「食堂　くら本」＠湯田温泉

この日は久しぶりの新規開拓のお店、以前は会員制？のラウンジみたいなお店があったところ。
入り口にはメニューが掲示されていて、外からちょっとだけ中の様子が窺えるつくりになっていた。

ラストオーダーが23時なのも有難い。お店に入って、１階は５～６人分くらいのカウンター席、
だけど２階の４卓しかないテーブル席の１つに案内された。テーブルも広く、お客をきっちり
詰めずに、ゆったりとした席を提供するタイプのお店なんだろう。内装もキレイで、雰囲気は
とても良い。

料理のメニューはこんな感じ。


居酒屋慣れした自分にとっては、見慣れない料理も多い。

生ビールはサントリーのプレモル。こういう女性も来やすいお店に向いているビールだ。
お通しがこちら。

４品とは、なかなか手が込んでる。これは期待できそうだ。

メニューの最初に載っていた、自信がありそうなお造りに魅かれたので、そこからスタート。

ネギ巻とか、こちらも飾りつけが凝っていて、見た目も華やか。
お魚の産地がメニューにあるのも嬉しいね。

お造りに合せるのは当然、日本酒。

全部山口の地酒だよ、これは嬉しい。ただいつもの居酒屋よりは、ちょっと割高かな。。。
ガラスのグラスと受け皿に、目の前で注いでくれる。これも嬉しい演出だ。

この日はお気に入りの東洋美人の原点、それから長門峡の特別純米あらばしりをいただく。
調べてみると、あらばしりというのはお酒を絞るときに最初にでてくるところを言うみたいだ。
やや味わいのバランスが悪いものの、お酒の風味が強く出てる感じだ。

焼き魚は甘鯛の塩焼き。これはほっこり、旨味もたっぷりで美味しかった。


お肉料理は、テールの塩焼き。この辺では珍しいメニューだけど、我が家の大好物。
写真は忘れた。

塩焼きが２つ続いたので、さっぱりしようとポテトサラダを頼んだんだけど・・・

これも何故かちょっとしょっぱくて、残念。箸休めにはならなかった。。。


汁もの代わりには、いか団子のあんかけ。

これは野菜たっぷりだったし、こちらのほうがさっぱりして良かった。

デザートワイン代わりに、もう一つのプレモルをいただいた・・・

プレモル・ファインアロマ。確かに最初は全部泡だったのに・・・

次第に底から琥珀色の液体部分が現れてくる！面白い。
ブランデーグラスで、香りが一層引き立つ。こんな呑み方もあるんだね！


店員さんはぎこちないところもあったけど、一生懸命で好感のもてる対応。
他のお客さんも静かで上品な印象があった。

貧乏舌にはもうちょっとシンプルな味のほうが好みなんだけど、賑やかな居酒屋には無い
上質な雰囲気を味わえる、というのも良いものかなと思った一夜でした。