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ガオブルーのブログ一覧

2012年12月17日 イイね!

NFLテレビ観戦の感想~Week13

先週はあまり観戦する時間がなく、またもや一週遅れになってしまったが、
良い試合も多くなかなか楽しかった。終盤戦はやはり各チームの士気も高く、
ハイレベルな試合が続く。


セインツ@ファルコンズ 13-23
同地区ライバル対決で、5勝6敗のセインツはもう後がない状態。そして
ファルコンズ今季唯一の敗戦がWeek10のセインツ戦。白熱した試合を期待
したが、点数差以上にファルコンズが圧勝した試合だった。

セインツは今季序盤は守備陣がボロボロ、ようやく良くなってきた頃には
今度は攻撃ラインがスカスカ。まともにチームとして機能したのは、その
Week10のファルコンズ戦のみだったという印象だ。QBブリーズは、この試合
も5サックに加えて5インターセプト。あの神がかり的なロングパスはもう
望めないのか。。。

ファルコンズ守備陣は、とくにパス守備に優れていて、前へのプレッシャーと
レシーバーへのマークをうまく両立させた。しかもプレイごとにうまく
フォーメーションを使いわけている。。課題のランも、パス/ラン比で59/41と
やや増やしてきたし、RBターナーで84y、チームトータルで124yと十分合格点だ。
これで地区優勝は決定、今後はNFC1位シードを目指す戦いになる。残り試合
ではWeek15のジャイアンツ戦が強敵だ。


シーホークス@ベアーズ 17-17 OT:6-0
こちらは期待に違わぬ良い試合だった。勝率ではベアーズのほうが上だが、
ベアーズは攻撃ラインの弱さが弱点で、守備の強いチームと相性が悪いのだ。
試合は激しい守備合戦だったが、前半早い時間にシーホークス陣内10y前後の
位置で4th&2のギャンブルに失敗したのが致命的。守備合戦は予想されたの
だから、確実に3点を取っておくべきだった。それでも試合残り時間24秒で
56yのロングパスを決め、同点FGに結びつけたQBカトラーは良かった。
しかし頼みの守備陣が延長戦で粘れず、80yのドライブの末タッチダウン
されて勝負あり。スタミナ面がベアーズ守備陣の弱点かも知れない。

シーホークスの新人QBウィルソンは、フィールドに立つととても小さく見えるが、
ベアーズ守備陣相手に投げては23/37の62%、293yでレーティング105、走っては
71yの大活躍。プレイオフ入りして欲しい良い選手だ。


バッカニアーズ@ブロンコス 23-31
前半こそ10-7でリードされ苦しんだブロンコスだったが、後半早々タッチダウン
パスを決め、返しの1stプレイをインターセプトリターンタッチダウンを取って
大きく差を広げた。それからさらに得点を重ね、最大18点差のリードを生かして
そのまま逃げ切って、地区優勝を決めた。スロースターターのマニングらしい
ゲーム展開だったが、チームの勢いも終盤戦にきてさらに良くなってきている。
1位・2位シード争いも面白くなりそうだ。

バッカニアーズはそこそこ良いチームであるけれど、これという強力な武器が
見当たらない。この敗戦で6勝6敗。プレイオフ入り争いからは脱落してしまいそうだ。


コルツ@ライオンズ 35-33
これは面白い試合だった。コルツは序盤からやや劣勢、前半で23-14とリードされる。
3Qは一進一退で点差は変わらず。そして4Q半ばにインターセプトを喫してゲーム
オーバーか、と思いきや、守備陣が踏ん張ってフィールドゴールに抑え、12点差に
留める。2タッチダウン差までなら、十分逆転圏内だ。

返しのドライブをなんとかタッチダウンに結びつけたところで、残り2分ちょっと、
タイムアウトは2つ。ここで守備陣がよく粘って、タイムアウトを消費尽くした
ものの、残り1分7秒自陣25yから最後のドライブに挑む。

ライオンズ守備陣の反則にも助けられ、残り17秒敵陣15yまで進む。ここから3回
パスを立て続けに失敗したものの、残り4秒最後のプレイはQBスクランブルから
目の前のWRに渡してエンドゾーンに駆け込んで逆転タッチダウン。まさに映画の
ようなドラマチックな逆転劇だった。

コルツのQBラックは新人らしからぬ落ち着いたプレイを見せた。守備もずっと良く
なっている。今後はランの向上が課題だろうが、ラックにはぜひプレイオフでの
勝負を経験してもらいたい。そのためにも、残るテキサンズとの2試合のうち
1回はなんとしても勝つ必要がある。

ライオンズは、やはりパスは一流だが、それ以外がお粗末だった。終盤もっと
タイムコントロールができていれば、楽に勝てただろう。


ジャイアンツ@レッドスキンズ 16-17
今週のベストゲーム。実力的にはジャイアンツのほうが上だと思ってたが、レッド
スキンズが勝ったほうが東地区の優勝争いが面白くなるし、新人らしい思い切りの
良いプレイが目立つQBグリフィンに注目していたが、見事にやってくれた。
前半はジャイアンツのゲーム。スロースターターのQBマニング弟だが、きっちり
タイムコントロールしながらドライブを重ね、13-10とリードする。惜しむらくは
40y台のFG失敗だ。これを決めていれば後半はもっと余裕を持ってプレイできたろう。

後半は守備陣が奮闘、強力ディフェンスラインを擁するジャイアンツ、一方前半は
控えていたブリッツを多用してきたレッドスキンズの守備合戦も楽しかった。
ジャイアンツ守備陣がファンブルフォースからのターンオーバーを奪ってFGに結び
付けるが、そこからQBグリフィンの反撃がスタート。通常QBが行うフェイントは、
ランフェイクからのパスというプレイアクション、パスフェイクからのランという
ドロープレイの二種類しかないのだが、グリフィンはプレイアクションをするふりして
走るとか、ランフェイクから走るふりしてパスとか、さまざまなフェイントプレイが
可能で、この多彩なプレイを駆使して見事ジャイアンツ守備陣からタッチダウンを奪った。

逆転劇の多いジャイアンツだが、この日はラン攻撃1位のレッドスキンズに見事
タイムコントロールされ、残り4分を消費されてしまった。これで、ジャイアンツ
は7勝5敗、レッドスキンズは6勝6敗。レッドスキンズはこの後、Week14に
レイブンズ戦、Week16・17にイーグルス戦カウボーイズ戦と同地区対決二連戦が
残る。一方ジャイアンツはセインツ戦、ファルコンズ戦、レイブンズ戦、イーグル戦
となかなか強敵揃いだ。やっぱりNFC東地区は面白い。


ペイトリオッツ@ドルフィンズ 23-16
今のペイトリオッツなら圧勝を期待して見たのだけど、同地区のアウェー戦という
不利な条件だったのでそれほどでも無かった。特にQBブレイディは、24/40で成功率
60%、238yで1タッチダウン・1インターセプトでレーティングが75と今季最低の記録。
どうした?ブレイディと心配になってしまった。しかし、今季は頼りになるランと
すっかり改善された守備陣がきっちり仕事をして、危ういところなく試合を支配し、
地区優勝を決めた。先行逃げ切りができる強いペイトリオッツが帰ってきた。
あとはプレイオフでの2位シード以上を決めるためには、Week14のテキサンズ戦、
Week15の49ers戦に勝たねばならない。


スティーラーズ@レイブンズ 23-20
どちらもケガで欠場もしくは復帰明けの選手が多く、戦力ダウンが否めないチームの
対戦。レイブンズのホームでもあり、エースQBを欠いているスティーラーズのほうが
不利だと思っていた。前半は予想通り攻めていたのはレイブンズ。スティーラーズは
最初の攻撃こそFGを決めたが、後はパッとせず、インターセプトからタッチダウンを
奪われるなど、モメンタムは完全にレイブンズのものだった。しかし、鉄壁の異名を
誇るスティーラーズ守備陣が、それ以外の攻撃をFGに抑えてリードを7点止まりに
したところが、この試合の分かれ目だった。

3Qは互いに1タッチダウンずつ。4Qにインターセプトを喫するが、その直後の
攻撃をファンブルフォースしてターンオーバー返し。その後のドライブをタッチダウン
に結び付けてモメンタムを取り返す。その後守備陣がきっちり無得点に抑え、最後の
ドライブをフィールドゴールに結びつけて勝負あり。

スティーラーズは、かつての力強さはなくなったものの、試合巧者らしい粘り強さが
ある。3番手QBバッチも2インターセプトながらベテランらしい試合運びだった。
レイブンズは頼みの守備陣が、ここぞというときに力を発揮できなくなってきた。
まだ地区首位をキープしているものの、終盤戦に暗雲が立ち込めてきた印象だ。


イーグルス@カウボーイズ 33-38
QBビック、RBマッコイ、WRジャクソンの3大エースをケガで欠いたイーグルスを、
今季もう観ることはないと思ってたのだけど、やっぱりファン心理なのか、同地区
対決を観ることにした。控えの新人QBフォールズは有望だし、新人RBブラウンも
観ておきたかった。来季の主力を担う可能性もある。

試合は一進一退の攻防で、非常に見応えがあった。一方が点を取れば、もう一方が
すぐに返す。イーグルスの必死さは良かった。カウボーイズ得意の反則も多かった
ものの、それでも地力はカウボーイズが上、イーグルスがFGに終わった返しのドライブ
で見事タッチダウン、4Q半ばにカウボーイズはこの試合初めてのリードを奪った。

それでも4点差なら十分逆転圏内で、ランとパスを織り交ぜて敵陣に侵入したものの、
RBブラウンの痛恨のファンブルロスト、そのままリターンタッチダウンを奪われて
万事休すとなった。ブラウンは前の試合でも2ファンブルロストで戦犯だったらしい。
素人見でもわかる、ボールを持っている腕を大きく振って走るフォームはファンブル
の危険が大きい。ビックも走ると似たような癖がある。フォームの修正はコーチ陣の
仕事だと思うけど、マッコイのような優秀なRBがそばにいながら、何を見ているの
だろうか。。。

カウボーイズはこれで6勝6敗。プレイオフ戦線にぎりぎり踏みとどまっている。
反則が多く安定した戦いは期待できないが、後半の爆発力は観てて面白い。
この後はベンガルズ、スティーラーズ、セインツ、レッドスキンズとどの試合も
気の抜けない相手ばかり。熱戦が期待できそうだ。
Posted at 2012/12/20 00:03:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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