ポカポカ日差しの温かい日曜日。
買い出しも終わり、家事も済ませ、外にレッツゴーです。
今日はキャブ調整を行います。
普通に走れているし、問題ないんじゃないかな?と思っていますが、
プラグの色がよくありません。
一度気になってしまうともうダメです。
なんとか改善してみたいと調べました。
今思うと、作戦のキャブのOH時は、なんとかエンジンをかけないと
という気持ちが先行して、アイドリングが落ち着く位置を見つける程度の
調整ぐらいしか出来ていませんでした。
今回はプラグの構造も勉強したし、色の違いがどんな意味があるのかも
ある程度は分かりましたし、昨年の私とは違います!
今回の作業は車載工具だけでやってみようと思います。
(結局これじゃあダメでしたけど...)
まずはキャブにアクセスするためにこのカバーを外さなければなりません。
ここは車載工具でいけます。
中にはケーブル等がまとまっています。
狙うはこのマイナスとプラスのネジ。
マイナスがエアスクリュー、プラスがスロットルストップスクリュー。
が、ここにアクセスするには邪魔なものがあります。
それは先程のケーブルを束ねているベースとなる板。
こいつが邪魔してキャブにアクセスできないのです。
でも、この真ん中に空いている穴、ここからちょうどキャブに
アクセスできそうなのです。
ここで車載工具の出番です。
プラスとマイナスのドライバーです。
が、この工具、穴を通らないのです!
あと数ミリ、穴が大きければ通るのに!
あとちょっとで届くのに!
もどかしいです...
なので、仕方がないのでこの板ごと外さなければなりませんでした。
ここまでしてようやくキャブにアクセスできるようになりました。
メンテナンス性が悪いですね...
まず、エアスクリューを全閉状態にしました。
マイナスのネジの位置はここでした。
ここから1回転+1/8ほど緩めます。
するとちょうどマイナスのネジが垂直の状態になりました。
これはわかりやすく、覚えやすそうです。
続いてスロットルストップスクリューの調整です。
緩めるとアイドリングが弱くなりました。
閉めるとアイドリングが早くなりました。
実はこの反応の意味がイマイチ理解できていないのです。
アイドリングが遅くなるということは爆発しきれていない、
燃料がが少ないということでしょうか。
アイドリングが早くなるということは爆発しすぎている、
燃料が多いということでしょうか?
これが濃い薄いに関係するのだとは思うのですが、
理解しきれていないため、濃い場合はどうすればよいのか、
薄い場合はどうすればよいのかが瞬時に判断できません。
もうちょっと勉強しなければです。
なんとなくの感覚ではありますが、自分なりに調整してみました。
ちょっと走ってみようと思いますが、その前に現状のプラグを
確認しておきます。
何度見ても黒いです...
とりあえずの試走なので、カバーは外したままでいきます。
いつもの練習コースの半分のコース、短いバージョンで帰ってきました。
特に意識せず、いつも通りに運転してみました。
帰ってきてすぐにプラグチェック!
するとなんということでしょう!
受熱面にカーボンが付着していません!
何度見ても、よく見ても、カーボンの付着はありません。
思わずガッツポーズを取ってしまいました。
まぁ、正直、これが正解な状態かどうかはわかりません。
ですが、黒くない、この事実だけでもう大成功とジャッジしました。
今回のキャブ調整の位置はこの状態。
スロットルストップスクリューが全開からどれぐらい回したのかは
控えていませんでしたが、だいたいのアイドリングのリズム感は
思えていますので、次回の調整時の参考になることでしょう。
そして、これで作業終了なのですが、ついでなのでちょっとだけ加工。
ターゲットはこいつです!
車載工具が通るぐらい穴を拡張しちゃいます。
ゆっくりとドリルを回転させて穴を拡張します。
10mmまで拡張しました。
その結果、車載工具が通るようになりました。
これでスロットルストップスクリューには簡単にアクセスできるようになりました。
ですが、エアスクリューのネジはちょっと角度がついているので
この穴からだと調整できません。
でもまぁこの1回転+1/8のエアスクリューは
おそらくそんなに弄る必要はないのかなと思います。
今回のキャブ調整でもう一つ気になっていたことが解消しました。
それはマフラーからの白煙です。
実は調整前、マフラーからは少し白煙がでていました。
アイドリング状態でも、スロットルを開けてもでていました。
それが出なくなりました。
息子からも不完全燃焼しているんじゃないか?と指摘されていたのですが、
それも解消できたということでしょうか。
なんにせよ、自分の満足のいく調整ができたと「今は」思っています。
季節の変化によって状態はまた変わるでしょうし、
追加で調べごとをすることでまた気になることがでてくるでしょうし。
そういえば、チューニングの方向性という動画を見ました。
加速性を重視するか、トップスピードを重視するか。
もちろん私はトップスピードは不要です。
どちらかというと信号待ちからのスタートで後続に迷惑をかけないよう、
加速性を重視したいです。
でも今の私にはエンジンをばらして部品を交換するなど、
ハードルが高すぎます。
今はこの純正の状態で楽しむのが、不相応だと思います。
さて、これで気持ちよく走れるようになりました。
天気もいいことだし、ちょっとドライブしてこようかな。
車載工具が通るだけの穴拡張もしたので、
万が一、お出かけ先でエンジンが停まっても、車載工具で
キャブの調整を行うことはできるでしょうし。