
今日は一人でテレワーク。
お昼ごはんはほったらかし炊飯の予定。
先日、放ったらかし炊飯の新メンバー&メイン用具となる予定の
メスティンを購入しましたが、今回の放ったらかし炊飯では
まだ使えません。
というのも、お米の研ぎ汁で行う目止めというかシーズニングが
まだ出来ていません。
なので、炊飯に使用する予定はないのですが、一回ぐらいは炊飯を
しておいても良いかなという思いから、ダイソーメスティンを使います。
そんなダイソーメスティンですが、サイズが小さいです。
右がダイソーメスティン、左が通常のメスティン。
通常のメスティンにスタッキングで来てしまうぐらいのサイズ差があります。
使用する熱源ですが、セットで購入したポケットストーブに
自作アルコールストーブをあわせて使用します。
サイズ的にも全く問題なしです。
ポケットストーブは五徳にもなるのですが、高さ的にも問題なさそうです。
メスティンを設置したときの姿。
ちょっと見にくいですが、四本の爪が五徳の役割をなします。
四本の爪は左右で場所が異なりますが、バランスが悪いということはありません。
ぐらつくこともなく安定して置けています。
そして、自作アルコールストーブが収納できちゃいます。
ジャストサイズにはあと一歩という感じで、中央付近がほんのちょっとだけ
膨らんでいる状態です。
でも横から見るとこんな感じ。
全く問題はありません。
むしろこれぐらいでスタッキングできてしまうのですから優秀です。
いよいよ炊飯にとりかかります。
まずはいつものようにお米を砥いでしばらく放置。
研ぎ汁は新しいメスティンのシーズニングに使うので捨てずに残しておきます。
しばらく水切りし放置したあと、180ccの水に浸し、吸水開始。
米1合、水180ccはだいたいこの位置です。
米はリベットの下辺り。
水の位置は...リベット一個分上って感じでしょうか。
これ、この位置に傷を入れてメモリにしてもいいかも?
でもお米もお水も入っている状態で傷をつけると削りカスも一緒に
炊飯しちゃうし、どうすっかな...
30分ぐらい給水させたので、いよいよ炊飯開始。
お米も透明感はなくなり真っ白な状態。
この状態じゃないと絶対炊飯は成功しないことは知ってます。
今回はお水180cc、アルコール燃料27ccで炊飯に挑戦です。
200cc、30ccの組み合わせだと、ダイソーメスティンのサイズから、
吹きこぼれが多く発生し、かつ、長時間の加熱から焦げる可能性が高いと
考えて、水を少なめのパターンにしてみました。
ファイヤスターターで火打ち石のように火花をちらしてアルコールストーブに着火!
今回はほったらかし炊飯ではありますが、初チャレンジで心配なので
炊飯終了まで見守ります。
初のメスティン炊飯。
底面への日の当たり具合が気になります。
やはりというかなんというか、中央付近に火が集中しています。
大丈夫かな...
ドキドキしながらじっとメスティンを見つめていました。
揺れる炎を見ているのも楽しいものです。
炎も最初のオレンジ色から青色に変わってきました。
火力が安定してきたのでしょうか。
メスティンの横に炎が少し漏れているように見えます。
ダイソーメスティンはサイズが小さいのでしょうがないのかもしれません。
大丈夫でしょうか...
しばらくすると沸騰し、湯気が立ち始め、フタがパカパカし始めました。
ダイソーメスティンのフタはパカパカでゆるゆるなので重しがないと
炊飯は出来ません。
心の準備が出来ていなくてちょっと焦りました。
この沸騰状態になるのがとても早かったのです。
よく動画ではこの蓋の上に缶詰を置いて一緒に温める例が紹介されていますが
あいにく缶詰はありません。
仕方がないので適当に適当にマグにお水を入れて重しにしてみました。
しばらくすると小さな音でパチパチ聞こえ始めました。
この音は炊飯完了&おこげ開始の合図。
でもまだ火は消えていません。
これ以上は絶対に焦げるのでメスティンを退避。
アルコールストーブはフタをして消火。
上においておいたカップはアツアツ。
沸騰はしていませんが、お湯になってます。
今回、ほんとに余裕がなく、このお湯を活用できませんでした。
インスタントのお味噌汁とかカフェオレとか作ればよかったです...
慌てて部屋からタオルを持ってきてメスティンをくるんで保温。
ひっくり返して蒸らしを開始。
タオルでくるんで保温し、逆さにして15分ほど放置。
この保温するかどうかでお米の味がかなり変わるそうです。
近日中にメスティンケースを兼ねた保温お弁当箱(袋)を100均で調達予定。
保温している間に道具のチェック。
ポケットストーブには吹きこぼれのあとが。
反対側にもほんの少々。
乾くとカピカピになるので早めにキッチンペーパーで拭き取っておきました。
アルコールストーブはこれまでの加熱で変形したのか、蓋が閉まりません。
アルコールストーブはこの状態だとポケットストーブに収まりません。
まぁこれでもいいんですけど、五徳になる爪が曲がったりするかも。
蓋なしならぴったり収まるんですけどね〜
もういっそ蓋なしでもいいかな。
さて、15分経過したのでお待ちかねのお昼ごはんです。
この炊飯に失敗していたら、速攻コンビニに行ってお昼ごはんを調達です。
横は吹きこぼれが焦げてます。
でも焦げた匂いはしていません。
きっと大丈夫だと信じで、ドキドキの開封...
きっちりカニ穴もできてますし、お米も立ってます。
ツヤツヤに炊きあがっているようです!
そこを確認したいので一度ご飯をすべて丼に退避。
気になる焦げ付きですが、ほんのりしたおこげで気にならない程度です。
ご飯もほんのり色付いただけで、おこげと呼んでよいかどうかの境目です。
これまでの土鍋での放ったらかし炊飯の経験が存分に活かされたと思います。
メスティンでの炊飯にも自信がつきました。
炊飯に気を取られすぎ、おかずを用意するのを忘れていました...
スキレットを大至急加熱。
冷蔵庫から豚肉と玉ねぎを出して焼肉のタレに漬け込み、
焼いて食べるだけのお手軽一人焼肉です。
炊飯成功の喜びと、お手軽焼き肉があまりにも美味しくて、
1合をぺろりと食べてしまいました。
お水少なめの少々硬めの炊飯。
イメージ通りの仕上がりでした。
今回の炊飯で学んだこと。
アルミ容器は熱伝導率がとっても良い。
あっという間に沸騰する。
燃料のアルコールは20ccでちょうどよいかも。
普通は美味しいランチでしたというのでしょうが、
私は、「楽しいランチ」でしたといいたいです。