気楽に鑑賞した映画３本

この日は朝から大雨で、おとなしく自宅で録画していた映画を鑑賞。

「チェーンリアクション」
キアヌ・リーブス主演のアクション・サスペンス。
画期的な新エネルギー技術を発見した技術者が、それを狙う組織の陰謀に巻き込まれて・・・
みたいな話。

組織が起こした事件の主犯としてFBIに追われるが、組織の中にもCIAに通じている人物がいて、
主人公・組織・FBI・CIAの４者の思惑が交錯して、それなりに見応えある展開だった。

特撮ファンとして一番の見どころは、最初の爆破事件。
とにかく爆発の規模が尋常じゃなく、まるでインデペンデンス・デイの宇宙人の攻撃みたい。

あとはシカゴとか、雪に覆われた湖とか、スミソニアン博物館とか。
こういうのはゴジラ映画と一緒で、有名都市やその景色とか出てくるだけでも楽しい。

クライマックスは、爆発する地下鉱山からの脱出劇。
縦穴からリフトで脱出しているときに爆風にあおられるけど、リフトをしっかりつかんでたから
大丈夫だった～～ｗｗｗ


「永遠に美しく」
メリル・ストリープ主演のホラー・コメディ。

ストーリーはともかく、1992年の特撮作品としてみれば、とても良くできている。
革命的なCG作品としては、1991年の「T2」が挙げられるけど、その年代の作品。

首が後ろ前になってたり、お腹に穴が開いたり、最後は身体がバラバラになってしまったり。
そういうところの描写が、バカバカしいほど面白い。

ハリウッドのメイク技術も凄い。若くて美しい顔と、面影はあるものの年老いた顔と。
そして若がえりのポーションで、どんどん若がえっていくモーフィングの映像。

CGの技術の発達と女の欲望をうまくリンクさせた作品だった。


「バーン・アフター・リーディング」
こちらは映画大臣が録画していたもの。
全く予備知識がなかったから、ストーリー展開が全く読めず、どんどん意外な方向に
進むところがとても面白かった。

ブラピも、ジョージ・クルーニーもカッコいい俳優さんなのに・・・
この映画では、出てくるキャラ、みんなダメなやつばかり。

ブラピがここまでダサくて、カッコ悪く見えるなんて。これも演技力なのか。
中盤すぎたあたりで、あっさり退場してしまうし。

共感できるキャラが全くいないのだけど、皆それぞれ不幸な結末になってあ～あ・・・

ブラックなコメディ、ではなくブラックなコント。そんな映画だった。