアウターローターがハウジングに接触してる面積が大きいんで、外接ギアポンプならもっと軽く回るんだろうな~とは思う。
ま、今オイル入ってないしね~。

2年位前に買っておいたポンププーリー仮付けしてみる。
ポンプのシャフトキーは付いてなかったんで、購入済みのドライブマンドレルに付いてたシャフトキー嵌めようと思ったんだが、、

サイズ違うのね~。
ネットで調べたらドライブプーリーのキーがこの1/8で、ポンププーリー用のキーは3/16らしい。
俺が使ってるアメリカのネットショップでPeterson純正のキーが補修品として$5.87で売ってるから、次回個人輸入する時一緒に買えばオケだな。

以前ワンオフで作った俺設計の4AGドライサンプ用クランクプーリーとベルトで繋げるとこんな感じ♪

入手済みのAREのドライサンプオイルパンも並べて、さながら海外サイトのドライサンプキットの画像のような感じにww

実際のレイアウトはこう!

最終兵器として保管中の7Aブロックと並べてみるとこんな感じw
やっぱこのマウント方式だと結構スペース取るな~。
純正のクーラーコンプレッサーの固定方法みたいな、ブロックにベタ付け出来るマウントの方がエンジン側のマウント作りやすいしコンパクトに収まりそう。
ベルトの張り調整がしにくいだけで。
AWの場合、クーラーレスだとこの辺りはかなり空間あるんで、設置スペースは問題無いが、今付いてるオイルラインだと、フィルターのセパレートブロックが邪魔になるかな…。
ひとまずしばらくはこのポンプイジイジして楽しみたいと思いマス♪

サンドイッチされてるハウジングは、2本のボルトで固定されてるんだが、使われてるボルトがトリプルスクエア(三重四角/XZN)なんで、近々アストロ行ってビット買ってくるぜ!
やっぱレーシングパーツはトリプルスクエア!
かっこえ~なぁ~w
早くバラしてみたいw
…と、
初めての実物のドライサンプオイルポンプを手に嬉々としていたのですよ、、、。
だがしかし!
このあと、とんでもない事実が発覚する!
すでに上にうpされてる画像にバッチリ写ってますわ。
メカに聡い人なら分かるんじゃないかなぁ~?
俺は出品画像に写ってなかったから手にするまで見抜けなかったけどね、、。
初体験は痛みを伴うもんなんですよ、、ハァ~。