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2017年02月12日

NFL:スーパーボウルの感想

しばらくみんカラから離れていましたが、この試合のことを語らずしてシーズンを終える
わけにはいきません。とにかく歴史に残る大試合でした。

自分はライブ録画したものを、月曜の晩に試合の部分だけ観て大満足。その週末に
最初からハーフタイムショー含めて最後まで観て、翌週末にもう一度確認の意味で
試合部分を観ました。

でも、ライブ録画は試合が終わって間もなくブツンと切れてしまっていて、危なかった!
延長戦がもう少し長くなっていたら、自分の頭もブツンと切れていたところでした。。。


スーパーボウル51回の歴史の中で延長戦が始めてなら、最大25点差からの逆転勝利
も初、両軍合わせてパス682y、ファーストダウン数が54回も最多記録だそうで、ともかく
様々な記録が生まれた試合でした。。

個人では、監督・QBとして最多出場(7回)・最多勝利数(5回)のベリチック&ブレイディ。
RBのホワイトは、最多レシーブ数(14回)とRBとしての最長パス獲得ヤード(110y)の記録。
さらに個人で最多得点(20点)を稼いだホワイトは、その数々のプレイで確実に勝利を
引き寄せたという意味でも、真のMVPだったと言っても過言ではありません。



それでは試合を振り返ってみましょう。


1Qは、玄人好みの守備合戦。両軍攻撃陣に良いプレーは出るものの、守備陣が得点を
許さない緊迫した展開が続いた。

2Qで最初にモメンタムを掴んだのはファルコンズ、ペイトリオッツのRBブラントが敵陣にて
ファンブルロストし、それをファルコンズ攻撃陣がRBフリーマンのラン中心でドライブ、
最後もフリーマンの5ydTDランで先制した。

ファルコンズの次の攻撃では、スーパーWRジョーンズがスーパーキャッチを魅せて
ドライブを続け、最後はWRフーパーへ19yTDパスで0-14とリードを広げる。

返しのペイトリオッツの攻撃、苦しみながらもファルコンズ守備陣の稚拙な反則に助け
られてドライブを進めていくが、レッドゾーン手前でファルコンズのCBアルフォードが
見事なインターセプトリターンTD!なんと2Qだけで一気に0-21というスコアに。

しかしこのままでは前半を終われないペイトリオッツ、2ミニッツオフェンスをFGに
結びつけ、3-21と一矢報いて後半に突入。


3Qでもファルコンズ優勢は変わらない。ファルコンズはやはりコールマンがTDレシーブ
を決めて、3Q残り8分半で25点差。ファルコンズの勝利を確信させるには十分な状況だ。
一方、ペイトリオッツはホワイトへのパスで初めてのTDを上げるがTFPに失敗。

その直後、ペイトリオッツはオンサイドキックで奇襲。完成度の高いプレイだったが、
運悪く弾んだボールがキッカーに当たって反則、失敗に終わる。

さらに4Qに入ってペイトリオッツ最初のドライブは、敵陣まで進むもサックを食らって
FGどまり。悪い時に悪いことは重なるものだという思いがパッツファンに浮かぶ。

しかしペイトリオッツの選手は諦めてなかった。残り時間10分弱だけで16点差に追い付く
ためには攻撃も守備もビッグプレイをいくつも成功させなければならない。それをスーパー
ボウルという大舞台で成し遂げるのだから、まさに勝負強いチームだ。


一方のファルコンズのシナリオは、時間を消費すること、あわよくば3点でも取ること。
強いオフェンスラインと2人のエース級RBを有するファルコンズには簡単なように
思えたが・・・そのうちの1人コールマンがケガで退場。そのせいかファルコンズは
3rd&1の状況でパスを選択したが、ペイトリオッツのベテランLBハイタワーがライアン
にファンブルフォースからのテイクアウェイ!オンサイドキックの失敗を取り返す
1つ目のビッグプレイだ。

それをWRアメンドーラへのTDパスにつなげ、さらに2ポイントコンバージョンでは
ホワイトへのダイレクトスナップを決めて8点差に詰め寄る。2つ目のビッグプレイだ。

その後のファルコンズのドライブでは、フリーマンのビッグゲインとジョーンズの
スーパーレシーブで一気にFGレンジまで進むが、ホールディングの反則で罰退&サック
でFGのレンジ外に出てしまう。これが3つのビッグプレイだ。

結局ファルコンズのパントとなり、残り時間3分半でペイトリオッツ自陣深い位置から
のドライブとなったが、こういう状況でのブレイディの安心感は凄い。WRエデルマンの
スーパーキャッチもあり、最後は見事にホワイトがランTDを決めた。そして運命の
2ポイントは・・・アメンドーラがランアフターキャッチを強引に押し込んで成功!
28-28の同点に追い付いた。最後のビッグプレイも決めた。


こうなってしまえば、運も味方について延長戦のコイントスにも勝ち、勢いのまま
最初のドライブを進め、最後はホワイトがみたびエンドゾーンに持ち込んで勝負あり
となった。




ファルコンズの戦略はペイトリオッツに十分勝てるもので、途中まではそれを実行できて
いたと思うし、守備もシーズン中に比べたら生まれ変わったかのように良かったと思う。

しかし、4Q以降のファルコンズは、体力も気力も疲れ果てた印象で、勝利を確信して
しまって気が緩んだのが敗因と言ったら言い過ぎだろうか・・・

ペイトリオッツだって同じ条件でもう一度やったとしたら、ここまで上手く
ビッグプレイを連発できてないだろうが、それでも最後の最後まで選手の士気が
高かったペイトリオッツが1枚上手だったと思う。

2001年シーズンから一気にNFLの頂点に駆け上がったベリチック&ブレイディの
ペイトリオッツ。15年間で達成した勝利の記録(先発QBとして208勝、うちプレイ
オフで25勝)は、他チームが真似できない栄光の記録でもある。今年で40歳になる
ブレイディだが、肩の強さや走力といった運動能力で勝負するタイプでないぶん、
まだまだ現役を続けられるだろう。

素晴らしいチームと選手たちに乾杯~!

ブログ一覧 | NFL | 日記
Posted at 2017/03/07 21:30:48

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この記事へのコメント

2017年3月12日 23:00
21世紀になってからスーパーボウル7回進出5回制覇。

こんなチームはNFLのみならず、NBAもMLBも無いです。シカゴブルズもニューヨークヤンキースだって無いですもんね。

ブレイディの勝率がレギュラーシーズンで.780 プレーオフで.765 だとか。

ペイトリオッツの強さはもちろんブレイディだけでなく、チームのプレーの再現性の高さとプレーの意図を理解する力、相手の弱点を見抜く能力など複合的な部分も大きい。

ハイタワーやエデルマン、アメンドラ、そしてホワイト。後がない状況で決めないと負ける可能性が高い状況で仕事しましたからね^ ^

ファルコンズは残念でしたが、ホントにイイものを見させていただきました!
コメントへの返答
2017年3月13日 0:32
榛名団さん、コメントありがとうございます~!

仰る通り、現代のプロスポーツでは考えられない成績を残しているのがペイトリオッツなんですね!

試合に勝つために全力を尽くす、という精神も見事に体現しているチームだと思いました。


ファルコンズも応援しているチームでしたし、継続して結果を出せばもっと評価も上がるでしょう!

来季はむしろ、どんなチームがペイトリオッツを破るのか、楽しみなシーズンになりそうです!

我がイーグルスは、もう少しかかりそうですけどね・・・!

プロフィール

「九重阿蘇ドライブ:その1~戸次本町 http://cvw.jp/b/285856/47431004/
何シテル?   12/27 04:47
前々愛車のライオンマークが、ハンドル名の由来です。
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