• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ガオブルーのブログ一覧

2023年07月09日 イイね!

五代友厚才助を語ろう~後編:映画「天外者」

薩摩藩英国留学生記念館でこの映画のポスターがあったので、是非観たいと
思っていました。レンタルBDで鑑賞。


先の記事に書きましたが、五代友厚は
1.上海で高杉晋作と
2.英国で長州ファイブと(おそらくはニアミス)
3.いろは丸事件で龍馬と
4.「青天を衝け」では、パリ万博で渋沢と(厳密に言えばパリ万博の時には
五代は日本にいました)
5.明治以降で経済界で活躍(例えば、造幣局大阪会議
という理解でしたから、どこをどう切り取っても、たとえ創作でも面白そう~!
と思ってました。。。

パッケージでは、勝海舟・龍馬・伊藤博文俊輔・岩崎弥太郎も関わっているとか。
晋作でなくて俊輔?とは思いましたが、長州ファイブのほうで関わるならむしろ
大歓迎!
と思ってました。。。

実際に観てみると・・・
全然面白くない!
全く面白くない!
つまらん!
幕末映画ドラマの中で最低の作品!


一緒に観た映画大臣も、五代が何したかさっぱりわからない、という感想でした。
そりゃそうだ。前述の1~5が、
全く描かれてない
から。

幕末ものをここまで面白くなく描けるって・・・
面白き 幕末の世を 面白くなく
詠んだあの糞燃を思い出したら・・・まさかまさか脚本が!

【追記】
その糞燃の脚本家だった! ここまで面白くない脚本を書けるって凄い才能だ。
もちろんその糞燃も、幕末映画ドラマの中で最低の作品なのは言うまでもない。

この映画での五代とは
1.長崎海軍伝習所で龍馬と知り合う
2.長崎の街で伊藤博文と知り合う
3.長崎の街を1人でうろついていた遊女と知り合う
4.薩英戦争で、敵司令官を脅して戦争を止めさせるが、代わりに捕虜になる
5.遊女が英国人に身請けされ、五代の命乞いをする
6.その遊女を追って、英国に行く
7.明治の世になって、貧乏武家の娘と知り合い、結婚する
8.大阪商工会議所でスピーチをする

ね、上述の1~5が全然無いでしょ!
駆け足で五代の人生を紹介したと言う評価もあったけど、いやいや
五代の人生で大事なこと全てに、ほとんど触れてない!

序盤の竜馬や伊藤と知り合うところから凄い違和感があって、
そもそも五代がいた長崎海軍伝習所と、龍馬がいた神戸海軍操練所
全然違うから!時期も10年くらい違って、五代のほうが先。
つまり、ホントは龍馬よりも五代のほうが先に世に出て活躍しているのだ。
【この点についてさらに追記】
龍馬が世に出た時期と言えば、まあひいき目に言って土佐勤王党で活動を
開始した頃か、せいぜい脱藩した頃だろう。

史実通りにしろとは言わないけど、史実をネジ曲げてまで龍馬を絡めたのに、
この映画では龍馬は「あいつは才能がある」とか「俺らで世の中を変えちゃる!」
と、単にコメントするだけ。ホント。単なるコメンテーター。
龍馬が何をしたか、龍馬と五代が絡むいろは丸事件については、全く描かれない。
知名度も人気も高い龍馬を出しておけば良かろうという制作側の思惑が透けて見える。

伊藤も長崎に来るのは、武器を外国から買うためで、当然英国留学の後のはず。
それを伝習所時代にするから違和感が生じるのだ。時間軸がズレている。

遊女も「自由が無い」はずなのに、街中を一人でうろついているし。
映画の半分くらいはこの遊女絡み。こんな創作で尺を使うくらいなら、
明治の世で結婚した正妻のほうを、キチンと描けば良いのに。

主演の三浦春馬は、主演作としては遺作となったわけだけど、熱演だっただけに
それがこんな作品とはお気の毒でした。。


【さらに追記】
ネットでこの映画について知らべてみたら、ダイジェスト的で盛り上がらない
というような感想があったけど、ダイジェストだから悪いわけではないと思う。
「燃えよ剣」も新撰組のダイジェストだったし、女が絡んでくる創作も
あったけど、映画として悪くなかった。

あまり有名でない幕末の人物を描いた映画という点では「長州ファイブ」、
これはとても良かった。自分が長州贔屓というのを差し引いても、映画として
良くできていた。女絡みの創作や脚色もあったけど、物語の中の重要なパートに
なっている。

描くべきものをきちんと描き、そうでないものは省く、それが出来ていれば
ダイジェストでもフィクションでも良いものになるんだよね。
この映画はダイジェスト作品の中でもクソ。なぜかと言えば、五代の人生の
ダイジェストにすらなってないからダメなのだ。ダイジェストだからダメという
批判は的外れだ。歴史に興味ない脚本家に時代劇を書かせるな!、と言え!



Posted at 2023/08/23 08:54:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2023年05月04日 イイね!

連休中に観た映画3本

この連休中、レンタルDVDで観た映画

「女神の見えざる手」(2016年アメリカ)

映画大臣のチョイスなので、全く前情報無しに観たけど、なかなか難しい映画。
法廷ではないけど、法廷ものに近い雰囲気でスタート・・・
誰にも感情移入できないまま、頭の中で???状態。
だけど、後半ようやく頭の中の霧が晴れてきて、ああ・・騙す騙され映画か~!
って感じ。

政治ものだし、ロビー活動についてくらいは前知識が必要なわけで。
せめてこの予告編を観てからだったら、もう少しわかりやすかったかな。
前知識なしで観たほうが良いときもあるし、そうでないときもあるという。。

題材自体は銃規制法案なので、日本人から観ても興味の持てるもののはず。

返却前に前半をもう一度観てみると、なるほど、なるほど、良く出来ている
ということがわかる。自分好みでないけど良作、そんな映画でした。

一番印象的だったのが、そして自分のツボだったのは・・・
盗撮・盗聴用のサイボーグゴキブリ~ww!
ここだけ唐突に、SF的というか、ファンタジックだったねww
今なら、マイクロサイズのドローンとかのほうが現実性があると思うけど。


「燃えよ剣」(2021年日)

超有名、司馬遼太郎原作の新撰組もの。ダイジェスト感は否めないけど、
基本は抑えていて、まあまあ良くまとまっている。
今どきの映画らしく、アクションはスピーディで良し。主役岡田准一の
何だかヒョコヒョコ歩きも、原作の「鬼足」と言われた早足を映像で
表現しているんだろうな、と推測がついた。

鈴木亮平は、西郷どんよりもこちらの近藤さんのほうが似合っていると思うし。

自分としては、大河ドラマの「新選組!」を観た2004年の頃よりも、
幕末への理解がさらに深まっているので、虚実含めて楽しめた。
長州寄りの自分としては、山南さんに同情するね。鴨はぶっ殺せww


「Coda コーダ あいのうた」(2021年アメリカ)

こちらもほぼ前情報なしに観たけど、良かった!今回のベスト。
どっかでタイトルだけは覚えていたけど、内容についてはからっきし。
CODAとは、「Children of Deaf Adults」耳が聴こえない親を持つ子供のこと。
でもその子供が歌を歌う楽しさを覚えて・・・って感じ。
ベタなスポ根的要素もあるけど、それも良い!
Posted at 2023/05/12 19:54:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2023年04月15日 イイね!

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

この日は映画を観にMOVIX周南ゆめタウン下松)へ

その前に徳山駅前の洋食レストラン「アラスカ」で夕食~!

レトロ感ダダ洩れのこのお店、カウンター席は使用せず、4卓のみのテーブル席の
1卓に案内されてラッキー! お店を出る頃には行列が出来ていたくらいだから。

ハンバーグがイチ推しらしいので、自分はハンバーグとミルフィーユハムカツ。

ウムム、めちゃ嬉しい~! 美味しくいただきました~!
食料大臣はお目当てのカニクリームコロッケと、ミンチカツの盛り合わせをオーダー。
満足されたようですww


で、肝心の映画が・・・

めちゃ素晴らしかった~!  

剣と魔法の世界の実写化として最高の出来です!マジで!
そしてゲームのD&Dのファンとしても大満足。
いろいろ語りたいことはあるけど、それはBDを買ってもう一度観てからにしよう!

ゲームを知らない映画大臣も面白かったと言ってます。
それが素晴らしい~!
Posted at 2023/04/26 06:29:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2022年07月18日 イイね!

映画の話

最近自宅で観た映画の話。

「世界で一番しあわせな食堂」(2019年 フィンランド・英・中)

食べることは生きること。

食べ物映画としては「バベットの晩餐」
北欧系の食堂映画としては「かもめ食堂」
料理人の親子の映画としては「シェフ」
が、思い起こされる映画。この3つに匹敵する良い映画でした!



「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年米)

スパイダーマンのホームシリーズ最終作は、これまでのサムライミ版3部作、
アメイジングシリーズ2部作を加えた、スパイダーバース作品でした!

ハリウッドのヒーロー世界も、結局仮面ライダーやウルトラマンの客演と
同じ轍なんです~!



「Dr.パルナサスの鏡」(2009年英米)

ヒース・レジャー遺作とされるファンタジー映画。
ファンタジーは大好きなのだが。。。




「イーグル・ジャンプ」(2017年米英独)

スポ根! 史実がどうあれ、調べるのも楽しい! 

Posted at 2022/08/16 14:28:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2022年06月24日 イイね!

映画の話

シン・ウルトラマンのほかに、最近観た映画の話。

『トップガン マーヴェリック』


前作の「トップガン」にはそんなに思い入れはないんだけれど、

この「Danger Zone」のMV的な映像は良かった!


自分の持ちCDの中には、トップガンのサントラがあった!
やっぱり映画音楽って素晴らしい~!

そんなオープニングで始まったら、あれやこれやで・・・
めちゃカッコいい!

特オタ的には、映像技術の進歩が素晴らしい。
コクピット内を前から俯瞰するような映像は、ほんと臨場感があった。

スターウォーズep4のクライマックスをなぞるようなミッションwww!!
撃墜された後どうすんの?と思ったら、敵国の戦闘機を奪うww
しかも旧式、すなわち前作のメカww これで敵国の最新機と闘うとかww
ストーリーとかは、ま、細かいことは気にせず楽しめました。
ヒット作の続編とはこうあるべき。

特撮映画の素晴らしさを体感できました!


『大河への道』


伊能忠敬を大河ドラマにしようと奮闘する話。原作は立川志の輔の落語。
現代パートと時代劇パートを同じ俳優陣(キャスト)で描くというところが
新しいし、面白かった!

一般的にはウケないだろうな・・と思いつつ、時代劇ファン・伊能忠敬ファン・
地図マニアにはビンゴでした!! 自分も伊能忠敬の大河は観てみたい!

ま、さらにマニアなツッコミをすると、伊能忠敬が最後まで地図を完成させた
わけではない、というのは伊能忠敬ファンにとっては当たり前のことを、
「伊能忠敬を大河に」と願うファンが知らなかったのはどうかと思うぞ。

例えるなら、桂小五郎ファンが「小五郎を大河に」と思いつつ、
小五郎が松下村塾生ではない、ということを知らなかったレベルの話。。。

そんなわけで、歴史ファンってめんどくさww


落語ネタらしく、最後のオチもなるほどww
自分も小五郎を大河ドラマにすべく、頑張るぞ!

Posted at 2022/07/27 03:03:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

プロフィール

「九重阿蘇ドライブ:その1~戸次本町 http://cvw.jp/b/285856/47431004/
何シテル?   12/27 04:47
前々愛車のライオンマークが、ハンドル名の由来です。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

[マツダ MAZDA3 セダンハイブリッド]マツダ 新開発 アクティブエアシャッター (純正) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/23 08:48:31
雪道に強い4WDシステムのランク表 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/03/28 18:03:46
 
マツダとスバルのAWDの違い 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/03/28 17:56:17
 

愛車一覧

マツダ MAZDA3 セダンハイブリッド Platinum 3 (マツダ MAZDA3 セダンハイブリッド)
4WDらしい卓越したグリップ感と駆動力、静かでジェントルな室内が自慢の愛車です。 就職 ...
BMW 2シリーズ クーペ ミドブルー (BMW 2シリーズ クーペ)
卓越したエンジン&ATと、FRらしいハンドリングが自慢の愛車です。2014年4月購入。 ...
プジョー 406 セダン ガオレッド (プジョー 406 セダン)
卓越した乗り心地とハンドリングが自慢の愛車です。 2003年11月購入。 燃費等の走行 ...
ホンダ シビッククーペ くーちゃん (ホンダ シビッククーペ)
初めて買ったクルマです。1993年5月購入。 実際は父が出してくれました。全額返すつもり ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation