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ガオブルーのブログ一覧

2013年01月07日 イイね!

プレイオフ入りチームのスタッツ分析

プレイオフをより楽しむために、各チームの特徴を分析する。
NFLファンの一助になれば幸いである。

AFC1位
ブロンコス 13勝3敗
得点30.1(2位)/失点18.1(4位)
QBレート 106
獲得ヤード 4位 Pass283y(5位)/Run115y(16位)
被インターセプト11回(6位)、被サック21回(2位)、ファンブルロスト14回
パス/ラン比 55/45
喪失ヤード  2位 Pass200y(3位)/Run91y(3位)
奪インターセプト16回(13位)、奪サック52回(1位)、ファンブルテイクアウェイ8回

厳しいスケジュールの中、シーズン序盤は苦戦したものの、中盤から終盤にかけて
調子を上げて行き、シーズン終わってみれば攻防揃った理想的なチームに仕上がった。

QBマニング兄の緻密な作戦とパス、それをサポートする層の厚いWR・RB陣が攻撃の中心。
パス/ラン比55/45は理想のバランスだ。エースRBマゲイヒーをケガで欠いたものの、
それが大きなマイナスにもなっていない。
守備は、奪サック数がリーグ1位は凄い。守備ラインが強く、ランにもパスにも対応
できている。スペシャルチームも標準以上。特にPのコルキットは70y近くの飛距離を
出す。AFCでは最もSBに近いチームと言えるのではないか。


AFC2位
ペイトリオッツ 12勝4敗
得点34.8(1位)/失点20.7(9位)
QBレート 99
獲得ヤード 1位 Pass291y(4位)/Run137y(7位)
被インターセプト9回(4位)、被サック27回(5位)、ファンブルロスト7回
パス/ラン比 55/45
喪失ヤード 25位 Pass271y(29位)/Run102y(9位)
奪インターセプト20回(5位)、奪サック36回(19位)、ファンブルテイクアウェイ21回

マニング兄のライバルQBブレイディ率いる常勝軍団。ブレイディも全盛期は過ぎては
いるものの、トップクラスのQBであることは間違いない。今年はランの比重を増やして
守備陣やブレイディの負担を軽減することに成功している。常勝軍団を作りあげて
おきながら、チームのスタイルを変更することをためらわないコーチ陣も凄い。
凡人は自らの成功体験から抜け出せないものだ。

攻撃力は間違いなくNo.1。TEのグロンコウスキーとヘルナンデスを欠いても攻撃力が
下がらない層の厚さもこのチームの特徴。守備陣も良くなってきて、特に後ろを守る
CBやSが良く、ビッグプレイを期待できる。
ずばり、AFC決勝戦はブロンコス対ペイトリオッツと予想する。


AFC3位
テキサンズ 12勝4敗
得点26.0(8位)/失点20.7(10位)
QBレート 91
獲得ヤード 7位 Pass239y(11位)/Run133y(8位)
被インターセプト13回(10位)、被サック28回(7位)、ファンブルロスト4回
パス/ラン比 52/48
喪失ヤード 7位 Pass226y(16位)/Run98y(7位)
奪インターセプト15回(14位)、奪サック43回(5位)、ファンブルテイクアウェイ14回

開幕から連勝を重ねていたが、Week14,16,17に敗戦と終盤に急失速。やや勢いが薄れてきた
ものの、攻防ともに一級品のバランス型チームで、実力は十分。2年連続地区優勝を達成した。

攻撃はややラン寄りで、不動のエースRBフォスターは今年も1400y越え。控えRBのテイトと
フォーセットが脇を固める。QBショウブは冷静なポケットパサー。昨季はケガでプレイオフ
には出場できなかった雪辱を晴らせるか。守備は去年ほど良くないものの、一試合当たりの
失点20点代は十分に1級品の証。プレイオフ1回戦は、最終戦と同じくベンガルズと対戦。
リベンジを誓うテキサンズ、壮絶な守備合戦になると予想する。


AFC4位
レイブンズ 10勝6敗
得点24.9(10位)/失点21.5(12位)
QBレート 88
獲得ヤード 16位 Pass234y(15位)/Run119y(11位)
被インターセプト11回(6位)、被サック38回(20位)、ファンブルロスト5回
パス/ラン比 56/44
喪失ヤード 17位 Pass228y(17位)/Run123y(20位)
奪インターセプト13回(19位)、奪サック37回(15位)、ファンブルテイクアウェイ12回

5年連続プレイオフ入りで、常勝軍団になりつつあるものの、テキサンズ同様序盤は
白星を重ねて後で、Week13,14,15,17に敗戦と終盤に急失速。自慢の守備陣もやや
ほころびが目立つようになってしまった。

攻撃・守備ともに去年よりは見劣りしてしまう。去年より良いのは新人Kタッカーくらいか。
昨季ははAFC決勝まで勝ち進み、ペイトリオッツをあわやというところまで追い詰めたが、
今年はそこまで進むのも難しいだろう。


AFC5位
コルツ 11勝5敗
得点22.3(18位)/失点24.2(21位)
QBレート 77
獲得ヤード 10位 Pass258y(7位)/Run104y(22位)
被インターセプト18回(26位)、被サック41回(23位)、ファンブルロスト9回
パス/ラン比 59/41
喪失ヤード 26位 Pass237y(21位)/Run138y(29位)
奪インターセプト12回(22位)、奪サック32回(22位)、ファンブルテイクアウェイ3回

去年のミラクルチームが新人QBティーボウ率いるブロンコスなら、今年のミラクルチームが
QBラック率いるコルツ。スタッツだけ見れば、プレイオフ入りしたチームとは思えない。
それでも、昨季2勝からの大躍進は大したものだ。去年のブロンコスはラン頼みだったが、
対照的にコルツはラックのパス頼み。プレイオフ1回戦はレイブンズと対戦。
終盤、ラックが投げれば奇跡が起こるかもしれない。


AFC6位
ベンガルズ 10勝6敗
得点24.4(12位)/失点20.0(8位)
QBレート 87
獲得ヤード 22位 Pass224y(17位)/Run109y(18位)
被インターセプト16回(20位)、被サック46回(26位)、ファンブルロスト10回
パス/ラン比 56/44
喪失ヤード 6位 Pass213y(7位)/Run107y(12位)
奪インターセプト14回(16位)、奪サック51回(2位)、ファンブルテイクアウェイ16回

混戦のAFC北地区でワイルドカードに滑り込んだのはベンガルズ。2年目QBダルトンに
とっても2年連続プレイオフ入りは大きな自信につながるだろう。

チームのスタイルは守備型。強力な守備ラインが奪ったサック数は今季リーグNo.2。
優れたQBが多いAFCプレイオフで、どこまでプレッシャーをかけられるかが勝負の
分かれ目だ。プレイオフ1回戦は最終週で打ち破ったテキサンズ。今度は相手の
ホームでの戦いになる。ほぼ互角の勝負と予想するが、果たしてどうなるか。



NFC1位
ファルコンズ 13勝3敗
得点26.2(7位)/失点18.7(5位)
QBレート 99
獲得ヤード 8位 Pass282y(6位)/Run87y(29位)
被インターセプト14回(12位)、被サック28回(7位)、ファンブルロスト4回
パス/ラン比 62/38
喪失ヤード 24位 Pass232y(23位)/Run123y(21位)
奪インターセプト20回(5位)、奪サック29回(27位)、ファンブルテイクアウェイ11回

AFC1位のブロンコスとは対照的に、開幕9連勝の後4勝3敗とやや調子を落としている。
最終週のバッカニアーズ戦は、戦力の温存という意図もあっただろうが、Week14の
パンサーズ戦の敗戦は予想外だ。昨季は投・走・守とバランスのとれたチームだったが、
今季は、パス一辺倒になっているのも気がかりだ。

5年目QBライアンのレーティング99は、自己ベスト。同期ライバルのフラッコよりも
QBとしては上だろう。エースRBターナーも良いRBで、今季は800yどまりなのは
もったいないくらいだ。守備は後ろに強いタイプ。特にCBサミュエル、Sムーアと
デクーのトリオは、計15回のインターセプトを誇る。


NFC2位
49ers 11勝4敗1分け
得点24.8(11位)/失点17.1(2位)
QBレート 98(ケイパーニック)、104(スミス)
獲得ヤード 11位 Pass206y(23位)/Run156y(4位)
被インターセプト8回(1位)、被サック41回(23位)、ファンブルロスト8回
パス/ラン比 47/53
喪失ヤード 3位 Pass200y(4位)/Run94y(4位)
奪インターセプト14回(16位)、奪サック38回(11位)、ファンブルテイクアウェイ11回

シーズン中はスキが無いと思っていたが、終わってみればバイキングス、ジャイアンツ、
ラムズ、シーホークスと下位のチームに負けていて、やや安定性に不安が残る。
そのうちバイキングスとシーホークスがプレイオフ入りしており、リベンジを果たしたい
ところだろう。

固い守備と多彩な攻撃の両方を備えたチームで、特にモバイル型のQBケイパーニックが
素晴らしい。開幕からエースを務めたがシーズン途中で替えられたQBスミスの内心は
如何なるものか。


NFC3位
パッカーズ 11勝5敗
得点27.11(5位)/失点21.0(11位)
QBレート 108
獲得ヤード 13位 Pass253y(9位)/Run106y(20位)
被インターセプト8回(1位)、被サック51回(30位)、ファンブルロスト8回
パス/ラン比 56/44
喪失ヤード 11位 Pass218y(11位)/Run119y(17位)
奪インターセプト18回(8位)、奪サック47回(4位)、ファンブルテイクアウェイ5回

シーズン序盤は黒星が先行したものの、調子を上げていって見事に地区優勝を果たした。
実力的にもNFCトップクラスだと思う。

QBロジャーズのレーティング108は、マニング兄を抜いて今季トップ。攻撃ラインが
弱く被サック51回にも関わらず、この成績は大したものだ。被インターセプト8回は
1位タイ。しかし同じ8回でも49ersとレッドスキンズはラン主体のチーム。1投当たり
の被インターセプト率では、郡を抜いて1位だ。ただし被サック数30位は攻撃ラインの
弱さを物語る。守備は良くなっている。前にも後ろにも強い守備だが、前ではLB
マシューズ(8サック)、後ろでは新人CBヘイワード(6INT)が良い。

プレイオフ1回戦では、同地区のバイキングスと対戦する。最終週で敗れたリベンジを
果たしたいところだろう。実力でパッカーズ、勢いでバイキングスだろうが、6-4で
パッカーズ有利と予想する。


NFC4位
レッドスキンズ 10勝6敗
得点27.2(4位)/失点24.2(22位)
QBレート 102
獲得ヤード 5位 Pass214y(20位)/Run169y(1位)
被インターセプト8回(1位)、被サック35回(14位)、ファンブルロスト14回
パス/ラン比 46/54
喪失ヤード 28位 Pass282y(30位)/Run96y(5位)
奪インターセプト21回(3位)、奪サック32回(22位)、ファンブルテイクアウェイ12回

混戦のNFC東地区を勝ち抜いたのはレッドスキンズ。スタッツを見ても納得の数字だ。
新人QBグリフィンは、このブログでも何度か言及したように、今一番観て楽しいQB。
QBドローやオプションなど、多彩な攻撃で攻め立てる。守備が課題と思ってたが、
ラン守備5位は大したものだ。パス守備も奪インターセプト数が光る。

プレイオフ1回戦はシーホークス戦。新人QB同士の対決となる。守備の質でシーホークス
有利と見るが、得意のラン守備で地上戦を止められればレッドスキンズにも勝機はある。


NFC5位 
シーホークス 11勝5敗
得点25.8(9位)/失点15.3(1位)
QBレート 100
獲得ヤード 17位 Pass189y(27位)/Run161y(3位)
被インターセプト10回(5位)、被サック33回(12位)、ファンブルロスト8回
パス/ラン比 43/57
喪失ヤード 4位 Pass203y(6位)/Run103y(10位)
奪インターセプト18回(8位)、奪サック37回(15位)、ファンブルテイクアウェイ13回

そのシーホークスも新人QBウィルソン率いるチームで、リーグNo.1守備を誇る。
攻撃はラン主体ではあるものの、ウィルソンのパスも正確かつ堅実で攻撃のリズム
を崩さない。昨季のQBスミス率いる49ersのようなチームと言えるだろう。

シリーズ終盤から5連勝中と波に乗っているし、Week16で49ersを破っているのも
大きい。問題は試合場との相性。ホームで全勝、アウェイで3勝5敗は極端すぎる。
プレイオフではバイキングスに当たらない限り、全戦アウェイだ。


NFC6位
バイキングス 10勝5敗
得点23.7(14位)/失点21.8(15位)
QBレート 81
獲得ヤード 20位 Pass172y(32位)/Run165y(2位)
被インターセプト12回(8位)、被サック31回(11位)、ファンブルロスト11回
パス/ラン比 50/50
喪失ヤード 16位 Pass244y(24位)/Run106y(11位)
奪インターセプト10回(27位)、奪サック43回(5位)、ファンブルテイクアウェイ12回

NFC最後のワイルドカード枠を勝ち取ったのはバイキングス。今季2000y越えを
果たしたRBピーターソンが攻撃の中心だ。QBは2年目ポンダー。昨季は移籍してきた
マクナブに替わって先発、経験を積んだ。ただ、数字の上では他の11人より見劣り
してしまう。守備は前に厚いタイプ。ラン守備と奪サック数の数字が光る。

プレイオフ1回戦は、パス攻撃中心のパッカーズが相手。前に厚い守備でプレッシャー
を掛け、ピーターソンのラン攻撃でタイムコントロールに徹するのが最善の戦略だろう。
Posted at 2013/01/07 21:21:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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