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ようやくLinuxからAndroid内へ侵入し、フォルダ構成やファイルの配置など
調べ始めました。
ところが、OSの古さ(2.3.5)からか、root権限を取得できません。
そのため、検索やファイルアクセスにかなりの制限がかかり、目的のGPSの
データがどこにあるのか特定できませんでした。

作業を中断し、台風の暴風の様子を見ながら頭を冷やし、仮定するシステムの
構成を考えていたところ、一つの問題に気づきました。

Androidスマホはバッテリーが持続する限り電源が入っており、GPSの測位も
継続されていると思われます。
一方、Raspberry Pi ZeroはアクセラスポーツのACC電源から電源をとるので
エンジン始動と同時に電源が入ります。
電源が入ると、前回のGPSデータをDropBoxに送付し、データは削除、改めて
GPSの即位が開始するイメージです。

つまり、エンジンを始動した時からエンジンを切った時までのGPSデータが
次回エンジン始動時にDropBoxに送信されるため、始点と終点がはっきりと
わかります。

しかし、Androidスマホは常時計測しているので始点と終点がわかりません。
GPSロガーとしてはよいのかもしれませんが、ドライブ記録にしたいので、
始点と終点は重要です。

Androidのroot化も難しいこともあり、AndroidのGPS再利用は断念。
来年度から運用が開始される予定の「みちびき(QZSS)」に対応したGPSセンサを
購入し、GPIO接続して測位してみようと思います。
(GPIOコネクタと併せて3000円ぐらいかな)

Androidの再利用ができなくなったのは残念ですが、Linuxに接続し、
内部に侵入し、コマンドを実行する、接続前にベンダIDを調べるなど、
いろいろ勉強になりましたので無駄ではなかったと思っています。

ちなみに設置場所ですが、アクセラスポーツのラゲッジカバー(?)に
マジックテープで固定しようと思っています。
リアガラスを通して衛星の電波をキャッチしれくれるはずです。

そのためにはラゲッジまでACC電源を引っ張ってこなければなりません。
助手席のヒューズボックスからリアカメラまで配線は通しているので、
その経路を使ってラゲッジにACC電源を確保できるような作業を
計画してみようと思います。
ついでにこのACC電源を分配し後席用のiPhone充電器も移設予定です。

BuffaloのWiFiドングルとUSB-LANコネクタが届きました。



早速すべて接続し、無事に母艦のMac miniからsshもrdpも可能になりました。


Raspberry Pi Zero
MicroUSB(1)は電源専用。
MicroUSB(2)にはUSB2.0のHUB、そこにこれらを接続
-Buffalo WiFiドングル
-Logicool マウス&USB
-J5 USB-LANケーブル
MicroHDMIには変換コネクタを経由してHDMIケーブル
MicroSDスロットにはOS(Raspbian)のMicroSDカード

本当は電源用のMicroUSBとUSB-HUB、WiFiドングルだけのシンプル構成のはずが
ここまでの規模になってしまいました．．．
最終的にはシンプル構成になりますが、初期構築のためだけにこんな構成が
必要になってしまったわけです。

本来安価に構築できる環境のはずが結構な投資額に．．．
これならRaspberry Pi 3Bをもう一台購入したほうが安価だったと思いますが、
そういうことではなく、チャレンジするという価値がありましたので
後悔はしていません。

これでしばらく環境をいじってDropbox連携処理やGPSモジュールから値を
取得する処理などを事前に用意し、あとはGPSモジュールを追加するだけの状態に
組み上げていきたいと思います。