発端は、妻が国立競技場に設置されているオリンピックのシンボルというか
モニュメントの写真が撮りたいという会話からでした。
まだまだコロナが収束していないし感染も拡大しているのでという理由で
お出かけを伸ばしてきましたが、いよいよオリンピックが始まります。
そろそろ写真を取りに行こうかとなりましたが、できるだけ人との接触を
避けながら写真撮影を楽しみたい、そんな考えから、深夜に出発し、
人のいない真夜中、早朝に撮影することにしました。
ということで、深夜3:00に自宅を出発。
今回はまず最初に全行程の報告から。
行きは深夜なので交通量も少ないだろうと予測しすべて一般道で
都内までと、その後の群馬まで行きました。
そして、都内のルートを拡大すると...
国立競技場周りでかなり迷っていることがわかりますw
最初に向かったのはお台場。
どうやら海の上にモニュメントがあるらしく、ライトアップもされていて、
レインボーブリッジと一緒にきれいな写真が取れるらしいのです。
路駐は嫌なので、アクアシティの駐車場にアクセラスポーツを停め、
いざモニュメントを探します。
が、行けども行けどもバリケードばかり。
更にデッキに揚がる階段の入口は立入禁止の縄が張られており、
デッキに上がることができません。
諦めかけていましたが、なんとか一箇所、デッキに上がる箇所を見つけ
モニュメントを発見。
が、ライトアップされてません...
しかも完全に夜が明けきってないのでいまいちな写真に...
でもまぁ妻と二人で探しまくって歩いて見つけた結果がこれかよ!という
思い出ができたので良かったです。
そしてこのあと問題の国立競技場を目指したのですが、
こちらはさすがメイン会場、警備員の数が半端ないです。
何周かしましたが、どうにもわからないので警備員の人に聞いてみると
会場内にあるかもしれない、もう見れないかもしれないとのこと。
悔しいですが、無理は禁物、警備の人たちに迷惑をかける訳にはいきません。
ここでも苦労したけど見れなかったね、という思い出だけ得ましたw
さて、オリンピック系はこれで終わり。
そもそもオリンピック開催には否定的な私達。
あまり興味もありませんしこれ以上ここにとどまる意味もありません。
次の目的地である群馬県を目指します。
水沢うどんを食べて帰ろうと計画していました。
国道17号線を中心に群馬を目指し走りましたが、ちょっと到着が
早くなりそうなので、ちょっと寄り道。
どうやら御朱印が素敵なお寺があるらしいのです。
しばらく走って到着したのが宝徳寺。
入り口にたくさんの風鈴がかけられており、風になびいて
とても心地よい音を奏でていました。
敷地内には可愛いお地蔵さんがたくさんいらっしゃいました。
お庭もとても素敵でした。
妻もお目当ての御朱印をいただき大満足の様子です。
お次は本来の目的地の水沢うどん。
お店はいきたいところリストに記録しておいた「清水屋」です。
最初、お店の場所がよくわからず、通り過ぎてしまいました。
Uターンしてなんとか発見できました。
17代目のご主人がお水などを持ってきてくださり、
注文を聞かれたのですが、お店は決めていたけどメニューは
決めていなかったと話をし、色々おすすめを注文させてもらいました。
注文した品が来るまでの間もご主人と会話を楽しみ、観光スポットを
いくつか教えて頂きました。
こちら、ご主人おすすめのナスの天ぷら。
このナス、なんと緑色なのです。
とってもトロトロで甘くてとっても美味しく感動しました。
こちらは舞茸の天ぷらなのですが、白舞茸をお勧めされました。
薄衣でサクッと揚がっており、噛むと舞茸の香りが鼻から抜けていくような、
とっても香ばしい舞茸でした。
そしてメインの水沢うどん。
中央にちょっと可愛らしいひょうたんがあしらってありました。
後で知ったのですが、水沢うどん店の中で手打ちでうどんを作っているのは
この清水屋ともう一店、計2店のみなのだそうです。
手打ちうどんだからこそ、こういう端切れというか、余りの生地で
こういう物が作れるのでしょう。
メニューにはうどん生地のみみを使った甘味などもありました。
讃岐うどんとは全く異なる食感、表面のツルツル感、そしてなにより
小麦の香りがとても良かったです。
食事中にご主人が妻にだけデザートをくれました。
茹でとうもろこしなのですが、わたしが、妻はとうもろこしが
とても好きなんですよ!なんて話しかけると、ご主人が厨房に戻り、
もう一つとうもろこしを持ってきて、妻のとうもろこしと
入れ替えてくれました。
そしてもともと妻に配ってくれたとうもろこしは私にくれました。
どうやら、妻にはもっと甘いものを持ってきてくれたようで、
私にくれたのはあまり甘くないものらしいのですw
「旦那さんが奥さんがとうもろこし好きって言うからいいの出してあげなきゃって
なっちゃったからしょうがないじゃんか〜w」と笑ってましたww
さらに、なんとメニューにも乗ってない枝豆までごちそうになりました。
この枝豆、なんだかとっても美味しかったのです。
ご主人とまた会話できたので聞いてみると、どうやら馴染みの農家さんの
枝豆らしく、私達が野菜が好きだということを知ると、その農家さんの
お店まで紹介してくれました。
どうやらこの枝豆、一袋詰め放題で売っているとのこと。
ごちそうさまと、また来ますという挨拶を交わし、早速農家さんの
お店を訪ねてみました。
するとご主人の言ったとおり、枝豆の詰め放題をやってました。
妻に詰めてもらいましたが、正直これで302円は安いです。
店内にいた農家の方に声をかけ、清水屋のご主人に紹介してもらった
という話をしたところ、この枝豆のことを教えてくれました。
どうやらこの枝豆は選定で漏れたいわゆるB級品。
一房に3粒入ってないものや色の悪いものなど、市場には出せない
枝豆らしいのです。
が、選定に落ちたとはいえ、実は結構な高級品らしく、
仮にこの一袋が選定品だった場合は1500円〜1800円ぐらいは
するような品らしいのです。
というような素敵な情報も教えてもらい、更に食べ方も教えてもらいました。
こちらの枝豆は茹でたらダメらしいのです。
塩でもんで、しばらくそのまま置いておき、フライパンに移し蓋をし、
7〜10分ぐらい、焦げないように炒るというのです。
そうすると枝豆本来の香りを楽しめるらしいです。
これも良いことを知りました。
もちろん、清水屋でも使っている緑のナスも購入しました。
お会計をしつつ、こちらのお店を出した経緯、野菜はすべて無農薬、
知っている人と地元の人に食べてもらえればいいという考えなども聞け、
とても良い時間を過ごせました。
また来ますという挨拶を交わし次の目的地へ。
更におすすめいただいたおまんじゅう屋さんの「寿屋」。
ちょっと道に迷いながらようやく到着。
温泉まんじゅうと言うか、湯の花というのでしょうか、
おなじみのおまんじゅうです。
が、どうやらこちらのお店はゆいいつ、つぶあんを使っているらしいです。
お店の人のおすすめでこしあんとつぶあんのミックスにしてもらいました。
そして外を見ると何故か「もみじ饅頭」の文字が..
不思議に思いご主人に声をかけ聞いてみました。
すると、先代がもみじ饅頭を作って売っていたらしいのですが、
今のご主人の代になり、お客様からどうしてここでもみじ饅頭を?と
聞かれるのが嫌になり作るのをやめてしまったらしいのです。
その代わり、別のおまんじゅうを作り、賞も受賞されています。
おまんじゅうの様子は最後に。
最後のおすすめお寺。
少林寺 達磨寺。
だるまさんがたくさん供養されていました。
こちらでは御朱印を頂いたのですが、ただいただくだけではなく、
簡単は写経をしたり、お経を読んでくださったりと、
他とは一味違う御朱印の対応でした。
で、本当は色々写真は撮っていたのですが、とにかく今日は暑かったのです。
深夜に出発して寝不足、お腹がいっぱい、で、この気温...
ヘロヘロ状態で早々にお寺をあとにし、千葉に帰ることにしました。
車内にいてもフロントガラスから入り込んでくる日光でとても暑く、
しかも気温は上昇を続け、
最終的には39℃になっていました。
しばらく高速を走りましたが、ドリンク補給のため、道の駅 玉村宿に
寄り道することにしました。
こちらではお土産の水沢うどんも買いましたが、溶けないアイス、
くずきりを凍らせたものを買いました。
凍らせたゼリーみたいでとっても爽やかで美味しかったです。
そこからまた高速に乗り、しばらく走りましたが、どうにも眠気がひどく、
疲労感も酷かったので、高坂SAで30分ほど仮眠しました。
今にして思うと軽い熱中症だったのかもしれません。
普段、エアコンを聞かせた部屋で一日中テレワークで仕事をしているのに
いきなりこんな気温の高い日にでかけ、しかも寝不足と、
悪条件が重なりすぎたようです。
仮眠したらかなり体力気力が回復したので再出発。
そこからは全く眠気もなく、渋滞を避けつつ無事に帰宅です。
今回の走行距離は458.5km。
燃費は19.7km/lとイマイチな結果でした。
そして帰宅後におまんじゅうを頂きました。
こちらがこしあん、
そしてこちらがつぶあんです。
どちらも生地の黒糖があまり強くなく、ほんのり香る程度、
あんこもあっさりめでいくらでも食べれそうなお味でした。
生地は過去食べた温泉まんじゅうに比べるとふわふわしているような
薄皮饅頭とは一味違うなと感じましたが私はかなり気に入りました。
そして、ご主人が賞を受賞したという寿々虎まんじゅうがこちら。
生地はもみじ饅頭そのものといった感じですが、虎豆のあんが美味しいです。
という感じで、とっても楽しい群馬ドライブになりました。
清水屋のご主人のおかげで、群馬に行ったらここに寄る!というお店を
何件も知ることができました。
もちろん子どもたちにも教え、おすすめしておきました。
なんというか、行きつけの店、馴染みの店がある、そんな感じすらします。
なお、宝徳寺は7/末から敷地内にもっとたくさんの風鈴を飾るそうなので、
8月になったら再度訪問する予定です。
それまでに暑さに慣れておかないと...
群馬、めちゃくちゃ暑いんだなと痛感しました!