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2012年10月24日 イイね!

NFLテレビ観戦の感想~Week6

この週も大波乱だった。
イーグルス、ペイトリオッツがいくつかのミスの末、惜敗。
攻守ともスキがないと思われていた49ersとテキサンズが惨敗。
そして、前半0-24をひっくり返して奇跡の逆転劇を演じたブロンコス。

何が起こるかわからないNFLは、ホント面白い。

この結果全勝はファルコンズのみとなった。

さらに、AFCの勝ち越しチームはレイブンズとテキサンズのみで、どちらも5-1。
他のチームは3-3以下のダンゴ状態だ。そのレイブンズとテキサンズがWeek7で
対戦する。これは楽しみなカードだ。

一方NFCの勝ち越しチームは、ファルコンズ、ジャイアンツ、ベアーズ、バイキングス、
49ers、カージナルズ、シーホークスとなっている。

今季はまさに本命不在の混戦の年、群雄割拠の戦国時代のようになってきた印象だ。


ライオンズ@イーグルス 26-23
4Q残り5分くらいで10点差をつけたときは、後は時間を潰して勝ちと思ったけど、計算どおりの
プレイができるチームなら苦労はしない・・・結局インターセプトから追いつかれて、延長戦、
先攻をとったもののあっさりパントに終わり、サヨナラFGで負けた。

とにかくQBビックのプレイが雑すぎる。投げるときもそうだけど、走るときもボールを胸に抱えず
鷲づかみのまま走ったり、頭から突っ込んでダウンしたりするからファンブルばっかりする。
この癖は以前から全く変わっておらず、コーチ陣の指導にも問題があると思わせる。ライオンズも
去年ほどのパスの冴えは無く、ランも守備も去年と変わらず、プレイオフ進出は厳しいだろう。


ジャイアンツ@49ers 26-3
前半まではまだまだ好ゲームの雰囲気だったが、少しずつ点差が開いていって、パスに頼らざるを
得なくなったところを狙われ、3インターセプトを喫した49ersの惨敗。守備は健闘したと思うが、
インターセプトされたポジションが悪すぎた。特筆すべきは、去年のスーパーボウルでブレイディを
苦しめたジャイアンツの守備ライン。ブレイディ同様のポケットパサーのスミスにはなす術が無かった。
途中モバイル型QBのケイパーニックが何度かプレイしたけど、ジャイアンツの守備ライン攻略には
そちらのほうが有効だったように見えた。ジャイアンツのWeek7の対戦相手はレッドスキンズ。
新人モバイル型QBグリフィンとジャイナンツ守備ラインの対決は注目したい。

気がかりなのが、前半初めのFGを2本失敗したKエイカース。あれが決まっていれば、点差が
広がらず、じっくりランプレイが展開できた可能性があり、このゲームのターニングポイント
だったかもしれない。


ブロンコス@チャージャーズ 35-24
前半終わった時点で0-24。マニング兄のパスをインターセプトしてリターンタッチダウン1つ
を含む3TD+1FGで、チャージャーズの圧勝かと思われた試合だった。しかし、後半最初の攻撃で
TDパスを決めると、守備陣も奮闘、QBリバースから2ファンブル、4インターセプトで計6個の
ターンオーバーを奪い守備陣で2TD、マニング兄も3TDパスを決めるという逆転劇。マニング兄弟
の勝負強さは本物だ。両チームとも次のWeek7はByeになる。ブロンコスは、その後のWeek8
セインツ戦が前半最後のヤマ場となり、ここを乗り切れば地区優勝が見えてくる。
一方のチャージャーズは、Byeの間に立て直せるか。


パッカーズ@テキサンズ 42-24
これも戦前の予想を大きく覆した試合。攻撃ラインの出来が悪いパッカーズと、強力守備陣の
テキサンズでは、パッカーズの分が悪いと思ってたけど、ここまで差をつけての圧勝とは・・・
パッカーズ恐るべし。まず、パッカーズの攻撃ラインは特に改善されたわけではないが、
QBロジャーズのポケットワークがとても良く、襲い掛かるパスラッシュを上手くかわせる
ようになってきたように見える。QBとしての能力がまた一段レベルアップした感じだ。

さらにパッカーズ守備陣のラン対策が功を奏し、テキサンズのエースRBフォスターのランを
17回29yで抑えたのが大きい。テキサンズの攻撃陣はうまくリズムが掴めず、自分たちの試合
をすることができなかった。パッカーズは序盤の苦戦を上手く乗り越え、良いチームになって
きた。テキサンズはこの敗戦のショックからうまく立ち直れるか、Week7の相手はレイブンズ。
この試合は注目したい。


カウボーイズ@レイブンズ 29-31
今週のベストゲーム。激しい攻撃の応酬、点の取り合い、見ごたえのあるゲームだった。
終了直前残り32秒で、2ポイントを決めれば同点のところを外し、オンサイドキックからの
FGにかけるしかない、という劇的なシチュエーション。見事にオンサイドを取り、相手の
パスインターフェアで大きく前進、もう少し進めれば相手陣30y以内というところだったが・・・

カウボーイズは前に厚いレイブンズ守備陣から、被サックを1回に抑え、90y以上走った二人の
RBを含め計227yをランで稼ぎ、パスでも261yと500y近いゲインを達成。これだけ見たら勝ち
ゲームの数字だ。

最後のシーンは、残り20数秒あったのにすぐに次のプレイに移らず、残り6秒で最後のタイム
アウトを取り、51yのFGを外して負けというものであった。この状況でとるべき選択肢は二つしか
なく、すぐにランプレイを始めて進んだところでタイムアウトを取ってFGか、すぐにタイムアウト
を取ってサイドライン際のパスを狙うかだ。残り20数秒あれば、2回はパスが狙える。
すぐに決断できなかったコーチ陣の失態だ。
後はカウボーイズにミスが一つ、ロモの投げミスによるインターセプト1回と、レイブンズに
スーパープレイが一つ、KRジョーンズの108yキックオフリターンタッチダウン。
この3つが好ゲームの勝敗を分けた感じだった。カウボーイズは実力は一級品、後はチーム
としての規律と勝つための意識を高めればいいチームになると思う。レイブンズはケガ人
続出で自慢の守備力がかなり低下していて、今後が危ぶまれる。


ペイトリオッツ@シーホークス 23-24
これも予想外のゲーム。シーホークスの守備陣も新人QBウイルソンもこんなにいいとは思って
なかったが、それでもペイトリオッツにとってはそれほど難しい相手ではなかったはず。

このゲームに限っては、ペイトリオッツの戦術に首をひねらざるを得なかった。Week5までの
まとめに書いたように、今季のペイトリオッツは後半守備の息切れを防ぐために、ランプレイ
を多用してきたはず。この日はひどい悪天候の上、スタジアムはクラウドノイズが反響しやすい
シーホークスのホーム、当然ランを中心とした攻撃を組み立てるべきだった。だが、この日の
ペイトリオッツのパス/ラン比は7割近くで、ブレイディのパスの精度もあまり良くないのに、
頑なにランプレイを拒否しているように見えた。結果ランは87yに留まり、パスも2インターセプト。
明らかに戦術ミスだ。特に前半終了直前残り数秒でのプレイは、7点差でリードしてるにも
関わらず、FGでは無くプレイ続行を選択、あげくにインテンショナル・グラウディングの反則で
時間切れという結果に終わり、この3点を取りそこなったことが大きな敗因だろう。

後半もリードしているのにランをあまり使わず、時間を十分進めることができなかった。
ラン守備の強いシーホークスを警戒しての戦術かも知れないが、それを堂々うち破ってきた
ところが、ペイトリオッツが王者と呼ばれてきた所以のはず。定石・王道どおりのプレイを
進めずして、王者を語るなかれ。今年のペイトリオッツは特に競り合いに弱く、負けた3試合
は18-20、30-31、23-24といずれも2点差内で、こんな弱点を抱えたままでは先行き不安だ。

シーホークスの試合を観るのは初めてだったが、調べてみると得点16.6(31位)、獲得ヤード
294y(30位)で攻撃は最低クラスながら、失点15.1(3位)、喪失ヤード297y(5位)と守備では
超一流。Week7では同地区の49ersとの試合がある。鉄壁同士の熱い守備合戦になること
間違いなしだ。
Posted at 2012/10/27 00:13:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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