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2013年01月17日 イイね!

プレイオフ2回戦の感想~NFC

パッカーズ@49ers 31-45

壮絶な点の取り合いになったゲームだった。序盤こそパッカーズ優勢だったが、
2Qに入ってから49ersの攻撃陣の勢いが凄まじく、前半21-24とリードを奪う。
後半も49ersのドライブは全く止まらず、毎回得点を重ね最大3タッチダウン差
を生かして、タイムコントロールに徹して逃げ切った。

49ersが有利という予想は当たったが、総合力では49ers、攻撃力だけで言えば
パッカーズという試合内容の予想は大きくハズレ、QBケイパーニックの能力を
生かした多彩な攻撃で、攻撃力だけで言っても49ersのほうが上回ってた印象だ。
何度もロングゲインを出した49ersの攻撃には、ただただ驚くばかりだった。

パッカーズのQBロジャースの内容は、26/39で67%、257y、1INTでレーティング92と
悪くはなかったが、無双というほどの活躍はできず、守備陣が45点も取られては
流石に及ばなかった。ボール保持時間で22分と38分と、ほぼ倍の差をつけられて
しまったのも大きいだろう。しかし49ersの守備陣も合格とは言えない。わずか
22分の攻撃で31得点を挙げられ、得意の奪サックも1回のみに終わっている。
心配していたKエイカースは交代させられることなく、FGを1回危なげなく決めた。

パッカーズは、今季攻撃ラインが良くなかったものの、QBロジャースが一段と
成長して連続プレイオフ入りを決めた。間違いなくAFC常連強豪チームと言える
だろう。来季も大いに期待できるチームだ。



シーホークス@ファルコンズ 28-30

この週のベストゲーム。そして試合内容も驚愕の逆転劇、その後の逆転、さらに
逆転あるか?という最後まで目を離せない展開だった。前半は完全にファルコンズ
ペース。1回インターセプトは喫したものの、相手のファンブルロストに助けられ
大きなダメージは無く、それ以外は毎回得点を重ねた。シーホークスは、そのファン
ブルに加え、敵陣奥での4thダウンギャンブル失敗など稚拙な攻めで、前半終わって
0-20と大きく差をつけられた。

3Qは互いに1TDずつ得点。4Qに入ってからシーホークス攻撃陣が爆発。ロング
ゲインを連続して、3つのタッチダウンを重ね、残り時間31秒で28-27と逆転に
成功。奇跡の逆転勝利かと思われた。しかしその返しのドライブで、わずか2プレイ
で敵陣31yまで進み、逆転のFGに成功。何てドラマチックな試合だと思ったが、
時間が8秒残っていた・・・その直後ファルコンズは何故か中途半端な、オンサイド
キックか?と思うようなキックオフを披露、もう少しでFG圏内というポジションで
シーホークスの攻撃が始まってしまう。幸い1回目のプレイはパス失敗、2回目の
ヘールメリーをインターセプトし、ゲーム終了となったものの、下手したら再度
逆転を喫することになったかもしれない。

この終盤、コーチ陣にも、まだプレイオフ慣れしてないと思わせるようなミスが
あった。ファルコンズは、FG圏内にボールが進んですぐにタイムアウトを取ったが、
これは残り3秒まで進めてからにすべきだった。あらかじめ、こうなったらこう
対応する、というシュミレーションができてない証拠だ。その後のキックオフも
普通に奥に蹴り込んだほうが良く、キッカーの失敗というより、コーチ陣の決断が
悪いと思う。

シーホークスのコーチ陣も、FG前に嫌がらせタイムアウトを決行したが、キックが
決まっても数秒残るので、その時のためにタイムアウトを残しておくべきだった。
嫌がらせタイムアウトは、結局キッカーを練習させることになるし、そもそも
相手Kブライアントは12年目のベテラン。そんなことに動じる可能性は低い。
試合の先の先の展開まで読んで手を打つようなコーチ陣でないと、プレイオフを
勝ち進めるのは難しい。

互角と見た試合だったが、わずかの差でファルコンズがプレイオフ初勝利。2つの
インターセプトはあったものの、今季最小失点でNo.1守備のシーホークス相手に、
要所要所でロングパスを決めるという、QB・レシーバー陣が素晴らしい働きを
見せたのが勝因と言えよう。シーホークスは新人QBでここまで勝ち上がるという
快挙だ。来季も49ersとの激しい地区優勝争いを演じてくれるだろう。


これでNFC決勝は、49ers@ファルコンズというシード1位2位対決になった。
実力・実績とも決勝戦に相応しい、納得の組み合わせだ。

攻撃の多彩さでは49ersだが、爆発力ではファルコンズと見る。どちらも下位チーム
に苦戦・敗戦することもあり、安定性が課題な点は共通だ。49ersはランも強く、
序盤にリードを奪えば、その長所が大きく生きることだろう。逆にファルコンズ
守備は奪インターセプト能力が高く、49ersがパスプレイに頼らざるを得なくなると、
その長所が生きる。つまり、序盤にリードを奪ったほうが、大きく有利になるという
展開が予想される。実力的には、全くの互角、どちらが勝ってもおかしくない。
名勝負の予感がする。
Posted at 2013/01/17 22:44:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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