土曜の午後。
本当は天気も微妙でアクセラスポーツのリアランプのスモーク塗装も中止、
ストマジのパーツも届いていないし、のんびり部屋でダラダラ過ごすかなと
思っていたのですが、なんと、残りのパーツが届きました。
午後、ちょっと部屋で一休みして、パーツリストを再チェック。
届いたパーツが間違いないこと、どこのパーツなのかをイメトレ。
意を決して外作業開始です。
今回、なぜこんなに躊躇しているかというと、息子にHELPを頼めないから。
息子は今日はバイトなので、一緒に作業しようと誘えないのです。
残念。
先日、ガソリンが漏れているところにあたりをつけて、ペーパーウエスを
詰めておきましたが、そこへアクセスするにはおそらくタンクを外さないと
無理そうです。
なので、まずはタンクカバーを外します。
一応覗いてみましたが、やっぱりガソリンはすべて気化してしまっていました。
タンクを外すためにはチャンバーも外さないとダメっぽいことに気づきました。
結構な作業になりそうなので、もうちょいらくできないかなと、
コックを外してみました。
コックを外しても、奥の取替パーツにはアクセスできません。
パーツリストで見たパーツがどんな感じで付いているのか、
ここで初めて確認できました。
タンクを外すためには、このアンダーガードと、
チャンバーを外せば、
タンクは外せそうです。
アンダーガードは簡単に外せます。
外したネジは元の場所に仮止めして無くならないようにします。
次はチャンバーを外します。
地面に寝っ転がらないとアクセスできません。
家の前を通り過ぎる人たちからは不思議そうな目で見られました．．．
チャンバーを外すとタンクが大きく動くようになり、光が入ります。
問題の箇所もバッチリ見えてきました。
タンクから出ているこの二つのパイプを取り替える予定です。
タンクを外すためにはその他にフロントフェンダー、ホーンも外さなければならず、
結局こんなにパーツを外すことになりました。
苦労した結果、交換部品にダイレクトにアクセスできます。
なるほど、こうなっていたのか．．．
ストマジ本体はこの通り、スッキリガランとしています。
ここまでは息子と一緒にばらしたことがありますが、
一人でここまでばらしたのは初めてです。
憧れというか夢というか、いつかはこの奥にあるエンジンを下ろしてみたいです。
さて、ここからは部品交換の作業です。
iPadを用意し、パーツリストの写真を見ながら組んでいきます。
チューブを抜くと中から変なパイプが出てきてびっくり！
どうやらこれはパーツリストでいうところの「3」番のパーツのようです。
気を取り直して作業続行。
チューブを抜き取りました。
経年劣化なのでしょうか、チューブの端はひび割れていました。
この形と同じものを新しいパーツで作ります。
４，５，６番のパーツで組むようです。
新しいパーツを組んでみました。
なんとなくチューブの部分が違うようですが、大丈夫でしょうか。
タンク側、コック側に取り付けます。
うーん、美しい！
続いてもう一つのパーツです。
このパーツのタンク側のチューブを外していて発見しました！
端は切れてしまっていますが、問題なのはその下。
ガッツリ穴が空いています！
ストッパーの金具のすぐ下です。
ピンぼけで恐縮ですが、ここからガソリンが漏れていたようです。
パーツを抜くとこちらにも謎のパーツが。
もう驚きません！
それにしても端っこは結構亀裂が入っています。
ストッパーの金具がなければもっと漏れていたのかもしれません。
ストッパーの金具、大事ですね。
さぁ、新しいパーツを組むぞと地面にパーツを置いたら偶然顔みたいに。
ちょっと福笑いみたいに遊んでしまいましたｗ
とまぁ、おふざけはこれぐらいにして、パーツを組み込んでいきます。
それにしても真ん中の保護チューブみたいなのってなんの意味があるのかな？
ここまで組んでしまえばあとはばらした手順と逆の手順でストマジを組みます。
部屋で仕込んでおいたアンコ増し増しのシートもセット！
ちょっと色合いがどうかな〜と思っていましたが、まぁ違和感ありません。
100円の合皮だし、まぁこんなもんでしょう！
シワやらヨレやら満載ですが、自分でやったんだ！と胸を張って言えます。
さて、ここからが今回の作業でいちばん大変な作業です。
ストマジを押してスタンドまでガソリンを入れに行くのです。
大した距離ではないのですが、とにかく今日の湿度と気温の高さにやられ、
汗だくになってしまいました。
給油を終え、万が一、なにか大変なことになったらいけないので、
給油場から離れたところに押して移動。
そしてエンジン始動！
さすがにセル一発では始動しませんでしたが、3回めぐらいに元気にエンジン始動！
スロットルをちょっと回したりして、ガソリンが漏れていないか、排気ガスが
変なところから漏れたりしないかなどを目視チェック。
どうやら大丈夫そうです。
元気に動いているエンジンを見て嬉しくなりました。
予定してませんでしたが、そのまま近くのダイソーに行ってみました。
走っている最中に変な音もなく、変な匂いもなく、どうやら大丈夫そうです。
勇み足で出てきたので、マスクを忘れていることに気づきました。
せっかく店内に入ったのですが、これでは周りに迷惑なので、
タオルを口に当てて下を向き、いそいそとお店の外に。
まぁダイソーメスティンの在庫がなかったことぐらいはチェックできたし、
ストマジの動作確認がメインなので帰ります。
帰り道も特に異常はなく、相変わらず30km/hぐらいまでは鈍足ですが、
35km/hから豹変する加速が生まれます。
怖いのでフルスロットルで走ったことはありません。
出しても40km/hぐらいが私には丁度いいです。
終始ニコニコしながら運転していたと思います。
短い時間でしたがとってもとっても楽しいストマジでのお出かけでした。
帰宅後、コックをオフにし、カバーを掛けておきました。
数日、玄関先でオイル臭がするかどうか、注意深くチェックします。
思いの外、結構な作業になりましたが、ちゃんと一人で出来ました。
そして、一度チャレンジしたので構造もわかってきました。
やっぱりやってみることはとても大事なことだと改めて感じました。
ところで、今回バラし作業を行った際、実はこいつを取り付ける穴とかないかなと
チェックしてみたのですが、どうもなさそうでした。
右側はサイレンサーがあるので、左側だけでも取り付けて、
バックを固定できないかなと思ったのですが、ちょっと無理そうです。
ストマジⅡはリアにキャリアがあるのでそこにボックスを固定している方が
多くいらっしゃいますが、私はできればボックス固定ではなく、
必要に応じてバックを固定したいなと考えています。
この件はもうちょっとストマジをまじまじと観察し、なんとかならないか、
考えてみたいと思います。
さて、シートも加工したし、ガソリン漏れも修理したし、
今年の目標であるストマジで遠出、実行に移すときが来たような気がします。
ドキドキしてきました！
ストマジのドリンクホルダーを考える 
先日、汎用サイドバックサポートを取り付けたいけどストマジにはそんな穴はなし、
土曜の午後。
